JPH03185049A - ポリフェニレンエーテル樹脂及びポリエステル樹脂の相溶化組成物 - Google Patents

ポリフェニレンエーテル樹脂及びポリエステル樹脂の相溶化組成物

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JPH03185049A
JPH03185049A JP2288633A JP28863390A JPH03185049A JP H03185049 A JPH03185049 A JP H03185049A JP 2288633 A JP2288633 A JP 2288633A JP 28863390 A JP28863390 A JP 28863390A JP H03185049 A JPH03185049 A JP H03185049A
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John B Yates Iii
ジョン・ビンニー・ヤテス,サード
Gregory Robert Chambers
グレゴリー・ロバート・チャンバース
Gary Francis Smith
ゲーリー・フランシス・スミス
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General Electric Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はポリフェニレンエーテル樹脂及びポリエステル
樹脂の相容化された配合物を形成するための相溶化剤と
して利用し得るポリカーボネートポリエステル共重合体
に関するものである。本発明の特徴とする共重合体の好
ましい実施態様においては、共重合体のポリカーボネー
ト成分がビスフェノール−Aポリカーボネートからなり
モしてJI=ffi合体のポリエステル成分がポリ(1
,4−ブチレンテレフタレート)からなるものである。
従来の技術 ポリカーボネート−ポリエステル共重合体は当該技術に
おいて既知である。
たとえば、Foxらの米国特許箱4. 367、 31
7号及び同第4.507.442号明細書には、高分子
量ビスフェノール−Aポリカーボネート重合体又は低分
子量ビスフェノール−Aポリカーボネート重合体及び高
分子量ジ第1級ジアルコールポリエステル重合体の溶融
混合物の相互反応によって製造された共重合体が記載さ
れている。好ましいポリエステル樹脂はポリエチレンテ
レフタレートである。
Foxらの米国特許箱4,358,568号明細書には
、ビスフェノール−A−イソフタレート−テレフタレー
トポリアリ−レート又はビスフェノール−A−イソフタ
レート−テレフタレートカーボネートポリアリ−レート
のようなポリアリ−レート及び高分子量ジ第1級ジアル
コールポリエステル重合体の溶融混合物の相互反応によ
って製造された共重合体が記載されている。
Foxらの米国特許箱4.510.289号明細書には
、ポリカーボネート及び共ポリエステルカーボネート又
はポリアリ−レートのような熱可塑性縮合重合体の配合
物が記載されかつか\る配合物は種々の比率のこれら成
分の混合物の形で相溶性でありかつ改善された性質を有
することが教示されている。
Foxらの米国特許箱4,511,693号明細書には
、ポリカーボネート及び熱可塑性付加重合体の配合物が
記載されている。こ\で使用されている付加重合体はへ
テロ基を含む反復基から誘導される111位からなる。
Foxらの米国特許箱4,461,877号明細書には
混合により1li−のガラス転移温度(Tg)をもつ組
成物を与えるポリカーボネ一ト及びポリ(エチレンテレ
フタレート)樹脂を含有する熱可塑性樹脂組成物が記載
されている。
Tyrcllの米国特許第4.560,722号明細書
には、ジー及びポリ−エステル樹脂及びポリカーボネー
ト樹脂を含み、ホウ酸で安定化された熱可塑性樹脂組成
物が記載されている。
0kaa+uraらの米国特許第3.218.372号
明細書には、ポリカーボネート及びポリアルキレンテレ
フタレート、たとえばポリ(ビスフェノール−Aカーボ
ネート)及びポリ(エチレンテレフタレート)を含有し
てなる成形用組成物が記載され、それによれば、二種の
重合体は窒素雰囲気下で溶融混合される。これらの組成
物は成形用に使用されるが、これらは窒素雰囲気下で、
たとえば290℃でlitに一諸に溶融されるのみであ
り、これらが共重合体であるとは記載されておらず、単
に“均一な混合物1であることのみが記載されている。
5chadoらの米国特許第3,299,172号及び
同第3.413,379号明細書には、ジアリルアリ−
レート、ポリ(アルキレンアリ−レート)及び随意にジ
アリールカーボネートをエステル交換及び重縮合触媒の
存在下で反応させることによって線状熱可塑性混合ポリ
エステルを製造する方法が記載されている。これらの方
法によって製造される物質は“混合ポリエステル°であ
ることが記載されており、反応混合物中にジアリールカ
ーボネートが含まれる場合には独立したモノアリールカ
ーボネート結合が形成されているかもしれないが、これ
らの物質はポリ(アリールカーボネート)単位を含む共
重合体ではない。
Morclerらの英国特許第1,569.296号明
細書には、芳香族ポリエステル及び芳香族ポリカーボネ
ートを溶融状態で混合すると重合体の速やかな崩壊を導
く反応を誘発するが、その場合酸性安定化添加剤を添加
すると、有用な生成物を得ることができること、ただし
その場合ポリエステル及びポリカーボネートは単に“部
分的に共重合される”に過ぎないことが記載されている
。安定化用添加剤はそれ以上の反応を抑止する作用を果
すものであり、したがって触媒ではない。前記英国特許
第1,569.2915号明細書に例示される添加剤の
すべては酸性であり、たとえば燐化合物又はカルボン酸
である。さらに、か〜る組成物は3種類のガラス転移温
度、すなわちそれぞれの単独重合体についてのガラス転
移温度及び共重合体についてのガラス転移温度、をもつ
であろう。
最終製品の物理的性質及び外観ならびに耐環境性から判
断して、か\る組成物は特にFoxらの特許明細書に記
載される111−のガラス転移温度のみをもつ組成物と
比較して欠陥のあるものである。か〜る組成物はまた時
間の経過とともに黄変する傾向がある。
1986年12月30ロ付で出願された米国特許出願S
N、947,660号明細書には、ポリ(アルキレンア
リ−レート)のような高分子量ポリエステル重合体及び
高分子ユポリカーボネート又はポリエステルカーボネー
トの溶融混合物を触媒の存在下で相互反応させることに
よって製造される共重合体が記載されている。これらの
共重合体はポリエステル単独重合体を実質的に含有しな
いこと及びアリ−レート結合対二価フェノールアリ−レ
ート結合の比が20=1よりも実質的に低くないことを
特徴とするものである。
ポリフェニレンエーテル樹脂及びポリエステル樹脂は通
常互いに非相溶性であり、したがって相溶化剤を使用す
る等の方法によって相溶化された場合に限ってa効な配
合物を形成し得ることもすでに知られている。か\る相
溶化剤はゴム変性耐衝撃性ポリスチレン及びポリカーボ
ネートを包含する。さらに、これらの配合物に補強用及
び/又は難燃化用添加剤を添加することができる。
たとえば、Abollnsらの米国特許第4.013゜
613号明細書には0、ポリフェニレンエーテル樹脂及
びポリエステル樹脂の混合物を含有する熱可塑性樹脂組
成物が記載されている。か〜る熱可塑性樹脂組成物の範
囲内には、ポリフェニレンエーテル樹脂及びポリエステ
ル樹脂の混合物に強化有効量の補強用充填剤を配合して
なる組成物が包含される。Abollnsらの発明の範
囲内に包含される組合さって三成分からなる熱可塑性組
成物は冷却する際離層又は分離しないもの、及び低下し
た全膜内な物理的性質、耐薬品性、巨視的外蜆等をもつ
という理由で構造材として有用な組成物を形成するに不
都合を生じないものである。
Be1tsらの欧州特許出願公開(EP−A)第013
3641号公報には、ポリエステル樹脂及びポリフェニ
レンエーテル樹脂、有機ホスフェート及び安定な臭素化
物質の組合せからなる難燃化剤の混合物を含有してなる
難燃化熱可塑性樹脂組成物が記載されている。
Leeの米国特許第4.123.410号明細書には、
ポリフェニレンエーテル、可塑化剤及び加熱歪み温度及
び延性を実質的に低下することなしに組成物の溶融粘度
を低減するに足る息のポリエステルの混合物を含有して
なる熱可塑性樹脂組成物が記載されている。ポリエステ
ルの好ましい割合は2〜5重量%である。
また、Leeらの米国特許第4,206,154号明細
書には、ポリフェニレンエーテル樹脂、スチレン樹脂、
ハロゲン化芳香族難燃化剤、フェロセン及び1〜15重
量%の脂肪酸末端基をもつ飽和ポリエステルを含有して
なる自消性熱可塑性成形用組成物が記載されている。
さらに、1986年7月29日付米国特許出願SN、8
91.497号明細書には、高い衝撃強さ及び耐溶剤性
をもち高度の相溶性をもつ重合体配合物が記載されてい
る。これらの配合物は少なくとも一種のポリフェニレン
エーテル又はそれと少なくとも一種のポリスチレンとの
配合物、少なくとも一種のポリ(アルキレンジカルボキ
シレート)、ポリフェニレンエーテルと相溶性の少なく
とも一種のエラストマー状耐衝撃性改良剤及び芳香族ポ
リカーボネート単位を実質的割合で含む少なくとも一種
の重合体を含有してなるものである。
線状ポリエステルの典型的な例はポリ(アルキレンジカ
ルボキシレート)特にポリ(アルキレンテレフタレート
〉である。
1987年2J14日付の米国特許出願SN、010.
867号明細書には、きわめて相溶性でありかつ高い耐
溶剤性及び望ましい引張特性をもつが、衝撃強さを第一
に要求されるものでない用途に対して特に有用である同
様な重合体配合物が記載されている。最後に、5ell
erらの米国特許第4゜672.086号明細書には、
線状芳香族ポリエステル樹脂、ポリフェニレンエーテル
樹脂、ホスフェート含有化合物及び充填剤を含有してな
る自消性熱可塑性ポリエステル成形用材料が記載されて
いる。該組成物は随意成分として芳香族ポリカーボネー
トを含有し得る。
発明の要旨 本発明に従えば、つぎの成分: (a)ポリフェニレンエーテル樹脂; (b)ポリエステル樹脂;及び (c)成分(a)及び(b)を相溶化するに足る量のポ
リカーボネート−ポリエステル共重合体からなる成分(
a)及び(b)の相溶化剤:の混合物を含んでなる熱可
塑性樹脂組成物が提供される。
本発明の好ましい実施態様においては、ポリカーボネー
ト−ポリエステル共重合体は成分(a)及び(b)の合
計100ffiQ%に基づいて少なくとも2重量%、好
ましくは少なくとも約5重量%、より好ましくは約5〜
約25重量%の割合で存在する。さらに、該ポリカーボ
ネート−ポリエステル共重合体のポリカーボネート成分
は成分(a)及び(b)の合計100重量%に基づいて
少なくとも1重量%、好ましくは少なくとも約3重量%
、より好ましくは約3〜約20重量%の割合で存在する
ことが好ましい。
組成物中の成分の組成を変えることによって十分に広範
囲の性質を得ることができる。
さらに、他の性質を改良する成分を有効量で含有させる
ことによって、本発明の組成物の望ましい一層の改善を
達成することができる。
発明の詳細な開示 本発明は耐衝撃性アロイとしての性質を示す配合物を包
含する改善された性質をもつ配合物を形成するために、
ポリカーボネート/ポリエステル共重合体をポリフェニ
レンエーテル樹脂及びポリエステル樹脂の樹脂配合物を
相溶化するに有効な相溶化剤として使用し得ることを見
出した点に基づくものである。
ポリフェニレンエーテル樹脂成分は好ましくは式: (式中、Q、Q’、Q’及びQlはそれぞれ独立的に水
素、ハロゲン、炭化水素基、へ〇炭化水素基、炭化水素
オキシ基及びハロ炭化水素オキシ基からなる群から選ん
だ原子又は基であり;nはill瓜体+1を位の合計数
であって少なくとも約20、好ましくは少なくとも50
の整数である〉の単位をもつIlt独重合体又は共重合
体である。
一般に、ポリフェニレンエーテル樹脂は一価単環フエノ
ールを鉛金属触媒の存在下に酸素と反応させることによ
って製造される該フェノールの自己縮合生成物であり、
その際生成樹脂の分子量は反応時間によって制御される
、すなわち反応時間が長いほど反復単位の平均数は大と
なる。か〜る製造のための特定の方法は当業者に既知の
ものであり、たとえばA11an 1la)’の米国特
許第3,306.874号及び同第3.306.875
号明細書及びGefu 5taa+ato「f’の米国
特許第3.257゜357号及び同第3,257.35
8号明細書を包含する多数の特許文献に記載されている
か\る方法によって製造し得る上記一般式で表わされる
重合体の典型的な例はつぎのらのを包含する。
ポリ(2,6−ジラウリル−1,4−フェニレン)エー
テル: ポリ(2,6−ジフェニル−1,4−フェニレン)エー
テル: ポリ(2,6−シメトキシー1.4−フェニレン)エー
テル; ポリ(2,6−ジェトキシ−1,4−フエニレン)エー
テル; ポリ(2−メトキシ−6−ニトキシー1,4−フェニレ
ン)エーテル; ポリ(2−エチル−6−スチアリルオキシー1゜4−フ
ェニレン)エーテル; ポリ(2,6−ジクロル−1,4−フェニレン)エーテ
ル; ポリ(2−メチル−6−フェニル−1,4−フェニレン
)エーテル; ポリ(2,6−ジペンジルー1,4−フェニレン)エー
テル; ポリ(2−エトキシ−1,4−フェニレン)エーテル; ポリ(2−クロル−1,4−フェニレン)エーテル: ポリ(2,6−ジプロムー1,4−フェニレン)エーテ
ル:等。
上記の式に対応する他のポリフェニレンエーテルの例は
上記引用したIIay及びStamatorf’の米国
特許明細書中に記載されている。
ポリフェニレンエーテルの共重合体、たとえば2.6−
シメチルフエノールと他のフェノール、たとえば2,3
.6−)リメチルフェノール又は2−メチル−6−ブチ
ルフェノール等との共重合体も本発明で使用し得るポリ
フェニレンエーテル樹脂に包含される。好ましい共重合
体の一例はポリ(2,6−ジメチル−共−2,3,6−
ドリメチルー1.4−フェニレン)エーテルである。
本発明の目的のために特に好ましいポリフェニレンエー
テルの−4はエーテル型酸素原子に対してオルトの二つ
の位置にアルキル置換基をもつもの、すなわち上記式中
、Q及びQ′がアルキル基、もっとも好ましくは1〜4
個の炭素原子をもつアルキル基、であるもの、を包含す
る。この群の典型的な例はつぎのちのを包含する。
ポリ(2,6−シメチルー1,4−フェニレン)エーテ
ル; ポリ(2,6−ジエチル−1,4−フエニレン)エーテ
ル; ポリ(2−メチル−6−ニチルー1,4−)工ニレン)
エーテル: ポリ(2−メチル−6−ブロビルー1.4−フェニレン
)エーテル; ポリ(2,6−ジプロビルー1,4−フェニレン)エー
テル; ポリ(2−エチル−6−ブロビルー1.4−フェニレン
)エーテル;等。
本発明の目的のためにもっとも好ましいポリフェニレン
エーテル樹脂はポリ(2,6−シメチルー1.4−フェ
ニレン)エーテルである。
本発明の組成物に有用なポリフェニレンエーテル樹脂は
たとえばA11an flayの米国特許第3,306
.874号及び同第3,306,875号明細書及びG
clu Stamatof’l’の米国特許第3.25
7゜357号及び同第3,257,358号明細書に記
載される方法を包含する既知の方法によって製造するこ
とができる。
こ\で使用するに適当なポリエステルは好ましくは約2
〜約10個の炭素原子を含む脂肪族、脂肪族エーテル又
は脂環族ジオール又はそれらの混合物及び一種又はそれ
以上の芳香族又は脂環族ジカルボン酸から誘導される。
好ましいポリエステルは脂肪族ジオール及び芳香族ジカ
ルボン酸から誘導されるつぎの一般式: (式中、nは2〜10の整数、好ましくは2〜4の整数
である)の反復単位をもつものである。もっとも好まし
いポリエステルはポリ(エチレンテレフタレート)及び
ポリ(ブチレンテレフタレート)である。
全組成物に基づいて0. 5〜50重量%の割合の追加
量のポリオール及び/又は酸をもつ上記ポリエステルも
本発明において使用し得る。か\る酸は2〜20個の炭
素原子数をもつ脂肪族又は脂環族酸であり得る。同様に
、グリコールは上記酸と同じ範囲の炭素原子数をもつ脂
環族又は脂肪族ジオールであり得る。アルキレン部分が
2〜10個の炭素原子を有するものでありかつ全グリコ
ール部分の分子量が100〜10.000の範囲である
ポリアルキレンエーテルグリコールも同様に使用し得る
。すべてのか\るポリエステルはたとえば米国特許第2
.465,319号及び同第3゜047.539号明細
書に記載される方法に従って製造することができる。
脂環族ジオール及び芳香族ジカルボン酸から誘導される
ポリエステルも本発明において使mするに有用である。
これらのポリエステルはたとえばシス−又はトランス−
異性体く又はそれらの混合物〉、たとえば1,4−シク
ロヘキサンジメタツールのか〜る異性体と芳香族ジカル
ボン酸とを縮合させて次式: %式% (式中、シクロヘキサン環はそのシス−及びトランス−
異性体から選んだものであり、Rは6〜20個の炭素原
子を含むアリール又は脂環族基を表わしかつそれは芳香
族ジカルボン酸又は脂環族ジカルボン酸から誘導される
脱カルボキシル残基である)の反復単位をもつポリエス
テルを形成することによって製造される。
脱カルボキシル残基Rによって表わされる芳香族ジカル
ボン酸の例はイソフタル酸又はテレフタル酸、1,2−
ジ(p−カルボキシフェニル)エタン、4.4’ −ジ
カルボキシジフェニルエーテル等及びそれらの混合物で
ある。融合環を含む酸、たとえば1.4−又は1.5−
ナフタリンジカルボン酸も使用し得る。シクロヘキサン
ジカルボン酸のような脂環族ジカルボン酸も使用し得る
。好ましいジカルボン酸はテレフタル酸又はテレフタル
酸とイソフタル酸との混合物である。
別の好ましいポリエステルは1,4−シクロヘキサンジ
メタツールのシス−又はトランス異性体(又はそれらの
混合物)とイソフタル酸及びテレフタル酸の混合物との
反応によって誘導され得る。
か\るポリエステルは式: の反復il1位をもつであろう。
さらに別の好ましいポリエステルはシクロヘキサンジメ
タツール、アルキレングリコール及び芳香族ジカルボン
酸から誘導される共ポリエステルである。これらの共ポ
リエステルはたとえば1゜4−シクロヘキサンジメタツ
ールのシス−又はトランス−異性体(又はそれらの混合
物)及びアルキレングリコールと芳香族ジカルボン酸と
を縮合させて次式: (式中、シクロヘキサン環はそのシス−及びトランス−
異性体から選んだものであり、Rは前記の意義を有し、
nは2〜10の整数であり、X単位は約1〜約99重量
%を構成し、そしてy flt位は約99〜約1重量%
を構成する)の111位をもつ共ポリエステルを形成す
ることによって製造される。
か\る好ましい共ポリエステルは1.4−シクロヘキサ
ンジメタツールのシス−又はトランス−異性体(又はそ
れらの混合物)及びエチレングリコールとテレフタル酸
とを80:20:100のモル比で反応させることによ
って誘導し得る。これらの」(ポリエステルは次式: (式中、X及びyは前記定義したとおりである)の反復
単位をもつ。
こ\に述べたポリエステルは商業的に入手し得るもので
あるか又は米国特許節2. 801. 466号明細書
に記載される方法を包含する当該技術において既知の方
法によって製造することができる。
本発明の実施に使用されるポリエステルは通常60:4
0比のワエノール対テトラクロルエタンの混合物又は同
様の溶剤中で23″〜30℃で測定して約0.4〜約2
.0dl/gの固有粘度をもつであろう。
本発明において使用される好ましいポリエチレンアリ−
レートはフェノール60重量部及びテトラクロルエタン
40重量部の溶剤混合物中で25℃で測定して少なくと
も約0.5dt/g又はそれ以上の固有粘度(1,V、
)をもつ高分子量のポリエチレンテレフタレートである
。この特定の溶剤混合物はポリエチレンアリ−レートそ
れ自体の又はそれとポリカーボネートとの非相溶性配合
物の固゛a粘度をM1定するために必要である。同様に
少なくとも約0.5dl/gのI、V、をもつポリ(1
,4−ブチレンテレフタレート)及びポリ(1,4−シ
クロヘキサンジメタツールテレフタレート)も好ましい
ものである。
のポリカーボネート成分 ポリカーボネート及びポリエステル−カーボネートはい
ずれも本発明におけるポリカーボネート/ポリエステル
共重合体のポリカーボネート成分として有用でありかつ
すべてが芳香族系であることが好ましい。これらは当業
者によって容易に製造し得るものであるか又は種々の商
業的供給源から人手し得るものである。これらは二価フ
ェノールとホスゲン、ハロホルメート又はカーボネート
エステルのようなカーボネート前駆体とを反応させるか
、又はそれらとアリ−レート前駆体、たとえばイソフタ
ル酸及び/又はテレフタル酸のエステル、遊離酸又は酸
ハライドとを反応させることによって製造することがで
きる。典型的には、これらは式: −4−〇−A−0−C−←−又は OOO (式中、Aは重合体形成反応に使用される二価フェノー
ルの二価芳香族基でありモしてBは二官能性芳香族酸又
はその誘導体の二価芳香族基である)の構造qt位をも
つであろう。好ましくは、芳香族カーボネート又は芳香
族アリ−レート/カーボネート重合体は0.30〜1.
0dl/gの範囲の固有粘度(塩化メチレン中で25℃
で測定して)を有する。用語″二価フェノール”はそれ
ぞれが芳香族核の炭素原子に結合された2個のヒドロキ
シ基を含む単核又は多核芳香族化合物を意味する。
典型的な二価フェノールは2.2−ビス−(4ヒドロキ
シフエニル)プロパン;2,2−ビス−(3,5−ジメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、4.4’ 
−ジヒドロキシジフェニルエーテル;ビス(2−ヒドロ
キシフェニル)メタン、それらの混合物等を包含する。
好ましい芳香族カーボネート重合体は2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン(すなわちビスフェノ
ール−A)から誘導されるqt独重重合体ある。好まし
い芳香族アリ−レート/カーボネート重合体は2゜2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノ
ール−A)、イソフタル酸及びテレフタル酸の混合物及
びホスゲン又はホスゲン前駆体から誘導される。
高分子量ポリ(ビスフェノール−Aカーボネート)又は
ポリ(ビスフェノール−Aイソ−テレフタレートカーボ
ネート)としてはクロロホルム中で25℃で測定して少
なくとも約0. 45dl/gの固有粘度(1,V、 
)をもつものを使用することが好ましい。
(d)耐衝撃性改良剤 ポリフェニレンエーテル樹脂及びポリエステル樹脂を相
溶化させ又は両者間の相溶性を改善するために、ポリカ
ーボネート/ポリエステル共重合体とともに、場合によ
ってはゴム変性耐衝撃性改良剤を使用することができる
。これらのゴム変性耐衝撃性改良剤は熱可塑性樹脂組成
物の耐衝撃性を改善するために慣用的に使用されている
エラストマー系重合体及び井重合体の任意のものであり
得る。典型的には、耐衝撃性改良剤はエラストマー状A
−B−AIブロック共重合体(ただし、末端ブロックA
及びA1は同一でも異なってもよく、一般にビニル芳香
族化合物、たとえばスチレン、α−メチルスチレン、ビ
ニルトルエン、ビニルキシレン、ビニルナフタリン等か
ら誘導されるものであり、そして中央ブロックBは一般
に共役ジエン、たとえばブタジェン、イソプレン、1.
3−ペンタジェン、2.3−ジメチルブタジェン等から
誘導されるものである)の巾から選ばれ得る。
これらはたとえばナトリウム又はリチウム金属又はその
有機誘導体を使用するオルガノ金属開始剤による重合法
によって製造することができる。
ジエン単量体は、KcnnedyらによってInter
scienco Publishers、Vol、23
.Part n (1969) 、第553〜559頁
に記載されるごとく、単官能性又は二官能性開始剤を用
いて重合することができる。その他の製造法はたとえば
こ\に参考文献として引用するZcllnsklの米国
特許第3.251゜905号明細書及びl1oldcn
らの米国特許第3,231.635号明細書に記載され
ている。
A−B−AIブロック共重合体中の重合体111位の相
対的比率は広範囲に変動し得る。中央ブロックBは両末
端ブロックの合計分子鑓よりも大きい分子量をもつこと
が好ましい。一般に、各末端ブロックのそれぞれの分子
量は約2,000〜約100、oooの範囲であり、中
央ブロックの分子量は約65,000〜約1,000,
000の範囲であるだろう。
か\るブロック共重合体の例はシェル・ケミカッbit
のPolymer Divisionから商業的に入手
し得るクレイトン(Kraton) D樹脂、たとえば
に−1101、に−1102及びに−1107を包含す
る。
水素添加されたA−B−AI ブロック共重合体も使用
することができかつこれらも周知のものである。一般に
、これらは末端ブロックA及びAIが同一でも異なって
もよくかつ水素添加前はビニル芳香族炭化水素、特に芳
香族分子部分が単環又は多環のいずれでもよいビニル芳
香族炭化水素から誘導された単独重合体又は共重合体か
らなるA−B−AI型のブロック共重合体である。か\
るビニル芳香族炭化水素単量体の例はスチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルキシレン、エチルビニルキシレン
、ビニルナフタリン等である。中央ブロックBは常に共
役ジエン、たとえばブタジェン、イソプレン、1,3−
ペンタジェン等から誘導されるであろう。中央ブロック
Bはポリブタジェン又はポリイソプレンからなるであろ
う。
水素添加A−B−A’ブロック共重合体の製造はこ\に
参考文献として引用するJonesの米国特許第3,4
31,323号明細書に記載されている。
か〜る水素添加A−B−A’ブロック共重合体の例はシ
ェル・ケミカル社のPo1yscr Division
から商業的に入手し得るクレイトン(Kraton) 
G樹脂、たとえばG−1650、G−1651及びG−
1652、を包含する。
ゴム変性アルケニル芳香族樹脂、たとえばゴム変性耐衝
撃性ポリスチレンも同様に適当である。
本発明の組成物のために適当なアルケニル芳香族樹脂の
例はポリスチレン、ポリ−p−メチルスチレン、ポリ−
α−メチルスチレン、スチレン/α−メチルスチレン、
スチレン/アクリロニトリル、スチレン/メチルアクリ
レート、スチレン/ブチルアクリレート、スチレン/メ
チルメタクリレート、スチレン/ブタジェン、スチレン
/無水マレイン酸及びスチレン/アクリロニトリル/ブ
タジェン共重合体、エチルビニルベンゼン及びジビニル
ベンゼンの共重合体及びアクリル樹脂で変性されたスチ
レン/ブタジェン重合体である。スチレン単独重合体及
び上記の共重合体の混合物も有用である。
上記アルケニル芳香族樹脂用のゴム変性剤はエラストマ
ー状重合体である。原則として、か\る耐衝撃性スチレ
ン重合体は2〜20重量%のエラストマー状重合体を含
有する。好ましいエラストマー状重合体は0℃より低い
、特に好ましくは一20℃よりも低いガラス転移温度を
有する。適当なエラストマー状重合体は天然ゴム、ポリ
ブタジェン、ポリイソプレン、ブタジェン及び/又はイ
ソプレンとスチレン、02〜C8アルキルアクリレート
又はアクリロニトリルとの共重合体、C2〜C8アルキ
ルアクリレートの重合体、ポリイソブチレン及びエチレ
ン、プロピレン及びジエンからなるエラストマー状共重
合体である。
本発明の組成物において耐衝撃性改良剤として、いわゆ
るコアーシェル型共重合体もまた適当である。一般に、
か〜る共重合体は重合体状(架橋又は非架橋の)コアと
その上にグラフト化されたコアとは別種の重合体状(架
橋又は非架橋の)シェルとからなる。か〜るコアーシェ
ル型共重合体の形態は当業者には周知のものである。
有用なコアーシェル型共重合体の例としてはブチルアク
リレートのような架橋アクリレートゴムコアをもつもの
があげられる。この架橋コアを包囲して架橋スチレン系
樹脂、好ましくはスチレン樹脂のシェル状構造体が配置
されており、このシエル型構造体は架橋コアを包囲しか
つこれに相互貫入するものである。か\るコアーシェル
共重合体は1987年4 Jl 280付米国特許出願
SN。
043.289号明細書に詳細に記載されている。
耐衝撃性改良剤として適するさらに別の適当なコアーシ
ェル共重合体は米国特許第3,944゜631号、同第
4,681,915号、同第4゜684.696号、同
第3.655,826号、同第3,793,402号、
同第3.808.180号及び同第3.985,703
号明細書に記載されている。
本発明の組成物において種々の成分の割合は臨界的では
なく、ポリカーボネート及びポリエステルの共重合体を
形成するためにはこれら両成分をすべての割合で配合す
ることができ、また該共重合体もポリフェニレンエーテ
ル樹脂及びポリエステル樹脂に対してすべての割合で配
合して相溶化されたアロイを形成することができる。そ
の他の成分、たとえば難燃化剤、安定化剤及びゴム変性
耐衝撃性改良剤、も有効量で添加することができる。
本発明の組成物はエンジニアリング熱可預性樹脂の成形
のために既知の任意の方法、特に押出成形及び財出成形
法によって有用な製品に形成することができる。本発明
の組成物はまた補強剤、難燃化剤、顔料、染料、安定化
剤、離型剤、耐衝撃性改良剤等のような添加剤を有効量
で含有するように調製することができる。補強剤として
は、典型的には、ガラス繊維、アスベスト、珪灰石等、
特に好ましくはガラス繊維を1〜40重息%又はそれ以
上、好ましくは5〜30重量%、の割合で使用すること
ができる。耐衝撃性改良剤は一般にアクリレート共重合
体及びアリ−レート共重合体それ自体又はコアーシェル
型グラフト」(重合体の形態からなる。エチレン/エチ
ルアクリレート、メチルメタクリレート/ブチルアクリ
レートが典型的な耐衝撃性改良剤であり、一般に組成物
中の共重合体100重量部当り2.5〜25重量部、よ
り通常は5〜10重量部の割合で使用される。
ポリカーボネート−ポリエステル共重合体は好ましくは
ポリフェニレンエーテル樹脂及びポリエステル樹脂の合
計100重量%当り約6〜約19重量%の割合で存在す
ることが好ましい。またポリカーボネート−ポリエステ
ル共重合体のポリカーボネート成分はポリフェニレンエ
ーテル樹脂及びポリエステル樹脂の合計100fflf
n%に基づいて約4〜約17重澁%の割合でイi在する
ことか好ましい。
ゴム変性耐衝撃性改良剤はポリフェニレンエーテル樹脂
及びポリエステル樹脂の合計100重量%に基づいて約
5〜約50重量%の割合で存在し?:4る。好ましくは
、耐衝撃性改良剤はポリフェニレンエーテル樹脂及びポ
リエステル樹脂の合計100重臆%に基づいて約25重
量%未満の割合で存在する。耐衝撃性改良剤はポリフェ
ニレンエーテル樹脂及びポリエステル樹脂の合計100
重量%に基づいて約20重ユ%の割合で存在することが
特に好ましい。
本発明の組成物において、ポリフェニレンエーテル樹脂
は広範囲の割合で、すなわちポリフェニレンエーテル樹
脂(a)及びポリエステル樹脂(b)の合計100重量
%に基づいて10〜90重量%、好ましくは30〜70
重量%の割合で存在し得る。
ポリエステル樹脂もまた広範囲の割合で、すなわちボリ
フェニレンエ・−チル樹脂(a)及びポリエステル樹脂
(b)の合計100重量96に基づいて10〜90重量
%、好ましくは30〜80重量%の割合で存で1ミし得
る。
本発明の組成物の製逍は通常該組成物の成分を均質配合
物の形成に適する条件下で単に配合することによって達
成される。か\る条件はしばしば伸出法を包含し、か\
る伸出法はスクリュー型又は類似の押出機中で、組成物
に実質的な剪断力を適用し、それによって組成物の粒度
を低減するという方法で好都合に達成され得る。伸出温
度は一般に約100〜325℃の範囲である。
本発明の一実施態様においては、組成物の成分の導入用
の少なくとも二つの導入孔をもち、その一方が他方より
も下流に位置するように配置された−軸スクリユー押出
機が使用される。ポリフェニレンエーテル樹脂を単独で
又はアルケニル芳香族樹脂と組合せて第一の導入孔を通
じて押出機に導入しそして好ましくは約300〜350
℃の範囲の温度で抑出す。押出機のこの導入孔は吸引孔
であることが好ましい。
残余の成分は下流の導入孔を通じて導入しそして抑出し
を好ましくは重合体の崩壊を最低限に抑えるようにより
低温で継続する。この段階における典型的な押出温度は
約260〜320℃の範囲である。
つぎに本発明を実施例によって説明するが、これらの吏
施例は本発明をさらに具体的に例証するためのものであ
って、同等本発明をこれらに限定することを意図するも
のではない。
好ましい実施態様の開示 ポリカーボネート(“PC”)及びポリ (1゜4−ブ
チレンテレフタレート)(PBT″)の90%PC;1
0%PBT又は70%PC:30%PBTの比率の」(
重合体を使用してポリ(2゜6−シメチルー1.4−フ
ェニレン)エーテル樹脂(“PPE”)及びPBT樹脂
の配合物を相溶化させた(第1表参照)。第1表に示さ
れるごとく、試料のうちの数種はゴム変性ポリスチレン
であるクレイトン(Kraton) G −1651を
含有している。相溶化剤を使用しない又はPBTをPC
と共存させない比較用の試料A、B及びCも試験した。
PPE及びゴム変性ポリスチレンをプラスチック製バッ
グ中で混転した後、ウニルナ−・プライプラー(Wer
ncr−Prlelderor )型の30市二軸スク
リユ一押出機中でコンパウンド処理した。スクリューの
回転速度を320〜350 rpmに保持しかつ溶融温
度を約550〜600下の範囲とした。
この溶融物に約20インチl1gの真空を適用した。
残余の成分、すなわちPBT及びPC−PBT共重合体
をこの真空適用から下流に添加し、その際温度は約52
0〜570下の範囲であった。
ペレット化した伸出体を約100℃で1〜3時間乾燥し
た後、4オンスのニューバリー(Newbur) 射出成形機を用いて試験片に射出成形した。
成形機のバレル温度は525’Fに保持した。
温度は150〜1 70″Fの範囲であった。
金型 第 表 PPE/PBTアロイ中のPC/PBT共重合体(割合
は重量部である) 試料 PPE  PINT 304B 3046 3048 3045 3042 304G 4304[i 30413 304G PCPC/Pr3T #1 ” 0 0 0 0 0 13.6(12,2) (15(4,5) 0 10(9,0) 0 0 PC/PI37 $2 ” 10.6(7,4) 5(3,5) 11(7,7) K−レキサン(Lcxan)ML4735−111PC
/PBI″lll−90%PC: to%PBTノし重
合体PC/PBTII2−70%PC:30X PBT
共重合体x O内の数値は7I在するにの割合を表わす
相溶化剤として種々の量のPC又はP C/P BT共
重合体を含有する得られたPPE/PBTアロイの性質
を第2表に示す。
第2表に列記した性質はPC/ポリエステル共重合体が
、耐衝撃性改良剤の存在又は不存在において、共重合体
中のPC対ポリエステルの種々の比において、PPE樹
脂及びPBT樹脂の相溶化のためにPCと同様に有効で
あることを示している。PC/ポリエステル共重合体は
、該共重合体を含有する試料(試料1〜6)の物理的性
質がPCで相溶化されたPPE/PBT樹脂(試料B及
びC)の物理的性質と同等であるという理由で、PPE
樹脂及びPBT樹脂を相溶化したと判定し得る。さらに
、これらの相溶化されたPPE/ポリエステルアロイの
物理的性質は相溶化されていないPPE/ポリエステル
樹脂(比較試料A)の性質よりも顕著+i優れており、
この点からもPC/ポリエステル共重合体の相溶化剤と
しての効力が実証される。
本発明の組成物はそれ自体で又は袖強されかつ耐衝撃性
改良剤を添加された形で成形することができる。
上記した詳細な説明に基づいて、本発明の多数の変形は
当業者には明らかであろう。たとえば、ポリエステルと
してポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)を使用す
る代りに、ポリ(シクロヘキサンジメタツールテレフタ
レート)のような他の化合物を使用することができる。
さらに、慣用の添加剤、たとえば難燃化剤、クレー、雲
母、顔料及び着色剤はいずれも成形材料用の熱可塑性重
合体に対して慣用的な割合で添加することができる。す
べてのかかる変形は特許請求の範囲に記載された本発明
の技術思想の範囲内である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、つぎの成分: (a)ポリフェニレンエーテル樹脂; (b)ポリエステル樹脂;及び (c)成分(a)及び(b)を相溶化する に足る量のポリカーボネート−ポリエステル共重合体か
    らなる成分(a)及び(b)の相溶化剤;の混合物を含
    んでなる熱可塑性樹脂組成物。 2、成分(a)及び(b)を主割合で含有し、成分(c
    )を少割合で含有してなる請求項1記載の組成物。 3、ポリカーボネート−ポリエステル共重合体を成分(
    a)及び(b)の合計100重量%に基づいて約5〜約
    25重量%の割合で含有する請求項1記載の組成物。 4、ポリカーボネート−ポリエステル共重合体のポリカ
    ーボネート成分の割合が成分(a)及び(b)の合計1
    00重量%に基づいて約3〜約20重量%の範囲である
    請求項1記載の組成物。 5、さらに成分(d)としてゴム変性耐衝撃性改良剤を
    含有する請求項1記載の組成物。 6、ゴム変性耐衝撃性改良剤を成分(a)及び(b)の
    合計100重量%に基づいて約5〜約50重量%の割合
    で含有する請求項5記載の組成物。 7、ゴム変性耐衝撃性改良剤を成分(a)及び(b)の
    合計100重量%に基づいて25重量%未満の量で含有
    する請求項5記載の組成物。 8、ゴム変性耐衝撃性改良剤を成分(a)及び(b)の
    合計100重量%に基づいて約21重量%の量で含有す
    る請求項5記載の組成物。 9、ポリフェニレンエーテル樹脂を成分(a)及び(b
    )の合計100重量%に基づいて10〜90重量%の範
    囲の量で含有する請求項1記載の組成物。 10、ポリフェニレンエーテル樹脂を成分(a)及び(
    b)の合計100重量%に基づいて約30〜約70重量
    %の範囲の量で含有する請求項1記載の組成物。 11、成分(b)を成分(a)及び(b)の合計100
    重量%に基づいて10〜90重量%の範囲の量で含有す
    る請求項1記載の組成物。 12、成分(b)を成分(a)及び(b)の合計100
    重量%に基づいて30〜80重量%の範囲の量で含有す
    る請求項1記載の組成物。 13、共重合体のポリカーボネート成分がビスフェノー
    ル−Aポリカーボネートである請求項1記載の組成物。 14、共重合体のポリエステル成分がポリ(1,4−ブ
    チレンテレフタレート)である請求項1記載の組成物。 15、成分(b)がポリ(1,4−ブチレンテレフタレ
    ート)である請求項1記載の組成物。 16、つぎの工程、すなわち (a)ポリカーボネート成分及びポリエス テル成分を共重合してポリカーボネート−ポリエステル
    共重合体を形成し;そして (b)該共重合体をポリフェニレンエーテ ル樹脂及びポリエステル樹脂と混合してポリフェニレン
    エーテル樹脂/ポリエステル樹脂の相容化された配合物
    を形成する;工程からなるポリフェニレンエーテル樹脂
    及びポリエステル樹脂の相容化法。 17、共重合体のポリエステル成分がポリ(1,4−ブ
    チレンテレフタレート)である請求項16記載の相容化
    法。 18、共重合体のポリカーボネート成分がビスフェノー
    ル−Aポリカーボネートである請求項16記載の相容化
    法。
JP2288633A 1989-11-08 1990-10-29 ポリフェニレンエーテル樹脂及びポリエステル樹脂の相溶化組成物 Pending JPH03185049A (ja)

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