JPS6349833B2 - - Google Patents

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JPS6349833B2
JPS6349833B2 JP18408182A JP18408182A JPS6349833B2 JP S6349833 B2 JPS6349833 B2 JP S6349833B2 JP 18408182 A JP18408182 A JP 18408182A JP 18408182 A JP18408182 A JP 18408182A JP S6349833 B2 JPS6349833 B2 JP S6349833B2
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Japan
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printer
printing
time
motor
print
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JP18408182A
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Toshitaka Ato
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Amano Corp
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Publication date
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Publication of JPS6349833B2 publication Critical patent/JPS6349833B2/ja
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタイムカードの挿入に基づく印字指令
によつて該当する時間帯の印字欄に所要の印字を
行なうタイムレコーダに関し、特にプリンタ移動
用モータの停止時のブレーキスリツプ量に応じて
プリンタの修正移動を行なつた後に印字を行なう
タイムレコーダ用印字位置制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種タイムレコーダの印字位置制御
は、プリンタを常時ホームポジシヨンに位置させ
るか、或は、印字時にホームポジシヨンの通過を
検知してからメモリの設定データに基づいてプリ
ンタを現在時刻に対応する印字欄位置に移動し、
就業データを印字する方式が採用されていた。し
かしながら、この方式の場合プリンタを印字欄迄
移動するのに時間が掛り、また、タイムカードの
印字欄幅の違うカードを使用する場合に、これに
対応するメモリのプログラムも変更しなくてはな
らなかつた。更に、印字位置を正確にするためパ
ルスをカウントすることによつてプリンタの印字
開始位置制御を行なつているため、プリンタ移動
用モータとして高価なステツピングモータ、パル
スモータ或は同期モータ等の走査型モータを使用
しなければならなかつた。
そこで本出願人は、先の特願昭57−70789号に
見られる様に、タイムカード印字欄区切位置に対
応させて複数枚の検出板を可動調節自在に取付
け、この検出板をプリンタと共に移動する検知器
で検知カウントすることにより、そのカウント値
によつて印字欄の位置を判定し、現在時刻の時間
帯に相対する印字欄位置からプリンタを印字作動
せしめる構造(常にプリンタはホームポジシヨン
に位置している。)の印字位置制御装置を開発し
て、上述した印字欄幅の変更に伴うメモリプログ
ラムの変更とか、高価な走査型モータを使用しな
ければならないと云つた問題点の解消に成功し
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
所が、上述した構成の印字位置制御装置の場合
は、プリンタを常時ホームポジシヨンに位置させ
ている関係で、プリンタを印字欄位置迄移動する
のに時間が掛り、タイムカードを差し込んでから
印字を終えるまでの印字インターバルが長く成つ
て、甚だ不評であつた。
また、上記のプリンタを常時印字欄の直前停止
位置に待機させておくことにより、印字指令によ
つて該当印字欄に即印字させ、印字インターバル
を最少にすることも考えられたが、しかし、上述
した走査型モータに代えて使用可能になつた通常
の直流型モータは、停止時にブレーキスリツプを
起し易く、待機位置に移動させた場合の停止位置
に誤差(オーバーラン)が生じて、次の印字時に
プリンタが該当印字欄内に正確に印字できなくな
る問題があつた。
従つて本発明の技術的課題は、プリンタを常時
印字欄の直前停止位置に待機させることによつ
て、印字インターバルを最少にしたタイムレコー
ダに於いて、印字を常に該当印字欄の中に誤差な
く行なえる様にすることによつて、プリンタ用の
モータとして通常の直流型モータを使用可能にす
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本発明で高
じた手段は以下の如くである。
(1) プリンタを常時印字欄の直前停止位置に待機
させることによつて、印字インターバルを最少
に構成したタイムレコーダにおいて、前記直前
停止位置より少し手前に検出板によつて停止位
置を設定すること。
(2) 上記のタイムレコーダには、前記プリンタを
移動させるモータのブレーキスリツプによる停
止位置の誤差を検出する停止位置誤差検出手段
を設けること。
(3) 同じくタイムレコーダに、上記誤差検出手段
が検出した誤差検出値をメモリに記憶する誤差
検出値記憶手段を設けること。
(4) 同じくタイムレコーダには、次の印字指令を
受けた時に前記のメモリより前記の誤差検出値
を呼出し、且つ、この呼出した誤差検出値に応
じて前記のモータを制御してプリンタを該当印
字欄位置に修正移動し、印字処理後は再び前記
モータを制御してプリンタを前記指定された印
字欄の直前位置に移動待機せしめるプリンタ移
動用モータ制御手段を設けること。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
前記(1)の要素は、プリンタが印字欄の直前停
止位置に移動されて停止待機する時に、プリン
タは検出板によつて上記直前停止位置より少し
手前に停止し、モータのブレーキスリツプによ
るオーバーランを防止可能とする。
上記(2)の要素は、上記検出板によつて設定し
た停止位置をモータのブレーキスリツプによつ
てプリンタがオーバーランすると、そのオーバ
ーランした停止位置の誤差を停止位置誤差検出
手段が検出可能とする。
上記(3)の要素は、上記停止位置誤差検出手段
が検出した誤差検出値を、次の印字指令を受け
る迄の間、誤差検出値記憶手段がメモリに記憶
可能とする。
上記(4)の要素は、次の印字指令を受けた時
に、前記のメモリより前記の誤差検出値を呼出
し、この呼出した誤差検出値から残りの移動量
を算出すると共に、モータを制御してこの算出
された移動量だけプリンタを修正移動すること
により、プリンタを印字欄の直前停止位置に必
ず位置させることができるため、印字を印字欄
の中に正しく行なうことができ、従つて、プリ
ンタ移動用モータとして、ブレーキスリツプを
起し易い直流型モータの使用を可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によつて上
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
〔実施例〕
以下に、この発明の好適な一実施例を添附図面
に従つて詳細に説明する。
第1図は、この発明に係わる装置を備えたタイ
ムレコーダの外観を示す斜視図である。同図に示
す如く、タイムレコーダ1の本体上面には、タイ
ムカードを挿入するためのカードポケツト2、各
種の設定データの入力操作あるいはシフト勤務の
指示操作等に使用されるキーボード3が設けられ
ており、また、本体上部正面には後述する印字モ
ードの切替等に利用されるキー差し込み式切替ス
イツチ4、データ入力操作の際に入力されるデー
タの表示あるいは時刻表示等に使用されるデジタ
ル式表示部5および各勤務者が各自のシフトを指
定した場合に、そのいずれのシフトが指定された
かを表示するためのシフト表示ランプ6が設けら
れている。
次に第2図及び第3図A,Bと共に本発明に係
る第1図に示されるタイムレコーダ1に内蔵され
た印字位置制御機構について説明する。これらの
図面において、7はプリンタ移動用台8に架装さ
れた、例えばワイヤインパクト方式のドツトプリ
ンタ、9はこのプリンタ移動用台8を移動自在に
案内するガイドレールである。前記プリンタ移動
用台8の下端部には、例えば1組の発光・受光素
子等からなる印字欄区切り検知器10が設けられ
プリンタ7の移動と共に移動する。11は取付杆
12に移動自在に設けられた複数個の検出板で、
前記検知器10が移動して該当する検出板11を
通過すると光の遮断が行われ、移動位置が検知さ
れる。また、Mはプリンタ7を架装したプリンタ
移動用台8を移動するための通常の直流型モータ
である。このモータMの出力はギヤ13を介して
回転軸14に伝達され、回転軸14の回動により
この回転軸14の周面に凹設した案内溝14aに
係止された前記プリンタ移動用台8と一体の案内
片8aを介してプリンタ移動用台8が移動するよ
うに構成されている。15はモータMの出力軸に
装着したタイミング円盤、16はこのタイミング
円盤15の回転数をパルスとして検出するパルス
カウンタで、例えば1パルスのプリンタ移動距離
は0.31/mmである。17はカードガイド、18は
図示されないタイムカードが挿入される前記カー
ドポケツト2と一体の挿入口である。
次に、本発明の電気的構成を第4図によつて説
明する。
このタイムレコーダは、所謂マイクロコンピユ
ータを中心に構成されるもので、30は中央演算
処理部(以下、CPUと称する)であり、ABはア
ドレスバス、DBはデータバス、CBはコントロー
ルバス、INTは割込信号ラインである。CPU3
0に対し、プログラムメモリ31、ワーキングメ
モリ32、設定テーブルメモリ33、時計回路3
5、第1のインターフエイス回路37および第2
のインターフエイス回路41が接続されている。
第1のインターフエイス回路37にはカード検
出器22、カードコード読取器24およびカード
段位置検出器26が接続されていると共に第3図
に示されるパルスカウンタ16の出力27が供給
される。また、この第1のインターフエイス回路
37には、第2図に示される各検出板11通過時
の印字欄区切り検知器10の出力が入力される。
また、第1のインターフエイス回路37には、第
2図、第3図では図示省略したカード送りモータ
20、プリンタヘツド原点検出器36、前述した
プリンタ移動用モータMおよび印字マグネツト3
8が接続されており、第2のインターフエイス回
路41にはキー入力装置40および表示装置42
が接続されている。プログラムメモリ31は読出
専用のメモリで、CPU30の動作を規定するシ
ステムプログラムが格納されている。ワーキング
メモリ32は読み書き両メモリRAMで、CPU3
0の動作に必要な各種データの一時記憶エリアと
して用いられる。設定テーブルメモリ33も
RAMであり後述するキー入力装置40等からの
外部キー入力等により所望のデータや登録のエリ
アとして使用される。また時計回路35は時間処
理の基準信号(クロツク信号)を発生する発振器
およびカウンタ等から構成される。
カード検出器22、カードコード読取器24、
カード段位置検出器26およびプリンタヘツドが
原点位置に戻つたことを検出する検出器36の各
検出信号は、第1のインターフエイス37を介し
てCPU30の監視の下でマイクロコンピユータ
に入力されるようになつているとともに、上述し
たカード送りモータ20とドツトプリンタ17の
ヘツドをカードの横幅方向に移動させるモータM
と、プリンタ7のヘツドワイヤを駆動する印字マ
グネツト38の制御信号が、第1のインタフエイ
ス回路37を介してCPU30の監視の下で出力
されるようになつている。
また、前述したように適宜なキー入力部40が
第2のインターフエイス回路41を介してCPU
30に接続されており、このキー入力部40より
設定テーブルメモリ33に、所望のデータを設定
したり、外出勤務の登録を行なつたりする等、
CPU30の動作モード切替や、任意のデータを
CPU30に入力することができる。また、第2
のインターフエイス回路41を介して、CPU3
0に接続された表示装置42は、前述した表示部
5に時刻(月、日、時、分)を表示するためのセ
グメント表示等による表示ランプや、その動作モ
ードを表示するランプ等を含んでいる。
プログラムメモリ31には第5図に示すような
印字プログラムが設定記憶されている。すなわ
ち、各設定項目の内容に対してそれぞれアドレス
およびこのアドレスに対応したデータである設定
数値が格納されている。第5図のプログラムデー
タにおいて、「1欄移動時刻」から「6欄移動時
刻」は例えば次のように規定されている。
エリアA1には「1欄移動時刻」が格納されて
おり、この「1欄移動時刻」は、タイムカードの
「定時出勤欄」に対応し、「0200」番地のアドレス
には、設定データとして「1時00分」が設定され
ている。エリアA2には「2欄移動時刻」が格納
されており、この「2欄移動時刻」は、「遅刻欄」
に対応し、「0210」番地のアドレスには、設定デ
ータとして「9時00分」が設定されている。
同様にしてエリアA3〜A6にも「3欄移動時
刻」から「6欄移動時刻」が格納されており、こ
れらの「3欄移動時刻」から「6欄移動時刻」も
第5図に示すように設定されており、「3欄移動
時刻」は「早退欄」に対応し、「4欄移動時刻」
は「定時退社欄」に、「5欄移動時刻」は「残業
欄」、「6欄移動時刻」は「深夜残業欄」に対応し
ている。
次に、第6図、第7図のフローチヤートによつ
て、本発明のタイムレコーダの印字動作を説明す
る。これらのフローチヤートは、メモリ31に格
納されたCPU30の動作を規定するシステムプ
ログラムの構成の一部を表わしている。
まず、時計回路35からの1分パルスが割込み
信号ラインINTを介してCPU30に割込み指令
として与えられると、第6図に示す割込処理が実
行される。この割込処理の最初のステツプS1で
は、時計データを更新する。すなわち、ワーキン
グメモリ32中の時計レジスタに格納されていた
月、日、時、分の前回の登録データを1分だけ更
新する。次のステツプS2では、上記時計レジス
タの現時刻データ(月、日、時、分)とワーキン
グメモリ32中の処理現況データレジスタに格納
された各勤務区分別のデータとを対照して、前記
現時刻データに応じて処理現況データレジスタの
内容を更新して割込処理を終了する。
割込処理が終了すると第7図の通常処理ルーチ
ンに復帰する。第7図に示す通常処理の最初のス
テツプS3では、上記ワーキングメモリ32内の
時計レジスタの現時刻データを表示装置42に供
給して表示部5に表示する。
タイムカードがカードポケツト2に挿入された
か否かの判別を行う前に、ステツプS14の如く印
字欄位置のサーチを行う。次に、この欄位置サー
チ動作を第8図のフローチヤートを参照して説明
する。
まずCPU30は、設定テーブルメモリ33に
格納された欄位置設定データと時計回路35から
の時計信号に基づいて所定の演算を行ない、ステ
ツプS21に示すように欄移動時刻をサーチする。
この欄位置移動時刻のサーチを遂行すると、ステ
ツプS22で現時刻と一致する欄があるか否かを判
別する。現時刻と一致する欄がなければ、CPU
30はその演算処理を終了し、一致する欄が存在
すればステツプS23に進行する。ステツプS23で
は、CPU30は該当欄の番号(アドレス)を一
時記憶し、このアドレスを設定テーブルメモリ3
3から該当データのアドレスを読み出し、演算処
理を行ない、プリンタ移動用直流モータMに制御
信号を送出してステツプS24に示すようにプリン
タ移動モータの駆動処理を行なう。このプリンタ
移動モータの駆動処理を第9図のフローチヤート
と共に説明する。
ステツプS31でプリンタ移動用モータの駆動を
開始し、ステツプS32でプリンタヘツドが原点で
あるかどうかを判定する。プリンタヘツドが原点
に位置したらステツプS33で検知器が検出板を通
過する回数を検知する検知カウンタを零クリア
し、ステツプS34ですべりパルスカウンタを零ク
リアし、ステツプS35でプリンタ移動用モータを
駆動し、ステツプS36で検出板を検知したか否か
の判定を行う。もし検出板を検知したとすれば、
ステツプS37で検知カウンタの内容を+1インク
リメントし、ステツプS38で検知カウンタと該当
欄No.一致かどうかの判定を行う。一致した時点で
ステツプS39の如くプリンタ移動用モータの停止
制御を開始し、ステツプS40でタイミング円盤1
5(第3図参照)によりプリンタ停止までのすべ
りパルス数例えば第11図に示されるパルス分を
カウントする。ステツプS14でプリンタ移動用モ
ータが停止したかどうかの判定を行い、もし停止
しているとすればステツプS24の如くすべりパル
スカウント数を一時記憶する。
プリンタ移動モータ駆動処理を含む欄位置サー
チ手順は上述したようであり、次のステツプS4
では、カード検出器12の出力をチエツクし、カ
ードポケツト2にタイムカードが挿入されたか否
かを判別する。タイムカードの挿入が検出される
まで、このルーチンを繰返し、カードの挿入が検
出されると、ステツプS5へ進み、カード送りモ
ータ20を正転起動する。これにより、カードポ
ケツト2に挿入されたタイムカードは送りローラ
(図示せず)によつて案内溝(図示せず)内に吸
込まれる。次のステツプS6では、カード読取器
(図示せず)の設置位置を通過するカードに記録
された個人コードを読取る。
次のステツプS7では、シフト選択キーから入
力された勤務シフトコードに基づき、ワーキング
メモリ32中の該当勤務区分の処理現況データか
ら印字段位置データを読み出す。ステツプS8で
は、カード段位置検出器(図示せず)の出力をチ
エツクし、送りモータ(図示せず)により案内溝
の奥方へ引込まれつつあるタイムカードの印字位
置を逐次検出し、その現在の印字段位置が上記読
み出した印字段位置データと一致したところで、
カード送りモータを停止させる。これにより、タ
イムカードがプリンタ7に対して、該当勤務シフ
トの印字段位置データに対応した段位置に設定さ
れて静止する。
次のステツプS9では、ステツプS6でタイムカ
ードから読取つた個人コードに対応する個人フア
イル(図示せず)をワーキングメモリ32に転送
する。
次のステツプS10では、ワーキングメモリ32
に転送した個人フアイルと該当勤務区分の処理現
況データと時計レジスタの現時刻データ(カード
受入れ時刻)とに基づき、必要な就業データを得
るための各種演算を行なう他その演算結果によつ
て個人フアイルを更新し、再びフアイルメモリ
(図示せず)に戻す。
ステツプS11では、上記演算結果に基づいて、
タイムカード13の印字欄に印字すべきプリント
データを、ワーキングメモリ32中に編集する。
例えば、上記演算処理ステツプS10にてカード受
入れ時刻が通常出勤であると認識された場合、プ
リントデータとしては、タイムカードの印字欄の
日付印字欄に対応するデータとして、個人フアイ
ル出勤時刻データA1中の月、日データが設定さ
れ、勤務区分印字欄に対応するデータとして勤務
区分レジスタのデータがセツトされ、出勤時刻印
字欄に対応するデータとして演算A1の時、分デ
ータがセツトされ、その他の印字欄に対応するデ
ータはセツトされない(空白となる)。
また、ステツプS10で通常退勤と認識された場
合、プリントデータとしては、退勤時刻印字欄に
対応するデータとしてエリアA4の退勤時刻デー
タがセツトされ、その他のデータはセツトされな
い。また、出勤時において、遅刻または早出と認
識された場合には、上記に加えて例外コード印字
欄に対応するプリントデータとして遅刻または早
出を表すコードがセツトされる。また、退勤時に
おいて早退または残業と認識された場合には、上
記に加えて例外コード印字欄に対応するプリント
データとして早退または残業を表すコードがセツ
トされ、更に残業または上記早出の取り扱いの場
合には、その1日分の早出時間と残業時間の合計
時間データが時間外勤務時間印字欄に対応するプ
リントデータとしてセツトされる。
次のステツプS12ではステツプS11で編集した
プリントデータを、プリンタ7によつてタイムカ
ードの所定の段位置(ステツプS8で設定された)
に印字する。すなわち、プリンタ移動用モータM
を駆動してプリンタヘツドをカードの幅方向に移
動させながら、プリントデータに従つて印字マグ
ネツトを順次駆動することによつて、所定の印字
欄に該当データを印字するのである。印字が終了
するとステツプ13に進み、カード送りモータ20
を逆転させてタイムカードをカードポケツト2か
ら排出し、ステツプS3に戻る。
このようにして、複数種類の勤務区分につい
て、それぞれの勤務時間体系を所定のフオーマツ
トで表してなる第5図に示す管理データがメモリ
32に記憶され、時計回路35から1分パルスが
生じて現時刻が更新されると、各勤務シフト別の
処理現況データを上記管理データに基づいて更新
する。そして、タイムカードが挿入され、かつシ
フト選択キーによつて各シフトに対応するコード
が入力されると、そのタイムカードから読取られ
た個人コードと、前記入力された勤務シフトコー
ドとに基づいて個人フアイルと該当する勤務シフ
トの処理現況データに従つて、そのカード受入れ
時刻に係わる各就業データを求め、所定の項目を
カードに印字して排出するのである。
前述した第7図におけるステツプS12のプリン
ト処理の詳しい手順を第10図のフローチヤート
と共に説明する。
ステツプS51では、移動パルスカウントを零ク
リアし、ステツプS52ではプリンタ駆動用モータ
を駆動する。ステツプS53でタイミング円盤によ
り移動パルスをカウントし、ステツプS54で移動
パルス+すべりパルス=印字位置パルスになるか
どうかの判定を行う。即ち、第11図に示される
ように、第9図のステツプS42の如く既に記憶さ
れているすべりパルス数は5発であり、印字位置
パルスに相当する全パルス数が10発であるため、
移動パルスとして5発カウントしたらステツプ
S54で一致と判定される。一致と判定されたらス
テツプS55で印字処理を行いすべてのプリント処
理の制御を終了する。
〔効果〕
以上述べた如く、本発明に係るタイムレコーダ
用印字位置制御装置によれば、プリンタ移動用モ
ータのブレーキスリツプによる停止位置の誤差を
検出し、次の印字指令を受けた時に、この検出値
に応じて上記のモータを制御してプリンタを該当
印字欄の直前位置に修正移動し、然る後、印字処
理を行なう様に構成したから、プリンタによる印
字を常に該当印字欄の中に正しく行なうことがで
きると共に、モータがブレーキスリツプを起して
も上述の修正移動が行なわれる点で、プリンタ移
動用モータとして、高価な走査型モータに代えて
安価な直流型モータを使用可能とする経済的利点
を発揮できるものであつて、タイムレコーダの印
字部に実施して洵に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を備えたタイムレコーダの一例
を示す斜視図、第2図は第1図のタイムレコーダ
に内蔵された印字位置制御機構の側面図、第3図
Aは第2図に示された印字位置制御機構の概略的
な断面図で、第3図Bはその要部を示した一部破
断側面図、第4図は、同タイムレコーダの電気的
構成を示すブロツク図、第5図は、第4図に示す
プログラムメモリに記憶されている印字プログラ
ムの構成図、第6図は、CPUの1分パルスに応
動する割込処理ルーチンの手順を示すフローチヤ
ート、第7図はCPUの通常処理ルーチンの処理
手順を示すフローチヤート、第8図は第7図の欄
位置サーチ手順を示すフローチヤート、第9図は
第8図に示されるプリンタ移動モータ駆動処理ル
ーチンの処理手順を示すフローチヤート、第10
図は第7図のプリント処理手順を示すフローチヤ
ート、第11図は本発明におけるプリンタ移動モ
ータの停止時のすべりパルス数及び修正移動する
ための移動パルスを示す波形図である。 1……タイムレコーダ、7……プリンタ、10
……印字欄区切り検知器、11……検出板、M…
…プリンタ移動用モータ、15……タイミング円
盤、16……パルスカウンサ、30……中央処理
部、31,32,33……メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タイムカードの印字欄仕切位置に対応して複
    数枚の検出板を可動調節自在にプリンタ移動通路
    に設け、これ等検出板の位置を検知する検知器を
    プリンタと共に所定の印字速度で走行せしめ、該
    検知器による検出板通過回数をカウントし、該カ
    ウント値に基づき現在時刻に対応する時間帯に設
    定された印字欄の直前停止位置に、前記プリンタ
    を停止待機させておき、タイムカードの挿入に基
    づく印字指令によつて該当する時間帯の印字欄に
    前記プリンタにより印字を行なうタイムレコーダ
    において、前記直前停止位置より少し手前に検出
    板によつて停止位置を設定する一方、上記のタイ
    ムレコーダには、前記プリンタを移動させるモー
    タのブレーキスリツプによる停止位置の誤差を検
    出する停止位置誤差検出手段と、この誤差検出手
    段が検出した誤差検出値をメモリに記憶する誤差
    検出値記憶手段と、次の印字指令を受けた時に前
    記のメモリより前記の誤差検出値を呼出し、且
    つ、この呼出した誤差検出値に応じて前記のモー
    タを制御してプリンタを該当印字欄位置に修正移
    動し、印字処理後は再び前記モータを制御してプ
    リンタを前記指定された印字欄の直前位置に移動
    待機せしめるプリンタ移動用モータ制御手段を設
    けたことを特徴とするタイムレコーダ用印字位置
    制御装置。 2 前記停止位置誤差検出手段は、前記プリンタ
    移動用モータに連動する回転軸に取付けられたタ
    イミング円盤と、該タイミング円盤の回転に従つ
    て発生するパルス数をカウントするパルスカウン
    タとからなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のタイムレコーダ用印字位置制御装置。
JP18408182A 1982-10-20 1982-10-20 タイムレコ−ダ用印字位置制御装置 Granted JPS5972584A (ja)

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