JP3270284B2 - ナンバー及びカウンターの自動復帰機能を備えたタイムスタンプ - Google Patents

ナンバー及びカウンターの自動復帰機能を備えたタイムスタンプ

Info

Publication number
JP3270284B2
JP3270284B2 JP02867795A JP2867795A JP3270284B2 JP 3270284 B2 JP3270284 B2 JP 3270284B2 JP 02867795 A JP02867795 A JP 02867795A JP 2867795 A JP2867795 A JP 2867795A JP 3270284 B2 JP3270284 B2 JP 3270284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
time
setting
mode
initial value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02867795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08202908A (ja
Inventor
俊也 沼尾
雄一 石塚
敏也 坂井
大輔 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amano Corp
Original Assignee
Amano Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amano Corp filed Critical Amano Corp
Priority to JP02867795A priority Critical patent/JP3270284B2/ja
Publication of JPH08202908A publication Critical patent/JPH08202908A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3270284B2 publication Critical patent/JP3270284B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業伝票とか駐車カー
ド、或は、各種の入場カード等に開始或は終了の時刻を
印字したり、ナンバー(番号)を印字したりすることが
できるタイムスタンプの技術分野で利用されるものであ
って、具体的には、ナンバー及びカウンターの自動復帰
機能を備えたタイムスタンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタイムスタンプは、印字装置とし
て、例えば実開昭57−269号公報とか特開昭59−
39591号公報等に見られるように複数枚の活字輪を
一列に連ねたものとか、或は、例えば実開平4−502
53号公報に見られるようにドットプリンタを使用して
いた。
【0003】この様なタイムスタンプに於いて、時刻と
一緒に印字していたナンバーをゼロ(0)にリセットし
たり、印字の回数をカウントするカウンターをゼロにリ
セットさせるには、前者の活字輪のタイプの場合は操作
レバーをいちいち手で操作してナンバー用の活字輪及び
カウント用のメータをゼロに戻す必要があり、また、後
者のドットプリンタタイプの場合も専用のリセットスイ
ッチを手で操作してナンバー及びカウンターをゼロに戻
す必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、時として上記
のリセット操作を忘れてリセット前のナンバーをそのま
ま続けて印字したり、或は、リセット前の数でそのまま
カウントしてしまう場合があり、また、リセットを行う
専門の係員とか管理者等が遅刻したり欠勤したりして、
リセット操作ができない場合があったりして、ナンバー
管理及びカウンター管理に狂いが生じる問題があった。
【0005】従って本発明の技術的課題は、タイムスタ
ンプが印字するナンバーと、印字の回数をカウントする
カウンターを、予め設定した時刻になると初期値(設定
値)に自動的にリセットして、ナンバー管理及びカウン
ター管理を正確に行うことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0007】タイムスタンプの機体に設けた挿入口に用
紙を挿入すると、同じく機体側に設けたプリンターが用
紙面に時刻とナンバーを印字するように構成したタイム
スタンプに於いて、
【0008】(1) ナンバーを自動復帰させる時刻を
設定するナンバー自動復帰時刻設定手段と、設定時刻に
なるとナンバーを初期値に自動復帰するナンバー自動復
帰手段と、自動復帰するナンバーの初期値を任意に設定
することができるナンバー初期値設定手段を設けるこ
と。(請求項1)
【0009】タイムスタンプの機体に設けた挿入口に用
紙を挿入すると、同じく機体側に設けたプリンターが用
紙面に時刻等を印字するように構成したタイムスタンプ
に於いて、
【0010】() プリンターが印字を行う度にその
回数をカウントするカウンターと、カウンターを自動復
帰させる時刻を設定するカウンター自動復帰時刻設定手
段と、設定時刻になるとカウンターを初期値に自動復帰
するカウンター自動復帰手段と、自動復帰するカウンタ
ーの初期値を任意に設定することができるカウンター初
期値設定手段を設けること。(請求項2)
【0011】() 挿入された用紙に対してプリンタ
ーが印字する度に、カウンターを順次加算又は減算する
モードに設定することができるカウンターモード設定手
段と、減算モードでカウンターがゼロになるとプリンタ
ーによる印字を停止する印字停止手段とを具備せしめる
こと。(請求項3)
【0012】() 請求項1とに記載したタイムス
タンプに於いて、タイムスタンプの機体の前面に、各種
の設定操作を行うスイッチと、この設定操作の内容を機
体に設けた表示器にモニター表示する設定操作表示手段
とを具備せしめること。(請求項4)
【0013】
【作用】上記(1)〜()で述べた手段は以下の如く
作用する。
【0014】上記(1)で述べた手段によれば、予め設
定した時刻になるとナンバーを初期値(設定値)に自動
的にリセットするため、ナンバーのリセットを忘れた
り、係員等の欠勤とか遅刻が原因で発生するナンバーの
狂いを防止して、毎日決められたナンバーから印字を開
始することを可能にする。
【0015】更に上記()で述べた手段によれば、毎
日決められた時刻に自動的にリセットされるナンバーの
初期値を、ゼロとかその他任意のナンバーに設定して、
毎日きめられたナンバーから印字を開始することを可能
にする。
【0016】上記()で述べた手段によれば、予め設
定した時刻になるとカウンターを初期値(設定値)に自
動的にリセットするため、カウンターのリセットを忘れ
たり、係員等の欠勤とか遅刻が原因で発生するカウンタ
ーの狂いを防止して、毎日決められた初期値(設定値)
からカウンターのカウントを開始することを可能にす
る。
【0017】更に上記()で述べた手段によれば、毎
日決められた時刻に自動的にリセットされるカウンター
の初期値を、ゼロとかその他任意の数に設定して、毎日
決められた数から印字の回数をカウントすることを可能
にする。
【0018】上記()で述べた手段によれば、プリン
ターによる時刻等の印字回数を、印字の度に1回ずつ加
算又は減算するモードにセットすることができると共
に、印字回数を減算するモードにセットした場合は、カ
ウンターがゼロになるとプリンターによる印字を停止す
るため、印字回数を制限して限度以上の各種券等の発行
を防止することを可能にする。
【0019】上記()で述べた手段によれば、ナンバ
ー及びカウンターの自動復帰時刻の設定とか、ナンバー
及びカウンターの初期値の設定、或は、カウンターの加
算又は減算モードの選択と云った各種の設定操作を、表
示器の表示を見ながらスイッチ操作に従って極めて簡単
に、且つ、正確に行うことを可能にする。
【0020】以上の如くであるから、上記の手段によっ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
【0021】
【実施例】以下に、上述した本発明に係るナンバー及び
カウンターの自動復帰機能を備えたタイムスタンプの好
適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明に係るタイムスタンプの外
観を示した斜視図で、図2は上ケース体を取外してタイ
ムスタンプの内部構造を示した斜視図であって、これ等
の図面に於いて、符号1で全体的に示したのは下ケース
体1Aと上ケース体1Bとによって構成したタイムスタ
ンプの機体で、1Tは下ケース体1Aと上ケース体1B
の間に設けた用紙の挿入口、2は挿入口1Tに挿入され
る用紙の一側をガイドするガイド板、3は挿入口1Tに
挿入した用紙の印字位置決定用の摘みである。
【0023】また、4は図3に示す如く90°回転して
「開」の位置に合せると上ケース体1Bを機体1から取
外すことができ、また、「閉」の位置に合せると上ケー
ス体1Bを図1に示した取付状態にロックでき、更に、
「設定」の位置に合せるとタイムスタンプの動作モード
を通常モードから設定モードに切換えることができるよ
うに構成したキースイッチを示す。
【0024】5は図6乃至図12に示すように印字する
ナンバーとか現在時刻、或は、入力データ等を表示する
表示器で、6と7は印字用のタッチキー、8は入力デー
タを設定登録する時に使用する登録キー、9は覗き窓で
あって、各キー6,7と登録キー8の裏側の位置には、
上ケース体1Bを取外すと図2に示すように夫々「+」
と「−」と「登録」用のボタンスイッチ6S,7S,8
Sが現われる構成に成っていて、上ケース体1Bを取付
けた状態のまま各キー6〜8を押すと、各スイッチ6S
〜8Sも一緒にONする仕組に成っている。
【0025】図4は、上ケース体1Bを取外して動作モ
ードを設定モードに切換えた場合に於ける上記各ボタン
スイッチ6S,7S,8Sの機能と用途を説明したもの
であって、後述するナンバーとカウンターの復帰時刻と
か初期値、或は、カウンターモードの入力設定はこれ等
のボタンスイッチ6S,7S,8Sを操作して行う構成
に成っている。
【0026】更に図2に於いて、1Fはフレーム体、1
Faは表示器5を取付けた前面フレーム板、12と13
は上ケース体1B側に取付けた印字用のプリンターとリ
ボンカセットで、12Tはプリンター12による印字時
に降下して用紙を上から押え付けるロックプレートを示
し、また、10は上ケース体1Bを機体1から取外すと
スイッチONして、タイムスタンプの動作モードを通常
モードから設定モードに切換えるモード切換スイッチ
で、11はフレーム軸を示す。
【0027】図5は本発明に係るタイムスタンプの電気
的構成を示したブロック図であって、図中、Aはシステ
ムの中心を成すCPU、Bは上記の表示器5を接続する
表示部、Cは基準時計信号を発信する時計制御部、Dは
挿入された用紙の先端部に押されてスイッチONするト
リガー(図示せず)を接続する用紙検出部、Eは上述し
たボタンスイッチ6S,7S,8Sを備えたスイッチ
部、Fはプリンター12を接続する印字制御部、Gはプ
リンター12が印字するナンバーを管理するナンバー制
御部、Hはプリンター12による印字の回数をカウント
するカウンター制御部、Sは上述したキースイッチ4及
びモード切換スイッチ10を接続するキースイッチ入力
部、Tは上述したプリンター12のヘッドモータ12A
とヘッド降下モータ12Bを接続するI/O駆動部であ
って、上記の各部B〜TはCPUに図示の如く接続され
ていて、夫々がCPUの監視下で制御作動する仕組に成
っている。
【0028】図6は図1に示した通常使用時、即ち、通
常モード時に於ける表示器5の初期表示例を示したもの
であって、図示の場合はカーソル5Aがウイークリー表
示5Wの「木曜日」の位置を指示すると共に、「123
456」の計6桁のナンバーと、「12」の日付、及び
「17:15」の時刻が表示されていて、この状態で用
紙を挿入口1Tに挿入すると、用紙の決められた位置又
は枠内に例えば「123456 12−12−‘94
17:15」の印字が行われる。
【0029】図7は図2に示したように上ケース体1B
を機体1から取外してタイムスタンプの動作モードを設
定モードに切換えた場合の表示器5の表示例を示したも
のであって、符号FXで全体的に示したものと、同じく
符号FA〜FFで示したものは表示パネルに表示した設
定項目であって、動作モードを図示したナンバー自動復
帰モードに切換える場合は、下側の「+」と「−」用の
ボタンスイッチ6S,7Sを操作してカーソル5Aを図
示の如く「ナンバリング自動」の設定項目FCに合せれ
ばよい。
【0030】尚、図7に於いて符号5Rで示した「O
N」の表示は、「ナンバー自動復帰機能有り」の状態を
示し、更にTAはその画面ナンバーを示したものであっ
て、この表示「ON」と「OFF」の表示、即ち、ナン
バー自動復帰機能の「有り」と「無し」の設定は、上述
したボタンスイッチ6S,7S,8SによるOFF/O
N(OFF/UP/DOWN)のトグル設定の手順で行
われ、「ON」表示で上述した登録ボタンスイッチ8S
を押すと、図8に示した「ナンバー自動復帰時刻」の設
定画面に移り、また、「OFF」表示で登録ボタンスイ
ッチ8Sを押すと、図6に示した初期表示に戻る仕組に
成っている。
【0031】図8は、上述したボタンスイッチ6S,7
S,8Sの操作によってナンバー自動復帰時刻を符号5
Sで示すように「5:00」に設定した場合の設定画面
を示したものであって、更に、図中TBはこの画面ナン
バーを示し、この状態で登録ボタンスイッチ8Sを押す
と図9に示した「ナンバー初期値」の設定画面に移り、
また、この状態で「+」と「−」の変更用の各ボタンス
イッチ6S,7Sを押すと、入力した自動復帰時刻をキ
ャンセルして再度ナンバー自動復帰時刻の設定入力状態
と成るように構成されている。
【0032】図9は、上述したボタンスイッチ6S,7
S,8Sの操作によって、自動復帰時のナンバー初期値
(設定値)を符号5Tで示すように「0000000
1」にセットした場合の設定画面を示したものであっ
て、更に図中TCはこの画面ナンバーを示し、この状態
で登録ボタンスイッチ8Sを押すと図6に示した初期表
示に戻り、また、この状態で「+」と「−」の変更用の
各ボタンスイッチ6S,7Sを押すと、入力した内容を
キャンセルして再度ナンバー初期値の設定モードに戻る
仕組に成っている。
【0033】図10は、「+」と「−」の変更用の各ボ
タンスイッチ6S,7Sを操作することによって、カー
ソル5Aを「カウンター自動機能」の設定項目FEに合
せて、動作モードをカウンター用のモードに切換えた場
合の設定画面を示したものであって、図中符号5Uで示
した「UP」の表示は、カウンターモードを加算式にセ
ットした状態を示し、また、TDはその画面ナンバーを
示したものであって、この「UP」の表示を前述したボ
タンスイッチ6S,7S,8Sの操作によって「DN」
の表示に切換えると、カウンターモードを減算式にセッ
トできる仕組に成っていて、これ等UP/DN表示で登
録用のボタンスイッチ8Sを押すと、図11に示した
「カウンター初期値」の設定画面に移るように構成され
ている。
【0034】図11は、上述したボタンスイッチ6S,
7S,8Sの操作によって、カウンターの初期値を符号
5Vで示すように「000001」に設定した場合の設
定画面で、TEはその画面ナンバーを示し、このように
カウンターの初期値が確定した状態で登録用のボタンス
イッチ8Sを押すと、図12に示した「カウンター自動
復帰時刻」の設定画面に移り、また、この状態で「+」
と「−」の変更用のボタンスイッチ6S,7Sを押す
と、入力した内容をキャンセルして再度カウンター初期
値の設定入力状態に移る仕組に成っている。
【0035】図12は、上述した各ボタンスイッチ6
S,7S,8Sを操作することによって、カウンター自
動復帰時刻を符号5Wで示すように「5:00」にセッ
トした場合の設定画面で、更に図面に於いてTFはその
画面ナンバーであり、また、符号5Xで示した「ON」
の表示はカウンター自動復帰機能有りの状態を示し、こ
の「ON」の状態で登録用のボタンスイッチ8Sを押す
と、上述したカウンター自動復帰時刻「5:00」が表
示されて設定入力状態となり、更に、このカウンター自
動復帰時刻が確定した状態で登録用のボタンスイッチ8
Sを押すと、各データをデータメモリに格納して図6に
示した初期画面に戻り、また、この状態で変更用の各ボ
タンスイッチ6S,7Sを押すと、入力した内容をキャ
ンセルして再度カウンター自動復帰時刻の設定入力状態
に戻る仕組に成っている。
【0036】次に、上述したナンバーの自動復帰プログ
ラムとカウンターの自動復帰プログラムをタイムスタン
プ1のデータメモリ(図示せず)に入力設定するための
処理手順を図13と図14に記載したフローチャートに
従って説明する。
【0037】図13に示したナンバー機能に関する始め
のステップS1では、図7の如くカーソル5Aを「ナン
バーリング自動」の設定項目FCに合せて設定モードを
ナンバー機能モードと成し、更に、登録用のキー8又は
ボタンスイッチ8Sを押して表示器5の画面をナンバー
機能に関する設定画面にすると共に、次いで、次のステ
ップS2に進んで同じく図7に示した「ON」又は「O
FF」を選んでナンバー自動復帰機能の有無を判定す
る。
【0038】上記のステップS2で、「OFF」、即
ち、ナンバー自動復帰機能「無し」を選んだ場合はその
まま処理を終えるが、「ON」、即ち、ナンバー自動復
帰機能「有り」を選んだ場合は、次のステップS3に進
んで図8に示した設定画面に従ってナンバーの自動復帰
時刻を入力設定し、次いで、ステップS4に進んで図9
に示した設定画面に従ってナンバーの初期値を入力設定
して処理を終える。
【0039】一方、図14に示したカウンター機能に関
する始めのステップS5では、図10の如くカーソル5
Aを「カウンター自動機能」の設定項目FEに合せて設
定モードをカウンター機能モードと成し、更に、登録用
のキー8又はボタンスイッチ8Sを押して表示器5の画
面をカウンター機能に関する設定画面にすると共に、同
じく図10に示した「UP」又は「DN」を選んでカウ
ンターモードを加算式又は減算式のいずれか一方に決定
する。
【0040】次のステップS6では、上述したUP/D
N表示の状態で登録用のキ−8又はボタンスイッチ8S
を押したか、又は、カウンターモード無しの状態(OF
F表示の状態)で登録用のボタンスイッチ8Sを押した
かで、カウンター自動復帰機能の有無を判定して、有り
(YES)の場合は次のステップS7に進むが、無し
(NO)の場合はそのまま処理を終える。
【0041】上記のステップS7では図11に示した設
定画面に従ってカウンターの初期値を入力設定し、次い
で、ステップS8に進んで登録用のキー8又はボタンス
イッチ8Sを押し、図12に示したカウンター自動復帰
機能の設定画面へと移った後、次のステップS9に進ん
で同じく図12に示した「ON」又は「OFF」を選ん
でカウンター自動復帰機能の有無を判定する。
【0042】上記のステップS9で「OFF」、即ち、
カウンター自動復帰機能「無し」を選んだ場合はそのま
ま処理を終えるが、「ON」、即ち、カウンター自動復
帰機能「有り」を選んだ場合は、次のステップS10に
進んで図12に示した設定画面に従ってカウンターの自
動復帰時刻を入力設定して処理を終える。
【0043】次に、図15乃至図18に示したフローチ
ャートに従って、上述したナンバーとカウンターに関す
る設定入力の処理手順を更に詳しく説明する。
【0044】図15に示したナンバー自動復帰に関する
始めのステップS11では、現在の自動復帰モードを読
出して表示器5に表示し、次いで、ステップS12に進
んで「+」と「−」の各キー6,7又はボタンスイッチ
6S,7S(以下単にキー6,7と云う)を操作して図
7に示した「ON」又は「OFF」の表示選択によって
自動復帰モードを選択して、次のステップS13に進
む。
【0045】ステップS13では、印字許可キー(キー
スイッチ4)が設定モードに成っているか否かが判定さ
れ、NOの場合はステップS28に進んでナンバーの自
動復帰モードの入力を放棄して通常モードへ移行する
が、YESの場合は次のステップS14に進んで登録キ
ー8又はボタンスイッチ8S(以下単に登録キー8と云
う)が押されたか否かが判定され、登録キー8が押され
ると次のステップS15に進んでナンバーの自動復帰モ
ードが変更されて次のステップS16に進む。
【0046】ステップS16では、上記のステップS1
5で変更された自動復帰機能を使用(登録)するか否か
が判定され、NOの場合はステップS29に進んで設定
モードに移行するが、YESの場合は次のステップS1
7に進んで現在登録中のナンバー自動復帰時刻を読出し
て表示器5に表示して、次のステップS18に進む。
【0047】ステップS18では「+」と「−」のキー
6,7によって図8に示すように新たなナンバー自動復
帰時刻5Sを設定し、次いでステップS19で印字許可
キー(キースイッチ4)が設定モードに成っていると判
定され、更に、ステップS20で登録キー8が押される
と、ステップS21でナンバーの自動復帰時刻が新しい
時刻に変更されて、図16に示したステップS22に進
むが、上記のステップS19で設定モードに成っていな
い場合は、ステップS30に進んで自動復帰時刻の入力
を放棄して通常モードへ移行する。
【0048】図16に示したステップS22では、現在
登録中のナンバー初期値を読み出して表示器5に表示
し、次いで、ステップS23に進んで「+」と「−」の
キー6,7を操作して図9に示すように新たなナンバー
初期値5Tを選択した後、ステップS24に進んで印字
許可キー(キースイッチ4)が設定モードに成っている
か否かが判定され、YESの場合は次のステップS25
に進み、NOの場合はステップS31に進んでナンバー
初期値の入力を放棄して通常モードへ移行する。
【0049】上記のステップS25では登録キー8が押
されたか否かが判定され、押された場合にはステップS
26に進んでナンバー初期値を新たなものに設定変更
し、そしてステップS27の設定モードへ移行して処理
を終える。
【0050】次に、図17に示したカウンター自動復帰
に関する始めのステップS41では、現在のカウンター
モードの如何、即ち、加算式であるか減算式であるかを
読出して表示器5に表示し、次いで、ステップS42に
進んで「+」と「−」の各キー6,7を操作して図10
に示すように新たなカウンターモード(UP/DN)を
選択して、次のステップS43に進む。
【0051】ステップS43では、印字許可キー(キー
スイッチ4)が設定モードに成っているか否かが判定さ
れ、NOの場合はステップS63に進んで新たなカウン
ターモードの入力を放棄して通常モードへ移行するが、
YESの場合は次のステップS44に進んで登録キー8
が押されたか否かが判定され、登録キー8が押されると
次のステップS45に進んでカウンターモードを新たな
ものに変更して、次のステップS46に進む。
【0052】ステップS46では、上記のステップS4
5で変更された新たなカウンターモードを使用するか否
かが判定され、NOの場合はステップS64に進んで設
定モードに移行するが、YESの場合は次のステップS
47に進んで現在登録中のカウンター初期値を読み出し
て表示器5に表示して、次のステップS48に進む。
【0053】ステップS48では「+」と「−」のキー
6,7によって図11に示すように新たなカウンター初
期値5Vを設定し、次いで、ステップS49で印字許可
キー(キースイッチ4)が設定モードに成っていると判
定され、更に、ステップS50で登録キー8が押される
と、ステップS51でカウンターの初期値が新しい初期
値に変更されて、図18に示したステップS52に進む
が、上記のステップS49で設定モードに成っていない
場合は、ステップS65に進んで自動復帰時刻の入力を
放棄して通常モードへ移行する。
【0054】図18に示したステップS52では、現在
登録中の自動復帰モードを読み出して表示器5に表示
し、次いで、ステップS53に進んで「+」と「−」の
キー6,7を操作して図12に示すように「ON」又は
「OFF」を入力してカウンター自動復帰機能の有無を
選択した後、ステップS54に進んで印字許可キー(キ
ースイッチ4)が設定モードに成っているか否かが判定
され、YESの場合は次のステップS55に進むが、N
Oの場合はステップS66にカウンター自動復帰モード
の入力を放棄して、通常モードへ移行する。
【0055】上記のステップS55では登録キー8が押
されたか否かが判定され、押された場合にはステップS
56に進んで新たに設定されたカウンター自動復帰機能
を使用するか否かが判定され、NOの場合はステップS
67に進んで設定モードに移行するが、YESの場合は
次のステップS57に進む。
【0056】上述したステップS57では、現在登録中
のカウンター自動復帰時刻を読み出して表示器5に表示
し、次いで、ステップS58に進んで「+」と「−」の
キー6,7を操作して図12に示すように新たなカウン
ター自動復帰時刻5Wを選択した後、ステップS59に
進んで印字許可キー(キースイッチ4)が設定モードに
成っているか否かが判定され、YESの場合は次のステ
ップS60に進むが、NOの場合はステップS68に進
んでカウンター自動復帰時刻の入力を放棄して、通常モ
ードへ移行する。
【0057】上記のステップS60では登録キー8が押
されたか否かが判定され、押された場合にはステップS
61に進んでカウンター自動復帰時刻を新たなものに設
定変更し、そしてステップS62の設定モードへ移行し
て処理を終える。
【0058】図19は前述した時計制御部Cによる時計
歩進毎に実行されるナンバリング時復帰の処理手順を説
明したフローチャートであって、始めのステップS71
で現在時刻が図15に示したフローチャートに従って入
力設定されたナンバー自動復帰時刻(図8の5S参照)
に一致したか否かが判定され、一致した場合、即ち、ナ
ンバー自動復帰時刻になった場合には、次のステップS
72に進んで図16に示したフローチャートに従って入
力設定されたナンバー初期値(図9の5T参照)が抽出
され、次いで、ステップS73に進んで現在のナンバー
を上記の初期ナンバーに自動的に書き替えて処理を終
え、以後この初期ナンバーから印字を開始することを可
能にしている。
【0059】上記図19のフローチャートに記載されて
いる処理は、カウンター自動復帰に対しても同様に実行
されるものであって、現在時刻が図18に示したフロー
チャートに従って設定されたカウンター自動復帰時刻
(図12の5W参照)になると、カウンターを図17に
示したフローチャートに従って設定されたカウンター初
期値(図11の5V参照)に自動的に書き替えることを
可能にしている。
【0060】また、図20は上記カウンターに設けられ
た特別機能の処理手順を説明したフローチャートであっ
て、始めのステップS74でプリンター12による印字
処理が終えると、次のステップS75に進んでカウンタ
ーモードが減算モードであるあ否か、即ち、図17に示
したフローチャートに従ってカウンターモードが図10
に示した減算式DNに設定されているか否かが判定さ
れ、YESの場合は次のステップS76に進んでカウン
ターがゼロ(0)に成ったか否かが判定されて、ゼロに
なった場合は次のステップS77に進んでプリンター1
2による印字を停止して、印字回数を制限することを可
能にしている。
【0061】上述したタイムスタンプ1に上述したナン
バー機能を実行させるには、使用に当ってカーソル5A
を図7に示した設定項目FXの「ナンバー」に合せれば
よく、また、同じくタイムスタンプ1に上述したカウン
ター機能を実行させるには、カーソル5Aを同じく図7
に示した「カウンター」の設定項目FBに合せればよ
い。
【0062】尚、図21は本発明の全体を説明した構成
図である。
【0063】
【発明の効果】本発明に係るナンバー及びカウンターの
自動復帰機能を備えたタイムスタンプは以上述べた如く
であって、タイムスタンプが時刻と一緒に印字するナン
バーと、印字の回数をカウントするカウンターを、入力
設定した復帰時刻になると同じく入力設定した初期値に
自動的に復帰するため、毎日決められたナンバーからタ
イムスタンプによる印字を開始することができ、且つ、
毎日同じ初期値からタイムスタンプの印字回数をカウン
トすることができるから、タイムスタンプのナンバーと
カウンターを正確に管理できる利点を発揮できると共
に、カウンターを減算モードにセットした場合には、タ
イムスタンプによる印字枚数を制限して、各種券類を限
度以上発行しないようにすることもできる利点を発揮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るナンバー及びカウンターの自動復
帰機能を備えたタイムスタンプの外観を示した斜視図で
ある。
【図2】上ケース体を取外してタイムスタンプの内部構
造を示した斜視図である。
【図3】キースイッチの構成図である。
【図4】ボタンスイッチの機能と用途を表にして示した
説明図である。
【図5】本発明の電気的構成を説明したブロック図であ
る。
【図6】通常モード使用時に於ける表示器の表示例を示
した説明図である。
【図7】ナンバー自動復帰機能選択時の表示器の表示例
を示した説明図である。
【図8】ナンバー自動復帰時刻入力時の表示器の表示例
を示した説明図である。
【図9】ナンバー初期値入力時の表示器の表示例を示し
た説明図である。
【図10】カウンターモード入力時の表示器の表示例を
示した説明図である。
【図11】カウンター初期値入力時の表示器の表示例を
示した説明図である。
【図12】カウンター自動復帰選択時と自動復帰時刻入
力時の表示器の表示例を示した説明図である。
【図13】ナンバー自動復帰機能を設定する処理手順の
概要を説明したフローチャートである。
【図14】カウンター自動復帰機能を設定する処理手順
の概要を説明したフローチャートである。
【図15】ナンバー自動復帰機能を設定する処理手順の
詳細を説明したフローチャートである。
【図16】図15の続きを示したフローチャートであ
る。
【図17】カウンター自動復帰機能を設定する処理手順
の詳細を説明したフローチャートである。
【図18】図17の続きを示したフローチャートであ
る。
【図19】ナンバリング自動復帰処理の手順を説明した
フローチャートである。
【図20】カウンター自動復帰処理の手順を説明したフ
ローチャートである。
【図21】本発明の全体を説明した構成図である。
【符号の説明】
1 タイムスタンプ 1A 下ケース体 1B 上ケース体 1T 挿入口 4 キースイッチ 5 表示器 6,7,8 キー 6S,7S,8S ボタンスイッチ 10 モード切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 大輔 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 アマノ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−98191(JP,A) 実開 平8−190645(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07C 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイムスタンプの機体に設けた挿入口に
    用紙を挿入すると、同じく機体側に設けたプリンターが
    用紙面に時刻とナンバーを印字するように構成したタイ
    ムスタンプに於いて、 上記のナンバーを自動復帰させる時刻を設定するナンバ
    ー自動復帰時刻設定手段と、設定時刻になるとナンバー
    を初期値に自動復帰するナンバー自動復帰手段と、自動
    復帰するナンバーの初期値を任意に設定することができ
    るナンバー初期値設定手段を設けて成ることを特徴とす
    るナンバー自動復帰機能を備えたタイムスタンプ。
  2. 【請求項2】 タイムスタンプの機体に設けた挿入口に
    用紙を挿入すると、同じく機体側に設けたプリンターが
    用紙面に時刻等を印字するように構成したタイムスタン
    プに於いて、 プリンターが印字を行う度にその回数をカウントするカ
    ウンターと、カウンターを自動復帰させる時刻を設定す
    るカウンター自動復帰時刻設定手段と、設定時刻になる
    とカウンターを初期値に自動復帰するカウンター自動復
    帰手段と、自動復帰するカウンターの初期値を任意に設
    定することができるカウンター初期値設定手段を設けて
    成ることを特徴とするカウンター自動復帰機能を備えた
    タイムスタンプ。
  3. 【請求項3】 挿入された用紙に対してプリンターが印
    字する度に、カウンターを順次加算又は減算するモード
    に設定することができるカウンターモード設定手段と、
    減算モードでカウンターがゼロになるとプリンターによ
    る印字を停止する印字停止手段とを具備せしめたことを
    特徴とする請求項2に記載のカウンター自動復帰機能を
    備えたタイムスタンプ。
  4. 【請求項4】 タイムスタンプの機体の前面に、各種の
    設定操作を行うスイッチと、この設定操作の内容を機体
    に設けた表示器にモニター表示する設定操作表示手段と
    を具備せしめたことを特徴とする請求項1又は2に記載
    のナンバー及びカウンターの自動復帰機能を備えたタイ
    ムスタンプ。
JP02867795A 1995-01-25 1995-01-25 ナンバー及びカウンターの自動復帰機能を備えたタイムスタンプ Expired - Fee Related JP3270284B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02867795A JP3270284B2 (ja) 1995-01-25 1995-01-25 ナンバー及びカウンターの自動復帰機能を備えたタイムスタンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02867795A JP3270284B2 (ja) 1995-01-25 1995-01-25 ナンバー及びカウンターの自動復帰機能を備えたタイムスタンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08202908A JPH08202908A (ja) 1996-08-09
JP3270284B2 true JP3270284B2 (ja) 2002-04-02

Family

ID=12255137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02867795A Expired - Fee Related JP3270284B2 (ja) 1995-01-25 1995-01-25 ナンバー及びカウンターの自動復帰機能を備えたタイムスタンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3270284B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08202908A (ja) 1996-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0103759B1 (en) Document issuing apparatus
JP3270284B2 (ja) ナンバー及びカウンターの自動復帰機能を備えたタイムスタンプ
JP5596945B2 (ja) タイムレコーダ
JP3255493B2 (ja) スケジュール管理機能付きタイムレコーダシステム
US6850466B2 (en) Time recorder
JP3179670B2 (ja) タイムスタンプ用印字装置
JP3217631B2 (ja) タイムスタンプ用印字装置
JP2812694B2 (ja) 機械の稼働状況監視装置
JP3515068B2 (ja) タイムレコーダーシステムとタイムレコーダー用コンピュータ読取可能な記録媒体
JPH06333114A (ja) タイムカード用コード設定方法及びコード判定機能を備えたタイムレコーダ
JP2718602B2 (ja) ラベル印字装置
JP3226682B2 (ja) 勤務シフト自動判定機能付きタイムレコーダ
JPH10275262A (ja) 所定時刻印字機能を備えたタイムスタンプ
JP3317805B2 (ja) タイムレコーダ用カード締日設定装置
JP2798854B2 (ja) ラベル印字装置
JP4084444B2 (ja) 刺繍ミシン
JPS5922982B2 (ja) シリアルプリンタを用いる作表機のタブセツト装置
JP3864505B2 (ja) 駐輪場利用カード発行装置
JPS6362029B2 (ja)
JP2960274B2 (ja) 定期券発行機
JP2987886B2 (ja) カメラのデータ記録装置及びカメラ
JPH0844916A (ja) タイムカードの締日設定機能を備えたタイムレコーダシステム
JPS6362028B2 (ja)
JPH0496786A (ja) 生産管理端末装置
JPH0410093A (ja) 自己申告機能付きタイムレコーダシステム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140118

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees