JPS6349717Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6349717Y2
JPS6349717Y2 JP5122083U JP5122083U JPS6349717Y2 JP S6349717 Y2 JPS6349717 Y2 JP S6349717Y2 JP 5122083 U JP5122083 U JP 5122083U JP 5122083 U JP5122083 U JP 5122083U JP S6349717 Y2 JPS6349717 Y2 JP S6349717Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sponge
wall
insertion hole
pin insertion
light
Prior art date
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Application number
JP5122083U
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English (en)
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JPS59158049U (ja
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Publication date
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Priority to JP5122083U priority Critical patent/JPS59158049U/ja
Publication of JPS59158049U publication Critical patent/JPS59158049U/ja
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Publication of JPS6349717Y2 publication Critical patent/JPS6349717Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、検煙部に対する外部よりのテストピ
ンの挿入により強制的に受光部に散乱光を入射さ
せて、または発光部の光を減光させて動作試験を
行なうようにした光電式煙感知器の試験構造に関
する。
従来、テストピンを検煙部に挿入して感知器の
動作試験を行なうようにした光電式煙感知器の試
験構造としては、検煙部下側の底部隔壁にテスト
ピンの挿入孔を設けているが、このテストピンの
挿入孔を通つて外部より虫が侵入することで誤動
作を起す恐れがあつた。
そこでテストピンを検煙部に突出させて動作試
験を行なう機構を内部に組込んだ構造のものもあ
るが、テストピン、戻し用スプリング等の機構部
品を必要として部品点数の増加を招くと共に構造
が複雑化し、更にテスト機構を組込むスペースを
別途必要とすることから感知器も大型化するとい
う問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、テストピンの挿入孔を設けていて
も虫の侵入により誤動作を確実に防止することが
でき、また、部品点数も少なく組立ても容易な光
電式煙感知器の試験構造を提供するとを目的とす
る。
この目的を達成するため本考案は、検煙部の下
側となる底部隔壁を形成する内壁と外壁の相対し
た壁面の一方となる内壁側に円筒部を一体に形成
し、かつ円筒部に相対した外壁にスポンジ収納部
を形成し、更に円筒部およびスポンジ収納部の内
側の各々にピン挿入孔を設け、隔壁を形成するた
めに行なう内壁円筒部と外壁スポンジ収納部との
嵌め合わせに際してスポンジを組み入れ、このス
ポンジでピン挿入孔を閉鎖して虫の侵入を防ぎ、
一方、テストピンについてはスポンジを通して検
煙部に挿入できるようにしたものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示した断面説明図
である。まず、構成を説明すると、1は感知器を
天井面等に取り付けるための感知器ベース、2は
感知器ベース1の下側に嵌着された感知器本体で
あり、感知器本体2の下側には着脱自在なカバー
3が設けられる。このカバー3で覆われた感知器
本体2の内部には発光素子4と受光素子5が設け
られ、発光素子4と受光素子5各々は発光素子4
よりの光が直接受光素子5に入射しないように下
向きとなる所定の角度をもつて取付けられてお
り、発光素子4と受光素子5の各光軸の交差位置
となるカバー3内の空間に検煙部6を形成してい
る。
カバー3は、外周に複数の煙流入口7を設けた
外カバー8と、煙流入口7より入射する外部より
の光を遮断すると共に発光素子4よりの受光素子
5に対する反射光をなくすためのラビリンス板と
しての内カバー9とで構成されており、検煙部6
の下側において、内カバー9は受光素子5に対す
る反射光を低減するために円錐状に形成されてお
り、内カバー9の底部と外カバー8の底部との相
対して壁面には相互に嵌り合う大きさの円筒部1
0,11が一体に形成され、この円筒部10,1
1の内側となる底面にピン挿入孔12,13をあ
けている。更に、図示の組立状態において嵌め合
わされた円筒部10,11の間にはスポンジ14
が組み込まれ、スポンジ14の介在により検煙部
6に開口した内カバー9のピン挿入孔12を閉鎖
している。
次に、第1図の実施例の作用を説明すると、ま
ず、ピン挿入孔12,13を閉鎖するスポンジ1
4の固定については、カバー3を形成する外カバ
ー8と内カバー9の組合せに際し、内カバー9の
円筒部10にスポンジ14を組み込んで外カバー
8の円筒部11を嵌め合わせるだけでよく、スポ
ンジ14を接着剤等により接着する必要がないこ
とから、スポンジ14の固定を極めて簡単に行な
うことができ、また、スポンジ14が傷んだ時に
は簡単に交換することができる。
一方、光電式感知器の動作試験に際しては、外
カバー8に設けたピン挿入孔13に対し、テスト
ピン15を挿入し、スポンジ14を通して内カバ
ー9のピン挿入孔12より検煙部6に突出させ
る。このように、テストピン15の先端が検煙部
6に突出されると、発光素子4よりの光がテスト
ピン15で反射して受光素子5に入射し、感知器
の動作試験を行なうことができる。
また、ピン挿入孔13より虫が侵入しても、検
煙部6に対する内カバー9のピン挿入孔12はス
ポンジ14により閉鎖されていることから、検煙
部6に虫が侵入してしまうことを確実に防止でき
る。
第2図は本考案の他の実施例を示す断面説明図
であり、この実施例は内カバー9に形成した円筒
部10の内径に対し、外カバー8の内側に形成し
た円筒部11の外径を円筒部10,11の嵌め合
い状態で隙間が生ずるような大きさとし、一方、
スポンジ14の大きさとして内カバー9の円筒部
10より大きな円盤形状に切り抜き、図示のよう
に円筒部10に円筒部11を嵌め入れた状態でス
ポンジ14の外周14aを円筒部10と11の隙
間に挟み込み、外カバー8と内カバー9との間に
組み込まれたスポンジ14が動かないようにした
ものである。
この第2図の実施例によれば、ピン挿入孔1
3,12を通してテストピンを挿入する時にスポ
ンジ14が動かないことからスポンジ14に対す
るテストピンの差し込みと抜き出しを容易に行な
うことができる。
第3図は本考案の他の実施例を示した断面図で
あり、この実施例は、内カバー9側のみに円筒部
10を設け、円筒部10に相対した外カバー8の
内側にはスポンジ14を収納する円盤状の窪み1
5を形成し、この窪み15に収納したスポンジ1
4を円筒部10の先端で押え付けるようにしたこ
とを特徴とする。
この実施例によれば、外カバー8の内側に円筒
部を設けない分だけ構造を簡単にすることがで
き、また、スポンジ14の大きさを窪み15の大
きさに合わせておくことで、スポンジ14の横ず
れも防止できる。
第4図は本考案の他の実施例を示した断面図で
あり、この実施例も円筒部10を内カバー9にの
み形成し、円筒部10に相対した外カバー8の内
側にはスポンジ14の収納位置を決めるための環
状突起16を形成し、環状突起16の内側にスポ
ンジ14を組み入れた状態で内カバー9の円筒部
10により押え付けるようにしたものであり、同
様に構造の簡略化を図ることができる。
次に、本考案の効果を説明すると、検煙部の下
側に位置する隔壁を形成する内壁と外壁の相対し
た内壁側に円筒部を一体に形成し、かつ外壁側に
円筒部、窪み、または環状突起でなるスポンジ収
納部を形成し、円筒部及びスポンジ収納部の内側
となる壁面にピン挿入孔を設け、円筒孔とスポン
ジ収納部との組み合せをもつてピン挿入孔を閉鎖
するスポンジを組み入れるようにしているため、
スポンジの接着等を必要としないこからピン挿入
孔を閉鎖するスポンジの固定を極めて簡単に行な
うことができ、また、スポンジが破損した時には
容易に交換でき、ピン挿入孔をスポンジで塞ぐこ
とにより検煙部に対する虫の侵入による誤動作を
完全に防止することができ、更にスポンジが組み
込まれるだけであることから部品点数も増加せ
ず、隔壁を形成する内カバーと外カバーを利用し
てスポンジ組込み部を形成していることからスポ
ンジの設置スペースも節減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した断面説明
図、第2,3,4図は本考案の他の実施例を示し
た断面説明図である。 1:感知器ベース、2:感知器本体、3:カバ
ー、4:発光素子、5:受光素子、6:検煙部、
7:煙流入口、8:外カバー、9:内カバー、1
0,11:円筒部、12,13:ピン挿入孔、1
4:スポンジ、15:テストピン、15:窪み、
16:環状突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 検煙部に流入した煙の微粒子による発光素子よ
    りの光の変化を受光素子で検出する光電式煙感知
    器において、 前記検煙部の下側となる底部隔壁を形成する内
    壁と外壁を有し、外壁に相対した内壁面に円筒部
    を一体に形成すると共に該円筒部に相対した外壁
    内面にスポンジ収納部を形成し、前記円筒部およ
    び前記スポンジ収納部の内側となる壁部の各々に
    ピン挿入孔を設け、前記内壁の円筒部と外壁のス
    ポンジ収納部との嵌合により前記ピン挿入孔の位
    置にスポンジを組み込んだことを特徴とする光電
    式煙感知器の試験構造。
JP5122083U 1983-04-06 1983-04-06 光電式煙感知器の試験構造 Granted JPS59158049U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5122083U JPS59158049U (ja) 1983-04-06 1983-04-06 光電式煙感知器の試験構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5122083U JPS59158049U (ja) 1983-04-06 1983-04-06 光電式煙感知器の試験構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59158049U JPS59158049U (ja) 1984-10-23
JPS6349717Y2 true JPS6349717Y2 (ja) 1988-12-21

Family

ID=30181640

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5122083U Granted JPS59158049U (ja) 1983-04-06 1983-04-06 光電式煙感知器の試験構造

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JPS59158049U (ja) 1984-10-23

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