JPH0714935Y2 - 光電式反射センサ− - Google Patents

光電式反射センサ−

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JPH0714935Y2
JPH0714935Y2 JP1986051298U JP5129886U JPH0714935Y2 JP H0714935 Y2 JPH0714935 Y2 JP H0714935Y2 JP 1986051298 U JP1986051298 U JP 1986051298U JP 5129886 U JP5129886 U JP 5129886U JP H0714935 Y2 JPH0714935 Y2 JP H0714935Y2
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reflection sensor
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light
light emitting
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JP1986051298U
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JPS62162855U (ja
Inventor
猛 山本
Original Assignee
株式会社光電子工業研究所
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【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この考案は、複写機等のOA機器において、コンタクトガ
ラス上にセットされた原稿のサイズを自動的に検知する
ことを目的とした原稿サイズ検知装置に装着される光電
式反射センサーに関するものである。
(b)従来の技術とその問題点 従来、複写機等において、コンタクトガラス上にセット
された原稿のサイズを検知する手段として光電式反射セ
ンサーを含む原稿サイズ検知装置が知られている。この
原稿サイズ検知装置における光電式反射センサーは、斜
め上方を向くように取付けられている。
しかし、この光電式反射センサー自体を斜め上方を向く
ように取りつけるためには、原稿サイズ検知装置のセン
サー取りつけ部と光電式反射センサーとの間に、光電式
反射センサーを斜めに支持するための斜面を備えた取り
つけ金具を介在させなければならなかつた。このような
設計にあつては、次に示すような欠点を有していた。
(1)反射センサー自体を斜め上方を向くように取りつ
けると、反射センサーから被検物までの空間的距離が長
くなる。
検知装置の可動部にセンサーが取りつけられる場合は、
取りつけ金具にゆるみや、振動により反射センサーの光
結合路が正常位置からずれ、誤検知につながる危険性が
ある。
(3)取付金具自体を必要とし、部品数の増大、ならび
にその組立に手数を要する。
(c)本考案の技術的課題 この考案は、これらの問題点に鑑みてなされたものであ
り、反射センサー用取付け金具を必要とすることなく、
当該反射センサーを検知装置本体に対して水平に取りつ
けることが出来、反射センサーから被検物までの距離を
最小限にすることが可能な反射センサーを提供すること
を目的としている。
(d)本考案の技術的手段 この考案は、上記する目的を達成するにあたつて具体的
には、被検紙を載せるコンタクトガラスの下方に、前記
被検紙を反射焦点面として反射光結合路を形成するよう
に発光素子及び受光素子をセットしておき、前記コンタ
クトガラス越しに、前記コンタクトガラス上の被検紙を
反射式にて検知するようにした光電式反射センサーにお
いて、 合成樹脂材によって成形されるケーシング本体と、前記
ケーシング本体の内部に所定の間隔を隔てて配置される
発光素子及び受光素子との組み合わせでなり、前記ケー
シング本体は、その前縁面に対して交差する少なくとも
一つの設置用の基準外側面と、前記基準外側面に対して
実質上平行な頂面と、前記基準外側面に対し、前記ケー
シング本体の前縁面側に低く傾斜し、かつ互いに向き合
う側に低く傾斜する発光素子取付傾斜面及び受光素子取
付傾斜面とを有し、前記発光素子を発光素子取付傾斜面
に、前記受光素子を受光素子取付傾斜面にそれぞれ取り
付けてなる光電式反射センサーを構成するものである。
(e)本考案の作用 上記構成の光電式反射センサーであれば、複写機等にお
けるコンタクトガラス面に対して平行な原稿サイズ検知
装置のフレーム本体上に、当該光電式反射センサーの基
準面を密着固定した状態で使用することが可能で、反射
センサーとコンタクトガラスの距離を最小限にすること
が出来、検出精度や信頼性の向上、原稿サイズ検知装置
の部品点数および組立工数の逓減を実現することが出来
る。
(f)本考案の実施例 以下、この考案に成る光電式反射センサーについて、添
付図面に示す具体的な実施例にもとづいて説明する。第
1図は、この考案の光電式反射センサーの一実施例を斜
視図で示すものであり、第2図および第3図は第1図に
おけるA−A′線およびB−B′線に沿つてそれぞれ断
面にして示す断面図である。図に示されるように、この
考案における光電式反射センサー(1)は、合成樹脂材
によつて成形されるケーシング本体(2)と、前記ケー
シング本体(2)の内部に所定の間隔を隔てて配置され
ていて、被検物(H)を反射面として反射光結合路(L.
R)を形成するように配置された発光素子(3)および
受光素子(4)との組み合せによつて構成される。前記
ケーシング本体(2)は、第1図ないし第2図からも明
らかなように、底面が基準外側面(5)として概して平
坦に形成されていて、頂面(6)が開口した箱形状のも
のである。前記ケーシング本体(2)は、前記発光素子
(3)および受光素子(4)を収容する収容室(7)を
備えている。この考案において、前記ケーシング本体
(2)における収容室(7)の床面は、前記ケーシング
本体(2)の基準外側面(5)に対して傾斜形成されて
いて、前記発光素子(3)を取付けるための発光素子取
付傾斜面(8)と、前記受光素子(4)を取付けるため
の受光素子取付傾斜面(9)とによつて構成されてい
る。前記各取付傾斜面(8)および(9)は、前記ケー
シング本体(2)の前縁面(10)側に低く傾斜し、かつ
互いに向き合う側に低く傾斜している。前記発光素子
(3)は、リード線(11)を有する発光素子ペレット
(12)を樹脂モールドして成り、発光素子ペレット(1
2)における発光部に対応してレンズ部(13)を備え、
背面側(14)が該ケーシング本体(2)の取付傾斜面
(8)に対する取付面として形成されている。一方、前
記受光素子(4)は、リード線(15)を有する受光素子
ペレット(16)を樹脂モールドして成り、受光素子ペレ
ット(16)における受光部に対応してレンズ部(17)を
備え、背面側(18)が該ケーシング本体(2)の取付傾
斜面(9)に対する取付面として形成されている。前記
ケーシング本体(2)の頂面開口(6)に対しては、発
光素子側レンズ部(20)および受光素子側レンズ部(2
1)を備えたカバー部材(19)が取付けられるようにな
つている。
次いで、この考案に成る光電式反射センサー(1)を複
写機等における原稿サイズ検知装置に組み合せた態様を
第4図および第5図に示す。図からも明らかなように、
この考案の光電式反射センサー(1)は、複写機等にお
ける原稿サイズ検出装置の反射センサー取付部(22)に
対し、基準外側面(5)を介して直接接着剤等により密
着固定される。このように取付けることにより、コンタ
クトガラス(23)の下面と、光電式反射センサー(1)
におけるケーシング本体(2)の頂面(5)との間を、
平行にすることができ、それによつて両者間の距離を最
小とすることができる。第4図および第5図に示すよう
に、複写機等における原稿サイズ検出装置に組み込まれ
た光電式反射センサー(1)は、発光素子(3)と受光
素子(4)との間に、コンタクトガラス(23)上に載置
される原稿(H)を反射体として、光結合路(L.R)を
形成する。この場合、発光素子(3)からの光(L.R1
は、コンタクトガラス(23)に達し、その一部は反射光
(R)として外部に反射し、ノイズの原因が取り除かれ
る。一方、発光素子(3)からの光(L.R1)は、屈折し
てコンタクトレンズ(23)内を直進し、原稿(H)に達
して、反射する。この反射光は、コンタクトガラス内を
通つて、更に屈折して受光素子に達する。この光結合路
(L.R)を結ぶことにより被検物原稿(H)を検知す
る。
(g)本考案の効果 以上の構成に成るこの考案の光電式反射センサーは、き
わめて簡単な構造で成り、多量生産に適合する点、およ
び複写機等における原稿サイズ検出装置の取付部に対し
て単に接着結合するだけのもので、部品点数の削減、組
立工数の逓減を図つている点等においてきわめて実効の
高いものといえる。さらに、この考案に成る光電式反射
センサーは、複写機等における原稿サイズ検出装置の取
付部に対して単に接着するだけで、コンタクトガラスの
下面側に、ケーシング頂面を平行に装置することがで
き、コンタクトガラスとケーシング頂面との間の距離を
最小限に設計できるので、検出精度の向上、および信頼
性の向上の点においてきわめて有利なものであるといえ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に成る光電式反射センサーの一例を
示すものであり、頂面のレンズカバーを取外し、かつ一
部破断して示す斜視図、 第2図は、第1図におけるA−A′線断面図、 第3図は、第1図におけるB−B′線断面図、 第4図は、当該光電式反射センサーを複写機等における
原稿サイズ検出装置に組み合せた状態を示す概略的側面
図、 第5図は、その斜視図である。 (1)……反射センサー (2)……ケーシング本体 (3)……発光素子 (4)……受光素子 (5)……基準外側面 (6)……頂面 (8)……発光素子取付傾斜面 (9)……受光素子取付傾斜面 (10)……ケーシング前縁面 (19)……レンズカバー部材 (L.R)……光結合路 (H)……被検物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検紙(H)を載せるコンタクトガラス
    (23)の下方に、前記被検紙(H)を反射焦点面として
    反射光結合路(L.R)を形成するように発光素子(3)
    及び受光素子(4)をセットしておき、前記コンタクト
    ガラス(23)越しに、前記コンタクトガラス(23)上の
    被検紙(H)を反射式にて検知するようにした光電式反
    射センサー(1)において、 合成樹脂材によって成形されるケーシング本体(2)
    と、前記ケーシング本体(2)の内部に所定の間隔を隔
    てて配置される発光素子(3)及び受光素子(4)との
    組み合わせでなり、前記ケーシング本体(2)は、その
    前縁面(10)に対して交差する少なくとも一つの設置用
    の基準外側面(5)と、前記基準外側面(5)に対して
    実質上平行な頂面(6)と、前記基準外側面(5)に対
    し、前記ケーシング本体(2)の前縁面(10)側に低く
    傾斜し、かつ互いに向き合う側に低く傾斜する発光素子
    取付傾斜面(8)及び受光素子取付傾斜面(9)とを有
    し、前記発光素子(3)を発光素子取付傾斜面(8)
    に、前記受光素子(4)を受光素子取付傾斜面(9)に
    それぞれ取り付けてなることを特徴とする光電式反射セ
    ンサー。
JP1986051298U 1986-04-04 1986-04-04 光電式反射センサ− Expired - Lifetime JPH0714935Y2 (ja)

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JPS62162855U JPS62162855U (ja) 1987-10-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002325858A (ja) * 2001-02-16 2002-11-12 Miyake Engineering Kk 建造物の消火方法及び消火設備ユニットを設置した建造物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6348037Y2 (ja) * 1981-04-01 1988-12-12
US4651830A (en) * 1985-07-03 1987-03-24 Cameron Iron Works, Inc. Marine wellhead structure

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JPS62162855U (ja) 1987-10-16

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