JP2003248877A - 煙感知器 - Google Patents

煙感知器

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JP2003248877A
JP2003248877A JP2002048772A JP2002048772A JP2003248877A JP 2003248877 A JP2003248877 A JP 2003248877A JP 2002048772 A JP2002048772 A JP 2002048772A JP 2002048772 A JP2002048772 A JP 2002048772A JP 2003248877 A JP2003248877 A JP 2003248877A
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smoke
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JP2002048772A
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Shoichi Oka
昭一 岡
Naoyuki Nishikawa
尚之 西川
Koji Sakamoto
浩司 阪本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】感知器内部に浸入した水滴による誤動作を防止
するとともに、煙感知室内への空気の流入量が低下する
のを防止した煙感知器を提供する。 【解決手段】煙感知器のボディは有底筒状であって、開
口部を上側にして天井に取り付けられる。ボディ3の底
壁には下面の略中央を凹没させることによって収納凹所
4が形成され、この収納凹所4には煙感知部Aを保持し
た保護カバー8が上端部を挿入して取着される。煙感知
部Aは、外部からの煙の侵入を許容する煙感知室Sと当
該煙感知室Sへの煙の侵入を感知する煙感知回路が形成
された回路基板5とを備え、収納凹所4内に回路基板5
を配置するとともに、煙感知室Sを収納凹所4から下側
に露出させた状態で保護カバー8に保持される。ここ
で、収納凹所4の側壁4aにおける回路基板5よりも下
側の部位には、ボディ3内に浸入した水を収納凹所4を
通して外部へ逃がす水抜き孔14を貫設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、煙感知器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の煙感知器の断面図を示して
おり、この煙感知器は、天井面に固定される円盤状のベ
ース部1と、ベース部1に取着されるヘッド部2とで構
成される。
【0003】ベース部1は、絶縁性を有する合成樹脂に
より略円盤状に形成され、下面の外周部には段部1aが
形成されている。
【0004】ヘッド部2は、ベース部1の下面側に取着
される合成樹脂製のボディ3を備える。ボディ3は、側
面視の外形形状が円錐台状に形成された底壁3aと、底
壁3aの外周縁から上方に延出する側壁3bとで有底筒
状に形成され、開口部を上側にし、上端部をベース部1
の段部1aに嵌め込んだ状態でベース部1に取り付けら
れる。ボディ3の底壁3aは中心に近いほど下側に突出
するように傾斜しており、底壁3aの略中央には下面側
を凹没させることによって丸穴状の収納凹所4が形成さ
れ、この収納凹所4の内部には、外部からの煙の侵入を
許容する煙感知室Sを有し上側に回路基板5が固定され
た光学基台6と、防虫カバー7とを保持した保護カバー
8の上端部が挿入され、固定される。なお、保護カバー
8の周壁8aの上端部には外側に突出する係止爪8bが
突設されており、この係止爪8bを収納凹所4の内周面
に設けた段部4aと係止させることで、保護カバー8が
ボディ3に固定されるようになっている。
【0005】回路基板5には、発光ダイオードやフォト
ダイオードなどの煙感知回路を構成する回路部品が実装
されている。また、回路基板5の端子ピン9,9は、収
納凹所4の上壁に形成された貫通孔10,10から上方
に突出しており、各端子ピン9,9の上端部には断面L
字形の端子板11,11が半田付けされている。ここ
で、ベース部1には、天井からの電線を挿入するための
電線挿入孔(図示せず)が形成されており、この電線挿
入孔を通してヘッド部2内に挿入される電線を各端子板
11に結線することで、煙感知回路に動作電源が供給さ
れるとともに、その検知信号を外部へ出力できるように
なっている。
【0006】ところで、雨漏り等によって天井から水滴
が落下する場合に、上述した電線挿入孔を通って感知器
内部に水滴が浸入し、ボディ3内に溜まった水が貫通孔
10を通って回路基板5上に落下すると、煙感知回路が
誤動作を起こす虞がある。そこで、従来の煙感知器で
は、ボディ3の底壁3aにおける収納凹所4の側壁4b
よりも外側の部位に、ボディ3を貫通する水抜き孔2
0,20を形成し、これらの水抜き孔20,20からボ
ディ3内に浸入した水を逃がすことで、貫通孔10を通
して回路基板5上に水滴が落下して、煙感知回路が誤動
作を起こすのを防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の煙感知器で
は、ボディ3の底壁3aに水抜き孔20,20を形成し
ているため、ボディ3の内部と外部とが水抜き孔20,
20を介して直接連通している。そのため、天井からの
気流が発生した場合、保護カバー8の周壁8aに設けた
窓孔8cを通って煙感知室S内に流入するはずの空気の
一部が水抜き孔20,20を通ってボディ3内に流れる
ことになり、煙感知室Sに流入する空気の量が減少する
という問題があり、その結果、煙を感知する感度が低下
して火災発生の認定が遅れてしまう虞もあった。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、感知器内部に浸入し
た水滴による誤動作を防止するとともに、煙感知室内へ
の空気の流入量が低下するのを防止した煙感知器を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、略有底筒状であって、開口部
を上側にして天井に取り付けられるボディと、ボディの
底壁の下面側を凹没させて形成された収納凹所と、外部
からの煙の侵入を許容する煙感知室および当該煙感知室
への煙の侵入を感知する煙感知回路が形成された回路基
板を具備し、収納凹所内に回路基板を配置するととも
に、煙感知室を収納凹所から外側に露出させた状態でボ
ディに保持される煙感知部とを備え、収納凹所の側壁に
おける回路基板よりも下側の部位に、ボディ内部に浸入
した水を収納凹所と煙感知室の周りに設けた通風用孔と
を通して外部へ逃がす第1の水抜き孔を貫設して成るこ
とを特徴とし、ボディ内部に浸入した水は、収納凹所の
側壁に設けた第1の水抜き孔を通って収納凹所内に入り
込み、収納凹所と煙感知室の周りに設けた通風用孔とを
通って外部に流出するので、ボディ内部に水が溜まって
回路基板に水が付着するのを防止でき、且つ第1の水抜
き孔は回路基板よりも下側の部位に設けられているの
で、収納凹所内に逃がした水が回路基板に付着するのも
防止できる。さらに、煙感知室は収納凹所から外側に露
出させた状態でボディに保持されており、第1の水抜き
孔は収納凹所の側壁に設けられているので、天井からの
気流が発生した場合でも、第1の水抜き孔を通る空気は
収納凹所内を通るため、煙感知室を通る空気の量が減る
ことはなく、その結果、煙の流入量の低下を招くことな
く、天井から落下する水滴が回路基板に付着して誤動作
するのを防止できる。
【0010】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記ボディの内部に、ボディの底壁の略全体を覆
う中蓋を配置し、ボディの側壁における中蓋よりも上側
の部位に第2の水抜き孔を貫設したことを特徴とし、天
井から落下してボディ内部に浸入した水は中蓋によって
ボディの底壁側へ浸入するのを阻止され、且つボディの
側壁に設けた第2の水抜き孔から外部へ流出するから、
ボディ内部に水が溜まるのをさらに防止できる。
【0011】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、上記ボディの内部に、ボディの底壁の略全
体を覆う中蓋を配置するとともに、中蓋と上記ボディと
の接触部位に、中蓋とボディとの間の隙間を封止する封
止部材を配置したことを特徴とし、中蓋はボディの底壁
の略全体を覆い、封止部材によって中蓋とボディとの間
の隙間が封止されているので、ボディ内部に浸入した水
が中蓋とボディとの間の隙間から底壁側へ浸入するのを
確実に防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の実施形態
1を図1を参照して説明する。尚、煙感知器の基本的な
構成は上述した従来の煙感知器と同様であるので、共通
する構成要素には同一の符合を付してその説明は省略す
る。
【0013】本実施形態の煙感知器は、天井面に固定さ
れる円盤状のベース部1と、ベース部1に取着されるヘ
ッド部2とで構成される。
【0014】ベース部1は、絶縁性を有する合成樹脂に
より略円盤状に形成され、下面の外周部には段部1aが
形成されている。
【0015】ヘッド部2は、ベース部1の下面側に取着
される合成樹脂製のボディ3を備える。ボディ3は、側
面視の外形形状が円錐台状に形成された底壁3aと、底
壁3aの外周縁から上方に延出する側壁3bとで有底筒
状に形成され、開口部を上側にし、上端部をベース部1
の段部1aに嵌め込んだ状態でベース部1に取り付けら
れる。ボディ3の底壁3aは中心に近いほど下側に突出
するように傾斜しており、底壁3aの略中央には下面側
を凹没させることによって丸穴状の収納凹所4が凹設さ
れている。この収納凹所4の内部には、回路基板5が固
定された光学基台6及び防虫カバー7を保持した保護カ
バー8の上端部が挿入され、固定されている。ここに、
煙感知室Sを有する光学基台6および回路基板5から煙
感知部Aが構成される。
【0016】また、ボディ3の内部には円板状の中蓋1
5が配置されている。中蓋15の外径寸法はボディ3の
内径寸法よりも若干小さい寸法に設定されており、中蓋
15の外周縁はボディ3の底壁3aと側壁3bとの角部
付近で底壁3aの裏面に接し、底壁3aの略全体を覆っ
ている。
【0017】回路基板5の下面には、発光ダイオードL
DやフォトダイオードPDなどの煙感知回路を構成する
回路部品が実装されている。また、回路基板5の端子ピ
ン9は、収納凹所4の上壁に形成された貫通孔10及び
中蓋15に設けた貫通孔15aを通して上方に突出して
おり、各端子ピン9の上端部には断面L字形の端子板1
1が半田付けされている。ここで、ベース部1には、天
井からの電線を挿入するための電線挿入孔(図示せず)
が形成されており、この電線挿入孔を通してヘッド部2
内に挿入される電線を各端子板11に結線することで、
煙感知回路に動作電源が供給されるとともに、その検知
信号を外部へ出力できるようになっている。
【0018】光学基台6は光を反射しにくい色(例えば
黒色)の合成樹脂により、略円板状の上壁6aと、上壁
6a下面の外周部に沿って配置された水平断面が略L字
形の複数のラビリンス壁6bとを一体に形成して構成さ
れ、複数のラビリンス壁6bで周りを囲むことによって
外部からの煙の侵入を許容するとともに外光の入射を防
止する水平断面が略円形の煙感知室(所謂チャンバー)
Sが形成されている。光学基台6の上壁6aの上面側に
は、発光ダイオードLDおよびフォトダイオードPDが
実装された面を下向きにして回路基板5が取り付けられ
ている。また、光学基台6の煙感知室Sには一対のプリ
ズムレンズ12,13が配置されており、発光ダイオー
ドLDの発光面及びフォトダイオードPDの受光面を光
学基台6に設けた貫通孔6c,6dを通してプリズムレ
ンズ12,13と対向させている。尚、一対のプリズム
レンズ12,13は、その光軸が煙感知室Sの中心方向
を向き、且つ所定の角度で交差するように配置されてい
る。
【0019】防虫カバー7は合成樹脂により上面が開口
した有底円筒状に形成されており、その周壁には多数の
孔7aが開口している。この防虫カバー7は光学基台6
のラビリンス壁6bの周面および下面を覆うようにして
配置されており、煙感知室S内に虫などの異物が侵入す
るのを防止している。
【0020】また保護カバー8は合成樹脂により上面が
開口した有底円筒状に形成され、回路基板5が取り付け
られた光学基台6及び防虫カバー7を内部に収めた状態
で、上端部をボディ3の収納凹所4内に嵌合すること
で、ボディ3に固定される。なお、保護カバー8の周壁
8aには、円周方向に沿って延びる帯状の窓孔8c(通
風用孔)が複数開口しており、これらの窓孔8c及び防
虫カバー7の孔7aを通って、煙感知室Sの内部に煙が
侵入するようになっている。
【0021】ところで、上述した従来の煙感知器では、
ボディ3の底壁3aにおける収納凹所4の外側の部位に
水抜き孔20を形成して、ボディ3の内側に溜まった水
を直接外部に逃がしているのに対して、本実施形態では
収納凹所4の側壁4bにおける回路基板5よりも下側の
部位に、ボディ3内に浸入した水を収納凹所4を通して
ボディ外部に逃がす水抜き孔(第1の水抜き孔)14を
形成している。
【0022】而して、水漏れ等によって天井から水滴が
落下し、ベース部1に設けた電線挿入孔を通してボディ
3内部の空間に水が浸入した場合、内部に浸入した水は
収納凹所4の側壁4bに設けた水抜き孔14を通って、
保護カバー8と光学基台6との間に入り込み、保護カバ
ー8に設けた窓孔8cから外部に流出するので、ボディ
3の内部空間に水が溜まるのを防止でき、その結果回路
基板5に水滴が付着して、煙感知回路が誤動作するのを
防止できる。
【0023】ここで、この煙感知器の動作について簡単
に説明する。上述のように発光ダイオードLDの発光面
はプリズムレンズ12に対向しているので、発光ダイオ
ードLDからの光はプリズムレンズ12で集光されて煙
感知室Sに照射される。なお、プリズムレンズ12,1
3はそれぞれの光軸が所定の角度で交差するように配置
されているので、プリズムレンズ12から照射された発
光ダイオードLDの光が直接プリズムレンズ13に入射
することはなく、煙感知室S内に煙が侵入していない状
態ではフォトダイオードPDに入射する光は略ゼロとな
っている。一方、煙感知室S内に煙が侵入すると、プリ
ズムレンズ12により集光されて煙感知室Sに照射され
た発光ダイオードLDからの光が、煙の粒子によって散
乱されて、他方のプリズムレンズ13に入射し、フォト
ダイオードPDの受光面に集光されるので、フォトダイ
オードPDの出力の増加する。従って、フォトダイオー
ドPDの出力が増加することから煙の有無を感知するこ
とができる。
【0024】(実施形態2)本発明の実施形態2を図2
を参照して説明する。尚、煙感知器の基本的な構成は実
施形態1又は従来例で説明した煙感知器と同様であるの
で、共通する構成要素には同一の符合を付して、その説
明を省略し、本実施形態の特徴とする部分のみを説明す
る。
【0025】実施形態1で説明したように、中蓋15の
外周縁はボディ3の底壁3aと側壁3bとの角部付近で
底壁3aの裏面に接しているのであるが、本実施形態で
は、ボディ3の側壁3bにおける中蓋15よりも上側の
部位に、側壁3bを貫通する水抜き孔(第2の水抜き
孔)17を形成するとともに、中蓋15と底壁3aとの
間にOリングのような封止部材16を介装して、封止部
材16で中蓋15と底壁3aとの間の隙間を封止してい
る。
【0026】而して、天井から落下した水滴がボディ3
の内部に浸入した場合、内部に浸入した水滴は中蓋15
によって下方へ流れるのを阻止され、側壁3bに設けた
水抜き孔17から外部へ逃げるので、ボディ3の底部に
水が流れ込むのを防止できる。また本実施形態では、中
蓋15と底壁3aとの間の隙間を封止部材16で封止し
ているので、ボディ3の内部に浸入した水滴が中蓋15
と底壁3aとの間の隙間を通ってボディ3の底部に流れ
込むのを確実に防止でき、回路基板5に水が付着して誤
動作するのを防止することができる。
【0027】なお、中蓋15の板厚を外周部にいくほど
薄くするなどして、側壁3bに近い側ほど(すなわち、
第2の水抜き孔17に近い側ほど)下向きに傾斜するよ
うな傾斜面を中蓋15に設けても良く、このような傾斜
面を設けることで水抜き孔17から水が抜けやすくでき
る。
【0028】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、略有
底筒状であって、開口部を上側にして天井に取り付けら
れるボディと、ボディの底壁の下面側を凹没させて形成
された収納凹所と、外部からの煙の侵入を許容する煙感
知室および当該煙感知室への煙の侵入を感知する煙感知
回路が形成された回路基板を具備し、収納凹所内に回路
基板を配置するとともに、煙感知室を収納凹所から外側
に露出させた状態でボディに保持される煙感知部とを備
え、収納凹所の側壁における回路基板よりも下側の部位
に、ボディ内部に浸入した水を収納凹所と煙感知室の周
りに設けた通風用孔とを通して外部へ逃がす第1の水抜
き孔を貫設して成ることを特徴とし、ボディ内部に浸入
した水は、収納凹所の側壁に設けた第1の水抜き孔を通
って収納凹所内に入り込み、収納凹所と煙感知室の周り
に設けた通風用孔とを通って外部に流出するので、ボデ
ィ内部に水が溜まって回路基板に水が付着するのを防止
でき、且つ第1の水抜き孔は回路基板よりも下側の部位
に設けられているので、収納凹所内に逃がした水が回路
基板に付着するのも防止できるという効果がある。さら
に、煙感知室は収納凹所から外側に露出させた状態でボ
ディに保持されており、第1の水抜き孔は収納凹所の側
壁に設けられているので、天井からの気流が発生した場
合でも、第1の水抜き孔を通る空気は収納凹所内を通る
ため、煙感知室を通る空気の量が減ることはなく、その
結果、煙の流入量の低下を招くことなく、天井から落下
する水滴が回路基板に付着して誤動作するのを防止でき
るという効果もある。
【0029】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記ボディの内部に、ボディの底壁の略全体を覆う
中蓋を配置し、ボディの側壁における中蓋よりも上側の
部位に第2の水抜き孔を貫設したことを特徴とし、天井
から落下してボディ内部に浸入した水は中蓋によってボ
ディの底壁側へ浸入するのを阻止され、且つボディの側
壁に設けた第2の水抜き孔から外部へ流出するから、ボ
ディ内部に水が溜まるのをさらに防止できるという効果
がある。
【0030】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、上記ボディの内部に、ボディの底壁の略全体
を覆う中蓋を配置するとともに、中蓋と上記ボディとの
接触部位に、中蓋とボディとの間の隙間を封止する封止
部材を配置したことを特徴とし、中蓋はボディの底壁の
略全体を覆い、封止部材によって中蓋とボディとの間の
隙間が封止されているので、ボディ内部に浸入した水が
中蓋とボディとの間の隙間から底壁側へ浸入するのを確
実に防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の煙感知器の断面図である。
【図2】実施形態2の煙感知器の垂直断面を模式的に示
した図である。
【図3】従来の煙感知器の垂直断面を模式的に示した図
である。
【符号の説明】
1 ベース部 2 ヘッド部 3 ボディ 4 収納凹所 4a 側壁 5 回路基板 14 水抜き孔 A 煙感知部 S 煙感知室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪本 浩司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2G059 AA05 BB01 CC19 EE02 GG02 JJ11 JJ12 KK01 NN10 5C085 AA03 AB01 AC03 BA33 CA08 CA10 DA07 DA08 DA16 DA17 FA11 FA14 FA18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略有底筒状であって、開口部を上側にして
    天井に取り付けられるボディと、ボディの底壁の下面側
    を凹没させて形成された収納凹所と、外部からの煙の侵
    入を許容する煙感知室および当該煙感知室への煙の侵入
    を感知する煙感知回路が形成された回路基板を具備し、
    収納凹所内に回路基板を配置するとともに、煙感知室を
    収納凹所から外側に露出させた状態でボディに保持され
    る煙感知部とを備え、収納凹所の側壁における回路基板
    よりも下側の部位に、ボディ内部に浸入した水を収納凹
    所と煙感知室の周りに設けた通風用孔とを通して外部へ
    逃がす第1の水抜き孔を貫設して成ることを特徴とする
    煙感知器。
  2. 【請求項2】上記ボディの内部に、ボディの底壁の略全
    体を覆う中蓋を配置し、ボディの側壁における中蓋より
    も上側の部位に第2の水抜き孔を貫設して成ることを特
    徴とする請求項1記載の煙感知器。
  3. 【請求項3】上記ボディの内部に、ボディの底壁の略全
    体を覆う中蓋を配置するとともに、中蓋と上記ボディと
    の接触部位に、中蓋とボディとの間の隙間を封止する封
    止部材を配置して成ることを特徴とする請求項1又は2
    記載の煙感知器。
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