JPS6349638Y2 - - Google Patents

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JPS6349638Y2
JPS6349638Y2 JP1453183U JP1453183U JPS6349638Y2 JP S6349638 Y2 JPS6349638 Y2 JP S6349638Y2 JP 1453183 U JP1453183 U JP 1453183U JP 1453183 U JP1453183 U JP 1453183U JP S6349638 Y2 JPS6349638 Y2 JP S6349638Y2
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JP
Japan
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humidity
temperature
compressor
setting
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JP1453183U
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JPS59120839U (ja
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  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、温湿度コントロールが同一快適性
の線上でできるようにした空気調和機の制御装置
に関する。
従来の空気調和機の制御装置を第1図に示す。
第1図において、1は空気調和機制御用のマイク
ロコンピユータ(以下マイコンと言う)、2は温
度検知回路で、温度検知素子3(以下温度センサ
と言う)で検知した雰囲気温度をマイコン1に出
力する。
湿度検知回路4は湿度検知素子5(以下湿度セ
ンサと言う)で検知した湿度をマイコン1に出力
するようになつており、また、温度調節回路6、
湿度調節回路8はそれぞれ調節用ボリウム7,9
を備えている。
また、表示部10は温度値、湿度値、および空
気調和機の運転状態などを表示するものである。
さらに、リレー11〜14のうち、リレー11
〜13はフアン回転速度制御用、リレー14は圧
縮機制御用である。
この第1図の空気調和機の制御装置は、温度お
よび湿度の調整用ボリウム7,9で決められた温
度、湿度と同一な快適性が得られるようにフアン
回転速度、圧縮機の運転率を制御するものであ
る。
同一な快適性とは、第2図に示す温度、湿度特
性を有する線上を言う。たとえば温度27℃、湿度
70%RHは温度28℃、湿多55%RHと同一の快適
性を有すると言える。同一快適性の線上で制御さ
れるため、快適性の維持が図れ、かつ低湿時は温
度を下げる必要がないので、省エネルギとなる。
しかし、実際の運転では、第3図に示すよう
に、温度の変化と湿度の変化が異なるため、目標
とする同一快適線上での制御が困難である。第3
図において実線の特性aが温度の変化、破線の特
性bが湿度の変化である。
圧縮機が運転を開始すると、温度は下がつてく
る。その間、湿度値は上がつていくことになり、
温度湿度検知のサンプリングごとに同一快適線制
御をするために、圧縮機を停止させるべき温度が
下がつてくる。
圧縮機を停止させる温度に達すると、圧縮機は
運転を停止するので、温度は負荷状態により上が
つていくことになる。この間、湿度値は逆に下が
つていく。そのために、次回の圧縮機運転再開の
温度は高く設定され、圧縮機の運転、停止による
温度、湿度変化巾が大きくなる。
同一快適線上での圧縮機の制御は難しくなり、
第2図に示す特性a,bのような温度、湿度変化
になつてしまう。これは、初期の目的である同一
快適線上での省エネルギ制御に反することにな
る。
そこで、この考案は、圧縮機運転を制御する温
度、湿度値のサンプリングを圧縮機が停止してい
る間のみとし、圧縮機運転再開後は温度のみサン
プリングし、制御することにより上記のような欠
点を除去できる空気調和機の制御装置を提供する
ことを目的とする。
以下、この考案の空気調和機の制御装置の実施
例について図面に基づき説明する。この実施例に
おいて、マイコンの内部の構成が異なるものの、
全体の構成は第1図と同様であり、この第1図を
この考案においても援用することにする。
第4図は、この考案におけるマイコン内部及び
これに付属する外部機器の主要部を構成するブロ
ツク図である。
図において、40は温度検出手段で、第1図の
温度検知回路2及び温度センサ3に相当する。
41は湿度検出手段で、第1図の湿度検出回路
4及び湿度センサ5に相当する。
42は温度設定手段で、第1図の温度調節回路
6及び調節ボリウム7に相当する。
43は湿度設定手段で、第1図の湿度調節回路
8及び調節ボリウム9に相当する。
44は温度検知手段40で検知された温度と設
定温度とを比較する比較手段で、その比較結果は
圧縮機制御手段45に出力される。
46は圧縮機制御手段45からの圧縮機停止信
号を受けた時のみ湿度検知手段41で検知された
湿度を選択的に出力する選択手段であり、選択手
段46から出力される湿度信号は温度設定補正手
段47に出力される。
温度設定補正手段47は、湿度設定手段23か
ら出力される設定湿度信号と前記選択手段26を
通して出力される湿度信号とに基づいて温度設定
手段42から出力される設定温度値を補正して比
較手段44に出力する。即ち圧縮機停止時は、湿
度値により設定温度が補正され、湿度値の変化に
より設定温度も変化する。しかし、圧縮機の停止
時は、圧縮機制御手段45からの停止信号により
湿度検出手段41の出力が温度設定補正手段へ出
力されないため、設定温度は湿度値が変化しても
変化しない。
次に、上記のように構成された本実施例の動作
について説明する。
まず、第1図について、本実施例の概略を述べ
る。
温度、湿度の調整用ボリウム7,9で設定され
た値をマイコン1が記憶し、あらかじめ定められ
た温度、湿度の関係で同一快適線を作る。
次に、現在の温度、湿度値を温度センサ3およ
び湿度センサ5で検知し、第5図に示す同一快適
線より上か下かを判断し、上の場合、圧縮機を運
転する。圧縮機が1度運転を開始すると、湿度の
検知は止め、温度のみの検知となる。
圧縮機運転により温度が下がつて同一快適線を
越えて下がると、圧縮機は停止する。圧縮機が停
止すると、再び湿度の検知を開始する。そして、
検知温度、湿度と同一快適線とを比較し圧縮機運
転の可否を決定する。
次に、第1図、第4図及び第7図を参照して説
明する。
第7図に示すプログラムがスタートすると、先
ず、ステツプ20において、温度検知手段40
(センサ3)で検知した現在の温度をマイコン1
に取込み、これを室温とする。次のステツプ21
では、湿度検知手段41(センサ5)で検知した
現在の雰囲気湿度をマイコン1に取込み、これを
湿度Bとする。
次のステツプ22において、温度設定手段42
(ボリウム7)で設定した設定温度をマイコン1
に取込み、さらに次のステツプ23で、湿度設定
手段43(ボリウム9)で設定した設定湿度をマ
イコン1に取込む。
ステツプ24では、圧縮機が停止した時に、そ
の制御手段45から出力される停止信号によつて
選択手段46を動作させ、これにより湿度検知手
段41で検知した現在の湿度値Aを設定温度補正
手段47に取込み、これによりステツプ22で温
度設定手段42から取り込んだ設定温度を補正す
る。その後、ステツプ20で取込んだ室温と、ス
テツプ24で補正した設定温度とを比較手段44
で比較し(ステツプ25)、その結果が室温≧設
定温度のとき、ステツプ26へ進み、ステツプ2
1で取込んだ湿度Bと、ステツプ22で取込んだ
設定湿度とをさらに比較し、その判定結果が湿度
B≧設定湿度の時、運転条件であるとしてステツ
プ28へ進み、圧縮機制御手段45を作動させて
圧縮機を運転する。
また、上記ステツプ25での判定結果が室温<
設定温度の時は、停止条件であるとして、ステツ
プ28に移行し、湿度Aを湿度Bにセツトする。
そして、次のステツプ29において、圧縮機を停
止させる。
また、上記ステツプ26での判定結果が湿度B
<設定湿度の時は、停止条件であるとして、ステ
ツプ28へ移行し、湿度Aを湿度Bにセツトす
る。そして、ステツプ29で圧縮機を停止させ
る。
このように、圧縮機運転中の湿度値の変化を無
視することで、第6図の温度、湿度特性に示すよ
うに、温度、湿度変化の小さい快適な空気調和が
得られることになる。この第6図において、実線
の特性aが温度の変化を示し、破線の特性bが湿
度の変化を示し、これらは第3図と比較しても明
らかなように変化が小さいことがわかる。また温
度、湿度変化が小さいことから省エネルギにもな
る。
以上のように、この考案の空気調和機の制御装
置によれば、設定された湿度値と検出された雰囲
気の湿度値により設定された温度を変化させ、雰
囲気湿度値の検知を圧縮機運転中は無視し、圧縮
機停止中の湿度値により設定された温度を変更し
て圧縮機の運転制御を行うようにしたので、温
度、湿度変化の小さい快適な空気調和が得られ、
しかも省エネルギ効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来およびこの考案の空気調和機の制
御装置の全体構成を示すブロツク図、第2図は従
来の空気調和機の制御装置による同一快適性を示
すグラフ、第3図は従来の空気調和機の制御装置
による温度、湿度特性を示す図、第4図はこの考
案による制御装置の主要部を示すブロツク図、第
5図はこの考案の空気調和機の制御装置による同
一快適性を示すグラフ、第6図はこの考案の空気
調和機の制御装置による温度、湿度特性を示す
図、第7図は本実施例における制御装置の処理手
順を示すフローチヤートである。 1……マイクロコンピユータ、2……温度検知
回路、3……温度センサ、4……湿度検知回路、
5……湿度センサ、6……温度調節回路、7,9
……調整用ボリウム、8……湿度調節回路、10
……表示部、11〜14……リレー、40……温
度検知手段、41……湿度検知手段、42……温
度設定手段、43……湿度設定手段、44……比
較手段、45……圧縮機制制御手段、46……選
択手段、47……設定温度補正手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雰囲気温度を検知する温度検知手段、雰囲気湿
    度を検知する湿度検知手段、雰囲気温度を設定す
    る温度設定手段、雰囲気湿度を設定する湿度設定
    手段、前記湿度検知手段の設定湿度と前記湿度検
    知手段から得られる湿度値により前記温度設定手
    段からの設定温度値を補正する温度設定補正手
    段、この湿度設定補正手段から出力される補正値
    と前記温度検知手段から出力される検知温度とを
    比較する比較手段、この比較手段から出力される
    比較結果に基づいて圧縮機をオン、オフ制御する
    圧縮機制御手段、圧縮機の停止中に前記圧縮機制
    御手段から送出される停止信号により動作され前
    記湿度検知手段から得られる湿度値を前記温度設
    定補正手段に出力する選択手段とを備えてなる空
    気調和機の制御装置。
JP1453183U 1983-02-03 1983-02-03 空気調和機の制御装置 Granted JPS59120839U (ja)

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JP1453183U JPS59120839U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 空気調和機の制御装置

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JP1453183U JPS59120839U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 空気調和機の制御装置

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JPS59120839U JPS59120839U (ja) 1984-08-15
JPS6349638Y2 true JPS6349638Y2 (ja) 1988-12-20

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ID=30145888

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JP1453183U Granted JPS59120839U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 空気調和機の制御装置

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JPS62137213A (ja) * 1985-12-11 1987-06-20 Nippon Denso Co Ltd カ−エアコン制御装置

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JPS59120839U (ja) 1984-08-15

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