JPS6349578B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6349578B2
JPS6349578B2 JP7458680A JP7458680A JPS6349578B2 JP S6349578 B2 JPS6349578 B2 JP S6349578B2 JP 7458680 A JP7458680 A JP 7458680A JP 7458680 A JP7458680 A JP 7458680A JP S6349578 B2 JPS6349578 B2 JP S6349578B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
hole
metal plate
semicircular
flanges
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7458680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS571531A (en
Inventor
Yoshihiko Tsuzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP7458680A priority Critical patent/JPS571531A/ja
Publication of JPS571531A publication Critical patent/JPS571531A/ja
Publication of JPS6349578B2 publication Critical patent/JPS6349578B2/ja
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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車輛用部品のフランジ部(構造体の
プラケツトも含む)に用いて最適な、軽量でかつ
簡単に製作し得る安価なフランジの製造方法に関
するものである。
フランジは、通常鋳、鍛造品または丸棒、厚板
材の機械加工等により中実品に製作されるが、近
年の車輛部品の軽量化指向から、軽量でかつ簡易
なフランジの製造方法の開発が望まれている。
本発明は、この要望に沿うために、金属板とく
に鋼板の打抜き、絞り加工、溶接加工により、鋳
鍛加工、機械加工による削り出し加工を除外し、
軽量化、量産化が可能な簡易なフランジの製造方
法を提供することを目的とする。
以下に、本発明の中空フランジの製造方法の実
施例を図に従つて説明する。
第1図乃至第5図は第1発明に係る製造方法を
工程順に示したものである。
まず、第1図に示すように金属板1を用意す
る。金属板1は析り曲げが可能で溶接が可能であ
るものであればよいが、通常は鋼板が用いられ
る。
金属板1には、第2図に示すように、矩形状の
穴2aの両端に半円形の穴2bが連設された形状
のトラツク形穴2が穿設される。この穿設は、通
常、プレスによる打抜加工が適用されるが、機械
切削加工など他の加工によつてもよい。
つぎに、トラツク形穴2が設けられた金属板1
は、その外周縁に沿つて絞り加工により、金属板
1中央部に対して直角に突出する外周フランジ3
が形成される。外周フランジ3はトラツク形穴2
のうち半円形の穴2bに対応する部分、すなわ
ち、矩形状の穴2aと半円形の穴2bとの境界想
像線A,Aより外側の部分のみに形成され、矩形
状の穴2aに対応する部分はフランジがカツトさ
れる。また、トラツク形穴2の内周縁に沿つても
絞り加工ないしバーリング加工により内周フラン
ジ4が形成される。この内周フランジ4は、トラ
ツク形穴2のうち半円形の穴2bに対応する部分
にのみ形成され、矩形状の穴2aに対応する部分
には形成されていないか、形成されてもカツトさ
れる。トラツク形穴2の両端に形成される一対の
内周フランジ4,4は何れも外周フランジ3の突
出方向と同じ方向に突出させて形成される。内、
外周フランジ4,3の形成は何れが先であつても
また同時であつてもよい。内、外周フランジ4,
3が形成された状態を第3図に示す。
内、外周フランジ4,3が形成された金属板1
は、矩形状の穴2aと半円形の穴2bとの境界線
A,Aに沿つて外周フランジ3が突出している方
向に90度折り曲げられる。内、外周フランジ4,
3の高さは予じめ矩形状の穴2aの長さの半分に
形成されているので、折り曲げたときに内周フラ
ンジ4の先端同志は互に突出されると同時に外周
フランジ3の先端同志も互に突合される。これら
の突合せ部5は溶接接合され、これによつて第4
図に示すようなフランジ半体6が形成される。こ
のフランジ半体6は一対用意される。
一対のフランジ半体6は、各々の半円形の穴2
bが突合されて真円形の穴が形成されるように組
合され、接触部の適当箇所を溶接接合して中空フ
ランジ7が完成される。なお、連続又は点溶接に
するかは、必要強度に応じて決めればよい。
次に本発明の第2発明に係る中空フランジの製
造方法を第1図、第2図及び第6図乃至第8図に
従つて工程順に説明する。
まず第1図に示すように、金属板を用意し、第
2図に示すように、矩形状の穴2aの両端に半円
形の穴2bが連設された形状のトラツク形穴2を
穿設するが、ここまでは第1発明と同じである。
つぎに、トラツク形穴2が設けられた金属板1
は、その外周縁のうち半円形の穴2bに対応する
部分に、絞り加工によつて金属板1の中央部に対
して直角に突出する外周フランジ3が形成され
る。トラツク形穴2の内周縁には、両端の半円形
の穴2b,2bに対応する部分にのみ、一方は外
周フランジ3と同一の方向に突出するまた他方は
外周フランジ3と反対の方向に突出する、互に逆
方向に突出する内周フランジ8,9が形成され
る。内周フランジ8,9は金属板1の中央部に対
し直交している。内、外周フランジ3,8,9の
形成順序は任意でよい。フランジが形成された状
態を第6図に示す。
内、外周フランジ3,8,9が形成された金属
板1は、矩形状の穴2aと半円形の穴2bとの境
界線A,Aに沿つて外周フランジ3が突出してい
る方向に90度折り曲げられる。外周フランジ3の
高さは予じめ矩形状の穴2aの長さの半分に形成
されているので、折り曲げたときに外周フランジ
の先端同志は互に突合される。外周フランジの先
端突合部10は溶接接合され、第7図に示すよう
なフランジ半体11が形成される。フランジ半体
11においては、内周フランジ8,9は互に同一
の方向に延びている。フランジ半体11は一対用
意される。
一対のフランジ半体11は、各々の半円形の穴
2bが突合されて真円形の穴が形成されるように
組合され、接触部の適当箇所を溶接接合して中空
フランジ12が完成される。この中空フランジ1
2の軸への取付けは、第8図に示すように、軸1
3の端部の周縁を内周フランジ8に溶接接合し、
内周フランジ9の先端周縁を軸13の外周に溶接
接合することにより行なわれる。内周フランジ9
はフランジのハブの機能も有している。また、必
要強度に応じ点溶接でもよいことは勿論である。
本発明の第1発明および第2発明に係る中空フ
ランジの製造方法によるときは、次の作用、効果
を得る。
まず、本発明によるフランジは、金属板の絞り
加工、曲げ加工によつて中空に作製されるから、
従来の中実フランジに比べ著しく軽量となり、車
輛部品用フランジ(ブラケツトも含む)に適用す
ることにより、軽量化を通して性能向上を図るこ
とができる。また、加工も、穿設、絞り、曲げと
もに大量生産に適しており、従来の鋳、鍛造粗材
または丸鋼、厚板材の切削加工によるフランジに
比べて、製作の容易化、コストダウンを図ること
ができる。
また、第2発明によるときはハブを有するフラ
ンジが鋼板の成形加工により製作できることとな
り、従来のような鍛鋼品などによるハブ付フラン
ジに比べて大巾な材料節約を図ることができ前記
のコストダウンの効果もそれだけ顕著となる。
なお、上記説明においては、車輛用フランジへ
の適用を主に述べたが、本発明は車輛用フランジ
以外の一般フランジ、たとえば建築構造物に用い
られるフランジや、断熱効果が必要とされるフラ
ンジ、の製作に適用されてもよいことはいうまで
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1発明及び第2発明に係る
フランジ粗材の金属板の斜視図、第2図は第1図
の金属板にトラツク形穴を穿設した段階の斜視
図、第3図は本発明の第1発明に従つて第2図の
金属板に内、外周フランジを形成した段階の斜視
図、第4図は本発明の第1発明に従つてフランジ
半体を形成した段階の斜視図、第5図は本発明の
第1発明に従つてフランジを完成した段階の斜視
図、第6図は本発明の第2発明に従つて第2図の
金属板に内、外周フランジを形成した段階の斜視
図、第7図は本発明の第2発明に従つてフランジ
半体を形成した段階の斜視図、第8図は本発明の
第2発明に従つてフランジを完成して軸に取付け
た段階の斜視図、である。図中の記号の意味は次
の通りである。 1……金属板、2……トラツク形穴、2a……
矩形状の穴、2b……半円形の穴、3……外周フ
ランジ、4,8,9……内周フランジ、5,10
……突合せ部、6,11……フランジ半体、7,
12……中空フランジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属板の中央部に矩形状の穴の両端に半円形
    の穴が連設された形状のトラツク形穴を穿設し、
    金属板の外周縁及びトラツク形穴の内周縁にそれ
    ぞれ前記半円形の穴に対応する部分にのみ絞り加
    工により外周フランジ及び該外周フランジと同一
    方向に突出する内周フランジを形成し、金属板を
    矩形状の穴とその両端の半円形の穴との境界線に
    沿つて外周フランジ突出側に折り曲げて外周フラ
    ンジ同志の突合せ部および内周フランジ同志の突
    合せ部をそれぞれ溶接接合することによりフラン
    ジ半体を形成し、このようにして形成されたフラ
    ンジ半体を一対用意して該一対のフランジ半体を
    前記半円形の穴が突合されて真円形の穴が形成さ
    れるように組合せ溶接接合してフランジを形成す
    ることを特徴とする中空フランジの製造方法。 2 金属板の中央部に矩形状の穴の両端に半円形
    の穴が連設された形状のトラツク形穴を穿設し、
    金属板の外周縁の前記半円形の穴に対応する部分
    に絞り加工により外周フランジを形成するととも
    に、トラツク形穴の両端の半円形穴の周縁にそれ
    ぞれ互に反対方向に突出する内周フランジを形成
    し、金属板を矩形状の穴とその両端の半円形の穴
    との境界線に沿つて外周フランジ突出側に折り曲
    げて外周フランジ同志の突合せ部を溶接接合する
    ことによりフランジ半体を形成し、このように形
    成されたフランジ半体を一対用意して該一対のフ
    ランジ半体を前記半円形の穴が突合されて真円形
    の穴が形成されるように組合せ溶接接合してフラ
    ンジを形成することを特徴とする中空フランジの
    製造方法。
JP7458680A 1980-06-03 1980-06-03 Production of hollow flange Granted JPS571531A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7458680A JPS571531A (en) 1980-06-03 1980-06-03 Production of hollow flange

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7458680A JPS571531A (en) 1980-06-03 1980-06-03 Production of hollow flange

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS571531A JPS571531A (en) 1982-01-06
JPS6349578B2 true JPS6349578B2 (ja) 1988-10-05

Family

ID=13551406

Family Applications (1)

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JP7458680A Granted JPS571531A (en) 1980-06-03 1980-06-03 Production of hollow flange

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02175037A (ja) * 1988-12-24 1990-07-06 Royal:Kk ディスプレ用ホルダーの製造方法
JPH0795901A (ja) * 1993-07-12 1995-04-11 Nova Sanitas As 屋内用履き物及びその製造方法
KR101145446B1 (ko) 2010-02-01 2012-05-15 (주) 디에이치홀딩스 튜브라 타입 차량용 브레이크 페달 암의 제조방법

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JPS571531A (en) 1982-01-06

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