JPS5912379B2 - 環状チエンホイ−ルの製造方法 - Google Patents
環状チエンホイ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPS5912379B2 JPS5912379B2 JP6714581A JP6714581A JPS5912379B2 JP S5912379 B2 JPS5912379 B2 JP S5912379B2 JP 6714581 A JP6714581 A JP 6714581A JP 6714581 A JP6714581 A JP 6714581A JP S5912379 B2 JPS5912379 B2 JP S5912379B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular
- chain wheel
- rod
- annular body
- shaped body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D53/00—Making other particular articles
- B21D53/26—Making other particular articles wheels or the like
- B21D53/28—Making other particular articles wheels or the like gear wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として自転車のクランクギヤとして用いら
れる環状チエンホイールの製造方法に関゛する。
れる環状チエンホイールの製造方法に関゛する。
周知のように自転車のクランクギヤを多段式の変速ギヤ
としたものには、該ギヤとして環状のチエンホイールが
用いられている。
としたものには、該ギヤとして環状のチエンホイールが
用いられている。
従来、この種の環状チエンホイールは、一枚の板材から
打抜き成形されていた。従つて打抜き後に残る廃材が多
くなり、材料の歩留りが悪く、不経済なものであつた。
そこで、本発明は、材料の歩留りを良くして経済的に環
状チエンホイールを製造することのできる方法を提供す
ることを目的とする。
打抜き成形されていた。従つて打抜き後に残る廃材が多
くなり、材料の歩留りが悪く、不経済なものであつた。
そこで、本発明は、材料の歩留りを良くして経済的に環
状チエンホイールを製造することのできる方法を提供す
ることを目的とする。
従つて、その特徴は、中央または中空の棒状体を環状に
屈曲成形し、該棒状体の両端面を突合せ溶接して閉塞環
状体を成形し、該環状体を軸心方向からプレスして扁平
環状体に成形し、該扁平環状体の外周部に録画を打抜成
形する点にある。以下、本発明の実施例を図面に基づき
詳述する。
屈曲成形し、該棒状体の両端面を突合せ溶接して閉塞環
状体を成形し、該環状体を軸心方向からプレスして扁平
環状体に成形し、該扁平環状体の外周部に録画を打抜成
形する点にある。以下、本発明の実施例を図面に基づき
詳述する。
第１図に示すものは、本発明に係る製造工程の概要を示
すものである。第１図１に示すように、環状チエンホイ
ールの素材として棒状体１が用いられる。該棒状体１は
鋼材またはアルミニウム合金等から成るものである。そ
の断面形状は、第２図に示す如く、中東丸棒、中空丸棒
または角棒等１０であり、特に限定されるものではない
。この棒状体１は、後に説明する第１図４に示すブラン
クを製造するに十分な寸法と重量を有するように所定長
さ、所定直径をもつて材料取りされている。即ち、この
棒状体１の長さは、第１図４に示すブランクのほぼ平均
円周に等しく、かつ該ブランクとほぼ同重量となる径を
有している。上記の如く材料取りされた棒状体１は、第
１図２に示すようにほぼ真円の環状に屈曲成形される。
すものである。第１図１に示すように、環状チエンホイ
ールの素材として棒状体１が用いられる。該棒状体１は
鋼材またはアルミニウム合金等から成るものである。そ
の断面形状は、第２図に示す如く、中東丸棒、中空丸棒
または角棒等１０であり、特に限定されるものではない
。この棒状体１は、後に説明する第１図４に示すブラン
クを製造するに十分な寸法と重量を有するように所定長
さ、所定直径をもつて材料取りされている。即ち、この
棒状体１の長さは、第１図４に示すブランクのほぼ平均
円周に等しく、かつ該ブランクとほぼ同重量となる径を
有している。上記の如く材料取りされた棒状体１は、第
１図２に示すようにほぼ真円の環状に屈曲成形される。
この屈曲成形は、従来から知られているように、２０ロ
ールの間を通過させることによつて屈曲成形する方法、
またはベンダによつて屈曲成形する方法等による。環状
に屈曲された棒状体１の両端面は突合せ伏に対向してい
る。上記突合せ伏に対向している棒状体１の端部は、２
５第１図３に示す如く溶接により接合される。
ールの間を通過させることによつて屈曲成形する方法、
またはベンダによつて屈曲成形する方法等による。環状
に屈曲された棒状体１の両端面は突合せ伏に対向してい
る。上記突合せ伏に対向している棒状体１の端部は、２
５第１図３に示す如く溶接により接合される。
この溶接として、ガス溶接、アーク溶接、または高周波
溶接が行なわれるが、パット溶接、またはフラッシュ溶
接も可能である。第１図３はフラッシュ溶接の場合を例
示している。３０上記の如く両端面を突合せ溶接された
棒状体１は閉塞環状体を構成する。
溶接が行なわれるが、パット溶接、またはフラッシュ溶
接も可能である。第１図３はフラッシュ溶接の場合を例
示している。３０上記の如く両端面を突合せ溶接された
棒状体１は閉塞環状体を構成する。
該環状体は屈曲成形により曲げ残留応力及び溶接による
熱応力を除去するため熱処理が施される。該熱処理工程
は第１図の記号「Ａ」で示されている。３５上記のよう
に残留応力を除去された環状体は、第１図４に示すよう
に、該環状体の軸心方向からプレスされて扁平環状体２
に成形される。
熱応力を除去するため熱処理が施される。該熱処理工程
は第１図の記号「Ａ」で示されている。３５上記のよう
に残留応力を除去された環状体は、第１図４に示すよう
に、該環状体の軸心方向からプレスされて扁平環状体２
に成形される。
該プレ、ウＱ−ス加工は熱間又は冷間のいずれであつて
もよい。
もよい。
該扁平環状体２の断面は第３図に示すように扁平矩形伏
となる。第３図に示す断面のものは中実棒をプレスした
ものであるが、中空棒をプレスしたものは２枚の板を重
合した形状となる。この扁平環状体２は、完成品の環状
チエンホイールを打抜くためのブランクである。従つて
、その内径、外径及び厚み寸法は、完成品を成形するに
十分な寸法となるようプレスされる。上記のように扁平
にプレスされた環状体２は再度残留応力除去のために熱
処理がされると共に、アルミニウム合金の場合は焼入が
行なわれる。
となる。第３図に示す断面のものは中実棒をプレスした
ものであるが、中空棒をプレスしたものは２枚の板を重
合した形状となる。この扁平環状体２は、完成品の環状
チエンホイールを打抜くためのブランクである。従つて
、その内径、外径及び厚み寸法は、完成品を成形するに
十分な寸法となるようプレスされる。上記のように扁平
にプレスされた環状体２は再度残留応力除去のために熱
処理がされると共に、アルミニウム合金の場合は焼入が
行なわれる。
また歪取りも同時に行なわれる。その工程は第１図の記
号「Ｂ］で示されている。しかして環状チエンホイール
の打抜き用ブランクが完成し、該ブランクを第１図５に
示すように環状チエンホイール３に打抜き成形する。
号「Ｂ］で示されている。しかして環状チエンホイール
の打抜き用ブランクが完成し、該ブランクを第１図５に
示すように環状チエンホイール３に打抜き成形する。
即ち、該ホイール３は外周部に鎖歯４を有すると共に、
内周部に取付片５を有し、該取付片５には取付孔６が打
抜き成形されている。このとき中空棒より成形したもの
では、環状体２の外周縁及び内周縁を完全に切除するこ
とにより同一ブランクから２枚の環状チエンホイール３
が成形されることになる。上記のようにして成形された
環伏チエンホイール３は歪み取り、又は面取り、及び表
面処理等の夫々の仕上加工が施こされて完成品となる。
内周部に取付片５を有し、該取付片５には取付孔６が打
抜き成形されている。このとき中空棒より成形したもの
では、環状体２の外周縁及び内周縁を完全に切除するこ
とにより同一ブランクから２枚の環状チエンホイール３
が成形されることになる。上記のようにして成形された
環伏チエンホイール３は歪み取り、又は面取り、及び表
面処理等の夫々の仕上加工が施こされて完成品となる。
これらの工程は第１図の記号「Ｃ」で示されている。上
記の如く成形された環状チエンホイール３は従来の一枚
の板材から打抜き成形されたものとその機能は変るとこ
ろがない。上記本発明の実施例によれば環伏チエンホイ
ール３の打抜用ブランクを環状体２に成形しているので
、打抜き後の廃材の発生率が極めて少なく、しかも、環
状ブランクを成形するのに棒状体１を環状に屈曲成形し
てプレス加工しているので、該ブランク成形に際しては
材料の無駄が生じず、全体として極めて材料の歩留りが
良好となるものである。
記の如く成形された環状チエンホイール３は従来の一枚
の板材から打抜き成形されたものとその機能は変るとこ
ろがない。上記本発明の実施例によれば環伏チエンホイ
ール３の打抜用ブランクを環状体２に成形しているので
、打抜き後の廃材の発生率が極めて少なく、しかも、環
状ブランクを成形するのに棒状体１を環状に屈曲成形し
てプレス加工しているので、該ブランク成形に際しては
材料の無駄が生じず、全体として極めて材料の歩留りが
良好となるものである。
そして上記夫々の工程には特殊な装置を必要とせず、通
常の設備を転用することができるので、容易に実施する
ことができる。しかも中空棒よりブランクを成形すれば
、同時に２枚の環状チエンホイール３が打抜き成形され
、極めて能率がよい。なお、本発明は上記実施例に限定
されるものではない。
常の設備を転用することができるので、容易に実施する
ことができる。しかも中空棒よりブランクを成形すれば
、同時に２枚の環状チエンホイール３が打抜き成形され
、極めて能率がよい。なお、本発明は上記実施例に限定
されるものではない。
本発明によれば、材料の歩留りが極めて良くなり経済的
に環状チエンホイールを生産することができるものであ
る。
に環状チエンホイールを生産することができるものであ
る。
また棒状体を環状体に成形し、かつプレス加工により扁
平環状体にしているので材料の組織の方向が周方向に向
いているため、鎖歯の強度が高く、耐摩耗性に優れたも
のである等、実用に供して多大の効果を奏するものであ
る。
平環状体にしているので材料の組織の方向が周方向に向
いているため、鎖歯の強度が高く、耐摩耗性に優れたも
のである等、実用に供して多大の効果を奏するものであ
る。
第１図は本発明の一実施例の工程を示す概要図、第２図
は棒状体の各種の断面形状を示す断面図、第３図は扁平
環状体の断面図である。 １・・・・・・棒状体、２・・・・・・扁平環状体、３
・・・・・・環状チエンホイール。
は棒状体の各種の断面形状を示す断面図、第３図は扁平
環状体の断面図である。 １・・・・・・棒状体、２・・・・・・扁平環状体、３
・・・・・・環状チエンホイール。
Claims (1)
- １ 中実または中空の棒状体を環状に屈曲成形し、該棒
状体の両端面を突合せ溶接して閉塞環状体を成形し、該
環状体を軸心方向からプレスして扁平環状体に成形し、
該扁平環状体の外周部に鎖歯を打抜成形することを特徴
とする環状チエンホイールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6714581A JPS5912379B2 (ja) | 1981-05-02 | 1981-05-02 | 環状チエンホイ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6714581A JPS5912379B2 (ja) | 1981-05-02 | 1981-05-02 | 環状チエンホイ−ルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57181735A JPS57181735A (en) | 1982-11-09 |
| JPS5912379B2 true JPS5912379B2 (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=13336441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6714581A Expired JPS5912379B2 (ja) | 1981-05-02 | 1981-05-02 | 環状チエンホイ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912379B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0540211Y2 (ja) * | 1985-09-25 | 1993-10-13 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010044546A (ko) * | 2001-03-06 | 2001-06-05 | 지융일 | 스텐레스 식기의 바닥테 형성방법 |
| JP2005053410A (ja) * | 2003-08-07 | 2005-03-03 | Shimano Inc | 自転車用スプロケット |
| KR100716458B1 (ko) | 2005-12-12 | 2007-05-10 | (주)에스에이치테크놀로지 | 자동차 엔진용 캠샤프트의 타이밍스프로킷 제조방법 |
| CN102886413B (zh) * | 2012-09-28 | 2015-03-18 | 湖北虎牌链条制造有限责任公司 | 一种链轮齿形精密冲裁加工工艺 |
-
1981
- 1981-05-02 JP JP6714581A patent/JPS5912379B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0540211Y2 (ja) * | 1985-09-25 | 1993-10-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57181735A (en) | 1982-11-09 |
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