JPS61119344A - リング状打抜き成形品の製造方法 - Google Patents
リング状打抜き成形品の製造方法Info
- Publication number
- JPS61119344A JPS61119344A JP24181084A JP24181084A JPS61119344A JP S61119344 A JPS61119344 A JP S61119344A JP 24181084 A JP24181084 A JP 24181084A JP 24181084 A JP24181084 A JP 24181084A JP S61119344 A JPS61119344 A JP S61119344A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- shaped material
- shaped
- bucket
- punched
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D53/00—Making other particular articles
- B21D53/16—Making other particular articles rings, e.g. barrel hoops
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はリング状の打広き成形品を製造する方法に関す
る。
る。
例えば自動車のクラッチ機構に使用されるリテイニング
プレートやディスクなどのように、外周側あるいは内周
側に突起を有するリング状の部品が使用される場合があ
る。例えば第８図に示されるクラッチ機構において、プ
レート１０やディスク１１などはその外周側あるいは内
周側にギヤ状の突起を有している。このようなリング状
成形品は精密打抜き（ファインブランキング加工）によ
って精度良く成形することができる。
プレートやディスクなどのように、外周側あるいは内周
側に突起を有するリング状の部品が使用される場合があ
る。例えば第８図に示されるクラッチ機構において、プ
レート１０やディスク１１などはその外周側あるいは内
周側にギヤ状の突起を有している。このようなリング状
成形品は精密打抜き（ファインブランキング加工）によ
って精度良く成形することができる。
ファインブランキング加工に用いる素材は、一般的に板
または帯状をなし、金型に供給されて所望の形状に一度
に打抜かれる。第９図に例示されるようなリング状打抜
き成形品１２にあっては、同図においてハツチングで示
された部分ａ、ｂが製品化されずスクラップとなる。同
図から明らかなように、従来では製品の完成寸法に見合
った外形を有する板または帯状の素材が必要であり、ス
クラップ部分ａ、ｂが非常に大きな割合いを占める。こ
のため材料歩留りが悪いことが大きな問題である。
または帯状をなし、金型に供給されて所望の形状に一度
に打抜かれる。第９図に例示されるようなリング状打抜
き成形品１２にあっては、同図においてハツチングで示
された部分ａ、ｂが製品化されずスクラップとなる。同
図から明らかなように、従来では製品の完成寸法に見合
った外形を有する板または帯状の素材が必要であり、ス
クラップ部分ａ、ｂが非常に大きな割合いを占める。こ
のため材料歩留りが悪いことが大きな問題である。
本発明は上記事情に基づきなされたものでその目的とす
るところは、材料歩留りを従来に比べて大幅に改善する
ことができるリング状打抜き成形品の製造方法を提供す
ることにある。
るところは、材料歩留りを従来に比べて大幅に改善する
ことができるリング状打抜き成形品の製造方法を提供す
ることにある。
本発明方法の要旨とするところは、幅方向の一端側が厚
く他端側が薄くなるような断面形状のバケット材を用い
、このバケット材の厚みの大きい側が外側となるように
湾曲させてコイリングすることにより内周側の厚みと外
周側の厚みがほぼ等しいコイル状材料を得、更にこのコ
イル状材料を１周分ずつ切断するとともにその切断部を
溶接してリング状の素材とし、そののちこのリング状の
素材を所望の形状に打抜くようにしたことにある。
く他端側が薄くなるような断面形状のバケット材を用い
、このバケット材の厚みの大きい側が外側となるように
湾曲させてコイリングすることにより内周側の厚みと外
周側の厚みがほぼ等しいコイル状材料を得、更にこのコ
イル状材料を１周分ずつ切断するとともにその切断部を
溶接してリング状の素材とし、そののちこのリング状の
素材を所望の形状に打抜くようにしたことにある。
（発明の実施例〕
以下に本発明の一実施例につき、第１図ないし第７図を
参照して説明する。第１図に示されるバケット材１は、
幅方向の一端側１ａが厚く他端側１ｂが薄くなるような
テーバ状の断面形状をなしている。このバケット材１は
鋼などの金属からなる。
参照して説明する。第１図に示されるバケット材１は、
幅方向の一端側１ａが厚く他端側１ｂが薄くなるような
テーバ状の断面形状をなしている。このバケット材１は
鋼などの金属からなる。
そして上記バケット材１を、その厚みが大きい側１ａが
外側となるように湾曲させてコイリングを行ない、コイ
ル状材料２を得る（第２図）。バケット材１の段階では
上記の如くテーパ状の断面をなしているが、厚みの大き
い側１ａを外側にして曲げることにより、厚みの大きい
側１ａが引き伸ばされ、その結果、外周側の厚みと内周
側の厚みがほぼ等しいコイル状材料２が得られる。
外側となるように湾曲させてコイリングを行ない、コイ
ル状材料２を得る（第２図）。バケット材１の段階では
上記の如くテーパ状の断面をなしているが、厚みの大き
い側１ａを外側にして曲げることにより、厚みの大きい
側１ａが引き伸ばされ、その結果、外周側の厚みと内周
側の厚みがほぼ等しいコイル状材料２が得られる。
次に上記コイル状材料２を、第３図に示されるように１
周分ずつ切断するとともに、その切断部３を溶接するこ
とにより、第４図に示されるリング状の素材４を得る。
周分ずつ切断するとともに、その切断部３を溶接するこ
とにより、第４図に示されるリング状の素材４を得る。
溶接部に肉の盛り上がりを生じる場合には、研磨等の機
械加工で除去し、表面を平滑に仕上げる。こうして得ら
れたリング状素材４の断面形状は、第５図に示されるよ
うに内周側の厚みと外周側の厚みが一定となる。なお必
要に応じて残留応力除去のために熱処理を施してもよい
。
械加工で除去し、表面を平滑に仕上げる。こうして得ら
れたリング状素材４の断面形状は、第５図に示されるよ
うに内周側の厚みと外周側の厚みが一定となる。なお必
要に応じて残留応力除去のために熱処理を施してもよい
。
上記工程で得られたリング状素材４はプレス型内に供給
され、ファインブランキング加工が行なわれる。こうし
て所望の形状に打抜かれたリング状の製品５が得られる
。第７図に製品形状の一例を示す。以上のように打抜き
加工を行なった場合、第６図にハツチングで示される部
分６がスクラップ化されるが、素材４自体が製品形状に
見合ってリング状をなしているから、スクラップ部分６
が従来に比べて激減し、材料歩留りを大幅に改善するこ
とができる。従来では素材重量に対する製品重量の割合
いが１０分の１以下になることもあったが、上記実施例
方法によれば、素材重量に対する製品重量の割合いを２
分の１ないし３分の１程度にすることができる。製品形
状にもよるが、極端な場合には従来より１０倍以上も歩
留りが改善される。
され、ファインブランキング加工が行なわれる。こうし
て所望の形状に打抜かれたリング状の製品５が得られる
。第７図に製品形状の一例を示す。以上のように打抜き
加工を行なった場合、第６図にハツチングで示される部
分６がスクラップ化されるが、素材４自体が製品形状に
見合ってリング状をなしているから、スクラップ部分６
が従来に比べて激減し、材料歩留りを大幅に改善するこ
とができる。従来では素材重量に対する製品重量の割合
いが１０分の１以下になることもあったが、上記実施例
方法によれば、素材重量に対する製品重量の割合いを２
分の１ないし３分の１程度にすることができる。製品形
状にもよるが、極端な場合には従来より１０倍以上も歩
留りが改善される。
本発明が適用される製品形状は必ずしも実施例に限るも
のではなく、要するにリング状をなしていて、かつ内周
側または外周側の一方、または両方に突起状部分を有す
る製品を打抜き加工する場合に非常に有効である。特に
、内・外周の両方に突起状部分を有する製品に対しては
、内・外径の真円度について厳害に管理する必要がなく
なる。
のではなく、要するにリング状をなしていて、かつ内周
側または外周側の一方、または両方に突起状部分を有す
る製品を打抜き加工する場合に非常に有効である。特に
、内・外周の両方に突起状部分を有する製品に対しては
、内・外径の真円度について厳害に管理する必要がなく
なる。
以上述べたように本発明によれば、リング状の打抜き成
形品を得るに当たって材料歩留りを従来に比べて大幅に
改善することができる。
形品を得るに当たって材料歩留りを従来に比べて大幅に
改善することができる。
第１図ないし第４図は本発明方法によってリング状素材
を得るまでの様子を工程順に示した斜視図、第５図は第
４図中のｖ−■線に沿う断面図、第６図は打抜き成形品
とスクラップ部分を示す平面図、第７図は打扱き成形品
の一例を示す斜視図、第８図は打扱き成形品の使用例を
示す分解斜視図、第９図は従来方法による打扱き成形品
とスクラップ部分を示す平面図である。 １・・・バケット材、２・・・コイル状材料、３・・・
切断部、４・・・リング状の素材、５・・・打抜き成形
品。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１０ 第２図 ｂ 第３図 第４０ 第６図 第７図 第８図
を得るまでの様子を工程順に示した斜視図、第５図は第
４図中のｖ−■線に沿う断面図、第６図は打抜き成形品
とスクラップ部分を示す平面図、第７図は打扱き成形品
の一例を示す斜視図、第８図は打扱き成形品の使用例を
示す分解斜視図、第９図は従来方法による打扱き成形品
とスクラップ部分を示す平面図である。 １・・・バケット材、２・・・コイル状材料、３・・・
切断部、４・・・リング状の素材、５・・・打抜き成形
品。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１０ 第２図 ｂ 第３図 第４０ 第６図 第７図 第８図
Claims (1)
- 幅方向の一端側が厚く他端側が薄くなるような断面形状
のバケット材を用い、このバケット材の厚みの大きい側
が外側となるように湾曲させてコイリングすることによ
り内周側の厚みと外周側の厚みがほぼ等しいコイル状材
料を得、更にこのコイル状材料を１周分ずつ切断すると
ともにその切断部を溶接してリング状の素材とし、その
のちこのリング状の素材を所望の形状に打抜くことを特
徴とするリング状打抜き成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24181084A JPS61119344A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | リング状打抜き成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24181084A JPS61119344A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | リング状打抜き成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61119344A true JPS61119344A (ja) | 1986-06-06 |
Family
ID=17079835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24181084A Pending JPS61119344A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | リング状打抜き成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61119344A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996020052A1 (fr) * | 1994-12-28 | 1996-07-04 | Valeo | Procede pour la realisation d'une couronne-jonc, notamment pour mecanisme d'embrayage, en particulier pour vehicule automobile |
-
1984
- 1984-11-16 JP JP24181084A patent/JPS61119344A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996020052A1 (fr) * | 1994-12-28 | 1996-07-04 | Valeo | Procede pour la realisation d'une couronne-jonc, notamment pour mecanisme d'embrayage, en particulier pour vehicule automobile |
| FR2728815A1 (fr) * | 1994-12-28 | 1996-07-05 | Valeo | Procede pour la realisation d'une couronne-jonc, notamment pour mecanisme d'embrayage, en particulier pour vehicule automobile |
| JPH09509892A (ja) * | 1994-12-28 | 1997-10-07 | ヴァレオ | リングカラー、特に自動車用クラッチ機構のためのリングカラーを製造する方法 |
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