JPS6349430Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6349430Y2
JPS6349430Y2 JP1984094684U JP9468484U JPS6349430Y2 JP S6349430 Y2 JPS6349430 Y2 JP S6349430Y2 JP 1984094684 U JP1984094684 U JP 1984094684U JP 9468484 U JP9468484 U JP 9468484U JP S6349430 Y2 JPS6349430 Y2 JP S6349430Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front fender
fender
fork
hole
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984094684U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6110286U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9468484U priority Critical patent/JPS6110286U/ja
Publication of JPS6110286U publication Critical patent/JPS6110286U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6349430Y2 publication Critical patent/JPS6349430Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、一つの操向前車輪を備えた二,三輪
車両用フロントフエンダに関するものである。
(2) 従来の技術 従来前車輪を懸架したフロントフオークにフロ
ントフエンダを取付け、このフロントフエンダに
設けた通し孔を通してブレーキケーブル、メータ
ケーブル、ブレーキホース等の操作条体を挿通さ
せるようにしたものは既に知られている。
(3) 考案が解決しようとする課題 ところが従来のものでは、フロントフエンダの
着脱の都度、いちいちブレーキケーブル、メータ
ケーブル等の操作条体をブレーキ操作系、メータ
操作系等の操作系から切り離さなければならず、
フロントフエンダの着脱作業が面倒であつた。
本考案は上記実情にかんがみてなされたもの
で、操作条体をその操作系から切り離さずにフロ
ントフエンダの着脱を容易に行うことができるよ
うにした、構成簡単な車両用フロントフエンダを
提供することを目的とするものである。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 本考案によれば前記目的達成のため、前車輪を
懸架するフロントフオークに取付けられる車両用
フロントフエンダにおいて、前記フロントフエン
ダは互いに着脱自在に結合される前方フロントフ
エンダと後方フロントフエンダとより構成され、
前記前,後方フロントフエンダには前記フロント
フオークのステム部を嵌挿するための切欠凹部が
それぞれ設けられ、さらに前記前,後方フロント
フエンダの何れか一方には、ケーブル、ホース等
の操作条体を挿通するための通し孔、及びこの通
し孔と該一方のフロントフエンダの前記切欠凹部
とを連通する案内スリツトが形成される。
(2) 作用 上記構成によれば、フロントフエンダをフロン
トフオークより取外すべく前,後方フロントフエ
ンダを分離する際に、通し孔に挿通された操作条
体は案内スリツト及び切欠凹部を経て外部に抜け
出ることができから、該操作条体をそれらの操作
系よりいちいち切離す必要がない。
(3) 実施例 次に本考案の好適な実施例について説明する。
第6図に示すように自動二輪車の車体フレーム
Bの前端には、フロントフオークHが操向可能に
支持され、このフロントフオークHの下部には通
常のように左右一対のボトムリンク1およびシヨ
ツクアブソーバ2を介して前車輪Wが懸架され
る。
前記フロントフオークHには、前方フロントフ
エンダ3と後方フロントフエンダ4とより分割型
フロントフエンダFが装着される。前記前方フロ
ントフエンダ3は、比較的高価な合成樹脂材、た
とえばABS(アクリルニトリルブタジエンスチレ
ン)により成形され、また前記後方フロントフエ
ンダ4は、比較的安価なP.P(ポリプロピレン)
により成形される。
次に第1〜5図を参照して分割型フロントフエ
ンダFの構成について説明する。
第1図に明瞭に示すように、前記前方フロント
フエンダ3は、前車輪Wの前半部上方を覆うよう
に前後方向に長く形成され、上壁5および左,右
両側壁61,62を有し、下面および後面が開放さ
れる。前記上壁5の後部の左右中央部には、後縁
を開放した平面U字状の切欠凹部7が形成され、
さらにその切欠凹部7の左側には、切欠円状の左
側通し孔8およびこの通し孔8を前記切欠凹部7
に連通する案内スリツト9が形成され、この左側
通し孔8には後述するように操作条体、すなわち
ブレーキケーブル10、ブレーキホース11が挿
通される。また前記切欠凹部7の右側にも右側通
し孔12およびこの通し孔12を切欠凹部7に連
通する案内スリツト13が形成され、この右側通
し孔12には他の操作条体、すなわちスピードメ
ータケーブル14が挿通される。
前方フロントフエンダ3の上壁5には、前記U
字状切欠凹部7の左,右側縁に隣接して、左,右
差込雌片15,16が後方に向けて形成される。
これらの差込雌片15,16は何れも上壁5の上
面より段差を介して後方フロントフエンダ4の厚
み分だけ高くなつている。左差込雌片15は略三
角形状を、または右差込雌片16は略四角形状を
なしている。
また前記切欠凹部7の前方において前記上壁5
の左右中央部には、取付孔17を穿設した取付部
18が形成され、さらに左右側壁61,62の後面
には、その上,下部にねじ孔を形成した取付ボス
191,201;192,202が形成され、またそ
の上下方向中央部に四角形状の係止孔211,2
2が穿設される。
一方前記後方フロントフエンダ4は、前車輪W
の後面上部を覆うように横断面弧状をなす後壁2
3と、その上縁に前方に向けて屈曲して一体に延
設される上壁24とより構成され、前記上壁24
の左右中央部には、前方に開放される平面半円状
の凹部25が形成される。前記凹部25の左右に
おいて、前記上壁24の左右前縁には、前記左,
右差込雌片15,16に対応する左,右差込雄片
26,27が前方に向けて形成される。これらの
差込雄片26,27は何れも上壁24の上面より
前記前方フロントフエンダ3の略厚み分だけ段差
を介して下方に落ち込んでおり、左差込雄片26
は略三角形状を、また右差込雄片27は略四角形
状をなしている。前記凹部25の直後において、
後壁23の上縁中央部には取付孔28を穿設した
取付部29が形成され、さらに後壁23の左右側
縁には、その上下部に前記取付ボス191,20
;192,202に対応する取付ボス301,31
;302,312が穿設され、またその上下方向
中央部に、前記係止孔211,212に係脱し得る
係合鈎321,322が突出形成されている。
第5図に明瞭に示すようにフロントフオークH
のステム部33下部には、フロントフエンダFの
取付用ブラケツト34が固着され、このブラケツ
ト34は、前方フロントフエンダ3を取付けるた
めの前部舌片35と、後方フロントフエンダ4を
取付けるための後部舌片36を有する。
次に前記前,後方フロントフエンダ3,4より
なるフロントフエンダFをフロントフオークHに
組付ける場合を説明すると、前方フロントフエン
ダ3の左側通し孔8には切欠凹部7および案内ス
リツト9を通してブレーキケーブル10,ブレー
キホース11を、また右側通し孔12には切欠凹
部7および案内スリツト13を通してスピードメ
ータケーブルをそれぞれ挿通した後、前方フロン
トフエンダ3のU字状切欠凹部7にフロントフオ
ークHのステム部33を嵌合する。互いに一致す
る、前方フロントフエンダ3の取付部18と、ブ
ラケツト34の前部舌片35とを連結ボルト38
により一体に結合してフロントフオークHのステ
ム部33に、前方フロントフエンダ3が固着され
る。次に後方フロントフエンダ4の半円状凹部2
5を前記ステム部33にその後方より嵌挿し、そ
の左,右差込雄片26,27を、前方フロントフ
エンダ3の差込雌片15,16に差込重合し、さ
らに係合鈎321,322を、係合孔211,212
に係合させる。互いに一致する、ブラケツト34
の後部舌片36と後方フロントフエンダ4の取付
部29とをボルト39により結合して、フロント
フオークHのステム部33に後方フロントフエン
ダ4を固着し、さらに互いに一致する前,後ボス
部191,301;192,302;201,311
202,312をそれぞれビス40,40…により
結合することにより前方フロントフエンダ3と後
方フロントフエンダ4とが一体に固着される。
而してこの状態で左,右側通し孔8,12に通
じる案内スリツト9,13は、後方フロントフエ
ンダ4の上壁24によつて塞がれブレーキケーブ
ル10,ブレーキホース11,メータケーブル1
4等の操作条体が、左,右側通し孔8,12から
抜け出ることがない。
以上により分割型フロントフエンダFをフロン
トフオークHに組付けることができる。
次に前記分割型フロントフエンダFをフロント
フオークHから外す場合には、前記ボルト39お
よびビス40を離脱すれば、後方フロントフエン
ダ4をフロントフオークHより後方に外すことが
でき、引続いてボルト38を離脱すれば、前方フ
ロントフエンダ3をフロントフオークHより前方
に外すことができる。この際、ブレーキケーブル
10,ブレーキホース11、メータケーブル14
は左,右側通し孔8,12より案内スリツト9,
13を通して抜け出るので、ブレーキケーブル1
0およびメータケーブル14は、ブレーキ操作
系、メータ操作系から外さずに前方フロントフエ
ンダ3をフロントフオークHから簡単に外すこと
が可能である。
尚、図示例のように案内スリツト9,13の少
なくとも一部を他方のフロントフエンダ4の一部
26,27によつて覆うか、或いは通し孔8,1
2や案内スリツト9,13自身の大きさを可及的
に小さくすることによつて、車輪の回転で巻上げ
られた泥土、泥水が案内スリツト9,13等を通
過してフエンダ上方へ飛散することを効果的に防
止し得る。
C 考案の効果 以上の実施例により明らかなように本考案によ
れば、フロントフエンダは互いに着脱自在に結合
される前方フロントフエンダと後方フロントフエ
ンダとより構成され、前記前,後方フロントフエ
ンダにはフロントフオークのステム部を嵌挿する
ための切欠凹部がそれぞれ設けられ、さらに前記
前,後方フロントフエンダの何れか一方には、ケ
ーブル、ホース等の操作条体を挿通するための通
し孔、及びこの通し孔と該一方のフロントフエン
ダの前記切欠凹部とを連通する案内スリツトが形
成されるので、前記ブレーキケーブル、ホース等
の操作条体をそれぞれそれらの操作系に接続した
まま前,後方フロントフエンダをフロントフオー
クから着脱することが可能となり、フロントフエ
ンダの、フロントフオークに対する着脱作業能率
を著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案フロントフエンダの一実施例を示
すもので、第1図はフロントフエンダの斜視図、
第2図は第1図線平面図、第3図は第2図−
線断面図、第4図は第2図−線断面図、第
5図はフロントフエンダの分解斜視図、第6図は
本考案フロントフエンダを装備した2輪車の側面
図である。 F……フロントフエンダ、H……フロントフオ
ーク、W……前車輪、3,4……前、後方フロン
トフエンダ、7……切欠凹部、8,12……左、
右側通し孔、13……案内スリツト、33……ス
テム部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前車輪Wを懸架するフロントフオークHに取付
    けられる車両用フロントフエンダにおいて、前記
    フロントフエンダFは互いに着脱自在に結合され
    る前方フロントフエンダ3と後方フロントフエン
    ダ4とより構成され、前記前、後方フロントフエ
    ンダ3,4には前記フロントフオークHのステム
    部33を嵌挿するための切欠凹部7,25がそれ
    ぞれ設けられ、さらに前記前、後方フロントフエ
    ンダ3,4の何れか一方には、ケーブル10,1
    4、ホース11等の操作条体を挿通するための通
    し孔8,12、及びこの通し孔8,12と該一方
    のフロントフエンダ3の前記切欠凹部7とを連通
    する案内スリツト9,13が形成されることを特
    徴とする、車両用フロントフエンダ。
JP9468484U 1984-06-25 1984-06-25 車両用フロントフエンダ Granted JPS6110286U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9468484U JPS6110286U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 車両用フロントフエンダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9468484U JPS6110286U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 車両用フロントフエンダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6110286U JPS6110286U (ja) 1986-01-21
JPS6349430Y2 true JPS6349430Y2 (ja) 1988-12-19

Family

ID=30653382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9468484U Granted JPS6110286U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 車両用フロントフエンダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6110286U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH085416B2 (ja) * 1986-03-31 1996-01-24 ヤマハ発動機株式会社 自動二,三輪車の前フエンダ取付け構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945171B2 (ja) * 1979-12-28 1984-11-05 日本電子株式会社 電子レンズ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5535274Y2 (ja) * 1977-01-31 1980-08-20
JPS5945171U (ja) * 1982-09-20 1984-03-26 本田技研工業株式会社 フロントフエンダ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945171B2 (ja) * 1979-12-28 1984-11-05 日本電子株式会社 電子レンズ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6110286U (ja) 1986-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6227509Y2 (ja)
KR0185771B1 (ko) 자동2,3륜차에 있어서의 프론트 펜더 부착구조
JPS6349430Y2 (ja)
EP0602590B1 (en) Rear fender for motor-bicyle
JP2517216B2 (ja) 自動二輪車用フロントフエンダ構造
JP3148111B2 (ja) 自動車のマッドガード
JP2795650B2 (ja) 鞍乗型小型4輪車
JPS6332671B2 (ja)
JPH0644786Y2 (ja) 自転車の後輪用泥除け体
JPH0347992Y2 (ja)
JPH0235036Y2 (ja)
EP0579842B1 (en) Locking device for motorbicycle
JPS5835593Y2 (ja) 二輪車のゼツケンプレ−ト取付装置
JPS5839985Y2 (ja) 自動二輪車のフロントフエンダ
JP2765657B2 (ja) スクータ型自動二,三輪車の足載部構造
JPH0454075Y2 (ja)
JP2529827B2 (ja) 不整地走行用鞍乗型車両の車体構造
JPH0644785Y2 (ja) 自転車の前輪用泥除け体
JPS6230847Y2 (ja)
JPH03243485A (ja) 自動2輪車等のラジエタカバー
JPS621812Y2 (ja)
JPS6339097U (ja)
JP2531865Y2 (ja) マッドガードの取付構造
JP2615023B2 (ja) 車両のエアクリーナ取付構造
JPS6317749Y2 (ja)