JPS6349326Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6349326Y2 JPS6349326Y2 JP18715782U JP18715782U JPS6349326Y2 JP S6349326 Y2 JPS6349326 Y2 JP S6349326Y2 JP 18715782 U JP18715782 U JP 18715782U JP 18715782 U JP18715782 U JP 18715782U JP S6349326 Y2 JPS6349326 Y2 JP S6349326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- blower
- chemical liquid
- speed sprayer
- liquid tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 18
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 12
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 7
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 7
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、スピードスプレーヤの動力伝達装
置に関するもので、組立を容易にしかつ走行性能
の向上を図れるようにすることを目的とするもの
である。
置に関するもので、組立を容易にしかつ走行性能
の向上を図れるようにすることを目的とするもの
である。
一般のこの種スピードスプレーヤは、走行機体
上に薬液タンクと送風機とを架装し、送風機の吐
出口に配備される噴霧ノズルにて薬液タンク内の
薬液を側方へ散布するものである。この場合、ス
ピードスプレーヤにおける動力伝達装置を構成す
るプロペラシヤフトは長尺のものがそのまま使用
されるか、あるいはその中間部がセンタベアリン
グにて支承されている。しかし、前者すなわち長
尺のままで使用する場合、回転が速くなるにつれ
て共振が生じ易くなり、走行中の振動が激しいば
かりか、危険である。また、後者すなわちセンタ
ベアリング方式のものでは潤滑のための機器や配
管等を別途に設けなければならないという欠点が
ある。
上に薬液タンクと送風機とを架装し、送風機の吐
出口に配備される噴霧ノズルにて薬液タンク内の
薬液を側方へ散布するものである。この場合、ス
ピードスプレーヤにおける動力伝達装置を構成す
るプロペラシヤフトは長尺のものがそのまま使用
されるか、あるいはその中間部がセンタベアリン
グにて支承されている。しかし、前者すなわち長
尺のままで使用する場合、回転が速くなるにつれ
て共振が生じ易くなり、走行中の振動が激しいば
かりか、危険である。また、後者すなわちセンタ
ベアリング方式のものでは潤滑のための機器や配
管等を別途に設けなければならないという欠点が
ある。
この考案は、上記問題を解決することを企図し
てなされたもので、走行機体の前・後部に配備さ
れるメイントランスミツシヨンと走行及び送風機
用エンジンとを連結するプロペラシヤフトを２分
割にし、しかも、その中間に配備されたサブトラ
ンスミツシヨンを中継として、サブトランスミツ
シヨンにセンタベアリングの機能を持たせるとと
もに、任意の方向性を持たせることにより、組立
を容易にするとともに、走行性能の向上を図れる
ようにしたことを特徴とするスピードスプレーヤ
の動力伝達装置を提供しようとするものである。
てなされたもので、走行機体の前・後部に配備さ
れるメイントランスミツシヨンと走行及び送風機
用エンジンとを連結するプロペラシヤフトを２分
割にし、しかも、その中間に配備されたサブトラ
ンスミツシヨンを中継として、サブトランスミツ
シヨンにセンタベアリングの機能を持たせるとと
もに、任意の方向性を持たせることにより、組立
を容易にするとともに、走行性能の向上を図れる
ようにしたことを特徴とするスピードスプレーヤ
の動力伝達装置を提供しようとするものである。
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第１図はこの考案の動力伝達装置を装備するス
ピードスプレーヤの側面図を示すもので、スピー
ドスプレーヤは、前輪１及び後輪２を有する走行
可能な機体３の前方に操縦席４を有し、この操縦
席４の後方に薬液タンク５、この薬液タンク５の
後方に走行用及び送風機用エンジン６、そして、
後端部に送風機７を架装し、送風機７の吐出口に
配備される噴霧ノズル８，８…にて薬液タンク５
内の薬液を側方に向つて散布するようになつてい
る。
ピードスプレーヤの側面図を示すもので、スピー
ドスプレーヤは、前輪１及び後輪２を有する走行
可能な機体３の前方に操縦席４を有し、この操縦
席４の後方に薬液タンク５、この薬液タンク５の
後方に走行用及び送風機用エンジン６、そして、
後端部に送風機７を架装し、送風機７の吐出口に
配備される噴霧ノズル８，８…にて薬液タンク５
内の薬液を側方に向つて散布するようになつてい
る。
一方、前記エンジン６には第２図及び第３図に
示すように、走行入力用及び送風機用動力取出軸
９ａ，９ｂを有する第１の分配器９が組み付けら
れており、この第１の分配器９の送風機用動力取
出軸９ｂにクラツチ１０を介して送風機７のフア
ン７ａが連結され、また、走行用動力取出軸９ａ
はユニバーサルジヨイント１１及びプロペラシヤ
フト１２を介して前記機体３の前方に配備された
第２の分配器１３及びこの第２の分配器１３に直
結するメイントランスミツシヨン１４に連結され
ている。この場合、このプロペラシヤフト１２
は、第１の分配器９に連結する第１のシヤフト１
２ａと第２の分配器１３に連結する第２のシヤフ
ト１２ｂとで２分割に形成されており、両シヤフ
ト１２ａ及び１２ｂを前記薬液タンク５の下方に
位置するサブトランスミツシヨン１５内に臨まし
めて、このサブトランスミツシヨン１５内で互い
に連結した構造となつている。
示すように、走行入力用及び送風機用動力取出軸
９ａ，９ｂを有する第１の分配器９が組み付けら
れており、この第１の分配器９の送風機用動力取
出軸９ｂにクラツチ１０を介して送風機７のフア
ン７ａが連結され、また、走行用動力取出軸９ａ
はユニバーサルジヨイント１１及びプロペラシヤ
フト１２を介して前記機体３の前方に配備された
第２の分配器１３及びこの第２の分配器１３に直
結するメイントランスミツシヨン１４に連結され
ている。この場合、このプロペラシヤフト１２
は、第１の分配器９に連結する第１のシヤフト１
２ａと第２の分配器１３に連結する第２のシヤフ
ト１２ｂとで２分割に形成されており、両シヤフ
ト１２ａ及び１２ｂを前記薬液タンク５の下方に
位置するサブトランスミツシヨン１５内に臨まし
めて、このサブトランスミツシヨン１５内で互い
に連結した構造となつている。
なお、前記第２の分配器１３には走行出力用動
力取出軸１６、パワーステヤリング用動力取出軸
１７、ポンプ用動力取出軸１８及び薬液撹拌用動
力取出軸１９が設けられており、走行出力用動力
取出軸１６はクラツチ２０を介してメイントラン
スミツシヨン１４と連結され、メイントランスミ
ツシヨン１４からユニバーサルジヨイント２１及
び入力軸２２を介して前記サブトランスミツシヨ
ン１５に連結され、そして、ユニバーサルジヨイ
ント２３及び出力軸２４を介して前記前輪１及び
後輪２に動力を伝達し得るようになつている。
力取出軸１６、パワーステヤリング用動力取出軸
１７、ポンプ用動力取出軸１８及び薬液撹拌用動
力取出軸１９が設けられており、走行出力用動力
取出軸１６はクラツチ２０を介してメイントラン
スミツシヨン１４と連結され、メイントランスミ
ツシヨン１４からユニバーサルジヨイント２１及
び入力軸２２を介して前記サブトランスミツシヨ
ン１５に連結され、そして、ユニバーサルジヨイ
ント２３及び出力軸２４を介して前記前輪１及び
後輪２に動力を伝達し得るようになつている。
以上に説明したように、この考案の動力伝達装
置によれば、走行機体の前・後部に配備されるメ
イントランスミツシヨンと走行及び送風機用エン
ジンとを連結するプロペラシヤフトを２分割に
し、メイントランスミツシヨンとエンジンの中間
に配備されるサブトランスミツシヨンを中継とし
て、サブトランスミツシヨンにセンタベアリング
の機能を持たせるとともに、任意の方向性を持た
せてあるので、組立が容易であり、また、高速時
の振動を防止することができ、しかも、サブトラ
ンスミツシヨン内の油浴潤滑ができるので、高速
回転のための別途潤滑機器等を設ける必要がない
などの優れた効果が得られ、その利用価値は顕著
である。
置によれば、走行機体の前・後部に配備されるメ
イントランスミツシヨンと走行及び送風機用エン
ジンとを連結するプロペラシヤフトを２分割に
し、メイントランスミツシヨンとエンジンの中間
に配備されるサブトランスミツシヨンを中継とし
て、サブトランスミツシヨンにセンタベアリング
の機能を持たせるとともに、任意の方向性を持た
せてあるので、組立が容易であり、また、高速時
の振動を防止することができ、しかも、サブトラ
ンスミツシヨン内の油浴潤滑ができるので、高速
回転のための別途潤滑機器等を設ける必要がない
などの優れた効果が得られ、その利用価値は顕著
である。
第１図はこの考案の動力伝達装置を装備するス
ピードスプレーヤの側面図、第２図及び第３図は
それぞれこの考案の動力伝達装置の平面図及びそ
の側面図である。 図において、６…エンジン、１１…ユニバーサ
ルジヨイント、１２…プロペラシヤフト、１２ａ
…第１のシヤフト、１２ｂ…第２のシヤフト、１
４…メイントランスミツシヨン、１５…サブトラ
ンスミツシヨン、である。
ピードスプレーヤの側面図、第２図及び第３図は
それぞれこの考案の動力伝達装置の平面図及びそ
の側面図である。 図において、６…エンジン、１１…ユニバーサ
ルジヨイント、１２…プロペラシヤフト、１２ａ
…第１のシヤフト、１２ｂ…第２のシヤフト、１
４…メイントランスミツシヨン、１５…サブトラ
ンスミツシヨン、である。
Claims (1)
- 走行可能な機体上に薬液タンクと送風機とを架
装し、前記送風機の吐出口に配備される噴霧ノズ
ルにて前記薬液タンク内の薬液を散布するスピー
ドスプレーヤにおいて、前記薬液タンクの後方に
走行及び送風機用エンジンを配備し、このエンジ
ンの走行用動力取出軸に連結して前記機体の前方
部に配備されるメイントランスミツシヨンと連結
するプロペラシヤフトを、前記薬液タンクの下方
に位置するサブトランスミツシヨンを介在させて
任意の方向性を有する２分割に形成して成るスピ
ードスプレーヤの動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18715782U JPS5993675U (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | スピ−ドスプレ−ヤの動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18715782U JPS5993675U (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | スピ−ドスプレ−ヤの動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5993675U JPS5993675U (ja) | 1984-06-25 |
| JPS6349326Y2 true JPS6349326Y2 (ja) | 1988-12-19 |
Family
ID=30404062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18715782U Granted JPS5993675U (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | スピ−ドスプレ−ヤの動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5993675U (ja) |
-
1982
- 1982-12-13 JP JP18715782U patent/JPS5993675U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5993675U (ja) | 1984-06-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6349326Y2 (ja) | ||
| US3447619A (en) | Transmission for four-tracked vehicles | |
| US11619296B2 (en) | Transmission for a motor vehicle | |
| CN210553941U (zh) | 一种带有冷却装置的同轴电机车桥总成 | |
| US4091905A (en) | Sump oil transfer system | |
| JPS6349325Y2 (ja) | ||
| US3614989A (en) | Drive train for low profile vehicle | |
| JPH0646253Y2 (ja) | 芝刈り機の走行機体構造 | |
| JP2509157Y2 (ja) | スピ―ドスプレ―ヤ | |
| US2565203A (en) | Rotary fluid coupling housing and oil drain system | |
| JPH0515975Y2 (ja) | ||
| JPH0749123Y2 (ja) | 移動農機の変速装置 | |
| DE10034398A1 (de) | Kühleinrichtung für eine Brennkraftmaschine | |
| GB2268451A (en) | Aerodynamic vehicle traction aid. | |
| DE959799C (de) | Kraftfahrzeug mit Verbrennungsmotor und Differential-Zahnrad- bzw. Verteilergetriebe | |
| JPH0719877Y2 (ja) | 農作業機の動力伝達装置におけるクラッチ装置 | |
| JPS594776Y2 (ja) | 多輪駆動車に塔載したスピ−ドスプレ−ヤ | |
| JPS625937Y2 (ja) | ||
| JPS584600Y2 (ja) | スピ−ドスプレ−ヤ | |
| DE3026581A1 (de) | Antriebssystem fuer schiffe in vereisten gewaessern | |
| KR101824404B1 (ko) | 자동차의 동력 인출장치 | |
| JPH06147302A (ja) | タンデム式駆動軸の潤滑装置 | |
| JP2767622B2 (ja) | 車両用並列多気筒エンジン | |
| JPS6132824Y2 (ja) | ||
| US3331261A (en) | Tornado drive transmission and differential |