JPS6349286B2 - - Google Patents
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- JPS6349286B2 JPS6349286B2 JP55165787A JP16578780A JPS6349286B2 JP S6349286 B2 JPS6349286 B2 JP S6349286B2 JP 55165787 A JP55165787 A JP 55165787A JP 16578780 A JP16578780 A JP 16578780A JP S6349286 B2 JPS6349286 B2 JP S6349286B2
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- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 14
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/14—Digital recording or reproducing using self-clocking codes
- G11B20/1403—Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
- G11B20/1407—Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels code representation depending on a single bit, i.e. where a one is always represented by a first code symbol while a zero is always represented by a second code symbol
- G11B20/1419—Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels code representation depending on a single bit, i.e. where a one is always represented by a first code symbol while a zero is always represented by a second code symbol to or from biphase level coding, i.e. to or from codes where a one is coded as a transition from a high to a low level during the middle of a bit cell and a zero is encoded as a transition from a low to a high level during the middle of a bit cell or vice versa, e.g. split phase code, Manchester code conversion to or from biphase space or mark coding, i.e. to or from codes where there is a transition at the beginning of every bit cell and a one has no second transition and a zero has a second transition one half of a bit period later or vice versa, e.g. double frequency code, FM code
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカセツト磁気テープ等の磁気記憶媒体
から読出されたPE(Phase Encoding)記録方式
の信号をNRZ方式のデータに復調する位相変調
信号復調装置に関する。
から読出されたPE(Phase Encoding)記録方式
の信号をNRZ方式のデータに復調する位相変調
信号復調装置に関する。
PE信号をNRZ信号に変換する場合、経済上及
び変換精度上の理由から、できるだけ簡単な装置
によつて実現することが要求されている。また、
磁気記憶媒体から読出されたPE信号はピークシ
フトを伴つている場合があり、この場合にはピー
クシフトの補償なしでNRZに復調すれば誤つた
データとなつてしまう。
び変換精度上の理由から、できるだけ簡単な装置
によつて実現することが要求されている。また、
磁気記憶媒体から読出されたPE信号はピークシ
フトを伴つている場合があり、この場合にはピー
クシフトの補償なしでNRZに復調すれば誤つた
データとなつてしまう。
本発明の目的は、PE信号からNRZ信号への変
換を簡単な回路で実現すると共に、PE信号のピ
ークシフトを補償して上記変換の精度を向上させ
る事にある。
換を簡単な回路で実現すると共に、PE信号のピ
ークシフトを補償して上記変換の精度を向上させ
る事にある。
上述の目的を達成するために本発明において
は、位相変調されて磁気記憶媒体に記録された信
号を再生ヘツドで抽出し、復調する位相変調信号
復調装置において、再生ヘツドから読出された信
号の零交差点における傾きを検出し、傾きの大小
に応じて再生ヘツドから読出された信号の遅延信
号の遅延量を減増し、該再生ヘツドから読出され
た信号と該信号の遅延信号との交差点に応じて状
態を反転する信号を出力する手段、該手段の出力
する読出し信号の波形の変化点を検出する変化点
検出手段、該変化点検出手段から出力される変化
点信号により立上り、該読出し信号の半周期より
長く1周期より短い所定時定数で立下る波形を出
力する波形形成手段、及び該波形形成手段の出力
波形の立下りに応じて出力波形の状態を反転させ
る信号復調手段を具備した事を特徴とする位相変
調信号復調装置が提供される。
は、位相変調されて磁気記憶媒体に記録された信
号を再生ヘツドで抽出し、復調する位相変調信号
復調装置において、再生ヘツドから読出された信
号の零交差点における傾きを検出し、傾きの大小
に応じて再生ヘツドから読出された信号の遅延信
号の遅延量を減増し、該再生ヘツドから読出され
た信号と該信号の遅延信号との交差点に応じて状
態を反転する信号を出力する手段、該手段の出力
する読出し信号の波形の変化点を検出する変化点
検出手段、該変化点検出手段から出力される変化
点信号により立上り、該読出し信号の半周期より
長く1周期より短い所定時定数で立下る波形を出
力する波形形成手段、及び該波形形成手段の出力
波形の立下りに応じて出力波形の状態を反転させ
る信号復調手段を具備した事を特徴とする位相変
調信号復調装置が提供される。
以下、添附の図面に基づいて本発明による位相
変調信号復調装置の実施例を説明する。
変調信号復調装置の実施例を説明する。
第1図は本発明による復調装置の第1実施例に
適用されるPE−NRZ変換回路のブロツク図であ
り、第2図aないしgは第1図の回路の動作説明
用波形図である。カセツト磁気テープ装置の再生
ヘツド(図示せず)から読出されて第1図の回路
の入力端子1に入力されたアナログPE信号はAD
変換回路2においてAD変換されて第2図aに示
すデイジタルPE信号aがその出力に得られる。
ここで、該AD変換回路2に入力されるアナログ
PE信号は、後述するように該AD変換回路2にお
いてそのピークシフトが補償され、これによりピ
ークシフトが補償されたデイジタルPE信号とさ
れる。デイジタルPE信号aは立上り微分回路3
及び立下り微分回路4に入力されて、第2図b,
cに示す如くデイジタルPE信号aの立上り及び
立下りにそれぞれ対応する立上りクロツクパルス
b及び立下りクロツクパルスcが回路3,4の出
力に得られる。立上りクロツクパルスb及び立下
りクロツクパルスcはオアゲート6を介して第2
図dに示す如く、波形形成回路7のトリガクロツ
クdがオアゲート6の出力に得られる。波形形成
回路7は後述する如く単安定マルチバイブレータ
又はカウンタで構成されており、トリガクロツク
dによつてトリガされて論理「1」を出力し、デ
イジタルPE信号aのデータ周期をTとすると例
えば0.75Tといつた、データ周期Tより小で0.5T
より大の所定時定数の間にトリガクロツクdを受
けない時は出力を論理「0」に反転させる。従つ
て波形形成回路7の出力には第2図eに示される
如き波形eが得られる。波形eは第2の立下り微
分回路8に入力されて波形eの立下りに対応する
パルス(図示せず)がその出力に得られ、このパ
ルスが第1の2進カウンタ9に入力されてその出
力に、パルスの入力に応じて論理「1」から論理
「0」に或いはその逆に反転する復調データfが
得られる。復調データfはNRZ形式となつてい
る。
適用されるPE−NRZ変換回路のブロツク図であ
り、第2図aないしgは第1図の回路の動作説明
用波形図である。カセツト磁気テープ装置の再生
ヘツド(図示せず)から読出されて第1図の回路
の入力端子1に入力されたアナログPE信号はAD
変換回路2においてAD変換されて第2図aに示
すデイジタルPE信号aがその出力に得られる。
ここで、該AD変換回路2に入力されるアナログ
PE信号は、後述するように該AD変換回路2にお
いてそのピークシフトが補償され、これによりピ
ークシフトが補償されたデイジタルPE信号とさ
れる。デイジタルPE信号aは立上り微分回路3
及び立下り微分回路4に入力されて、第2図b,
cに示す如くデイジタルPE信号aの立上り及び
立下りにそれぞれ対応する立上りクロツクパルス
b及び立下りクロツクパルスcが回路3,4の出
力に得られる。立上りクロツクパルスb及び立下
りクロツクパルスcはオアゲート6を介して第2
図dに示す如く、波形形成回路7のトリガクロツ
クdがオアゲート6の出力に得られる。波形形成
回路7は後述する如く単安定マルチバイブレータ
又はカウンタで構成されており、トリガクロツク
dによつてトリガされて論理「1」を出力し、デ
イジタルPE信号aのデータ周期をTとすると例
えば0.75Tといつた、データ周期Tより小で0.5T
より大の所定時定数の間にトリガクロツクdを受
けない時は出力を論理「0」に反転させる。従つ
て波形形成回路7の出力には第2図eに示される
如き波形eが得られる。波形eは第2の立下り微
分回路8に入力されて波形eの立下りに対応する
パルス(図示せず)がその出力に得られ、このパ
ルスが第1の2進カウンタ9に入力されてその出
力に、パルスの入力に応じて論理「1」から論理
「0」に或いはその逆に反転する復調データfが
得られる。復調データfはNRZ形式となつてい
る。
立上りクロツクパルスb及び立下りクロツクパ
ルスcはまた、第1のスイツチ回路5に入力され
ており、2進カウンタ9の出力状態が論理「0」
の時は立上りクロツクパルスbを、カウンタ9の
出力状態が論理「1」の時は立下りクロツクパル
スcを出力する事により、第1のスイツチ回路5
の出力に読出しクロツクgが得られる。
ルスcはまた、第1のスイツチ回路5に入力され
ており、2進カウンタ9の出力状態が論理「0」
の時は立上りクロツクパルスbを、カウンタ9の
出力状態が論理「1」の時は立下りクロツクパル
スcを出力する事により、第1のスイツチ回路5
の出力に読出しクロツクgが得られる。
こうして、本発明によれば、比較的簡単な回路
でPE信号をNRZ信号に復調することができ、し
かも後述するように該PE信号のピークシフトを
補償することができる。
でPE信号をNRZ信号に復調することができ、し
かも後述するように該PE信号のピークシフトを
補償することができる。
カセツト磁気テープから読出されたPE信号は
ピークシフトを伴う事が多いが、ピークシフトを
伴つたPE信号を復調した場合データ誤りとなる
事がある。これを避ける為に、波形形成回路7の
時定数を必要に応じて短くすることが好ましい。
第3図は時定数を変化させるようにした本発明の
第2実施例に適用されるPE−NRZ変換回路のブ
ロツク図であり、第4図イないしリは第3図の回
路の動作説明用波形図である。ここで該第3図に
示される回路においても、そのAD変換回路2に
入力されるアナログPE信号が、後述するように
該AD変換回路2においてそのピークシフトが補
償され、これによりピークシフトが補償されたデ
イジタルPE信号とされることは上記第1実施例
の場合と同様である。第3図において第1図と異
なるところは、波形形成回路70の時定数がフリ
ツプフロツプ11の出力に応じて0.75T又は0.6T
いずれかに設定される事である。フリツプフロツ
プ11は、オアゲート6の出力と波形形成回路7
0の出力を受け取るアンドゲート10の出力によ
つてセツトされ、立下り微分回路8の出力によつ
てリセツトされるようになつている。第4図イな
いしニは第2図aないしdとそれぞれ同一であ
る。第4図ホに示される波形形成回路70の出力
が論理「1」の時に、第4図に示されるトリガク
ロツクが与えられると、フリツプフロツプ11は
セツトされて第4図トに示されるようにフリツプ
フロツプ11の出力は論理「1」になる。フリツ
プフロツプ11から論理「1」を受け取ると波形
形成回路70はその時定数を0.6Tに設定する。
波形形成回路70の出力はトリガクロツクによつ
て0.6T以内にリトリガされない限り、時間0.6T
で論理「0」に立下る。0.6T以内にリトリガさ
れれば、そのリトリガの時点から0.6T以内にリ
トリガされない限り、やはり時間0.6Tで立下る。
この立下りを立下り微分回路8が検出してフリツ
プフロツプ11をリセツトするので、第4図トに
示されるようにフリツプフロツプ11の出力は論
理「0」となる。波形形成回路70の出力の立下
りが第1図の回路の場合と比較して0.15Tだけ早
くなるので、第4図チに示されるように復調デー
タの論理「1」の巾が広くなり、データ誤りを防
止できる。なお、第4図ホ,ト,チに点線で示し
た波形は時定数を0.75Tに固定した場合を示して
いる。波形形成回路70の出力が論理「1」の時
にトリガパルスニが与えられなければ時定数は
0.75Tのままである。
ピークシフトを伴う事が多いが、ピークシフトを
伴つたPE信号を復調した場合データ誤りとなる
事がある。これを避ける為に、波形形成回路7の
時定数を必要に応じて短くすることが好ましい。
第3図は時定数を変化させるようにした本発明の
第2実施例に適用されるPE−NRZ変換回路のブ
ロツク図であり、第4図イないしリは第3図の回
路の動作説明用波形図である。ここで該第3図に
示される回路においても、そのAD変換回路2に
入力されるアナログPE信号が、後述するように
該AD変換回路2においてそのピークシフトが補
償され、これによりピークシフトが補償されたデ
イジタルPE信号とされることは上記第1実施例
の場合と同様である。第3図において第1図と異
なるところは、波形形成回路70の時定数がフリ
ツプフロツプ11の出力に応じて0.75T又は0.6T
いずれかに設定される事である。フリツプフロツ
プ11は、オアゲート6の出力と波形形成回路7
0の出力を受け取るアンドゲート10の出力によ
つてセツトされ、立下り微分回路8の出力によつ
てリセツトされるようになつている。第4図イな
いしニは第2図aないしdとそれぞれ同一であ
る。第4図ホに示される波形形成回路70の出力
が論理「1」の時に、第4図に示されるトリガク
ロツクが与えられると、フリツプフロツプ11は
セツトされて第4図トに示されるようにフリツプ
フロツプ11の出力は論理「1」になる。フリツ
プフロツプ11から論理「1」を受け取ると波形
形成回路70はその時定数を0.6Tに設定する。
波形形成回路70の出力はトリガクロツクによつ
て0.6T以内にリトリガされない限り、時間0.6T
で論理「0」に立下る。0.6T以内にリトリガさ
れれば、そのリトリガの時点から0.6T以内にリ
トリガされない限り、やはり時間0.6Tで立下る。
この立下りを立下り微分回路8が検出してフリツ
プフロツプ11をリセツトするので、第4図トに
示されるようにフリツプフロツプ11の出力は論
理「0」となる。波形形成回路70の出力の立下
りが第1図の回路の場合と比較して0.15Tだけ早
くなるので、第4図チに示されるように復調デー
タの論理「1」の巾が広くなり、データ誤りを防
止できる。なお、第4図ホ,ト,チに点線で示し
た波形は時定数を0.75Tに固定した場合を示して
いる。波形形成回路70の出力が論理「1」の時
にトリガパルスニが与えられなければ時定数は
0.75Tのままである。
第3図の回路に含まれる波形形成回路70の2
つの実施例を第5図及び第6図にそれぞれ示す。
第5図において、波形形成回路70はトリガクロ
ツクニを受け取る単安定マルチバイブレータ71
と、単安定マルチバイブレータの時定数を決定す
るためにフリツプフロツプ11(第3図)の出力
トを受け取る長さ調整回路72とからなつてい
る。フリツプフロツプ11が論理「1」を出力し
ている時は長さ調整回路72は単安定マルチバイ
ブレータ71の時定数を0.75Tに設定し、フリツ
プフロツプ11が論理「0」を出力している時は
長さ調整回路72は単安定マルチバイブレータの
時定数を0.6Tに設定する。第6図において、波
形形成回路70はトリガクロツクニを受け取つて
2つの時定数0.6Tと0.75Tの間論理「1」を出力
するカウンタ73と、フリツプフロツプ11から
の出力トの論理「1」又は論理「0」に応じて
0.6T又は0.75Tの論理「1」を出力する第2のス
イツチ回路74とからなつている。
つの実施例を第5図及び第6図にそれぞれ示す。
第5図において、波形形成回路70はトリガクロ
ツクニを受け取る単安定マルチバイブレータ71
と、単安定マルチバイブレータの時定数を決定す
るためにフリツプフロツプ11(第3図)の出力
トを受け取る長さ調整回路72とからなつてい
る。フリツプフロツプ11が論理「1」を出力し
ている時は長さ調整回路72は単安定マルチバイ
ブレータ71の時定数を0.75Tに設定し、フリツ
プフロツプ11が論理「0」を出力している時は
長さ調整回路72は単安定マルチバイブレータの
時定数を0.6Tに設定する。第6図において、波
形形成回路70はトリガクロツクニを受け取つて
2つの時定数0.6Tと0.75Tの間論理「1」を出力
するカウンタ73と、フリツプフロツプ11から
の出力トの論理「1」又は論理「0」に応じて
0.6T又は0.75Tの論理「1」を出力する第2のス
イツチ回路74とからなつている。
すなわち上記第3図の回路においては、該AD
変換回路2内で行われるアナログ的なピークシフ
トの補償と併せてデイジタル的なピークシフトの
補償も行われている。
変換回路2内で行われるアナログ的なピークシフ
トの補償と併せてデイジタル的なピークシフトの
補償も行われている。
第7図a,bはアナログPE信号からデイジタ
ルPE信号に変換する場合の、従来技術による動
作を説明するための波形図である。第7図aに示
されるように、従来は、第1図又は第3図の入力
端子1に入力されたアナログPE波形80から所
定時間だけ遅延された遅延波形81を得、これら
の波形のピーク近傍における交差点82,83,
84,85,…を検出し、これらピーク交差点の
検出に応じて論理「1」から論理「0」に又はそ
の逆に反転する、第7図bに示されるデイジタル
PE信号を得ていた。この従来技術によれば、読
出されたアナログPE信号のピーク点がシフトし
ていてもそのシフトの補償なしにデイジタルPE
信号を得るのでこれをNRZ信号に復調するとデ
ータ誤りとなる事がある。
ルPE信号に変換する場合の、従来技術による動
作を説明するための波形図である。第7図aに示
されるように、従来は、第1図又は第3図の入力
端子1に入力されたアナログPE波形80から所
定時間だけ遅延された遅延波形81を得、これら
の波形のピーク近傍における交差点82,83,
84,85,…を検出し、これらピーク交差点の
検出に応じて論理「1」から論理「0」に又はそ
の逆に反転する、第7図bに示されるデイジタル
PE信号を得ていた。この従来技術によれば、読
出されたアナログPE信号のピーク点がシフトし
ていてもそのシフトの補償なしにデイジタルPE
信号を得るのでこれをNRZ信号に復調するとデ
ータ誤りとなる事がある。
これに対して本発明においては、第8図a,b
の波形図に示されるように、アナログ的にピーク
シフトを補償し、このようにしてピークシフトが
補償されたデイジタルPE信号をうるようにして
いる。そのための手段として、第8図において、
アナログPE信号80が零電位となる零交差点8
7,88,89,90,91,…をそれぞれ検出
し、零交差点におけるアナログPE信号80の傾
きの大小に応じて遅延波形86の遅延量を調節す
ることにより、ピークシフトを補償している。す
なわち、零交差点における傾きが大の場合(例え
ば零交差点90)はアナログPE信号のピーク点
が遅れているので、遅延波形86の遅延量を少な
くし、傾きが小の場合(例えば零交差点89)は
ピーク点が進んでいるので、遅延量を多くしてい
る。こうして、遅延量が調節された遅延波形86
とアナログPE信号80とのピーク近傍における
交差点から、第8図bに示される、ピークシフト
が補償されたデイジタルPE信号が得られる。
の波形図に示されるように、アナログ的にピーク
シフトを補償し、このようにしてピークシフトが
補償されたデイジタルPE信号をうるようにして
いる。そのための手段として、第8図において、
アナログPE信号80が零電位となる零交差点8
7,88,89,90,91,…をそれぞれ検出
し、零交差点におけるアナログPE信号80の傾
きの大小に応じて遅延波形86の遅延量を調節す
ることにより、ピークシフトを補償している。す
なわち、零交差点における傾きが大の場合(例え
ば零交差点90)はアナログPE信号のピーク点
が遅れているので、遅延波形86の遅延量を少な
くし、傾きが小の場合(例えば零交差点89)は
ピーク点が進んでいるので、遅延量を多くしてい
る。こうして、遅延量が調節された遅延波形86
とアナログPE信号80とのピーク近傍における
交差点から、第8図bに示される、ピークシフト
が補償されたデイジタルPE信号が得られる。
第9図は第8図について説明した動作を行わせ
るためのピークシフト補償回路の1実施例のブロ
ツク図である。第9図の回路は、第1図又は第3
図の回路に含まれるAD変換回路2として用いら
れる。第9図において、入力端子1に入力された
アナログPE信号が零電位となる零交差点を零交
差点検出回路92によつて検出し、零交差点の検
出に応じて駆動するタイマ93によつて、零交差
点検出時から所定時間経過後に、基準電圧が演算
増幅器94の第1の入力に与えられ、この基準電
圧とアナログPE信号の電圧が比較される。アナ
ログPE信号電圧と基準電圧との差は、アナログ
波形の零交差点における傾きの大きさと対応して
おり、その差に応じて遅延量調節用の電圧がタイ
マ93の出力タイミングに応じて演算増幅器94
から遅延回路95に与えられ、それにより、アナ
ログPE信号は遅延量調節用電圧の値に応じた遅
延を受けて演算増幅器96に入力され、遅延され
ないアナログPE信号電圧と比較され、次いで遅
延されたアナログPE信号が元のアナログPE信号
電圧より大の場合は論理「1」が小の場合は論理
「0」が出力される。
るためのピークシフト補償回路の1実施例のブロ
ツク図である。第9図の回路は、第1図又は第3
図の回路に含まれるAD変換回路2として用いら
れる。第9図において、入力端子1に入力された
アナログPE信号が零電位となる零交差点を零交
差点検出回路92によつて検出し、零交差点の検
出に応じて駆動するタイマ93によつて、零交差
点検出時から所定時間経過後に、基準電圧が演算
増幅器94の第1の入力に与えられ、この基準電
圧とアナログPE信号の電圧が比較される。アナ
ログPE信号電圧と基準電圧との差は、アナログ
波形の零交差点における傾きの大きさと対応して
おり、その差に応じて遅延量調節用の電圧がタイ
マ93の出力タイミングに応じて演算増幅器94
から遅延回路95に与えられ、それにより、アナ
ログPE信号は遅延量調節用電圧の値に応じた遅
延を受けて演算増幅器96に入力され、遅延され
ないアナログPE信号電圧と比較され、次いで遅
延されたアナログPE信号が元のアナログPE信号
電圧より大の場合は論理「1」が小の場合は論理
「0」が出力される。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ばPE信号を比較的簡単な回路でNRZ信号が復調
できると共に、PE信号のピークシフトが補償さ
れるので、変換精度が向上する。
ばPE信号を比較的簡単な回路でNRZ信号が復調
できると共に、PE信号のピークシフトが補償さ
れるので、変換精度が向上する。
なお、本発明は前述の実施例に限るものではな
く、回路要素を同様の機能をもつ他の要素でおき
かえてもよい。
く、回路要素を同様の機能をもつ他の要素でおき
かえてもよい。
第1図は本発明による位相変調信号復調装置の
第1実施例に適用されるPE−NRZ変換回路のブ
ロツク図、第2図aないしgは第1図の回路の動
作説明用波形図、第3図は時定数を変化させるよ
うにした本発明の第2実施例に適用されるPE−
NRZ変換回路のブロツク図、第4図イないしリ
は第3図の回路の動作説明用波形図、第5図及び
第6図は第3図の回路に含まれる波形形成回路の
実施例を示すブロツク図、第7図a,bは従来技
術によるAD変換動作を説明するための波形図、
第8図a,bは本発明に適用されるピークシフト
補償の動作を説明するための波形図、そして第9
図は第8図に示される動作を行わせるためのピー
クシフト補償回路の1実施例のブロツク図であ
る。 1……入力端子、2……AD変換回路、3……
立上り微分回路、4……立下り微分回路、5……
スイツチ回路、6……オアゲート、7……波形形
成回路、8……立下り微分回路、9……カウン
タ、10……アンドゲート、11……フリツプフ
ロツプ、70……波形形成回路、71……単安定
マルチバイブレータ、72……長さ調整回路、7
3……カウンタ、74……スイツチ回路、80…
…アナログPE信号、81……遅延波形、82,
83,84,85……交差点、86……遅延波
形、87,88,89,90,91……零交差
点、92……零交差点検出回路、93……タイ
マ、94……演算増幅器、95……遅延回路、9
6……演算増幅器。
第1実施例に適用されるPE−NRZ変換回路のブ
ロツク図、第2図aないしgは第1図の回路の動
作説明用波形図、第3図は時定数を変化させるよ
うにした本発明の第2実施例に適用されるPE−
NRZ変換回路のブロツク図、第4図イないしリ
は第3図の回路の動作説明用波形図、第5図及び
第6図は第3図の回路に含まれる波形形成回路の
実施例を示すブロツク図、第7図a,bは従来技
術によるAD変換動作を説明するための波形図、
第8図a,bは本発明に適用されるピークシフト
補償の動作を説明するための波形図、そして第9
図は第8図に示される動作を行わせるためのピー
クシフト補償回路の1実施例のブロツク図であ
る。 1……入力端子、2……AD変換回路、3……
立上り微分回路、4……立下り微分回路、5……
スイツチ回路、6……オアゲート、7……波形形
成回路、8……立下り微分回路、9……カウン
タ、10……アンドゲート、11……フリツプフ
ロツプ、70……波形形成回路、71……単安定
マルチバイブレータ、72……長さ調整回路、7
3……カウンタ、74……スイツチ回路、80…
…アナログPE信号、81……遅延波形、82,
83,84,85……交差点、86……遅延波
形、87,88,89,90,91……零交差
点、92……零交差点検出回路、93……タイ
マ、94……演算増幅器、95……遅延回路、9
6……演算増幅器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 位相変調されて磁気記憶媒体に記録された信
号を再生ヘツドで抽出し、復調する位相変調信号
復調装置において、再生ヘツドから読出された信
号の零交差点における傾きを検出し、傾きの大小
に応じて再生ヘツドから読出された信号の遅延信
号の遅延量を減増し、該再生ヘツドから読出され
た信号と該信号の遅延信号との交差点に応じて状
態を反転する信号を出力する手段、該手段の出力
する読出し信号の波形の変化点を検出する変化点
検出手段、該変化点検出手段から出力される変化
点信号により立上り、該読出し信号の半周期より
長く1周期より短い所定時定数で立下る波形を出
力する波形形成手段、及び該波形形成手段の出力
波形の立下りに応じて出力波形の状態を反転させ
る信号復調手段を具備した事を特徴とする位相変
調信号復調装置。 2 該波形形成手段がオンの期間に該変化点信号
を受取ると該時定数を短縮するようにした事を特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の位相変調信
号復調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16578780A JPS5792413A (en) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | Demodulation system for phase-modulated signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16578780A JPS5792413A (en) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | Demodulation system for phase-modulated signal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5792413A JPS5792413A (en) | 1982-06-09 |
JPS6349286B2 true JPS6349286B2 (ja) | 1988-10-04 |
Family
ID=15818991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16578780A Granted JPS5792413A (en) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | Demodulation system for phase-modulated signal |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5792413A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4608702A (en) * | 1984-12-21 | 1986-08-26 | Advanced Micro Devices, Inc. | Method for digital clock recovery from Manchester-encoded signals |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5091311A (ja) * | 1973-12-12 | 1975-07-22 | ||
JPS54150110A (en) * | 1978-05-17 | 1979-11-26 | Fujitsu Ltd | Data demodulating system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5388114U (ja) * | 1976-11-30 | 1978-07-19 |
-
1980
- 1980-11-27 JP JP16578780A patent/JPS5792413A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5091311A (ja) * | 1973-12-12 | 1975-07-22 | ||
JPS54150110A (en) * | 1978-05-17 | 1979-11-26 | Fujitsu Ltd | Data demodulating system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5792413A (en) | 1982-06-09 |
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