JPS6349233Y2 - - Google Patents

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JPS6349233Y2
JPS6349233Y2 JP801684U JP801684U JPS6349233Y2 JP S6349233 Y2 JPS6349233 Y2 JP S6349233Y2 JP 801684 U JP801684 U JP 801684U JP 801684 U JP801684 U JP 801684U JP S6349233 Y2 JPS6349233 Y2 JP S6349233Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bottle
vacuum double
welded
inner bottle
welding
Prior art date
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Application number
JP801684U
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English (en)
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JPS60119337U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、まほうびん等の中びんとして使用す
る真空二重びんに関するものである。
近年、まほうびんの内容量の増大が図られてお
り、一方では外形状をより小形化することが要求
されている。そのためには、真空二重びんの内び
んと外びんとの間隔をより小さくすることが必要
である。
ところで、真空二重びんの形状として、太びん
タイプのものが使用されることが多くなつてい
る。太びんタイプの真空二重びんは、口径に比し
て胴部の直径が大きく、製造時に筒状のバルブの
上部を絞つて外びんの口部を成型することができ
ない。そのため、通常は予め外びんの形状に成型
したバルブを使用し、その胴部を輪切りに切断し
て内びんを収納し、然る後、切断部を熔接して外
びんを形成している。
ところがこのような太びんタイプの真空二重び
んにおいて、前述のように内びんと外びんとの間
隔を小さくしようとすると、外びんの胴部を熔接
する際に、その熔接部の外側からガスバーナーで
加熱して熔接するのであるが、外びんと内びんと
の間隔が接近しているため、熔接時の熱がその熔
接部に対向した内びん部分にも伝わり、その部分
に歪が生じるのである。
内びんが局部的に加熱されても、ガラスのガラ
ス転移点以上にまで加熱され、その後徐冷される
ならば歪は除かれる。しかしながら上記工程にお
いては、内びんはそれ程強く加熱されるわけでは
なく、局部的に中途半端に加熱されて歪が生じ、
その歪が除去されないままで冷却されることにな
り、製品の真空二重びんにまで歪が残り、真空二
重びんは極めて割れ易いものとなるので、従来
は、内びんと外びんとの間隔を大きくとつて、び
ん割れを防止していた。そのため、外びんに比し
て小さい内びんとなり、内容量の小さいものとな
つていた。
本考案はかかる事情に鑑がみなされたものであ
つて、内びんと外びんとの間隔を小さくしても、
外びんの胴部の溶接時に内びんが局部的に加熱さ
れて歪を生ずることのない、外形状に比し、内容
量の大きい太びんタイプの真空二重びんの構造を
提供することを目的とするものである。
而して本考案は、外びんの胴部を切断し、内び
んを収納した後にその切断部を溶接してなる真空
二重びんにおいて、外びんの溶接に先立つて予
め、外びんの溶接部に対向する内びん部分に、内
側に陥凹する環状の陥凹部を形成したことを特徴
とするものである。
以下本考案の実施例を図面に従つて詳細に説明
する。図面は、本考案の真空二重びんの一実施例
を示すものである。1は真空二重びんであつて、
内びん1aと外びん1bとよりなり、その上端が
接合されて口部2を形成している。3は内びん1
aを外びん1bに対して支えるアスベトスペーサ
ーであり、4は外びん1bの底部に突設されたチ
ツプである。
而して本考案においては、真空二重びん1は太
びんタイプであり、製造時に外びん1bはその胴
部において切断され熔接されて、熔接部5が形成
されている。また内びん1aの該熔接部5に対向
する部分は、外びん1bの溶接に先立つて予め内
側に陥凹せしめられ、環状の陥凹部6が形成され
ている。
本考案によれば、外びん1bの熔接部5に対向
する内びん1aの部分に予め陥凹部6が形成され
ているので、熔接部5とそれに対向する陥凹部6
との間隔が大きくなつている。それ故、熔接部5
を熔接する際に、それに対向する内びん1aの部
分が加熱されることがなく、そこに歪が生ずるこ
とがない。従つて、製品の真空二重びんに局部的
な歪が残ることもなく、真空二重びんの破損が防
止されるのである。
また、熔接部に対向する内びんの陥凹部以外
は、外びんと内びんとの間隔を小さくすることが
できるので、内容量の大きな真空二重びんとする
ことができる。
内びん1aにおける内びん陥凹部6は、バルブ
を成型する段階で予め形成されていてもよく、ま
た外びん1b内に収納する前のバルブに、別工程
で成型することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の真空二重びんの一実施例を示
す中央縦断面図である。 1……真空二重びん、1a……内びん、1b…
…外びん、5……熔接部、6……陥凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外びんの胴部を切断し、内びんを収納した後に
    その切断部を溶接してなる真空二重びんにおい
    て、外びんの溶接に先立つて予め、外びんの溶接
    部に対向する内びん部分に、内側に陥凹する環状
    の陥凹部を形成したことを特徴とする、真空二重
    びん。
JP801684U 1984-01-23 1984-01-23 真空二重びん Granted JPS60119337U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP801684U JPS60119337U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 真空二重びん

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP801684U JPS60119337U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 真空二重びん

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60119337U JPS60119337U (ja) 1985-08-12
JPS6349233Y2 true JPS6349233Y2 (ja) 1988-12-19

Family

ID=30486909

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JP801684U Granted JPS60119337U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 真空二重びん

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JPS60119337U (ja) 1985-08-12

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