JPS589544Y2 - 電子ジヤ−等保温容器 - Google Patents
電子ジヤ−等保温容器Info
- Publication number
- JPS589544Y2 JPS589544Y2 JP16731080U JP16731080U JPS589544Y2 JP S589544 Y2 JPS589544 Y2 JP S589544Y2 JP 16731080 U JP16731080 U JP 16731080U JP 16731080 U JP16731080 U JP 16731080U JP S589544 Y2 JPS589544 Y2 JP S589544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer container
- container
- heat insulating
- rounded surface
- insulation material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子ジャーや炊飯ジャー等保温容器の断熱構造
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
従来、この種の保温容器では、第１図に示すごとく、板
状のガラスウールを筒状に巻回して両断熱材１とし、こ
の両断熱材１を外胴２と外容器３との間に収納配置する
とともに、円板状のガラスウールからなる底断熱材４を
外容器３の下面に配置し、下方から底体５を外胴２に取
付けることにより、上記両断熱材１，４を固定するよう
になっている。
状のガラスウールを筒状に巻回して両断熱材１とし、こ
の両断熱材１を外胴２と外容器３との間に収納配置する
とともに、円板状のガラスウールからなる底断熱材４を
外容器３の下面に配置し、下方から底体５を外胴２に取
付けることにより、上記両断熱材１，４を固定するよう
になっている。
ところが、一般に外容器３の底部角部には、使用性およ
び加工性の問題からアール面３ａが設けられており、こ
のアール面３ａのために両断熱材１と底断熱材４とアー
ル面３ａとの間に断面略三角形状の冷却空間６が形成さ
れることになり、この部分の断熱性能が低下し、米飯保
温中に水蒸気がアール面３ａの内面に結露し水滴となっ
て外容器３の底部に溜まるという不具合が発生する。
び加工性の問題からアール面３ａが設けられており、こ
のアール面３ａのために両断熱材１と底断熱材４とアー
ル面３ａとの間に断面略三角形状の冷却空間６が形成さ
れることになり、この部分の断熱性能が低下し、米飯保
温中に水蒸気がアール面３ａの内面に結露し水滴となっ
て外容器３の底部に溜まるという不具合が発生する。
これを防止するため、外容器３のアール面３ａに合致し
た形状の断熱材を外容器３のまわりに装着する方法が考
えられるが、この場合には断熱材を金型にて新たに成形
しなければならず、製作コストが大巾に高くなるという
欠点がある。
た形状の断熱材を外容器３のまわりに装着する方法が考
えられるが、この場合には断熱材を金型にて新たに成形
しなければならず、製作コストが大巾に高くなるという
欠点がある。
本考案は上記欠点を解消すべくなされたもので、底体の
構造を一部改良することにより、従来と同じ断熱材を使
用しつつ、断熱材を外容器の外面全体に密着させ、結露
を防止することができる電子ジャー等保温容器を提供す
ることを目的とする。
構造を一部改良することにより、従来と同じ断熱材を使
用しつつ、断熱材を外容器の外面全体に密着させ、結露
を防止することができる電子ジャー等保温容器を提供す
ることを目的とする。
以下、本考案を一実施例である添付図面にしたがって説
明する。
明する。
第２図は本考案にかかる保温容器の一例である電子ジャ
ーの要部を示し、１１は外胴、１２は外容器で、外胴１
１と外容器１２とは肩体１３によって上端部で連結され
ている。
ーの要部を示し、１１は外胴、１２は外容器で、外胴１
１と外容器１２とは肩体１３によって上端部で連結され
ている。
上記外容器１２は金属板を深絞り加工したもので、その
底部角部にはアール面１２ ａが形成されている。
底部角部にはアール面１２ ａが形成されている。
なお、１４は外容器１２の上部外周に設けられた保温ヒ
ータ、１５は外容器１２の内側に収容された米飯収納用
内容器、１６は開閉自在な外蓋、１７は外蓋下面に取付
けられ外周端部が上記外容器１２の上端面に接触する内
蓋である。
ータ、１５は外容器１２の内側に収容された米飯収納用
内容器、１６は開閉自在な外蓋、１７は外蓋下面に取付
けられ外周端部が上記外容器１２の上端面に接触する内
蓋である。
外胴１１と外容器１２との間で構成される空間には板状
のガラスウールを筒状に巻回した両断熱材１８が収納配
置されており、外容器１２の下面には円板状のガラスウ
ールからなる底断熱材１９が配置されている。
のガラスウールを筒状に巻回した両断熱材１８が収納配
置されており、外容器１２の下面には円板状のガラスウ
ールからなる底断熱材１９が配置されている。
２０は合成樹脂からなる底体で、上記外胴１１の下端に
強制嵌合にて取付けられている。
強制嵌合にて取付けられている。
この底体２０の上面には、上記外容器１２のアール面１
２ ａに対応する位置にほぼ全周にわたり環状突起２１
が立設されている。
２ ａに対応する位置にほぼ全周にわたり環状突起２１
が立設されている。
なお、２２は上記環状突起２１の内側に同心円状に設け
られた底断熱材支持用のリブ、２３は環状突起２１の外
側に放射状に設けられた底断熱材支持用兼環状突起補強
用のリブ、２４は脚である。
られた底断熱材支持用のリブ、２３は環状突起２１の外
側に放射状に設けられた底断熱材支持用兼環状突起補強
用のリブ、２４は脚である。
上記底体２０を外胴１１に取付けたとき、底断熱材１９
の一部が底体２０の環状突起２１によって押し上げられ
て歪み、外容器１２のアール面１２ ａに密着する。
の一部が底体２０の環状突起２１によって押し上げられ
て歪み、外容器１２のアール面１２ ａに密着する。
そのため、アール面１２ ａの外側にほとんど冷却空間
が形成されることなく、この部分の断熱性能が低下する
心配がない。
が形成されることなく、この部分の断熱性能が低下する
心配がない。
したがって、米飯保温中に水蒸気がこの部分に結露する
ことなく、水滴が外容器１２の底部に溜まるという不具
合を完全に解消することができる。
ことなく、水滴が外容器１２の底部に溜まるという不具
合を完全に解消することができる。
以上のように、本考案は底体上面の外容器のアール面に
対応する位置に環状突起を立設するという簡単な構成で
、外容器のアール面部分に水蒸気が結露するのを防止す
ることができるとともに、胴断熱材および底断熱材は従
来と同様のものをそのまま使用することができ、製作コ
ストが嵩むことがない。
対応する位置に環状突起を立設するという簡単な構成で
、外容器のアール面部分に水蒸気が結露するのを防止す
ることができるとともに、胴断熱材および底断熱材は従
来と同様のものをそのまま使用することができ、製作コ
ストが嵩むことがない。
第１図は従来の保温容器の一部断面図、第２図は本考案
にかかる保温容器の一部断面図である。 １１・・・・・・外胴、１２・・・・・・外容器、１２
ａ・・・・・・アール面、１３・・・・・・肩体、１８
・・・・・・胴断熱材、１９・・・・・・底断熱材、２
０・・・・・・底体、２１・・・・・・環状突起。
にかかる保温容器の一部断面図である。 １１・・・・・・外胴、１２・・・・・・外容器、１２
ａ・・・・・・アール面、１３・・・・・・肩体、１８
・・・・・・胴断熱材、１９・・・・・・底断熱材、２
０・・・・・・底体、２１・・・・・・環状突起。
Claims (1)
- 外胴と底部角部にアール面を有する外容器とを肩体を介
して連結し、外胴と外容器との間の空間内に両断熱材を
配置するとともに外容器の下面に円板状底断熱材を配置
し、下方より底体を外胴に取付けることにより上記両断
熱材を固定するようにした電子ジャー等保温容器におい
て、上記底体上面の上記外容器のアール面に対応する位
置に環状突起を立設し、底体を外胴に取付けたとき上記
環状突起が底断熱材を押し上げ、底断熱材が外容器のア
ール面に圧接するように構成した電子ジャー等保温容器
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16731080U JPS589544Y2 (ja) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | 電子ジヤ−等保温容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16731080U JPS589544Y2 (ja) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | 電子ジヤ−等保温容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5790012U JPS5790012U (ja) | 1982-06-03 |
| JPS589544Y2 true JPS589544Y2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=29525949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16731080U Expired JPS589544Y2 (ja) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | 電子ジヤ−等保温容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589544Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-20 JP JP16731080U patent/JPS589544Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5790012U (ja) | 1982-06-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS589544Y2 (ja) | 電子ジヤ−等保温容器 | |
| US4341316A (en) | Insulating vessel | |
| US2838194A (en) | Insulated container | |
| JPH019457Y2 (ja) | ||
| JPH0248381Y2 (ja) | ||
| JPS6335713Y2 (ja) | ||
| US2742169A (en) | Simplified vacuum bottle unit | |
| JPS6110581Y2 (ja) | ||
| JPS5827718Y2 (ja) | 電気保温ポツト | |
| KR200202806Y1 (ko) | 측면 배기 구조를 갖는 진공 용기 | |
| JPH0710688Y2 (ja) | 液体食品ジャー | |
| JPS5830018Y2 (ja) | 電子ジヤ−等保温容器 | |
| JPH049846Y2 (ja) | ||
| KR840001474Y1 (ko) | 보온 도시락 | |
| JPS6232487Y2 (ja) | ||
| JPH0239982Y2 (ja) | ||
| JPS5856577Y2 (ja) | なべ | |
| JPH0237744Y2 (ja) | ||
| JPS6013815Y2 (ja) | 断熱缶 | |
| JPH0137550Y2 (ja) | ||
| JPH0228832Y2 (ja) | ||
| JPH0237743Y2 (ja) | ||
| JPH044662Y2 (ja) | ||
| JPH0122605Y2 (ja) | ||
| JPH044661Y2 (ja) |