JPS6349042A - ビ−ル酵母を多量に含む栄養化の高いクラツカ−様食品の製造方法 - Google Patents

ビ−ル酵母を多量に含む栄養化の高いクラツカ−様食品の製造方法

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Publication number
JPS6349042A
JPS6349042A JP61192514A JP19251486A JPS6349042A JP S6349042 A JPS6349042 A JP S6349042A JP 61192514 A JP61192514 A JP 61192514A JP 19251486 A JP19251486 A JP 19251486A JP S6349042 A JPS6349042 A JP S6349042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yeast
raw material
cracker
beer yeast
large amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61192514A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Nakanishi
中西 良久
Kyoko Ichimura
京子 市村
Toru Tanaka
徹 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Breweries Ltd
Original Assignee
Asahi Breweries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Breweries Ltd filed Critical Asahi Breweries Ltd
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Publication of JPS6349042A publication Critical patent/JPS6349042A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 ビール酵母(以下単に酵母という)と蛋白質アミノ酸、
ビタミン類を多量に含み食品としての栄養価は極めて高
いものであるが、脱苦味した酵母であってもそのままで
は独特の臭いがあり味も悪く歯への付着も多いためその
ままでは食品とはなしがたい。
このような問題を解決しようとして乾燥酵母含有食品の
製法が種々提案されているが、製造工程が複雑であると
か、更には酵母の栄養価値を低下させるものであったり
して満足すべき方法は今だ無いというのが実状である。
〔目  的〕
本発明は酵母本来の栄養価を実質的に減耗させることな
く、その欠点である臭いや味及び食感をほぼ完全に解決
した酵母を多量に含む栄養価の高いクラッカー様食品の
製造方法を提供するにある。
〔公知事実〕
酵母を食品化しようとする試みは、特許の公開公報や公
告公報に数件記載され公知となっている1例えば公告さ
れたものには古谷製菓(株)の出願に係る特公昭51−
34892号あるいは特公昭55−42614号公報に
記載されたものがあるが、前者の方法は80%含水の酵
母をスナックの添加物として用いてはいるものの、酵母
の絶対使用量は生地の全量に対し僅かであるばかりでな
く。
製造工程も面倒である。又後者の方法は乾燥酵母を使用
してはいるが、酵母混和原料を高温高圧処理後押し出し
成形して膨化させしかる後細断し製品化しており、製法
として特種であるばかりでなく酵母の栄養価の低下にも
つながりかねない。
更に上記公告公報の他に特開昭61−119167号、
特開昭52−47931号及び特開昭5247937号
公報に記載の方法もあるが、特開昭61−119167
号の方法は酵母と穀物等の原材料との混合物を含水状態
で加熱、高圧化で混練するものであって、膨化は圧力の
開放により行っており、製造条件は極めて難しく、又酵
母の使用量も現実にはかなり製限されたものであって、
食味もそれ程には改善されていない、又特開昭52−4
7931号に記載の方法は乾燥ビール酵母を僅かに1〜
10%を混和しているにすぎず、成形したものを油揚げ
し調味量を振りかけるものであって有効なビール酵母の
利用法とは云いがたい。
最後に特開昭52−47937号公報に記載のものは小
麦粉100部に対しビール乾燥酵母1〜30部を混合し
、水分、脂肪分とを加え成形して焼き上げることにより
ハードビスケット、ソフトビスケット、クラッカー、ク
ツキー等を製造するものであり、その明my中の説明に
は乾燥ビール酵母を小麦粉100に対し40重量%を添
加したものも記載されてはいるが、この明細書の231
頁右上欄の表からみると乾燥酵母の使用量が10〜20
%でも焦げ易くなることが註記され、30〜40%では
つなぎがなくなり焦げて作業的に困難となる旨が記載さ
れている。従って、この方法によって乾燥ビール酵母を
多く含むクラッカー類を製造することは実質上困難であ
る。また前記した10〜20%という量は小麦粉に対す
る量比であり、本発明にいうような生地全体の量比では
なく、しかもこの量比は本発明でいう下限の生地量全体
の25%にもはるかに及ばない6本発明は前記特開昭5
2−47937号よりもはるかに多量の乾燥ビール酵母
を使用するに係わらず。
稈んど焦げのないクラッカー様製品を製造することに成
功したものであり、これは−にかかって本発明で特定し
た成形及び焼成条件によって得られてものである。
以下本発明を更に詳細に説明する。
ビール酵母はホップなどに由来する苦味が強いためアル
カリ性洗浄水で脱苦味するか、あるいは特開昭61−3
1083号公報に記載されているようにメタノール処理
によって脱苦味したものが使用される。しかし本発明で
は上記アルカル性水溶液処理により脱苦味されたものも
当然使用可能であり格別それによって品質が低下するよ
うなことはない。
発明の最も重要な条件は仕込原料の25〜40%量にも
達する脱苦味された酵母原料を如何にしてクラッカー様
の食品にするかの製造条件にある。
上記製造条件の第1番目の′要件は、原材料の仕込重置
に対する水分をIKgの原料に対し300〜5001I
II2と比較的少量にすることである。この様な少量の
水分の使用により仕込材料を混加すると酵母に対する小
麦粉などのつなぎ性が非常に良好となるからである。
第2は水と混練した原料を1〜2mmの薄いシート状に
圧延し、これを製品の形状に合せ細断することである。
更に第3の要件は焼成温度を]30〜230℃という普
通のクラッカーやビスケット類の焼成温度よりもほぼ5
0℃低い温度で焼成することである。このような低い温
度で通常のビスケットやクラッカー類の焼成よりも温度
を低くするため焼成時間はやや長め、例えば7〜10分
程度とすることである。
原料に用いられる主成分は小麦粉と脱苦味された乾燥ビ
ール酵母であるが、その他に本発明では原料に甘味料(
砂糖の場合は5〜15ffi @%)、プレミックスし
たビタミン群、ショートニング油あるいはマーガリンの
ような油脂類、発泡剤としての炭酸アンモニアム及び/
または重曹のようなものが混加され更に必要に応じ香料
、グルタミン酸ソーダ等の食べる人の嗜好に合致したよ
うな添加剤を加えるとよい。
以上のような条件で原材料を配合し、特定厚みのシート
とし、細断成形したものを130〜230℃で焼成する
と原材料内部の発泡剤の分解により成形品は適度に膨張
し内部まで均一に焼き上げることができる。そしてこめ
焼成に際しては原材料の反りや割れは見られず、又内部
に焼成不良による芯が残るようなこともない。普通の脱
苦味された乾燥ビール酵母を用いたものの焼成品の色は
薄茶褐色であるが、アルコールにより脱苦味した断燥ビ
ール酵母を用いたものは色調がややこれより淡いものと
なる。そしてビール酵母の如何に係わらず製品は食べ易
く嗜好性の高いクラッカー状のものとなる。
(以下余白) 〔実施例〕 原材料配合例 脱苦味ビール酵     ・・・32.00Kgビタミ
ンB群プレミックス・・・0.07小麦粉      
   ・・・46.73シヨートニング     ・・
・4.OOマーガリン       ・・・4.00砂
糖          ・・・10.00炭酸アンモニ
ウム    ・・・2.00重曹         ・
・・0.50香料          ・・・0.10
上記配合物にIKg当り325a+mの水を加え、十分
に混合し厚み1.7■のシートとし、これを横9.5m
m長さ126a+a+の短冊形に細断し乾燥させること
なくtSO℃〜210℃に加熱するトンネル窯で約9分
焼成した。
この焼成品の幅を測定したところ、9.3〜9.6mm
で極端な変形はなく厚みも3 、5111ffl程度で
極端に変形したものは全く認められなかった。又。
数人のパネリストにより食味の評価をさせたところ、普
通のクラッカーとほとんど差がないことが明らかにされ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、小麦粉に生地総量の25%〜40%の脱苦味された
    乾燥ビール酵母と甘味料、油脂類ビタミン類、発泡剤及
    び必要に応じ他の添加物を加えた仕込原料に、該原料1
    Kg当り350〜500mlの水を加えて混練し、厚さ
    1〜2mmのシート状物を作りこれをクラッカー状に成
    形して 130℃〜230℃で焼成することを特徴とするビール
    酵母を多量に含む栄養化の高いクラッカー様食品の製造
    方法。
JP61192514A 1986-08-15 1986-08-15 ビ−ル酵母を多量に含む栄養化の高いクラツカ−様食品の製造方法 Pending JPS6349042A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007270867A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Jtekt Corp 動力伝達チェーンおよび動力伝達装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247937A (en) * 1975-10-15 1977-04-16 Furuya Seika Kk Production of biscuits by utilizing beer dry yeast
JPS60164424A (ja) * 1984-01-26 1985-08-27 バテル メモリアル インステイチユート ビスケツト様製品の製造方法

Patent Citations (2)

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