JPS6348191Y2 - - Google Patents

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JPS6348191Y2
JPS6348191Y2 JP1983097288U JP9728883U JPS6348191Y2 JP S6348191 Y2 JPS6348191 Y2 JP S6348191Y2 JP 1983097288 U JP1983097288 U JP 1983097288U JP 9728883 U JP9728883 U JP 9728883U JP S6348191 Y2 JPS6348191 Y2 JP S6348191Y2
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JP
Japan
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leaf spring
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bag
bent
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JP1983097288U
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JPS604241U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバツグ用紐取付け具に係り、さらに詳
しくは、バツグ用シヨルダー紐、チエーン、手下
げ紐等を取付けるための、バツグ用紐取付け具の
改良に関する。
従来のこの種のバツグ用紐取付け具としては、
第1図イ,ロに示すように本出願人が提案した昭
和58年実用新案公告第06333号公報に示すものが
ある。
この従来技術に係るバツグ用紐取付け具1につ
いて説明すると下記のごとくである。
従来のバツグ用紐取付け具1は、第1図ロに示
すように底部2aに開口部2bが形成されたチヤ
ンネル部材2と、このチヤンネル部材の底部2a
に湾曲可能に重ね合わされた板ばね3と、前記チ
ヤンネル部材2の両端部において前記底部2a及
び板ばね3を重ね合わせた状態で挾持し、かつ、
前記底部2aの裏面の両端部に固着された一対の
挾持部材4とからなり、この挾持部材4の下端
は、バツグ側に取付ける脚部5となつている。
一方、符号6で示すものは蝶杆で、この蝶杆6
は下端部に、ほぼ立方体形状の軸承部6bが形成
されており、この軸承部6bがピン7によつて前
記チヤンネル部材2の溝間に回動自在に軸承され
ている。
蝶杆6の上端部には紐が取付けられる係止部6
aが形成されている。
なお、軸承部6bはその角部をも含めて周面が
常に前記板ばね3に接する位置にピン7によつて
軸承されている。
以上のような構造を有するバツグ用紐取付け具
1は、第1図イに示すようにバツグ本体8の蓋体
8aの裏面の両端部に前記脚部5を介して固着さ
れ、蝶杆6の係止部6aに紐9の両端が連結され
る。
このような構造を有するバツグ用紐取付け具1
は次のような動作が可能である。
すなわち、蝶杆6の下端部の軸承部6bは、前
述したように立方体形状をしているため、ピン7
の中心から蝶杆6の下端面6c及び側面6d,6
dまでの距離X,Yよりも下端面6cと両端面6
d,6dとの交差部である角部e,fまでの距離
Zのほうが大きい。
この結果、蝶杆6をチヤンネル部材2の溝方向
に対し水平または垂直な位置から傾けると、角部
e,fが板ばね3を押圧し、板ばね3は開口部2
bからチヤンネル部材2の下方へと湾曲する。
そして板ばね3を押圧する力が最大となる蝶杆
6の傾きを超えると、板ばね3の弾発力によつ
て、チヤンネル部材2の底部2aにパチンと倒れ
るクリツク動作を行なうことができる。
このようにして、蝶杆6をバツグの内側に第1
図イに示すように倒した場合には、紐9をバツグ
内に収容して、セカンドバツグまたは、手で持つ
一般的なバツグとしてバツグを利用することがで
き、第1図イに鎖線で示すように蝶杆6をバツグ
の外側に倒した場合には紐9をバツグの外側に取
出し、バツグをシヨルダーバツグとして使用する
ことができる。
このような構造を有するバツグ用紐取付け具は
それ以前のものに比較すれば、構造を簡単でコス
トも低減でき、その性能は極めて優れていた。
しかし、このバツグ用紐取付け具は、挾持部材
4を第1図ロに示すように板ばね3を挾持しうる
ように屈曲するとともに脚部5を、チヤンネル部
材2に対して直交した状態に折り曲げる工程が必
要であり、さらにチヤンネル部材2の底部2aに
板ばね3を載置した状態で底部2aの両端側から
かませる工程と、チヤンネル部材の底部2aの裏
面と挾持部材4とを半田付け等によつて固定する
工程と、板ばね3が変形できる程度に移動可能で
かつ、はずれないように挾持部材4を治具を用い
てさらに折り曲げる工程が必要であつた。
またさらに、チヤンネル部材2は射出成形によ
り成形した原型に仕上げ加工を行ない、開口部2
bを形成する機械加工等が必要となり、どうして
もコストアツプとなる欠点があつた。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するた
めになされたもので、チヤンネル部材をプレス加
工によつて成形でき、かつ板ばねを挾持するため
の部品としての挾持部材を不用とし、構造が簡単
で製造容易であり、大幅なコストダウンが実現で
きるバツグ用紐取付け具を提供することを目的と
している。
以下、図面に示す実施例に基いて、本考案の詳
細を説明する。
第2図〜第5図は本考案の第1の実施例を説明
するもので、本考案になるチヤンネル部材10は
第4図に示すように一枚の金属板であるチヤンネ
ル用板部材からプレス成形される。
すなわち、チヤンネル用板部材10′は第4図
に示すようにその長手方向の中央部に軸線方向に
添つてほぼ「H」字状に切り込み11を形成する
ことにより、幅方向に左右対称な状態で舌片1
2,12を形成してある。各舌片12,12には
対応した位置に透孔12aがそれぞれ形成されて
いる。
また、チヤンネル用板部材10′の長手方向の
両端はその中央部から折曲片13がそれぞれ突出
している。
折曲片13はその先端部に円孤状の凹部13a
を有し、この円孤状の凹部13aの近傍において
折曲片13の先端部の両側縁は折曲片13が先端
に至るほどわずかに幅狭となるようにテーパー部
13bとなつている。この折曲片13の基部の両
端にはそれぞれ中央方向に切り込み14が形成さ
れている。
チヤンネル用板部材10′の長手方向の両端部
に位置する切り込み14,14はそれぞれ長手方
向に1対1に対応している。この切り込み14,
14間を結ぶ直線に折線15が設けられ、チヤン
ネル用板部材10′の幅方向には側壁18,18
が区画されている。
前記舌片12,12の基部に対応する「H」字
状の切り込み11の両端部は前記折線15とそれ
ぞれ接している。
また、折曲片13の基部には、チヤンネル用板
部材10′の長手方向の両端縁に添つた位置にお
いて、折り線16が設けられており、前記テーパ
ー部13b,13bの始点間を結ぶ位置において
も折り線17がそれぞれ設けられている。
第4図に示すようにして打抜かれたチヤンネル
用板部材10′は次のようにしてチヤンネル部材
10として完成する。
すなわち、まずチヤンネル用板部材10′の折
り線15に沿つて幅方向の両側を下方に向かつて
直角に折ると、この折り曲げた部分が第3図に示
すように側板18となる。この時同時に舌片12
も上方に折曲げられ、側板18と反対側に向かつ
てチヤンネル部材底部10aに対して直角に突出
した状態とする。そうすると、側板18と、舌片
12は平面状に連続する。
続いて、折曲片13を第3図に示すように折り
線16,17に沿つてそれぞれ所定角度下方に向
かつて折り曲げる。この状態が第3図に示すチヤ
ンネル部材10の中間形態である。ところで、第
3図において符号19で示すものは板ばねで、こ
の板ばねの幅は前記側板18,18間の間隔より
やや狭く、その長さはチヤンネル部材10の長さ
よりやや短い。
また、符号20で示すものは座板で金属板から
長方形状に前記板ばね19とほぼ同一の大きさに
プレス加工されるが、その長手方向中央部は下方
に向かつてわん曲するわん曲部20aとなつてい
る。このわん曲部20aは後述するように板ばね
19がわん曲される場合の逃げとなる部分であ
る。
また座板20の両端部には下方に向かつて脚2
0bがほぼU字状の形状をもつて切り起こされて
いる。
これら脚20b,20bはハンドバツグの蓋体
21に形成された長孔21a中に嵌入される。
また符号22で示すものは座金で同じく金属板
から形成され、この座金22には前記長孔21a
と対応した位置において長孔22aが形成されて
いる。
一方、符号23で示すものは蝶杆でその下端部
23aは断面形状略矩形状をしており、その下部
の両端の角部には面取部23bが形成されてい
る。この蝶杆の下端部23aには軸線方向に沿つ
て透孔23cが形成されている。
この蝶杆23の上端部にはバツグのひもが連結
される係止部23dが形成されている。
この蝶杆23はその下端部23aを舌片12,
12間に嵌入させ、ピン24を透孔12a,23
c、透孔12aに貫通させ、チヤンネル部材10
に対して回動自在に取付けられる。
この状態でチヤンネル部材10の下側に板ばね
19と座板20を重ねて嵌合させ、折曲片13を
折線16,17からそれぞれ直角となるように折
曲げることにより、折曲片13の先端で第5図に
示すように、板ばね19と座板20とをチヤンネ
ル部材10側へ固定する。
第2図に示したように蝶杆23の下端部23a
の下端は舌片12,12を、垂直に起したことに
より形成された開口部10bから下方に嵌入し、
板ばね19と接した状態にある。
従つて、蝶杆23を回動させれば、板ばね19
の弾力により、蝶杆23はクリツク動作を行うの
である。
このようにして組み立てられた袋物用紐取付具
は座板20の脚20bをバツグの蓋体21に形成
された長孔21a中に嵌入させ、さらに蓋体21
の反対側に位置する座金22の長孔22aに嵌合
させて折曲げ、蓋体に完全に固定する。
本実施例は以上のように構成されているため、
チヤンネル部材10をプレス成形により製造可能
となり、射出成形品であつた従来構造に比較し、
製作容易であり、加工工数も少なく、大幅なコス
トダウンを実現することができる。
一方、第6図は本考案の他の実施例を説明する
もので、バツグの蓋体21に対する取付構造の異
なつた実施例が示されている。
本実施例にあつてはチヤンネル部材10の下側
に位置する座金20に雄型のかしめピン20cが
固定されており、座板22側には雄型のかしめピ
ン20cが嵌合される透孔22bが形成されてい
る。
符号25で示すものは雌型のかしめである。こ
のかしめ25は蓋体21、透孔22bを貫通し
て、雌型のかしめ25と嵌合させ、かしめ25を
かしめることによりチヤンネル部材10は蓋体2
1に固定される。
このような取付け構造を採用してもバツグに金
具を極めて容易にかつ確実に取付けることができ
る。
なお、前記実施例において、座板を用いること
なく、折曲片13を長く形成しておき、この折曲
片13で板バネの両端を固定し、この折曲片13
の下面にバツグ蓋体に取付ける固着手段としての
雄雌のカシメピンを設けてもよい。さらにこの雄
雌のカシメ等の固着手段を別個に設けずとも前記
折曲片13を長く形成しておいて、板バネ19の
両端部を固定した部分でさらに下方へ折曲して脚
部としても良い。
以上の説明から明らかなように本考案によれば
略矩形状に形成されたチヤンネル用板部材の両端
部に折曲片を延設し、中央部にはH状の切り込み
を形成して一対の舌片を設け、この一対の舌片を
折曲して平行に立設することにより開口部を形成
し、この舌片の基部の側板を前記舌片と反対側へ
折曲してチヤンネル部材を構成し、このチヤンネ
ル部材の天井部下面に板ばねを当接し、この板ば
ねの両端部を前記折曲片を折曲することにより保
持し、前記チヤンネル部材下面にはバツグ本体へ
の固着手段を設け、前記チヤンネル部材上面には
前記一対の舌片に軸承されるとともに下端部が前
記開口部を挿通し常時板ばねに当接してクリツク
動作を行う蝶杆を設けた構成としたので、チヤン
ネル部材をプレス加工により成形することが可能
となり、製造工程の低減およびコストダウンを図
ることができる。また、チヤンネル部材の上側に
突出するのは一対の舌片だけで、かつ、前記蝶杆
は開口部を挿通して、チヤンネル部材の下面側に
配置された板ばねに当接する構成としたのでその
分だけ、舌片の高さを低くすることが可能とな
り、コンパクト化、薄形化を図れるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは従来構造を説明する全体斜視図
および取付具の断面図、第2図〜第5図は、本考
案の一実施例を説明するもので、第2図はバツグ
用取付け具の全体斜視図、第3図は分解斜視図、
第4図は展開図、第5図はチヤンネル部材の縦断
側面図、第6図は本考案の他の実施例を説明する
斜視図である。 1……バツグ用紐取付け具、10……チヤンネ
ル部材、11……切り込み、12……舌片、13
……折曲片、15〜17……折線、18……側
板、19……板ばね、20……座板、21……蓋
体、22……座金、23……蝶杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略矩形状に形成されたチヤンネル用板部材の両
    端部に折曲片を延設し、中央部にはH状の切り込
    みを形成して一対の舌片を設け、この一対の舌片
    を折曲して平行に立設することにより開口部を形
    成し、この舌片の基部の側板を前記舌片と反対側
    へ折曲してチヤンネル部材を構成し、このチヤン
    ネル部材の天井部下面に板ばねを当接し、この板
    ばねの両端部を前記折曲片を折曲することにより
    保持し、前記チヤンネル部材下面にはバツク本体
    への固着手段を設け、前記チヤンネル部材上面に
    は前記一対の舌片に軸承されるとともに下端部が
    前記開口部を挿通し常時板ばねに当接してクリツ
    ク動作を行う蝶杆を設け、この蝶杆には紐を取付
    ける係止部を形成したことを特徴とするバツク用
    紐取付具。
JP9728883U 1983-06-22 1983-06-22 バツク用紐取付具 Granted JPS604241U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9728883U JPS604241U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 バツク用紐取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9728883U JPS604241U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 バツク用紐取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS604241U JPS604241U (ja) 1985-01-12
JPS6348191Y2 true JPS6348191Y2 (ja) 1988-12-12

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ID=30231484

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JP9728883U Granted JPS604241U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 バツク用紐取付具

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JP (1) JPS604241U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586333Y2 (ja) * 1980-04-30 1983-02-03 耕一 須田 バツク用シヨルダ−紐取付具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS604241U (ja) 1985-01-12

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