JPS634813Y2 - - Google Patents

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JPS634813Y2
JPS634813Y2 JP1985068779U JP6877985U JPS634813Y2 JP S634813 Y2 JPS634813 Y2 JP S634813Y2 JP 1985068779 U JP1985068779 U JP 1985068779U JP 6877985 U JP6877985 U JP 6877985U JP S634813 Y2 JPS634813 Y2 JP S634813Y2
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JP
Japan
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locking
ring
head
locking body
hole
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JP1985068779U
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English (en)
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JPS6124520U (ja
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、バツグ等に用いる合成樹脂製のな
す環に関するものである。
従来の技術 合成樹脂製のなす環は、例えば実公昭55−
45930号公報の第12図に示すように、端部にフ
ツク部を設けたなす環本体(スナツプ本体)の通
孔内のバネによつて、開閉ピンを移動可能とし、
なす環本体を連結環体に嵌合連結したものが知ら
れている。
考案が解決しようとする問題点 前記の合成樹脂製のなす環は、なす環本体、開
閉ピン、開閉ピンを移動可能とするためのバネ、
連結環体の4つの部品から構成されているため
に、これらを射出成型法などで成型する場合に、
これらの部品に対応するそれぞれの金型材が必要
であり、また、製品のなす環とするためには、4
つの部品の組立が必要であり、その組立工程に相
当の時間を要し、製造コストの低下が困難であ
り、さらに、なす環本体は、連結環体に対して、
なす環本体を軸として回転可能であるが、彎曲鉤
部(フツク部)を連結環体へ向けて近接するよう
に回転することは不可能である等の問題があるも
のである。
問題を解決するための手段 この考案は、前記の従来のなす環の諸問題点を
解決することを目的としてなされたものであつ
て、連結体の両端脚部に互いに対向して形成した
係止孔に係止体の両端部を回転可能に嵌入した状
態で前記連結体と係止体とを同時に成形し、頭部
とフツク部と抜止片との3者を一体成形したなす
環本体の前記頭部を、前記係止体7の孔に回転可
能に係着したものである。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図ないし第3図において、1はベルト等に
連結される連結体で、水平方向に延びる主体部2
とその両端部から下方に延びる脚部3,4とによ
り下方開口のコ字状に作られており、脚部3,4
の下端部には係止孔5,6が互に対向して形成さ
れている。
主体部2と脚部3,4は合成樹脂で一体に作ら
れている。
7は合成樹脂で作られた係止体で、その主体部
10の両端に軸部8,9を形成し、この軸部8,
9が連結体1の脚部3,4の係止孔5,6に回転
自在に嵌入されて係止体7は、連結体1に両軸部
8,9を中心として回転可能に装着されている。
係止体7の主体部10は、その上下に肉薄のリ
ブ部10′を形成している。
主体部10の長手方向中央部には、上方から上
下方向のほぼ中央近くまで欠除した凹部11が形
成され、この凹部11の下側部分に水平方向に膨
出する膨出部12が形成され、この膨出部12に
上下方向に貫通して凹部11に達する孔13が形
成されている。膨出部12の上面と凹部11の底
面は面一になつている。
14は、合成樹脂で作られたフツク状のなす環
本体で、頭部15と、この頭部から下方に延びる
フツク部16と、フツク部16の開口部を閉塞す
る抜止片17とで一体に作られている。頭部15
は第3図に示すように、頂部側から十字状に切込
まれた割溝18により4個の分割材19に分けら
れており、各分割材19は首部20とその先端側
に先細に形成された係止突部21とを有してい
る。抜止片17は、一端が頭部15と一体になつ
ており、他端がフツク部16の先端22の内側に
係止している。
第3図に示すように、頭部15の首部20の太
さは、係止体7の孔13よりやや小径であり、ま
た係止突部21の太さは前記孔13よりも大径に
なつている。
このなす環本体14は、頭部15の各分割部材
19のバネ力を利用して各分割部材19の係止突
部21を係止体7の孔13に通し、首部20を孔
13に嵌合させるとともに、係止突部21を膨出
部12の上面と凹部11の底面とに係止させるこ
とにより係止体7に装着される。このように係止
体7に取付けられたなす環本体14は、頭部15
の首部20の部分における太さが係止体7の孔1
3よりもやや小径であるから、係止体7に対して
回転可能である。
このなす環は、係止体7が連結体1に対し軸部
8,9を中心にして回転可能であり、しかも、な
す環本体14が係止体7に対し頭部15を中心に
して回転可能になつており、しかも回転可能な方
向が直交しているから、なす環本体14は連結体
1に対して2方向に回転可能である。
連結体1と係止体7は、1組の金型を用いて一
回の工程で係止体7の軸部8,9が連結体1の係
止孔5,6に嵌入した状態で形成される。このよ
うに連結体1と係止体7を1回の工程で成形する
には、第4図に一例を示すように、脚部4の係止
孔6と同じ大きさの外形をし、かつ、係止体7の
軸部9と同じ大きさの中空部25を有する中空筒
状の突部24を連結体1の脚部4の厚さだけ突出
して形成した金型部材23を成形用金型の一部材
として用い、中空部25で係止体7の軸部9を成
形し、突部24の外形で係止孔6を成形すればよ
い。連結体1の脚部3側の係止孔5と軸部8につ
いても同様の金型部材を用いて成形すればよい。
なす環本体14は、連結体1及び係止体7とは
別個に成形される。なす環本体14用の成形金型
は、抜止片17が第2図において2点鎖線で示す
ように、下方側の先端がフツク部16の先端22
から離れた状態になる形状で作られている。従つ
て、抜止片17は、成形後、第2図において2点
鎖線で示す状態から右方に曲げられ、ついで実線
に示す状態にセツトされ、この結果、抜止片17
のバネ力が増大されて抜止片17の下方側の先端
がフツク部16の先端部22に強く押圧されるの
である。
考案の作用・効果 以上のようにこの考案は、連結体の両端脚部に
互いに対向して形成した係止孔に、係止体の両端
部を回転可能に嵌入した状態で前記連結体と係止
体とを同時に成形し、なす環本体の頭部を前記係
止体の孔に回転可能に係着したので、なす環本体
は、係止体は連結体に対して軸部を中心として回
転自在であり、しかも、この回転自在の係止体
に、なす環の頭部を中心にして回転自在としたか
ら、直交した2方向に回転することができる。
したがつて、吊下げベルトを取り外し可能なバ
ツク等において、両端になす環をそれぞれ1個づ
つ有するベルトの一端をバツクの一端に装着し、
ベルトの他端をバツクの他端に装着する場合に、
ベルトが撚れていた場合においても、なす環をバ
ツクより外して撚りを解かなくても、なす環がそ
の首部を中心として回転するためにベルトの撚れ
は直ちに解消することができ、しかも、なす環の
上に大きな重量が加えられた場合や、なす環をバ
ツク内に収納した場合において、なす環が係止体
の両端の軸を中心として連結体の方向へ回転する
ので、加重を避ける方向へ回動してその折損が防
止され、また、バツクの形状や荷物の形状に適応
する方向に回動してコンパクトに収納することが
できる。
また、係止体と連結体とを同時成形するととも
に、なす環本体もその頭部、フツク部、抜止片の
3者が一体に成形されているので、なす環はその
構成部品の数が2個に過ぎず、なす環本体の頭部
を係止体の孔に嵌合、係着する作業だけで製品が
完成され、その組立作業が簡単であり、しかも、
射出成形によつて大量生産が可能で極めてコスト
を低下し、廉価に製造することができるなど優れ
た効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案にかかるなす環
の一実施例を示し、第1図は正面図、第2図は側
面図、第3図は第1図の−線断面図、第4図
は成形用金型部材の一例を示す断面図である。 1……連結体、3,4……脚部、5,6……係
止孔、7……係止体、13……孔、14……なす
環本体、15……頭部、16……フツク部、17
……抜止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連結体1の両端脚部3,4に互いに対向して形
    成した係止孔5,6に、係止体7の両端部を回転
    可能に嵌入した状態で前記連結体1と係止体7と
    を同時成形し、頭部15とフツク部16と抜止片
    17との3者を一体成形したなす環本体14の前
    記頭部15を、前記係止体7の孔13に回転可能
    に係着した合成樹脂製なす環。
JP6877985U 1985-05-11 1985-05-11 合成樹脂製なす環 Granted JPS6124520U (ja)

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JP6877985U JPS6124520U (ja) 1985-05-11 1985-05-11 合成樹脂製なす環

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JP6877985U JPS6124520U (ja) 1985-05-11 1985-05-11 合成樹脂製なす環

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JPS6124520U JPS6124520U (ja) 1986-02-13
JPS634813Y2 true JPS634813Y2 (ja) 1988-02-08

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ID=30603838

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JP6877985U Granted JPS6124520U (ja) 1985-05-11 1985-05-11 合成樹脂製なす環

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JPS6124520U (ja) 1986-02-13

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