JPH0628427Y2 - 多連式容器 - Google Patents

多連式容器

Info

Publication number
JPH0628427Y2
JPH0628427Y2 JP1986120756U JP12075686U JPH0628427Y2 JP H0628427 Y2 JPH0628427 Y2 JP H0628427Y2 JP 1986120756 U JP1986120756 U JP 1986120756U JP 12075686 U JP12075686 U JP 12075686U JP H0628427 Y2 JPH0628427 Y2 JP H0628427Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
end side
circumferential direction
engaging
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986120756U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6326527U (ja
Inventor
正 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokan Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokan Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokan Kogyo Co Ltd filed Critical Tokan Kogyo Co Ltd
Priority to JP1986120756U priority Critical patent/JPH0628427Y2/ja
Publication of JPS6326527U publication Critical patent/JPS6326527U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0628427Y2 publication Critical patent/JPH0628427Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stackable Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は多連式容器に係り、特に上下に配される複数の
容器を互いに連結するようにした多連式容器に関する。
【考案の概要】
本考案は、上下に配されている容器を接続筒を用いて接
続するようにしたものであって、接続筒の内周面の上下
にそれぞれ設けられているリブを上下の容器の下端側お
よび上端側にそれぞれ形成されている溝と係合させるこ
とによって、この接続筒を用いて上下の容器を連結する
ようにしたものである。
【従来の技術】
例えば実開昭60−54527号公報には、上下に配さ
れた2つのボトルを連結するようにした親子ボトルが開
示されている。上下に配される親子ボトルとの外周面に
はそれぞれ凹凸が形成されており、これらの凹凸を利用
してビニールテープまたは金属ベルトを緊縛して上下の
ボトルを連結するようにしている。そして上下のボトル
を分離する場合には、ビニールテープまたは金属ベルト
に形成されたミシン目の部分を切断するようになってい
る。
【考案が解決しようとする問題点】
従来のこのような親子ボトルによれば、2つのボトルを
連結するためにビニールテープまたは金属ベルトで緊縛
する必要があり、このために接続が面倒になっていた。
またこのようなボトルは、ミシン目のところで切断して
分離するようになっているために、1度分断してしまう
と再度連結することができないという欠点があった。 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、構造が簡潔で、連結が容易に行なわれ、必要に応じ
て再度連結することが可能な多連式容器を提供すること
を目的とするものである。
【問題点を解決するための手段】
本考案は、下端側の外周面に係合溝が形成され、しかも
該係合溝を円周方向に沿って複数部分に分割する縦リブ
を有する上側の容器と、 上端側の外周面に係合溝が形成され、しかも該係合溝を
円周方向に沿って複数部分に分割する縦リブを有する下
側の容器と、 上端側の内周面に円周方向に沿って間欠的に形成され、
前記上側の容器の係合溝の互いに隣接する縦リブ間の部
分に係合される円弧状のリブと、下端側の内周面に円周
方向に沿って形成されかつ前記上端側のリブと円周方向
に交互に配置され、前記下側の容器の係合溝の互いに隣
接する縦リブ間の部分に係合される円弧状のリブとを有
する合成樹脂製の円筒状の接続筒と、 から成る多連式容器に関するものである。
【作用】
円筒状の接続筒の上端側の円弧状のリブを上側の容器の
下端側の外周面の係合溝の互いに隣接する縦リブ間の部
分に係合させるとともに、上記接続筒の下端側の内周面
に円周方向に沿って形成されている円弧状のリブを下側
の容器の上端側の外周面の係合溝の互いに隣接する縦リ
ブ間の部分に係合させることによって、上側の容器と下
側の容器とが円筒状の接続筒を介して互いに結合される
ようになる。
【実施例】
以下本考案を図示の一実施例につき説明する。第1図お
よび第2図は本考案の一実施例に係る多連式容器を示す
ものであって、この多連式容器は中間の接続筒10と、
上下の容器11、12とからそれぞれ構成されている。
接続筒10は合成樹脂成形体によって半透明に構成され
ており、下側の容器12のキャップを中に受入れた状態
で上下の容器11、12を連結するようにしている。そ
して上下の容器11、12はともにガラスから構成され
るとともに、その口部にはそれぞれキャップが着脱可能
に装着されている。 接続筒10は上述の如く合成樹脂成形体によって筒状に
構成されるとともに、その上側が第3図〜第5図に示す
ように太径部13になっている。そして太径部13の内
周面には係合用リブ14が形成されている。このリブ1
4は上側容器11の外周面に形成されている係合溝15
と係合されるようになっている。そして係合溝15には
所定の位置に縦リブ16が形成されている。また接続筒
10の内周面であってその下側には別の係合用リブ17
が形成されており、このリブ17を受入れるために下側
容器12にはその上側の外周面に係合溝18が形成され
ている。そして係合溝18にも縦リブ19が形成される
ようになっている。 接続筒10の内周面であってその上端側に形成されてい
る係合用リブ14は円弧状をなし、円周方向に沿って約
45°の角度を占めている。そしてこのようなリブ14
が円周方向に交互に4個形成されている。また接続筒1
0の下端側の係合用リブ17についても、約45°の角
度を有し、4個が交互に形成されている。しかも第3図
から明らかなように、上下の係合用リブ14、17は互
いに円周方向にそれぞれ交互に配置されるようになって
いる。そして上端側の係合用リブ14が上側容器11の
下端側の係合溝15の互いに隣接する縦リブ16間の部
分に係合されるとともに、接続筒10の下端側の係合用
リブ17が下側容器12の外周側の上端側の係合溝18
の互いに隣接する縦リブ19間に係合されるようになっ
ている。 以上のような構成において、接続筒10は上下の容器1
1、12の中間に配されるとともに、上側の係合用リブ
14が第6図に示すように上側容器11の係合溝15で
あって一対の縦リブ16の間の部分に係合されるように
なっている。また接続筒10の下側の係合用リブ17は
第7図に示すように、下側容器12の外周面に形成され
ている係合溝18であって縦リブ19の間に係合される
ようになっている。これによって第2図に示すように、
上下の容器11、12は互いに連結状態に保持されるこ
とになる。 従ってこのような構造によれば、接続筒10のみを用意
するだけで、上下の容器11、12を連結することが可
能になり、簡潔な構造によって連結を達成できる。しか
も係合用リブ14、17をそれぞれ係合溝15、18に
係合させることによって連結を達成しているために、簡
潔な連結が可能になる。さらに接続筒10の変形によっ
て係合を行なうようにしているために、着脱が容易にな
るばかりでなく、1度分離した後に再び上下の容器1
1、12を連結することが可能になる。 このような多連式容器によれば、接続筒10を上側容器
11に係合させる際に、この接続筒10の上端側の部分
を多角形に変形させ、その係合用リブ14が外周側へ変
位するように変形させることによって、係合用リブ14
を上側容器11の外周側の係合溝15の縦リブ16間の
部分に係合させることが可能になる。同様にこの接続筒
10の下端側の部分を多角形に変形させ、係合用リブ1
7が外周側へ変位するように変形させることによって、
接続筒10の下端側の係合用リブ17を下側容器12の
係合溝18の縦リブ19間の部分に係合させることが可
能になる。 接続筒10の上下のリブ14、17は第3図に示すよう
に、円周方向に交互に配置されているために、接続筒1
0によって上下の容器11、12が互いに結合される
と、簡単に離脱することがなくなる。すなわち上側の係
合用リブ14が外れるように接続筒10が変形される
と、下側の係合用リブ17が下側容器12の係合溝18
に強く係合するようになり、逆に下側の係合用リブ17
が係合溝18から離脱されるように変形されると、上側
の係合用リブ14が上側容器11の係合溝15の部分に
喰込むようになる。これによって上下の容器12は接続
筒10によって確実に結合されるようになる。 接続筒10の上側の係合用リブ14と下側の係合用リブ
17はそれぞれ上下の容器11、12の係合溝15、1
8の縦リブ16、19間の部分にそれぞれ係合されるよ
うになっている。従って接続筒10を介して上下の容器
11、12が互いに結合された状態においては、上下の
容器11、12は相互に回転できるなくなる。従ってこ
れらの容器11、12の外表面にラベルを貼ったり、所
定の印刷を施した場合において、上下のラベルや印刷が
円周方向にずれることが防止される。 上下の容器11、12を互いに連結する合成樹脂製の接
続筒10は第3図〜第5図に示すように、円筒状であっ
てその内周面の上下の部分にそれぞれ係合用リブ14、
17を形成するようにしたものであるから、極めて簡潔
な構造を有することになる。従って比較的シンプルな金
型を用いて容易に成形することができ、そのコストの低
減を図ることが可能になる。
【考案の効果】
以上のように本考案は、下端側の外周面に係合溝が形成
され、しかも該係合溝を円周方向に沿って複数部分に分
割する縦リブを有する上側の容器と、上端側の外周面に
係合溝が形成され、しかも該係合溝を円周方向とに沿っ
て複数部分に分割する縦リブを有する下側の容器と、上
端側の内周面に円周方向に沿って間欠的に形成され、上
側の容器の係合溝の互いに隣接する縦リブ間の部分に係
合される円弧状のリブと、下端側の内周面に円周方向に
沿って形成されかつ上端側のリブと円周方向に交互に配
置され、下側の容器の係合溝の互いに隣接する縦リブ間
の部分に係合される円弧状のリブとを有する合成樹脂製
の円筒状の接続筒とから成る多連式容器に関するもので
ある。 従って本考案によれば、円筒状をなすとともに、上下の
内周面にそれぞれ円弧状のリブが形成されている合成樹
脂製の接続筒によって上下の容器を互いに結合すること
が可能になり、接続筒の構成が非常に簡潔になるととも
に、比較的簡潔な構造の金型で成形できるようになる。
これによって接続筒のコストの低減が図られることにな
る。 また本考案によれば、上下の容器の係合溝にそれぞれ係
合される接続筒の円周面の円弧状のリブは円周方向に沿
って間欠的に形成されているために、円筒状の接続筒を
多角形に変形させるようにして容易に結合させることが
でき、無理な力を加えずに結合できるようになる。しか
も上下の容器の係合溝とそれぞれ係合される接続筒の内
周面の円弧状のリブは円周方向に沿って交互に配置され
ているために、上下の係合用リブが互いに反対側の係合
用リブの離脱を防止するようになり、外れ難い構造の多
連式容器を提供することが可能になる。 またこのような多連式容器によれば、接続筒の上下の内
周面の円弧状のリブはそれぞれ上下の容器の係合溝の縦
リブ間の部分に係合されるようになっているため、上記
縦リブによって上下の容器の相互の回転が阻止されるよ
うになる。従って上下の容器の外周面にラベルを貼りつ
けたり印刷を施した場合において、それらが互いに円周
方向にずれることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る多連式容器を示す分解
斜視図、第2図は同正面図、第3図は接続筒の平面図、
第4図は同正面図、第5図は同底面図、第6図は接続筒
と上側容器との連結を示す要部拡大断面図、第7図は接
続筒と下側容器との連結を示す要部拡大断面図である。 なお図面に用いた符号において、 10……接続筒 11……上側容器 12……下側容器 14……係合用リブ 15……係合溝 16……縦リブ 17……係合用リブ 18……係合溝 19……縦リブ である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端側の外周面に係合溝が形成され、しか
    も該係合溝を円周方向に沿って複数部分に分割する縦リ
    ブを有する上側の容器と、 上端側の外周面に係合溝が形成され、しかも該係合溝を
    円周方向に沿って複数部分に分割する縦リブを有する下
    側の容器と、 上端側の内周面に円周方向に沿って間欠的に形成され、
    前記上側の容器の係合溝の互いに隣接する縦リブ間の部
    分に係合される円弧状のリブと、下端側の内周面に円周
    方向に沿って形成されかつ前記上端側のリブと円周方向
    に交互に配置され、前記下側の容器の係合溝の互いに隣
    接する縦リブ間の部分に係合される円弧状のリブとを有
    する合成樹脂製の円筒状の接続筒と、 から成る多連式容器。
JP1986120756U 1986-08-06 1986-08-06 多連式容器 Expired - Lifetime JPH0628427Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986120756U JPH0628427Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06 多連式容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986120756U JPH0628427Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06 多連式容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6326527U JPS6326527U (ja) 1988-02-22
JPH0628427Y2 true JPH0628427Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31009375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986120756U Expired - Lifetime JPH0628427Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06 多連式容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0628427Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0320289Y2 (ja) * 1985-01-09 1991-05-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6326527U (ja) 1988-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11203470B2 (en) Modular bottle closure for coupling and assembly
US5361919A (en) Combination bottle cap and construction toy
CA2290453C (en) Plastic bottle with handle
EP0639095B1 (en) Toy building element
JPH0628427Y2 (ja) 多連式容器
US4202582A (en) Cycle safety disc
GB2138410A (en) Safety closure with click mechanism
JPS5841152Y2 (ja) 把手付き壜
JPS61105655U (ja)
JPS6340610U (ja)
JPH0618890Y2 (ja) 把手付ガラス壜
JPS6318591Y2 (ja)
JPS634813Y2 (ja)
JPH0435549U (ja)
JPH0315481Y2 (ja)
JP4090757B2 (ja) ボトル保持具
JP3016518U (ja) 中空成形品
JPH0715550U (ja) 安全キャップ
JPS6211781Y2 (ja)
JPH0640114Y2 (ja) 把手付き合成樹脂製容器
JPS592645Y2 (ja) 二軸延伸させた合成樹脂製壜
AU656275C (en) Toy building element
JPS61103363U (ja)
JPH0159137U (ja)
JPS6328117Y2 (ja)