JP3050034U - 手提げ用丸紐 - Google Patents

手提げ用丸紐

Info

Publication number
JP3050034U
JP3050034U JP1997012032U JP1203297U JP3050034U JP 3050034 U JP3050034 U JP 3050034U JP 1997012032 U JP1997012032 U JP 1997012032U JP 1203297 U JP1203297 U JP 1203297U JP 3050034 U JP3050034 U JP 3050034U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
string
latch
cord
hand
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997012032U
Other languages
English (en)
Inventor
喜八郎 早瀬
Original Assignee
ハヤセ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハヤセ株式会社 filed Critical ハヤセ株式会社
Priority to JP1997012032U priority Critical patent/JP3050034U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3050034U publication Critical patent/JP3050034U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 挿し込み口に掛け止める手提げ用丸紐の掛け
止め片を小形かつ強固なものとする。 【構成】 2個分の掛け止め片11、11がひとかたま
りとなった、掛け止め塊10を、紐体12が通されたキ
ャビティを用いて一体に型成形するとともに、断面円形
の紐体12を扁平に圧縮し、掛け止め塊10を紐体12
と交叉する方向に2分し、掛け止め片11が両端に位置
する手提げ用丸紐を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、掛け止め片の成形のためのキャビティを有する金型に、断面円形の 紐体を通して掛け止め片を一体に設けた手提げ用丸紐に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば紙袋の開口部近くに形成した挿し込み口に挿入して、掛け止める端部を 有した紐が公知であり、特開昭63−222705号、実公平3−42068号 ものは金型の2箇所のキャビティで2個の掛け止め片を設けている。しかし、2 箇所の掛け止め片間にて紐体を切断するときに張力を加える必要があり、また切 断端では紐のより糸がほどけるという問題があった。
【0003】 これに対し、特開平9−168418号のものでは掛け止め片を2箇所形成す るキャビティを結ぶ連通部を設けている。その結果、紐が連通部でも樹脂で被覆 されるので切断時に張力を加える必要がなくなり、糸がほどける問題も起こらな い。しかし、キャビティを2箇所設けなければならないため、金型製作費の点で は前述の従来例と変わらず、また掛け止め片自体が紐よりも大分大形化するとい う欠点も変わらないので、丸紐の場合には特に肥大化が問題となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたものであり、その課題は、掛け止め片が 大形化せず、かつ強固に取り付けられる手提げ用丸紐を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、2個分の掛け止め片がひと塊となった掛け 止め塊を紐体が通されたキャビティを有する金型によって一体に型成形するとと もに、断面円形の紐体を扁平に圧縮し、上記掛け止め塊を紐体と交叉する方向に 2分することによって形成された掛け止め片が紐体の両端に位置するように構成 したものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案に係る手提げ用丸紐は、掛け止め片11の成形のためのキャビティを有 する金型に、断面円形の紐体12を通して掛け止め片11を一体に設けた構造を 有する。
【0007】 本考案に係る手提げ用丸紐は、2個分の掛け止め片11、11がひとかたまり となった掛け止め塊10を紐体12が通されたキャビティ13、14を有する金 型15、16によって一体に型成形して形成される。図4参照のこと。図4にも 示されているように、上記金型15、16は断面円形の紐体12を扁平に圧縮す る部分17をキャビティ13、14に隣接した箇所に有しており、その外側は丸 紐の外径とほぼ同径の中空部18に続いている。
【0008】 紐体12は成形時に圧縮圧力によっても加圧され、上記断面円形の状態からそ れより小型の断面長方形状(とは限らないが)等に圧縮されるので、掛け止め塊 10を設けた中央部分19では非常に小さくなり、掛け止め塊10の大きさが小 さくて済む。図4に例示の場合には、掛け止め塊10を2分した掛け止め片11 の断面形は紐体12のそれと殆ど変わらないか小さい位になっている。
【0009】 図示の例では、掛け止め塊10の成形と同時に止め片11、11の境界を示す 印20を成形している例示の印20は溝状であるが、これは次に説明する分断に よって消失するか、目立たなくなる。21は押し出しピンの受け部を示す。該受 け部21により押し出しピンを受けて、その痕跡を目立たなくするとともに、掛 け止め塊10が変形するのを防止する。なお、本考案における掛け止め塊の材料 にはジュラコンやセルコン、デルリン等の商品名で知られるポリアセタール樹脂 等が適する。
【0010】 既に説明したように、上記の掛け止め塊は、紐体12と交叉する方向に2分さ れ、それによって、紐体12の両端に夫々掛け止め片11、11が位置する手提 げ用丸紐となる。図2参照のこと。この掛け止め塊10の分断は例えば丸鋸等に よる切断その他任意の公知の手段によって実行することができる。このため掛け 止め片11は1箇所のキャビティから2個分を取ることができる。
【0011】 本考案に係る手提げ用丸紐22は掛け止め片11の部分の樹脂が圧縮された紐 体12の組織内に充填された状態となっている。図2参照のこと。このため紐体 12と樹脂との固着が非常に強固なものとなっており、手提げ袋の使用中に掛け 止め片11が紐体12から離脱するような事故を皆無とすることが出来る。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、丸紐を圧縮して設 けた掛け止め片がむやみに大形化せず、しかも紐組織に掛け止め片の合成樹脂が 侵入して強固に固着することとなり、2個分の掛け止め片をとるキャビティは1 箇所で済むので金型製作にかかる費用も少なく、手提げ用の丸紐として好適のも のを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る手提げ用丸紐の原形の1例を示す
斜視図。
【図2】本考案に係る手提げ用丸紐の1例を示す斜視
図。
【図3】紐体と一体化した抜け止め塊の平面図。
【図4】抜け止め塊を断面で示した、金型との関係を示
す側面図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掛け止め片の成形のためのキャビティを
    有する金型に、断面円形の紐体を通して掛け止め片を一
    体に設けた手提げ用丸紐であって、2個分の掛け止め片
    がひとかたまりとなった掛け止め塊を紐体が通されたキ
    ャビティを有する金型によって一体に型成形するととも
    に、断面円形の紐体を扁平に圧縮し、上記掛け止め塊を
    紐体と交叉する方向に2分することによって形成された
    掛け止め片が紐体の両端に位置する手提げ用丸紐。
  2. 【請求項2】 掛け止め片の断面の大きさが紐体の断面
    の大きさと同程度とした請求項1記載の手提げ用丸紐。
  3. 【請求項3】 掛け止め塊は、2個の掛け止め片の境界
    を示す印を有している請求項1記載の手提げ用丸紐。
JP1997012032U 1997-12-09 1997-12-09 手提げ用丸紐 Expired - Lifetime JP3050034U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997012032U JP3050034U (ja) 1997-12-09 1997-12-09 手提げ用丸紐

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997012032U JP3050034U (ja) 1997-12-09 1997-12-09 手提げ用丸紐

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3050034U true JP3050034U (ja) 1998-06-30

Family

ID=43184257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997012032U Expired - Lifetime JP3050034U (ja) 1997-12-09 1997-12-09 手提げ用丸紐

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3050034U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2305676A (en) Cord equipped with connector
US5195218A (en) Flexible cord lock device
JP3050034U (ja) 手提げ用丸紐
JPH08205920A (ja) 連結具を備えた紐体
US6839916B1 (en) Belt for casual wear
JPS63281959A (ja) 硬貨収納袋等の封印具
JPS634813Y2 (ja)
JP2979121B2 (ja) 提げ手形成用紐
JP3004069U (ja) 髪の毛束ね具
JPH0334016U (ja)
JP2979120B2 (ja) 手提げ袋用提げ手
JPH0432978Y2 (ja)
CN219858524U (zh) 多功能弹性扎带
CN2388851Y (zh) 一种手开直骨伞
JP3628144B2 (ja) 糸状体付き封緘具
CN218246119U (zh) 一种化妆品粉饼盒
JPH0239374Y2 (ja)
KR200190816Y1 (ko) 헤어핀의 록킹구조
KR940002685Y1 (ko) 넥타이
JPS5934203A (ja) ストラツプ装置
JPH0369411U (ja)
CN2489609Y (zh) 高效速系领带
JPH03272311A (ja) 合成樹脂製のなす環
JP3040194U (ja) ストラップ
JPH10165219A (ja) 一体成形のハンドストラップ構造体

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term