JPS6347827Y2 - - Google Patents

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JPS6347827Y2
JPS6347827Y2 JP7008284U JP7008284U JPS6347827Y2 JP S6347827 Y2 JPS6347827 Y2 JP S6347827Y2 JP 7008284 U JP7008284 U JP 7008284U JP 7008284 U JP7008284 U JP 7008284U JP S6347827 Y2 JPS6347827 Y2 JP S6347827Y2
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JP
Japan
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cold
storage
lid
stopper
blower
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JP7008284U
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JPS60182684U (ja
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  • Passenger Equipment (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ワンボツクスカー等の自動車に塔
載される冷温蔵庫に関するものである。
(従来の技術) ワンボツクスカー等の6人から8人ぐらい乗れ
る車両にあつて、ジユースやコーヒー等を冷した
り又は温めたりする冷温蔵庫が設けられている。
例えば特開昭58−19676号公報にある自動車用冷
温蔵庫は、ドアが上面で且つ一ケ所で設けられて
いるが、ドアを最大の大きさにしても、それほど
大きくない冷蔵温蔵庫では、そのとれるドアの開
口面積が制限されて、大きな収納物の出し入れが
できにくかつた。
(考案の目的) このため、この考案では、大きな収納物の出し
入れが容易にできる冷温蔵庫を提供することを目
的としている。
(目的を達成するための手段) しかして、この考案の要旨とするところは、樹
脂壁面により構成の冷温蔵室内に、冷却手段と加
熱手段とを有すると共に、送風機により空気の強
制循環方式をとる冷温蔵庫において、上面に上蓋
を、正面に側蓋をそれぞれ開閉自在に設け、前記
上蓋と前記側蓋は共に反連結側の端が互に当接さ
れるように構成し、両反連結側の端に互に連結す
るための止具を設けたことにある。
(目的の達成) したがつて、上蓋と側蓋を同時に開くことで、
開口面積が拡大でき、且つ収納ケースの開口部も
手前に引き出されて、大きな収納物の出し入れが
容易となるもので、前記目的が達成できるもので
ある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図において、1はいわゆるワンボツクスカ
ーと称せられる車体で、左方側の後部が図示さ
れ、最後部の座席2の後方にあり、且つホイール
ハウス3の後方に下記する構造を有する冷温蔵庫
4が配されている。
この冷温蔵庫4は、車体1の側壁5に添つて、
しかも側壁5を構成する内板5aを切欠した切欠
部5a′から該冷温蔵庫4の一部を該側壁5内に埋
設している。
冷温蔵庫4は、第2図乃至第4図に示され、プ
ラスチツク等の合成樹脂で成形され、2重の構造
の樹脂壁面7,8を有する二重壁構造となつて両
樹脂壁面7,8間に図示しないが断熱材が入れら
れている。
このように、2重の構造の樹脂壁面7,8によ
り構成の空間内の3分の1の位置で縦方向に隔壁
10が形成され、この隔壁10にて右方に冷温蔵
室11が、そして左方に送風機、膨張弁等が収納
されている送風機室12が形成される。
冷温蔵室11は、その上面及び正面に開閉用の
上蓋13及び側蓋15が設けられるが、該上蓋1
3は、背面より3分の1ぐらいまで前記樹脂壁面
7,8の上端に固着されている天板14に回動自
在にヒンジ18で連結されている。そしてまた、
上蓋13の反連結側の端13aには、下方に向け
て、止具25を構成する係合突起25aが取付ら
れている。
側蓋15は、冷温蔵室11の正面に設けられ、
下端を支点として開閉され、該側蓋15には、そ
の内側(裏面)に下記する冷却又は温める物品収
納ケース17が取付られている。
側蓋15は、冷温蔵室11の正面の開口部16
に設けられるが、該側蓋15の裏面に添着の収納
ケース17の下端17aが該開口部16の下部縁
16aより内側に配され、その部分に図示しない
がヒンジで開口部16の下部縁16aに連結され
ている。そしてまた、側蓋15は、反連結側の端
15aに前記止具25を構成し、係合突起25a
と係合する係合凹部25bが形成されている。
この止具25は第5図に示され、係合突起25
aは、上蓋13に固設の突杆25a1と、その突杆
25a1に固着の丸棒25a2とより成つており、係
合凹部25bは、二つの並設の丸棒25b2,25
b2とこれを支える二つの弾性片25b1,25b1
より成つている。したがつて、係合突起25aの
丸棒25a2が係合凹部25bの並設の丸棒25
b2,25b2間に挟持されることで、上蓋13と側
蓋15は、連結状態即ち閉状態が保たれている。
収納ケース17は、樹脂製で箱形状をなし、上
面が開口され、その内側で中程に仕切板19を載
置する段部20が形成されていると共に、左側面
の上方には、隔壁10に形成の吹出孔21と整合
する孔22が、そして右側面及び底面に孔23,
24が2列で端に添つてそれぞれ形成されてい
る。この収納ケース17は、側蓋15が前方に開
かれると、下端を支点として回動し、上面の開口
部が外部に引き出されることになる。
エバポレータ26は、冷却手段となるもので、
偏平のチユーブより構成され、前記冷温蔵室11
の隔壁10に添つて図上左側面及び底面にL型に
配されている。
このエバポレータ26の下面には、フイン2
7,27がエバポレータの長手方向に添つて2列
になつて設けられ、該フイン27,27が壁面8
と当接して該壁面8とで空気通路28が形成され
ている。
空気通路28は前記した孔23,24と連通し
て、そして左端で前記した隔壁10に形成の孔2
9と連通し、該通路31は送風機室12内へ連通
している。
送風機室12には、送風機30が収納され、吸
入口から空気を吸入し、吹出口31から吹出し、
隔壁10の孔21及び収納ケース17の孔22を
介して冷温蔵室11内に供給される。
送風機30の吹出口31には、空気を温風とす
る加熱手段の電熱ヒータ32が設けられ、この電
熱ヒータ32の発熱にて加温され温風となる。
上述の構成において、冷蔵庫として使用する場
合には、エバポレータ26に冷媒を供給すべくコ
ンプレツサを回転させると共に、送風機30を回
転させる。送風機30の回転により、空気を吸入
口より吸込んで吹出口31より吹出し、孔21,
22を介して冷温蔵室11内に吹出す。吹出され
た空気は、循環して孔23,24を介してエバポ
レータ26のフイン27,27を通つて冷却さ
れ、空気通路28から孔29を介して再び送風機
室12内に至り、送風機30により吸込まれて前
記したごとく再び循環が行なわれる。したがつ
て、空気の循環により冷温蔵室11内の温度は低
下し、収納ケース17内の物品は冷却されるもの
である。
また、物品を温めるには、当然ながらエバポレ
ータ26への冷媒の供給を停止すると共に、ヒー
タ32に通電する。すると吹出空気は加熱される
ために温めることができるものである。
収納物を取り出すには、止具25に抗して上蓋
13を開き、そして側蓋15を手前に引つ張るこ
とでストツパーが外れ、収納ケース17の開口部
は冷温蔵庫4より外部へ引張り出され、収納物を
取り出すことができるものである。そして、側蓋
15を閉じ、そして上蓋13を閉じ、両蓋13,
15を止具25で連結すれば、収納ケース17は
冷温蔵室11内に戻り、上蓋13及び側蓋15は
閉状態が継続されるものである。
第6図、第7図には、この考案の他の実施例の
止具25が示され、上蓋13及び側蓋15がどち
らからでも開閉できるようにしたものである。
この止具25もまた係合突起25aと係合凹部
25bとより成り、係合突起25bは突杆25a1
とテーパ状の丸棒25a2とより成り、係合凹部2
5bは前記テーパ状の丸棒25a2を包むような形
状となつている。
従つて、この止具25を使用すると、上蓋13
及び側蓋15はどちらからでも開閉できるもので
ある。
(考案の効果) 以上のように、この考案によれば、上蓋と側蓋
を開くことで開口面積が拡大でき、しかも側蓋の
開により収納ケースも手前側に引き出されるた
め、大きな収納物の出し入れが容易となるもので
ある。
また、上蓋と側蓋との連結は止具により行なわ
れ、該止具は両蓋内に収納されて設けられ、冷温
蔵室の容積を減少させることがないものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は冷温
蔵庫を自動車の一方のホイールハウス後方に配し
た斜視図、第2図は冷温蔵庫の斜視図、第3図は
冷温蔵庫の断面図、第4図は切断方向の異なる断
面図、第5図は止具付近の構成図、第6図、第7
図は他の実施例の止具の斜視図である。 7,8……樹脂壁面、11……冷温蔵室、13
……上蓋、15……側蓋、17……収納ケース、
25……止具、26……エバポレータ、27……
フイン、30……送風機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 樹脂壁面により構成の冷温蔵室内に、冷却手
    段と加熱手段とを有すると共に、送風機により
    空気の強制循環方式をとる冷温蔵庫において、
    上面に上蓋を、正面に側蓋をそれぞれ開閉自在
    に設け、前記上蓋と前記側蓋は共に反連結側の
    端が互に当接されるように構成し、両反連結側
    の端に互に連結するための止具を設けると共
    に、前記側蓋の内側に収納ケースを取付けたこ
    とを特徴とする車両用冷温蔵庫。 2 止具は、上蓋又は側蓋のどちらか一方の端に
    設けた係合突起と、他方の端に設けた係合凹部
    とより成ることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の車両用冷温蔵庫。
JP7008284U 1984-05-14 1984-05-14 車両用冷温蔵庫 Granted JPS60182684U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7008284U JPS60182684U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 車両用冷温蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7008284U JPS60182684U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 車両用冷温蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60182684U JPS60182684U (ja) 1985-12-04
JPS6347827Y2 true JPS6347827Y2 (ja) 1988-12-09

Family

ID=30606362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7008284U Granted JPS60182684U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 車両用冷温蔵庫

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JP (1) JPS60182684U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60182684U (ja) 1985-12-04

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