JPS6347745Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347745Y2 JPS6347745Y2 JP19415783U JP19415783U JPS6347745Y2 JP S6347745 Y2 JPS6347745 Y2 JP S6347745Y2 JP 19415783 U JP19415783 U JP 19415783U JP 19415783 U JP19415783 U JP 19415783U JP S6347745 Y2 JPS6347745 Y2 JP S6347745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped
- tube
- vibration
- baffle plate
- tubes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はU字管型多管式熱交換器用U字管の
曲り部防振構造に関するものである。
曲り部防振構造に関するものである。
最近熱交換器の使用条件が苛酷となり大容量の
流体をコンパクトな熱交換器で処理しようとする
ために、伝熱管の管外の流速が大きくなり、この
ため伝熱管に振動を発生させ、この振動による伝
熱管の破壊事故が問題視されて来た。
流体をコンパクトな熱交換器で処理しようとする
ために、伝熱管の管外の流速が大きくなり、この
ため伝熱管に振動を発生させ、この振動による伝
熱管の破壊事故が問題視されて来た。
多管式熱交換器においては直管部の振動は欠円
型あるいは円環型(デイスクアンドドーナツ型や
ロツドバツフル型を含む)邪魔板の間隔を小さく
し、支持間隔を小さくすることにより防いでいる
が、U字管のU字状曲り部に関しては、簡便で有
効な手段がなく、U字状曲り部における振動、更
には破壊の発生が懸念される場合には、該U字状
曲り部の前に全てのU字管の直管部の管の外周全
部を支持する円板状邪魔板を設け、それで支持さ
れる各U字管のU字状曲り部の展開長さが最も短
かくなる様に配置し、管外の流体がU字状曲り部
を流れないで該U字管型多管式熱交換器の外へ送
り出される様にするのが一般的な方法である。
型あるいは円環型(デイスクアンドドーナツ型や
ロツドバツフル型を含む)邪魔板の間隔を小さく
し、支持間隔を小さくすることにより防いでいる
が、U字管のU字状曲り部に関しては、簡便で有
効な手段がなく、U字状曲り部における振動、更
には破壊の発生が懸念される場合には、該U字状
曲り部の前に全てのU字管の直管部の管の外周全
部を支持する円板状邪魔板を設け、それで支持さ
れる各U字管のU字状曲り部の展開長さが最も短
かくなる様に配置し、管外の流体がU字状曲り部
を流れないで該U字管型多管式熱交換器の外へ送
り出される様にするのが一般的な方法である。
然し、上述の円板状邪魔板を採用した場合に
は、最早U字状曲り部は有効な伝熱面積として作
用しなくなるという欠点があつた。
は、最早U字状曲り部は有効な伝熱面積として作
用しなくなるという欠点があつた。
又、この他にU字管の曲り部の頂点附近を孔明
き板などで束ねる構造も考えられているが、通
常、熱交換器の胴と管との運転時の温度差により
U字管は胴に対して伸縮するので、該孔明き板を
胴に固定することは出来ず、従つて管束のみで固
定することになるが、その構造が大変複雑になる
欠点があつた。
き板などで束ねる構造も考えられているが、通
常、熱交換器の胴と管との運転時の温度差により
U字管は胴に対して伸縮するので、該孔明き板を
胴に固定することは出来ず、従つて管束のみで固
定することになるが、その構造が大変複雑になる
欠点があつた。
この考案は叙上の欠点を除去できたU字管型多
管式熱交換器用U字管の曲り部の防振構造を提供
するのをその目的とする。
管式熱交換器用U字管の曲り部の防振構造を提供
するのをその目的とする。
第1図に示す一実施例に基いてこの考案に係る
U字管型多管式熱交換器用U字管の曲り部防振構
造の構成を説明すると、U字管1の直管部2が直
角に貫通する欠円型あるいは円環型の邪魔板3
に、該直管部2と平行し、且つU字状曲り部4に
まで達する連結材5を、U字管1群の外側に複数
個設け、該連結材5には前記U字状曲り部4にお
いて、前記邪魔板3に平行し、U字管全部の外周
を包囲する円環枠6を1個以上設け、該円環枠6
には、隣接するU字管1の隣接するU字状曲り部
4,4の間隙mに介在された振動防止用杆7の両
端を夫々固定したものである。
U字管型多管式熱交換器用U字管の曲り部防振構
造の構成を説明すると、U字管1の直管部2が直
角に貫通する欠円型あるいは円環型の邪魔板3
に、該直管部2と平行し、且つU字状曲り部4に
まで達する連結材5を、U字管1群の外側に複数
個設け、該連結材5には前記U字状曲り部4にお
いて、前記邪魔板3に平行し、U字管全部の外周
を包囲する円環枠6を1個以上設け、該円環枠6
には、隣接するU字管1の隣接するU字状曲り部
4,4の間隙mに介在された振動防止用杆7の両
端を夫々固定したものである。
この実施例は叙上のような構成を有し、U字管
1は、第2図イに示すように、曲り部4を含む平
面Pに沿う矢印Yの方向には比較的剛性が大きい
が、第2図ロに示すように、上記平面Pに直交す
る矢印X方向には剛性が小さく容易に振動してし
まうのを、この実施例においては、上記曲り部4
は上記平面P内にある振動防止用杆7が隣接する
曲り部4,4の間隙m内に剛に配置されているの
で振動の発生をよく防止することができ、該杆7
は、U字管1の直管部2を貫通している欠円型あ
るいは円環型の邪魔板3に固定されている複数個
の連結材5に固定されている円環枠6に固定され
ているので、簡潔な構成で剛に保持され、而もU
字管1の伸縮には殆んど抵抗を与えない。
1は、第2図イに示すように、曲り部4を含む平
面Pに沿う矢印Yの方向には比較的剛性が大きい
が、第2図ロに示すように、上記平面Pに直交す
る矢印X方向には剛性が小さく容易に振動してし
まうのを、この実施例においては、上記曲り部4
は上記平面P内にある振動防止用杆7が隣接する
曲り部4,4の間隙m内に剛に配置されているの
で振動の発生をよく防止することができ、該杆7
は、U字管1の直管部2を貫通している欠円型あ
るいは円環型の邪魔板3に固定されている複数個
の連結材5に固定されている円環枠6に固定され
ているので、簡潔な構成で剛に保持され、而もU
字管1の伸縮には殆んど抵抗を与えない。
なお、第1図に示す実施例では、2個の円環枠
6,6に、振動防止用杆7をU字管1,1の間隙
ごとに設けたが、第4図に示すように2個の円環
枠6,6に交互に設けてもよく、又第5図に示す
ように1個の円環枠6の両面に交互に設けてもよ
い。なお、又振動防止用杆7は丸棒、角棒、断面
矩形の杆でもよい。
6,6に、振動防止用杆7をU字管1,1の間隙
ごとに設けたが、第4図に示すように2個の円環
枠6,6に交互に設けてもよく、又第5図に示す
ように1個の円環枠6の両面に交互に設けてもよ
い。なお、又振動防止用杆7は丸棒、角棒、断面
矩形の杆でもよい。
この考案は叙上のような構成、作用を有するか
ら、簡潔な構成により、U字管型多管式熱交換器
において、U字管の管外の流体の流速が相当大き
くなつてもU字管の特に曲り部の振動を発生させ
ない防振構造を提供できる。
ら、簡潔な構成により、U字管型多管式熱交換器
において、U字管の管外の流体の流速が相当大き
くなつてもU字管の特に曲り部の振動を発生させ
ない防振構造を提供できる。
第1図イはこの考案に係るU字管型多管式熱交
換器用U字管の曲り部防振構造を胴中に納めた場
合の一部切欠正面図、第1図ロは胴の鏡板を外づ
して見た側面図、第2図はU字管の振動の方向を
説明する説明図、第3図はこの考案品の端部の斜
視図、第4図イ,ロ及び第5図イ,ロは何れも他
の実施例の一部切欠正面図と鏡板を外づして見た
側面図を夫々示し、1はU字管、2はU字管の直
管部、3は邪魔板、4はU字状曲り部、5は連結
材、6は円環枠、7は振動防止杆を夫々示す。
換器用U字管の曲り部防振構造を胴中に納めた場
合の一部切欠正面図、第1図ロは胴の鏡板を外づ
して見た側面図、第2図はU字管の振動の方向を
説明する説明図、第3図はこの考案品の端部の斜
視図、第4図イ,ロ及び第5図イ,ロは何れも他
の実施例の一部切欠正面図と鏡板を外づして見た
側面図を夫々示し、1はU字管、2はU字管の直
管部、3は邪魔板、4はU字状曲り部、5は連結
材、6は円環枠、7は振動防止杆を夫々示す。
Claims (1)
- U字管1の直管部2が直角に貫通する邪魔板3
に、該直管部2と平行し、且つU字状曲り部4に
まで達する連結材5を、U字管1群の外側に複数
個設け、該連結材5には、前記U字状曲り部4に
おいて、前記邪魔板3に平行し、U字管管群の外
周を包囲する円環枠6を1個以上設け、該円環枠
6には、隣接するU字管1の隣接するU字状曲り
部4,4の間隙mに介在された振動防止用杆7の
両端を固定したことを特徴とするU字管型多管式
熱交換器用U字管の曲り部の防振構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19415783U JPS60101593U (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | U字管型多管式熱交換器用u字管の曲り部の防振構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19415783U JPS60101593U (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | U字管型多管式熱交換器用u字管の曲り部の防振構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60101593U JPS60101593U (ja) | 1985-07-11 |
JPS6347745Y2 true JPS6347745Y2 (ja) | 1988-12-08 |
Family
ID=30417416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19415783U Granted JPS60101593U (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | U字管型多管式熱交換器用u字管の曲り部の防振構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60101593U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1610081A1 (en) * | 2004-06-25 | 2005-12-28 | Haldor Topsoe A/S | Heat exchange process and heat exchanger |
TWI461237B (zh) * | 2006-08-08 | 2014-11-21 | Sulzer Chemtech Ag | 用於聯合實施使用液體的熱交換與靜態混合之設備 |
-
1983
- 1983-12-19 JP JP19415783U patent/JPS60101593U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60101593U (ja) | 1985-07-11 |
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