JPS6347577Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347577Y2 JPS6347577Y2 JP5926784U JP5926784U JPS6347577Y2 JP S6347577 Y2 JPS6347577 Y2 JP S6347577Y2 JP 5926784 U JP5926784 U JP 5926784U JP 5926784 U JP5926784 U JP 5926784U JP S6347577 Y2 JPS6347577 Y2 JP S6347577Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- wall
- molding
- roof panel
- channel part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 27
- 239000000565 sealant Substances 0.000 claims description 11
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は中央の主ルーフパネルと、両外側の副
ルーフパネルとを溶接によつて接合してなる自動
車のルーフ構造の改善に関する。
ルーフパネルとを溶接によつて接合してなる自動
車のルーフ構造の改善に関する。
この種ルーフ構造の先行技術として、実開昭57
−17880号公報に示されるものがある。この先行
技術は主ルーフパネルの外側縁に形成したチヤネ
ル部の底面に、副ルーフパネルの内側縁に形成し
た段状折曲部の低段部を重ね合せて溶接し、且つ
前記段状折曲部と前記チヤネル部の外側壁との間
に形成される溝の底部を満たすようにして塗布し
たシール剤によつて前記溶接箇所をシールしたも
のである。
−17880号公報に示されるものがある。この先行
技術は主ルーフパネルの外側縁に形成したチヤネ
ル部の底面に、副ルーフパネルの内側縁に形成し
た段状折曲部の低段部を重ね合せて溶接し、且つ
前記段状折曲部と前記チヤネル部の外側壁との間
に形成される溝の底部を満たすようにして塗布し
たシール剤によつて前記溶接箇所をシールしたも
のである。
この先行技術は、ドリツプモールをモール取付
具を介して前記チヤネル部の外側壁に取付ける手
段については何ら言及していない。そして又前記
先行技術のままではモール取付具を所定の位置に
安定した状態で固定することが困難であるという
問題がある。
具を介して前記チヤネル部の外側壁に取付ける手
段については何ら言及していない。そして又前記
先行技術のままではモール取付具を所定の位置に
安定した状態で固定することが困難であるという
問題がある。
そこで本考案は、前記チヤネル部の外側壁に複
数の切欠部を形成し、これら切欠部にモール取付
具を嵌め込んで、これを前記チヤネル部に所定の
位置に安定した状態で固定できるようにしたこと
を第1の特徴とする。
数の切欠部を形成し、これら切欠部にモール取付
具を嵌め込んで、これを前記チヤネル部に所定の
位置に安定した状態で固定できるようにしたこと
を第1の特徴とする。
しかし単にこれだけの構成であると、前記チヤ
ネル部の外側壁に形成した切欠部から前記シール
用のシール剤が塗布時に流れ去つて、この切欠部
におけるシール剤の塗布量が少なくなり、前記切
欠部における溶接箇所の防水性が悪くなるという
問題が生ずる。
ネル部の外側壁に形成した切欠部から前記シール
用のシール剤が塗布時に流れ去つて、この切欠部
におけるシール剤の塗布量が少なくなり、前記切
欠部における溶接箇所の防水性が悪くなるという
問題が生ずる。
そこで本考案は上記構成に加えて、前記段状折
曲部の低段部の前記切欠部に接する部分に凹部を
形成し、この凹部をシール剤の溜り部として、前
記問題点を解消したことを第2の特徴とする。
曲部の低段部の前記切欠部に接する部分に凹部を
形成し、この凹部をシール剤の溜り部として、前
記問題点を解消したことを第2の特徴とする。
以下本考案を図面に示す実施例に基き具体的に
説明する。
説明する。
主ルーフパネル1の外側縁にはチヤネル部2が
形成される一方、副ルーフパネル3の内側縁には
段状折曲部が形成されている。そして前記チヤネ
ル部2の底面に前記段状折曲部4の低段部5を重
ね合せて溶接することによつて、主ルーフパネル
1と副ルーフパネル3を接合して、自動車のルー
フを構成している。
形成される一方、副ルーフパネル3の内側縁には
段状折曲部が形成されている。そして前記チヤネ
ル部2の底面に前記段状折曲部4の低段部5を重
ね合せて溶接することによつて、主ルーフパネル
1と副ルーフパネル3を接合して、自動車のルー
フを構成している。
前記チヤネル部2の外側壁6は逆L字状に屈曲
形成され、後記ドリツプモール7をその下面中央
において支承できるように構成されている。又前
記段状折曲部4と前記外側壁6との間に形成され
る溝8には、その底部を満たすようにしてシール
剤9を塗布して前記チヤネル部2の底面と前記段
状折曲部4の低段部5との溶接箇所をシールし、
前記溶接箇所の隙間から車室内へ雨水が侵入する
のを防いでいる。
形成され、後記ドリツプモール7をその下面中央
において支承できるように構成されている。又前
記段状折曲部4と前記外側壁6との間に形成され
る溝8には、その底部を満たすようにしてシール
剤9を塗布して前記チヤネル部2の底面と前記段
状折曲部4の低段部5との溶接箇所をシールし、
前記溶接箇所の隙間から車室内へ雨水が侵入する
のを防いでいる。
前記チヤネル部2の外側壁6には、所定間隔を
置いて複数の切欠部10を形成している。これら
切欠部10にはモール取付具11を嵌め込み、且
つこのモール取付具11を前記チヤネル部2に固
定している。図示する例では、L形の基部12の
上端に前後に張り出すモール支持部13を一体成
形した合成樹脂成形品によつて前記モール取付具
11構成している。そして前記基部12の左右の
突出部15を前記外側壁6の内面に当接させると
共に、前記モール支持部13を前記切欠部10に
嵌め込んだ状態において、前記基部12の底面を
前記チヤネル部2の底板部14の上面に接着剤1
6を用いて接着することによつて、、モール取付
具11を所定位置に安定した状態で前記チヤネル
部2に固定している。
置いて複数の切欠部10を形成している。これら
切欠部10にはモール取付具11を嵌め込み、且
つこのモール取付具11を前記チヤネル部2に固
定している。図示する例では、L形の基部12の
上端に前後に張り出すモール支持部13を一体成
形した合成樹脂成形品によつて前記モール取付具
11構成している。そして前記基部12の左右の
突出部15を前記外側壁6の内面に当接させると
共に、前記モール支持部13を前記切欠部10に
嵌め込んだ状態において、前記基部12の底面を
前記チヤネル部2の底板部14の上面に接着剤1
6を用いて接着することによつて、、モール取付
具11を所定位置に安定した状態で前記チヤネル
部2に固定している。
前記段状折曲部4の低段部5は、前記切欠部1
0に接する部分を凹部17に形成され、この凹部
17を前記シール剤9の溜り部として、ここに十
分な量のシール剤9が塗布されるようにしてい
る。これによつて、前記切欠部10においても、
前記チヤネル部2の底面と前記段状折曲部4の低
段部5との溶接箇所を十分な量のシール剤9によ
つてシールすることができ、この部分の防水性を
良好なものとすることができる。
0に接する部分を凹部17に形成され、この凹部
17を前記シール剤9の溜り部として、ここに十
分な量のシール剤9が塗布されるようにしてい
る。これによつて、前記切欠部10においても、
前記チヤネル部2の底面と前記段状折曲部4の低
段部5との溶接箇所を十分な量のシール剤9によ
つてシールすることができ、この部分の防水性を
良好なものとすることができる。
前記チヤネル部2によつて囲まれる空間18及
び前記溝8は共にその上方開放部を、前記複数の
モール取付具11に取付けたドリツプモール7に
よつて閉塞される。図示する例では、合成樹脂製
のドリツプモール7の両側縁内側に設けた係止凹
部19,20をモール取付具11のモール支持部
13の両端部に強制嵌合することによつて、ドリ
ツプモール7をモール取付具11に取付けてい
る。
び前記溝8は共にその上方開放部を、前記複数の
モール取付具11に取付けたドリツプモール7に
よつて閉塞される。図示する例では、合成樹脂製
のドリツプモール7の両側縁内側に設けた係止凹
部19,20をモール取付具11のモール支持部
13の両端部に強制嵌合することによつて、ドリ
ツプモール7をモール取付具11に取付けてい
る。
本考案は上記実施例を示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば上記実施例において
は、チヤネル部2の外側壁6を逆L字状に形成す
ると共に、この外側壁6によつてドリツプモール
7の下面中央を支承しているが、前記外側壁6を
ストレートに立上る形状に形成したり、これによ
つてドリツプモール7を支承しない形状に形成し
たりすることができる。又前記モール取付具11
や前記ドリツプモール7の形状、構造は上記実施
例に示すものに限定されないことは勿論であつ
て、例えばモール取付具11を前記チヤネル部2
に着脱可能に固定できるように構成することがで
きる。
成することができる。例えば上記実施例において
は、チヤネル部2の外側壁6を逆L字状に形成す
ると共に、この外側壁6によつてドリツプモール
7の下面中央を支承しているが、前記外側壁6を
ストレートに立上る形状に形成したり、これによ
つてドリツプモール7を支承しない形状に形成し
たりすることができる。又前記モール取付具11
や前記ドリツプモール7の形状、構造は上記実施
例に示すものに限定されないことは勿論であつ
て、例えばモール取付具11を前記チヤネル部2
に着脱可能に固定できるように構成することがで
きる。
本考案は上記構成を有するので、前記チヤネル
部の外側壁に設けた切欠部を利用して、モール取
付具を所定位置に安定した状態で固定することが
できる上に、前記切欠部に接する部分において前
記段状折曲部の低段部に形成した凹部をシール剤
の溜り部とすることによつて、前記チヤネル部の
底面と前記段状折曲部の低段部との溶接箇所を十
分な量のシール剤によつてシールすることがで
き、防水性を良好なものとすることができる。
部の外側壁に設けた切欠部を利用して、モール取
付具を所定位置に安定した状態で固定することが
できる上に、前記切欠部に接する部分において前
記段状折曲部の低段部に形成した凹部をシール剤
の溜り部とすることによつて、前記チヤネル部の
底面と前記段状折曲部の低段部との溶接箇所を十
分な量のシール剤によつてシールすることがで
き、防水性を良好なものとすることができる。
第1図は本考案の実施例の側面図、第2図は第
1図の−線断面図、第3図はモール取付具及
びドリツプモールを仮想線で示す第1図の−
線断面図、第4図は第1図の−線断面図、第
5図はチヤネル部とモール取付具との関係を示す
側面図、第6図は要部を分解した状態で示す斜視
図である。 1……主ルーフパネル、2……チヤネル部、3
……副ルーフパネル、4……段状折曲部、5……
低段部、6……外側壁、7……ドリツプモール、
8……溝、9……シール剤、10……切欠部、1
1……モール取付具、17……凹部。
1図の−線断面図、第3図はモール取付具及
びドリツプモールを仮想線で示す第1図の−
線断面図、第4図は第1図の−線断面図、第
5図はチヤネル部とモール取付具との関係を示す
側面図、第6図は要部を分解した状態で示す斜視
図である。 1……主ルーフパネル、2……チヤネル部、3
……副ルーフパネル、4……段状折曲部、5……
低段部、6……外側壁、7……ドリツプモール、
8……溝、9……シール剤、10……切欠部、1
1……モール取付具、17……凹部。
Claims (1)
- 主ルーフパネルの外側縁に形成したチヤネル部
の底面に、副ルーフパネルの内側縁に形成した段
状折曲部の低段部を重ね合せて溶接し、且つ前記
段状折曲部と前記チヤネル部の外側壁との間に形
成される溝の底部を満たすようにして塗布したシ
ール剤によつて前記溶接箇所をシールした自動車
のルーフ構造において、前記チヤネル部の外側壁
に複数の切欠部を形成し、これら切欠部にモール
取付具を嵌め込んで前記チヤネル部に固定する一
方、前記段状折曲部の低段部の前記切欠部に接す
る部分に凹部を形成したことを特徴とする自動車
のルーフ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5926784U JPS60170270U (ja) | 1984-04-21 | 1984-04-21 | 自動車のル−フ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5926784U JPS60170270U (ja) | 1984-04-21 | 1984-04-21 | 自動車のル−フ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60170270U JPS60170270U (ja) | 1985-11-12 |
JPS6347577Y2 true JPS6347577Y2 (ja) | 1988-12-08 |
Family
ID=30585534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5926784U Granted JPS60170270U (ja) | 1984-04-21 | 1984-04-21 | 自動車のル−フ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60170270U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH048044Y2 (ja) * | 1987-01-23 | 1992-03-02 | ||
JPH0537716Y2 (ja) * | 1987-04-13 | 1993-09-24 |
-
1984
- 1984-04-21 JP JP5926784U patent/JPS60170270U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60170270U (ja) | 1985-11-12 |
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