JPH048044Y2 - - Google Patents

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JPH048044Y2
JPH048044Y2 JP1987007582U JP758287U JPH048044Y2 JP H048044 Y2 JPH048044 Y2 JP H048044Y2 JP 1987007582 U JP1987007582 U JP 1987007582U JP 758287 U JP758287 U JP 758287U JP H048044 Y2 JPH048044 Y2 JP H048044Y2
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JP
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molding
holding part
recess
locking
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JP1987007582U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車のルーフモールの取付構造
に関する。
(従来の技術) 例えば、実開昭60−45155号公報及び実開昭60
−45156号公報により、ボデイパネルとルーフパ
ネルの重合接続部に沿つて溝状の窪みを形成し、
この窪みに沿つてルーフモールを取付ける自動車
のルーフモールの取付構造が従来公知である。こ
の取付構造によれば、窪みの底に一方のパネルの
端部を折曲げて形成した補強用の起立壁を窪みの
長手方向に形成し、この起立壁に所定間隔で切欠
き部を形成し、この切欠き部にモールクリツプを
固定していた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来の取付構造では、起立壁に切欠き
部を加工するのが非常に厄介であると共に、この
ように切欠き部を形成するので起立壁によるパネ
ルの補強効果は低下する。
(課題を解決するための手段) そこで、本考案は、窪みの底に立つ起立壁に切
欠き部を形成することなくクリツプによつてルー
フモールを取付けるようにしたのであつて、ボデ
イパネルとルーフパネルの重合接続部に沿い溝形
の窪みを形成すると共に、該窪みの長手方向に沿
つて窪みの底に前記パネルの一方から立上がる連
続した起立壁を設け、 上記起立壁を跨ぐ倒U字形断面の保持部を備
え、この保持部の両側壁の外面に一対の係止段部
を有する長尺のプラスチツク製のベース材の、上
記保持部を前記起立壁に跨がらせて保持部の下端
を前記窪みの底に固定すると共に、該保持部の両
側壁の少なくとも一方の側壁には側壁を切除した
切欠きを適宜の間隔で設け、 上記ベース材の保持部に被さつて係止段部の対
に係合する一対の爪を備えた倒U字形断面のベー
ス材挟持部と、この挟持部の一端に連なり、ルー
フモールの両側縁のフツクに係合する二つの係止
爪を備えたモール装着部とを一体に有し、このモ
ール装着部には、前記ベース材の切欠きからベー
ス材の内部に突入して前記起立壁の先端に係合す
る係合片を設けたクリツプの、上記モール装着部
を前記ベース材の切欠き内に位置させてベース材
挟持部をベース材の保持部に被せ、この挟持部の
一対の爪を前記ベース材の対の係止段部に係止す
ると共に、モール装着部にある係合片を前記窪み
の底から立つ起立壁の先端に係合し、 ルーフモールの両側縁のフツクを上記クリツプ
のモール装着部にある二つの係止部に係合してル
ーフモールを前記窪みの長手方向に沿い取付ける
ようにしたのである。
(実施例) 以下に本考案の図示の実施例を説明する。
図中、1はベース材2とクリツプ3からなるモ
ール保持具を示し、このモール保持具1により車
体のボデイパネル4とルーフパネル5の重合接続
部にある溝形の窪み6に沿つてルーフモール7を
固定する(第1図及び第2図)。
上記ベース材2は、プラスチツクによる長尺の
押出し成形品であつて、第3図に示すように、倒
U字形断面形状の中空な保持部8と、この保持部
8の左右下端から上記窪み6の底に沿つて横向き
に張出した左右の脚部9,10を備えてなり、上
記保持部8の両側壁外面には横向きに突出した下
向きの係止段部11,12が設けてある。又、保
持部8には、クリツプ3の取付位置に合せて、一
方の係止段部11をコ字形に切欠いて形成した凹
部13と、その反対側の保持部8の側壁と上壁の
一部切除して形成した切欠き14を設けている。
上記脚部9,10は、その一方の脚部9が横に長
く延び、他方の脚部10は横に短く延びたのち更
に斜め上方に延び、その先端にT字形断面形状の
軟質材質のシール部15が設けてある。又、一方
の脚部9の底面は他方の脚部10の底面より高く
設定している。
前記クリツプ3は、プラスチツクの成形品であ
つて、第4図〜第10図に示すように、中央のモ
ール装着部16、このモール装着部16の左右に
連設し、前記保持部8より一回り大きな倒U字形
断面形状の左右対称なベース材挟持部17,17
から構成され、モール装着部16には、モール7
の両側縁の折返したフツク18,19にそれぞれ
係合する互いに背向した係止爪20,21が設け
てある。
上記ベース材挟持部17は、第10図に示すよ
うに、保持部8を挟んで相対向する一対の脚片2
2,23を備え、両脚片22,23の下端内側面
からは保持部8の各係止段部11,12にそれぞ
れ歯合する相補的な形状の一対の爪24,25を
内向きに突設する。又、ベース材挟持部17の上
面からは、モール装着部16の一方の係止爪20
と同じ向きに、その自由端が斜め上向きに延びた
横L字形断面形状の当接片26を突設する。
前記モール装着部16は、ベース材挟持部17
とほぼ同じ倒U字形断面形状をなし、片側の側壁
にはその下端から上方に向かつて高さの途中まで
延びた一対のスリツト27,27を設け、両スリ
ツト27の間にベース材2の凹部13に嵌り込む
舌片28を形成し、前記係止爪20は舌片28の
上方に設けてある。又、反対側の側壁には、その
上端から下方に向かつて高さの途中まで延びた一
対のスリツト29,29と、その上壁の一部を切
欠いて形成した開口部30を設け、このスリツト
29と開口部30で囲まれた部分に、前記係止爪
21を備えた弾性舌片31を形成する。この弾性
舌片31の下端内側面からは折返し状に斜め上向
きに延びてベース材2の切欠き14内に嵌り込む
係合片32を突設する。
前記したベース材2及びクリツプ3を使用して
モール7を固定するには、まず、前記した窪み6
の底に一方のパネル4,5の端部を折曲げて形成
した起立壁33を設ける。ここでは、第1図に示
すように、ルーフパネル5の端部を垂直に折曲
げ、その先端を更に横向きに折曲げてある。
次に、第11図に示すように、上記起立壁33
にベース材2の保持部8を上から被せ、一方の脚
部9の底面を両面接着テープ34で窪み6の底に
固定する。このとき、ベース材2の一方の脚部9
で両パネル4,5のスポツト溶接部35を上から
隠すことができる。又、他方の脚部10のシール
部15はボデイパネル4の窪みの側壁上部に当接
し、ボデイパネル4を伝わつて窪み6内に雨水が
浸入するのを阻止する。
次に、クリツプ3の舌片28と、係合片32を
ベース材2の凹部13と切欠き14にそれぞれ合
わせ、ベース材2の保持部8に上からクリツプ3
を被せる。クリツプ3を被せると、その爪24,
25が保持部8の側面に当たつて両脚片22,2
3が互いに外向きに撓んで開き、爪24,25が
ベース材2の係止段部11,12に達すると、両
脚片22,23が弾性力により復元し、爪24,
25はベース材2の係止段部11,12に下から
掛かつて、ベース材2に対してクリツプ3が固定
される。このように爪24,25が互いに内向き
に突出した構造となつているので、第11図の取
付状態において、クリツプ3に上向きの力が加わ
つても、爪24,25が内向きに寄り合うこと
で、ベース材2の係止段部11,12と爪24,
25との係合がより一層強くなり、クリツプ3が
上向きに外れるのを有効に阻止できる。
このとき、クリツプ3の舌片28はベース材2
の凹部13に、係合片32は切欠き14に嵌り込
む。又、係合片32はルーフパネル5の起立壁3
3の横向き端部33′に当接した際に、内向きに
撓み、係合片の先端部32′が横向き端部33′を
下に越えると、その弾性力により復元して、先端
部32′が横向き端部33′に下から係合し、クリ
ツプ3が上方に抜けるのを阻止する。尚、片側の
脚片22はスリツト27で舌片28と分断されて
いるので、比較的軽い力で脚片22と舌片28を
撓めることができる。
最後に、モール7の側縁の一方のフツク18の
先端をクリツプ3の一方の係止爪20の下端に下
から引つ掛け、その状態でモール7の他方のフツ
ク19をクリツプ3の他方の係止爪21に合わせ
て強く押し下げる。モール7を押し下げると、そ
のフツク19がクリツプ3の係止爪21に当接
し、弾性舌片31がその下端連設部31′から開
口部30に向かつて撓み込み、その後、フツク1
9の先端が係止爪21を下に通り過ぎると、弾性
舌片31がその弾性力で復元して、係止爪21の
下端がフツク19の先端に下から引つ掛かつて、
モール7が窪み6に沿つて固定される。このと
き、クリツプ3の当接片26がモール7の内側面
に下から当接し、その弾性力でモール7の沈み込
みを防止する。又、ベース材2のシール部15が
モール7のフツク19の外面に弾性的に当接し、
ボデイパネル側からの雨水の浸入を阻止する。
一方、モール7にその長手方向(第1図のA−
A方向)の力や振動が加わつた際には、クリツプ
3の舌片28の左右両端が凹部13の両内側面
に、又、係合片32の左右両端が切欠き14の両
内側面にそれぞれ当接し、モール7の長手方向
(A−A方向)の移動を阻止する。
第12図はクリツプ3の他の実施例を示すもの
であつて、係合片32の先端32′を、多段構造
に形成したものである。本実施例によれば、起立
壁33の横向き端部33′の高さ位置にバラ付き
があつても、多段構造の先端部32′の何れかに
横向き端部33′を確実に係止できる。更に、起
立壁33の高さのバラ付きに対処する意味で、ベ
ース材の保持部8を比較的深く形成しておくとよ
い。
一方、溝状の窪み6自体の深さにバラ付きがあ
ることも考えられるので、ベース材2とクリツプ
3との間に高さ調節手段を設けておくとよい。こ
の高さ調節手段としては、ベース材2の係止段部
11,12とクリツプ3の爪24,25の一方、
若しくは両方を多段構造にすればよい。
尚、図面に示した実施例の凹部13と、舌片2
8は省略することができる。又、クリツプ3の中
央にモール装着部16、その両側にベース材挟持
部17を設けたが、中央にベース材挟持部17、
その両側にモール装着部16を設けてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば窪み6の
底から立つ起立壁33にベース材2を被せてこの
ベース材を窪みの底に固定し、ベース材に所定の
間隔でクリツプ3を被せ、クリツプのベース材挟
持部17にある一対の爪24,25をベース材の
係止段部11,12に係合してクリツプをベース
材に固定し、クリツプのモール装着部16にある
一対の係止爪20,21をルーフモール7の両側
縁にあるフツク18,19に係合してルーフモー
ル7を取付けるのである。したがつて、窪みの底
から立つ起立壁33には従来のような切欠き部を
設けないので加工に手数がかからないとともに、
起立壁によるパネルの補強効果も低下しない。
更に、クリツプ3のモール装着部16にある係
合片32はベース材2の切欠き14からベース材
の内部に入り、その先端部32′は窪みの底から
立つ起立壁33の端部33′と係合する。このよ
うに、クリツプはベース材2と、起立壁33の両
方に対して固定されるので固定強度が高いととも
に、切欠き14に通つている係合片32によつて
ルーフモールの長手方向にクリツプがずれ動くの
も防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
分解斜視図、第2図は取付例を示す斜視図、第3
図はベース材の第1図の−線での断面図、第
4図はクリツプの正面図、第5図は同背面図、第
6図は同側面図、第7図は同平面図、第8図は同
底面図、第9図は第7図の−線での断面図、
第10図は第7図の−線での断面図、第11
図は取付断面図、第12図はクリツプの他の実施
例を示す要部断面図である。 図中、2はベース材、3はクリツプ、4はボデ
イパネル、5はルーフパネル、6は窪み、7はル
ーフモール、8は保持部、11,12は係止段
部、14は切欠き、18と19はルーフモールの
両側縁のフツク、20と21は係止爪、24と2
5は爪、33は起立壁を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ボデイパネルとルーフパネルの重合接続部に沿
    い溝形の窪みを形成すると共に、該窪みの長手方
    向に沿つて窪みの底に前記パネルの一方から立上
    がる連続した起立壁を設け、 上記起立壁を跨ぐ倒U字形断面の保持部を備
    え、この保持部の両側壁の外面に一対の係止段部
    を有する長尺のプラスチツク製のベース材の、上
    記保持部を前記起立壁に跨がらせて保持部の下端
    を前記窪みの底に固定すると共に、該保持部の両
    側壁の少なくとも一方の側壁には側壁を切除した
    切欠きを適宜の間隔で設け、 上記ベース材の保持部に被さつて係止段部の対
    に係合する一対の爪を備えた倒U字形断面のベー
    ス材挟持部と、この挟持部の一端に連なり、ルー
    フモールの両側縁のフツクに係合する二つの係止
    爪を備えたモール装着部とを一体に有し、このモ
    ール装着部には、前記ベース材の切欠きからベー
    ス材の内部に突入して前記起立壁の先端に係合す
    る係合片を設けたクリツプの、上記モール装着部
    を前記ベース材の切欠き内に位置させてベース材
    挟持部をベース材の保持部に被せ、この挟持部の
    一対の爪を前記ベース材の対の係止段部に係止す
    ると共に、モール装着部にある係合片を前記窪み
    の底から立つ起立壁の先端に係合し、 ルーフモールの両側縁のフツクを上記クリツプ
    のモール装着部にある二つの係止部に係合してル
    ーフモールを前記窪みの長手方向に沿い取付ける
    ことを特徴とする自動車のルーフモールの取付構
    造。
JP1987007582U 1987-01-23 1987-01-23 Expired JPH048044Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987007582U JPH048044Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23

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JP1987007582U JPH048044Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23

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Publication Number Publication Date
JPS63115851U JPS63115851U (ja) 1988-07-26
JPH048044Y2 true JPH048044Y2 (ja) 1992-03-02

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ID=30791169

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