JPS6347315Y2 - - Google Patents

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JPS6347315Y2
JPS6347315Y2 JP1983042481U JP4248183U JPS6347315Y2 JP S6347315 Y2 JPS6347315 Y2 JP S6347315Y2 JP 1983042481 U JP1983042481 U JP 1983042481U JP 4248183 U JP4248183 U JP 4248183U JP S6347315 Y2 JPS6347315 Y2 JP S6347315Y2
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JP
Japan
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shift
gear
signal
accelerator opening
determination circuit
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JP1983042481U
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JPS59147945U (ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両の自動変速機の改良に関する。
運転者の労力を軽減するため、変速操作を自動
的に行なう自動変速機は、一般的にトルクコンバ
ータとギアユニツト及び油圧制御機構で構成され
ている(例えば特公昭54−4465号)。
この種の自動変速機はトルクコンバータを介し
てエンジンの駆動力を伝達するため、伝達効率が
悪く、この装備車の燃費は機械式クラツチ付変速
車に較べて10〜20%落ちるという問題点がある。
この対策手段として、本出願人は実願昭57−
163228号において機械式クラツチ付変速機を用い
電子制御するようにした自動変速機を提案してい
る。
第1,2図にしたがつてこれを説明すると、エ
ンジン本体10の駆動力は機械式クラツチ20、
変速機30を介して図外のデフアレンシヤルに出
力される。
15はアクセルペダル14の開度を介しエンジ
ン負荷を検出する負荷センサ、32は変速機30
の出力軸31の回転数を介して車速を検出する車
速センサ、34は変速機30のシフト位置センサ
を示している。
負荷センサ15、車速センサ32の各出力信号
はコントロールユニツト40の判定回路41に入
力する。
判定回路41はDレンジに入れて走行中、これ
らのセンサからの入力信号に基づいて運転状態を
判定し、記憶回路に記憶させた自動変速線図に照
らして最適な変速段を演算する。
そして、この変速段をシフト位置センサ34か
らのシフト位置信号と比較して、変速すべきか否
かを判断し、変速すべき時にクラツチ断続装置2
2と変速機30のギアシフト装置35に作動信号
を出力する。
この作動信号に基づいて、クラツチ断続装置2
2がクラツチ20を切ると同時に、ギアシフト装
置35が変速機30を判定回路41の指令する変
速段にギアチエンジし、クラツチ20がつながれ
る。
尚、噴射ポンプ11には、通常時にエンジン回
転数をリミツトスピード制御すると共に、変速時
には判定回路41からの指令に基づきオールスピ
ード制御に切換わるガバナ装置11aが設けられ
ており、これにより、変速時のエンジン回転数を
適切に保ちスムーズなギアチエンジを確保するよ
うになつている。
12はエンジン本体10の出力軸の回転数を検
出するエンジン回転数センサ、43はエンジン回
転センサ1と判定回路41の出力信号に基づきガ
バナ装置11aを駆動するガバナ制御回路であ
る。
又、44はクラツチ20の断続位置を検出する
クラツチ位置センサ21と判定回路41との出力
信号に基づきクラツチ断続装置22を駆動するク
ラツチ制御回路、45は車速センサ32とシフト
位置センサ34とカウンタシヤフト回転数センサ
34とカウンタシヤフト回転数センサ33と判定
回路41との出力信号に基づき、変速機30のカ
ウンタシヤフトとメインシヤフトの回転数を同期
させた状態でギアシフト装置35を駆動するギア
シフト制御回路を示している。
ところで、判定回路41に記憶させた自動変速
線図(シフトアツプ線図)は通常第3図のように
なつている。
即ち、アクセル開度と車速の増大に伴つて、1
速から4速へと順次シフトアツプする。
そして、例えばアクセル開度θ1で2速まで加速
した時点でアクセル開度θ1からA,Bに下げる、
つまり低負荷運転に切り換えると車速は一定でも
変速段は3速、4速へシフトアツプする。
尚、KはDレンジに入れて走行中にアクセルペ
ダルをいつばいに踏み込むと、例えばそれまで使
用中の3速から2速ないし1速へと変速段を落し
一気に加速に移れるようにしたキツクダウン域で
ある。
しかしながら、このような自動変速線図に基づ
いて変速段を制御するようにした自動変速機で
は、車両が降り坂にさしかかりアクセルペダル1
4をはなしてエンジンブレーキを効かせようとし
ても、アクセル開度の低下に伴つて車速が同一で
もシフトアツプを起こし、このためエンジンブレ
ーキの効きが悪くなることがある。
この考案は、このような問題点に着目し、エン
ジン負荷センサからのアクセル開度信号が設定値
以下の時に判定回路からのシフトアツプ信号をキ
ヤンセルする制御手段を設けることにより、降坂
時のエンジンブレーキの効きの悪化を防止するよ
うにした自動変速機の提供を目的とする。
以下、この考案を第4図〜第5図の実施例にし
たがつて説明する。尚、第1〜3図と同一部位に
は同一符号を用いる。
車速センサ32、アクセル開度を介しエンジン
負荷を検出する負荷センサ15の各出力信号はコ
ントロールユニツト40の判定回路41に入力す
る。
判定回路41は従前と同じく各センサからの信
号に基づき運転状態を判定し、その結果を回路に
記憶させた自動変速線図に照会して最適な変速段
を演算する。
そして、この変速段を変速機30のシフト位置
センサ34からの出力信号に基づいて検出した使
用中の変速段と比較して変速すべきか否かを判断
し、変速すべき時に判定回路41はクラツチ断続
装置22と変速機30のギアシフト装置35等の
作動信号を出力する。
43はガバナ制御回路、44はクラツチ制御回
路、45はギアシフト制御回路である。
一方、負荷センサ15の出力信号(アクセル開
度信号)は制御手段46に入力する。
制御手段46は負荷センサ15からのアクセル
開度信号が設定値、例えばアクセル開度10%以下
の時にのみ、判定回路41に指令を発し、判定回
路41からガバナ制御回路43、クラツチ制御回
路44、ギアシフト制御回路45に出力するシフ
トアツプ信号をキヤンセルする。
尚、制御手段46はアクセル開度信号の出力を
定時間、例えば0.5秒遅らせ、アクセルペダルの
操作時間を加味してシフトチエンジの制御を行う
遅延回路47を備えている。
次に、このような構成に基づく作用を第5図の
フローチヤートにしたがつて説明する。
この制御演算は定時間をおいて繰返し実行され
る。
Dレンジに入れて走行中、101で車速Vとア
クセル開度(エンジン負荷)θを読込み、102
で車速V、アクセル開度θに基づき運転状態を判
定し、記憶した自動変速線図に照会し最適な変速
段を読み出す。
103で使用中の変速段を読込み、104で使
用中の変速段と102の結果と比較し、変速すべ
きか否か判断し、変速すべき時には105でアク
セル開度θが設定値、例えば10%以上であれば、
106でガバナ制御回路、クラツチ制御回路、ギ
アシフト制御回路に作動信号を出力してシフトア
ツプする。
105でアクセル開度θが設定値10%以下の時
にはアクセルの踏込みを再確認しつつ、107で
作動信号をキヤンセルしてシフトアツプを中止す
る。
したがつて、第6図の自動変速線図でアクセル
開度θが設定値10%以上の運転領域では、アクセ
ル開度θと車速Vの増大に伴つて1速から4速へ
と順次シフトアツプするが、例えばアクセル開度
θ2で3速まで加速した時点で降り坂にさしかかり
アクセル開度θ2からθ0に下げると、これに伴つて
3速から4速にシフトアツプしようとするが、こ
の時アクセル開度θ0が設定値10%以下の領域(斜
線部分)では、シフトアツプ信号がキヤンセルさ
れるため、車速Vが増大しても3速から4速にシ
フトアツプすることはない。したがつて、エンジ
ンブレーキの効きの悪化が回避される。
ところで、アクセル開度θ0が大きい高負荷運転
状態からアクセルペダルを放すと、θ0がシフトア
ツプ領域に入つてから設定値10%以下の領域に達
するまでに時間がかかることになるが、その間は
遅延回路47により判定回路41のシフトアツプ
信号の出力が抑えられるので、途中でシフトアツ
プしてしまうおそれはない。
尚、上記実施例では機械式クラツチ20を介し
てエンジンの駆動力をデフアレンシヤルへと伝達
するようにした場合について記述してあるが、こ
の考案は機械式クラツチ20に替えてトルクコン
バータを使用したものにも勿論、適用可能であ
る。また、遅延回路47は、アクセル開度信号を
微分することにより増減方向を求めて、アクセル
開度が減少しつつある場合にのみ判定回路41へ
の開度信号出力を遅らせるように構成してもよ
い。
以上のとおりこの考案によれば、負荷センサか
らのアクセル開度信号が設定値以下の時に判定回
路のシフトアツプ信号をキヤンセルする制御手段
を設けたので、降坂時にアクセルペダルをはなし
ても、シフトアツプしないため、エンジンブレー
キの効きが良好に保てるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術を示す概略構成図、第2図は
そのブロツク線図、第3図は同じく自動変速線
図、第4図はこの考案のブロツク線図、第5図は
そのフローチヤート、第6図は同じく自動変速線
図である。 15……負荷センサ、22……クラツチ断続装
置、30……変速機、32……車速センサ、34
……シフトセンサ位置、35……ギアシフト装
置、41……判定回路、46……制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクセル開度を介しエンジン負荷を検出する手
    段と、車速を検出する手段と、これら両検出手段
    からの入力信号に基づき演算した変速段と検出シ
    フト位置信号とを比較して変速すべきか否かを判
    断する判定回路とを備え、判定回路の出力信号に
    基づいてギアチエンジするようにした車両の自動
    変速機において、エンジン負荷検出手段からのア
    クセル開度信号が設定値以下の時に判定回路から
    のシフトアツプ信号をキヤンセルする制御手段を
    設け、かつこの制御手段にはエンジン負荷検出手
    段からの信号を所定時間遅らせて判定回路に付与
    する遅延回路を備えたことを特徴とする車両の自
    動変速機。
JP4248183U 1983-03-24 1983-03-24 車両の自動変速機 Granted JPS59147945U (ja)

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JPS59147945U JPS59147945U (ja) 1984-10-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5145821B2 (ja) * 2007-08-16 2013-02-20 いすゞ自動車株式会社 車両用変速機の変速制御装置
JP6035187B2 (ja) * 2013-03-29 2016-11-30 富士重工業株式会社 変速操作指示装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122697A (ja) * 1974-08-21 1976-02-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd

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JPS5122697A (ja) * 1974-08-21 1976-02-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd

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JPS59147945U (ja) 1984-10-03

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