JPH0211645Y2 - - Google Patents

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JPH0211645Y2
JPH0211645Y2 JP1984115222U JP11522284U JPH0211645Y2 JP H0211645 Y2 JPH0211645 Y2 JP H0211645Y2 JP 1984115222 U JP1984115222 U JP 1984115222U JP 11522284 U JP11522284 U JP 11522284U JP H0211645 Y2 JPH0211645 Y2 JP H0211645Y2
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JP
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shift
control circuit
circuit
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gear
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JP1984115222U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、メカニカルクラツチ付の変速機に
電子制御手段を取り入れて動作させる方式の車両
用自動変速装置に関する。
〔従来の技術〕
トラツク等の大型車の変速装置においては、走
行燃費の低減やトルクコンバータを用いた車両と
同様のイージドライブが可能であるといつた種々
の利点から、メカニカルクラツチと変速機にアク
チユエータを付加し、これを自動的に作動させる
ための電子制御手段を適用させた自動変速機が普
及してきている。
ところで、大型トラツク等では発進性の良否が
性能上の一つの大きな要素になつており、このよ
うな点から、上記自動変速装置では変速機構を改
良して発進性の向上に対処する傾向にある。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図は従来のメカニカルクラツチ付の自動変
速装置の全体概略図を示し、エンジンE、メカニ
カルクラツチC、変速機Tには、車速センサa、
アクセル開度センサb等の運転状態を検出する検
出手段と、該検出手段からの検出信号を受けてシ
フトチエンジの要否を判定する判定回路と、この
判定回路からのシフトチエンジ指令信号に基づい
てシフトチエンジの各制御を行なう制御手段から
なる制御装置cを有している(実願昭58−196237
号、実願昭58−42481号)。これにより、車速セン
サa又はアクセル開度センサbからの出力信号は
制御装置cの判定回路に入力されると、判定回路
では、これらの両センサa,bからの入力信号
と、メモリ内の予め最適運転状態を記憶した自動
変速線図(マツプ)とを照合させて最適な走行状
態に即した変速段を演算し、ギアチエンジがなさ
れるようになつている。
しかし乍ら、上記の如き従来方式であると、車
両が走行状態から停止の状態に移行する際、即ち
アイドル相当の車速になつた時点では走行に使用
していた最後のギアセツト状態になつており、し
かも、通常、この種の装置は発進用ギア(ローギ
ア又はセカンドギア)にシンクロメツシユ機構を
採用していないため、次の発進に対処しきれず、
スムーズな発進がなされにくいといつた嫌いがあ
つた。
そこで本考案は、上記従来の問題に鑑みてなさ
れたもので、車速が発進用ギア相当のアイドル状
態になつた時点でギアは自動的にロー又はセカン
ドにセツトされて次の発進に対して直ちに対処で
きる車両用自動変速装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成は、車
速、アクセル開度等の運転状態を検出する検出手
段と、該検出手段からの検出信号を受けてシフト
チエンジの要否を判定する判定回路を備えると共
に、この判定回路からのシフトチエンジ指令信号
に基づいてシフトチエンジの制御を行なうシフト
チエンジ制御回路、エンジン制御回路、クラツチ
断続制御回路、トランスミツシヨン制御回路を有
している車両用自動変速装置において、車速検出
手段からの検出車速が、ギアが発進用ギアでエン
ジン回転数がアイドル状態に相当する車速になつ
た時点でトランスミツシヨンを発進ギアにシフト
セツトする制御を行なうようシフトチエンジ制御
回路に信号を出力する発進ギアシフトセツト判定
回路を設けたものである。
〔作用〕
車速検出手段からの検出車速が、ギアが発進用
ギアでエンジン回転数がアイドル状態に相当する
速度になつた時点で発進ギアシフトセツト判定回
路からシフトチエンジ制御回路にトランスミツシ
ヨンを発進ギアにシフトセツトする制御信号が出
力され、シンクロメツシユ機構を備えていないも
のであつても必ずローギア又はセカンドギアにセ
ツトされる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図及び第2図に
基づき説明する。
ここで示す車両用自動変速装置1は、従来と同
様のデイーゼルエンジン2に、電気信号によつて
空気圧制御されるアクチユエータ3が設けられて
いるメカニカル式クラツチ4を介して設置されて
いる。そして、この自動変速装置1には、車両の
運転状態を検出する各種の検出手段を含んだ制御
対象部5を設けている制御装置(コントロールユ
ニツト)6が設置されている。
前記制御対象部5は、エンジンの回転数を検出
するためにクランクシヤフト等に近接させている
エンジン速度検出装置(回転センサ)7とクラツ
チ断続位置を検出するためのクラツチ位置検出装
置(位置センサ)8と、出力軸9の回転を利用し
て車速、即ちメインシヤフトの回転数を検出する
メインシヤフト回転数検出装置(車速センサ)1
0と、カウンタシヤフトの回転数を検出するため
のカウンタシヤフト回転数検出装置(回転セン
サ)11と、アクセルペダル12の踏込量に応じ
たアクセル開度を検出するアクセル開度検出装置
(開度センサ)13及びギアのシフト位置を検出
するためのシフト位置検出装置(シフト位置セン
サ)14等によつて構成されており、前記制御装
置6の入力側に図示しないA/D変換回路及び波
形整形回路等を介して接続されている。
前記制御装置6は、集積回路素子を主体として
ユニツト化され、第1図に示す如く、シフトチエ
ンジ判定回路15、シフトチエンジ制御回路1
6、エンジン制御回路17、クラツチ断続制御回
路18、トランスミツシヨン制御回路19及び発
進ギアシフトセツト判定回路20から構成されて
おり、各回路間はバス21,22,23を介して
接続されている。そして、この制御装置6は、前
記制御対象部5からの検出信号に基づいて、ガバ
ナ制御装置24、クラツチ制御装置25、シフト
ギアセツト制御装置26を運転状態に応じた制御
ができるようになつている。
前記発進ギアシフトセツト判定回路20は、メ
インシヤフト回転数検出装置10とワイヤハーネ
ス27を介して接続される比較回路28と、この
比較回路28に接続される発進ギアシフトセツト
起動回路29から構成されている。
前記比較回路28は、コンパレータによつて構
成され、車速がローギア又はセカンドギア相当の
アイドル状態以下、例えば時速3〔Km/h〕に設
定された基準値(閾値)Sが常時入力される一
方、メインシヤフト回転数検出装置10からの検
出信号が入力され、その検出信号を基準値Sと比
較する。そして、この回路28は入力信号が基準
値Sに達した際に発進ギアシフトセツト起動回路
29に起動信号を出力する。
前記発進ギアシフトセツト起動回路29は、例
えば論理演算回路等から構成され、比較回路28
からの起動信号を受けて、シフトチエンジ制御回
路16に何れの変速段信号が流れていたとしても
その信号をリセツトしてローギア又はセカンドギ
アにセツトするセツト信号を出力できるようにな
つている。
このように構成すれば、第3図に示すフローチ
ヤートの如き動作がなされる。即ち、車両が走行
している間、メインシヤフト回転数検出装置10
によつて常時車速が検出されている。そして、比
較回路28では、基準値S(アイドル相当のエン
ジン回転数)と前記メインシヤフト回転数検出装
置10からの出力信号とが比較されている。例え
ば、ある走行状態から一時停止するような場合、
エンジンの回転数がアイドル状態(車両停止モー
ド発生)となると、比較回路28から起動信号が
発進ギアシフトセツト起動回路29に出力され
る。また、エンジン回転数がアイドル状態までに
至つていない場合には比較回路28から起動信号
が出力されず、ギアは元のシフト位置を維持した
ままの状態にある。そして、発進ギアシフトセツ
ト起動回路29に起動信号が入力されると、この
回路29はシフトチエンジ制御回路16を介して
クラツチ断続制御回路18、トランスミツシヨン
制御回路19にセツト信号を出力し、直ちにクラ
ツチを切つてトランスミツシヨンのギアをローギ
ア又はセカンドギアにシフトさせ、次の発進への
準備を行なう。これによつて、スムーズな再発進
ができる。
〔考案の効果〕
以上要するに、本考案に係る車両用自動変速装
置は、制御手段のシフトチエンジ制御回路とメイ
ンシヤフト回転数検出装置との間に、車速検出手
段からの検出車速が、ギアが発進用ギアでエンジ
ン回転数がアイドル状態に相当する速度になつた
時点でトランスミツシヨンを発進ギアにシフトセ
ツトする制御を行なうようシフトチエンジ制御回
路に信号を出力する発進ギアシフトセツト判定回
路を設けたものであるから、シンクロメツシユ機
構を備えていないものであつても前記シフトセツ
ト判定回路によつて、必ずローギア又はセカンド
ギアにセツトされることになる。従つて、アイド
ル状態から次の発進が何時あつてもスムーズにな
されるといつた実益を有す。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の基本的なブロツク
図、第2図は同全体概略図、第3図は同フローチ
ヤート、第4図は従来の車両用自動変速装置を示
す全体概略図である。 1……自動変速装置、3……アクチユエータ、
4……クラツチ、5……制御対象部、6……制御
手段、15……シフトチエンジ判定回路、16…
…シフトチエンジ制御回路、17……エンジン制
御回路、18……クラツチ断続制御回路、19…
…トランスミツシヨン制御回路、20……発進ギ
アシフトセツト判定回路、28……比較回路、2
9……発進ギアシフトセツト起動回路、S……基
準値。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車速、アクセル開度等の運転状態を検出する検
    出手段と、該検出手段からの検出信号を受けてシ
    フトチエンジの要否を判定する判定回路を備える
    と共に、この判定回路からのシフトチエンジ指令
    信号に基づいてシフトチエンジの制御を行なうシ
    フトチエンジ制御回路、エンジン制御回路、クラ
    ツチ断続制御回路、トランスミツシヨン制御回路
    を有している車両用自動変速装置において、車速
    検出手段からの検出車速が、ギアが発進用ギアで
    エンジン回転数がアイドル状態に相当する車速に
    なつた時点でトランスミツシヨンを発進ギアにシ
    フトセツトする制御を行なうようシフトチエンジ
    制御回路に信号を出力する発進ギアシフトセツト
    判定回路を設けたことを特徴とする車両用自動変
    速装置。
JP11522284U 1984-07-27 1984-07-27 車両用自動変速装置 Granted JPS6130743U (ja)

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JP11522284U JPS6130743U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 車両用自動変速装置

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JP11522284U JPS6130743U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 車両用自動変速装置

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JPS6130743U JPS6130743U (ja) 1986-02-24
JPH0211645Y2 true JPH0211645Y2 (ja) 1990-03-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340414Y2 (ja) * 1986-11-20 1991-08-26

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5481461A (en) * 1977-12-08 1979-06-28 Daikin Mfg Co Ltd Fully automatic control method and apparatus for gear transmission

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JPS5481461A (en) * 1977-12-08 1979-06-28 Daikin Mfg Co Ltd Fully automatic control method and apparatus for gear transmission

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JPS6130743U (ja) 1986-02-24

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