JPH0446096Y2 - - Google Patents

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JPH0446096Y2
JPH0446096Y2 JP1984097542U JP9754284U JPH0446096Y2 JP H0446096 Y2 JPH0446096 Y2 JP H0446096Y2 JP 1984097542 U JP1984097542 U JP 1984097542U JP 9754284 U JP9754284 U JP 9754284U JP H0446096 Y2 JPH0446096 Y2 JP H0446096Y2
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JP
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clutch
service brake
clutch disengagement
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engine
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JP1984097542U
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、メカニカル変速機構に電子制御方式
を取り入れて動作させる車両用自動変速装置の改
良に関する。
〔従来の技術〕
自動車の変速装置に於ては、トルクコンバータ
を使用するものとは別に、走行燃費の低減や、ト
ルクコンバータを用いたものと同等のイージドラ
イブが達せられるといつた種々の利点から、メカ
ニカルクラツチやトランスミツシヨンにアクチユ
エータを付加し、これを各種センサの信号に基づ
いて電子制御するものが出現してきている。
第4図はこの種の自動変速装置の全体概略図を
示している。この場合、メカニカルクラツチ式変
速機Tの所定の場所に、エンジン回転数が所定の
設定値以下に達した際にアクチユエータaが作動
してクラツチbを断にするクラツチ断続制御装置
cを備えている(実願昭58−196237号及び実願昭
57−177192号参照)。
そして、車両が走行状態から停止状態に移行す
る際、エンジン回転数が設定値、例えばアイドル
回転数+α(α≒150rpm)になつた時点で上記ア
クチユエータaが作動してクラツチbを断にし、
エンジンストールやラフな振動が発生しないよう
になつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、このような従来方式であると、上記
アクチユエータaの応答性が不十分なため、サー
ビスブレーキ(フートブレーキ)を急に踏んで停
止する際にはどうしてもアクチユエータaの応答
が間に合わず、クラツチ制御の応答遅れからくる
ラフな振動が発生したり、時にはエンジンストー
ルを起こすといつた虞があつた。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、
サービスブレーキを踏んで車両を停止させる際の
クラツチ断のタイミングを進相させて、クラツチ
制御の応答遅れによるラフな振動やエンジンスト
ールを防止した車両用自動変速装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するため、本考案は、メカニ
カルクラツチ及びトランスミツシヨンを各種セン
サの信号に基づいて電子制御し、エンジン回転数
検出手段からのエンジン回転数信号が所定の設定
値以下に達した際にアクチユエータが作動してク
ラツチを断にするクラツチ断続制御装置を備えた
車両用自動変速装置に於て、上記クラツチ断続制
御装置にはサービスブレーキの作動状態を検出す
る検出手段と、サービスブレーキの作動がOFF
の時検出したエンジン回転数信号の値が設定値以
下に達した際にクラツチ断続制御回路にクラツチ
断信号を発信し、且つ上記サービスブレーキの作
動がONの時に検出したエンジン回転数信号の値
が上記設定値よりも若干高い基準値で、クラツチ
断続制御回路にクラツチ断信号を発信する判定回
路を設けたものである。
〔作用〕
本考案によれば、所定の速度で走行している時
に車両が減速すると、サービスブレーキの作動状
態を検出する検出手段によつてサービスブレーキ
の作動がONであるかOFFであるかが検出され
る。
そして、サービスブレーキの作動がOFFであ
ると検出された場合には、エンジン回転数が予め
設定された設定値以下に達した際にクラツチ断続
制御回路にクラツチ断信号が発信されてクラツチ
が断操作されることとなる。一方、サービスブレ
ーキの作動がONであると検出された際には、エ
ンジン回転数が上記設定値よりも若干高い基準値
で、クラツチが断操作されることとなる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づき詳細に説明する。
ここで示す車両用自動変速装置1は、従来と同
様のデイーゼルエンジン2に、電気信号によつて
空気圧制御されるアクチユエータ3が設けられて
いるメカニカル式クラツチ4を介して設置されて
いる。この自動変速装置1には、車両の運転状況
を検出する各種の検出手段5を設けている制御装
置6が装備されている。
上記検出手段5は、第1図に示すように、エン
ジンの回転数を検出するためにクラツチシヤフト
等に近接されているエンジン速度検出装置(回転
センサ)7と、クラツチ断続位置を検出するクラ
ツチ位置検出装置(位置センサ)8と、出力軸の
回転を利用して車速を検出するメインシヤフト回
転数検出装置(車速センサ)9と、カウンタシヤ
フトの回転数を検出するカウンタシヤフト回転数
検出装置(回転センサ)10と、歯車のシフト位
置を検出するためのシフト位置検出装置(シフト
位置センサ)11及びサービスブレーキ(フート
ブレーキ)19の踏込みに応じてON,OFFし、
サービスブレーキ19の作動状態を検出できる位
置に設置されているサービスブレーキ作動検出装
置(ブレーキセンサ)12によつて構成され、上
記制御装置6の入力側に図示しないA/D変換回
路及び波形整形回路等を介して夫々接続されてい
る。
上記制御回路6は、IC等の集積回路素子を主
体としてユニツト化され、第1図に示す如くシフ
トチエンジ判定回路13、シフトチエンジ制御回
路14、クラツチ断続制御回路15、トランスミ
ツシヨン制御回路16及び上記クラツチ断続制御
回路15に接続されるブレーキ操作判定回路17
から構成されており、上記検出手段5からの検出
信号に応じて、最適な運転状況が得られるように
自動変速装置1をコントロールしている。尚、上
記制御装置6の各回路間はバス18を介して接続
されている。
上記ブレーキ操作判定回路17は、コンパレー
タによつて構成されており、入力側には、予め設
定されたエンジン回転数の基準値(アイドル回転
数+250rpm)発信部21と、上記サービスブレ
ーキ作動検出装置12が図示しない入力インター
フエース回路を介して接続されており、又、出力
側にはクラツチ断続制御回路15がバス22を介
して接続されている。これによつて、ブレーキ操
作判定回路17は、サービスブレーキ作動検出装
置12がサービスブレーキ19の作動を検出した
際、クラツチ断続制御回路15に予め設定されて
いるエンジン回転数の設定値(アイドル回転数+
150rpm)よりも若干高い上記基準値(アイドル
回転数+250rpm)に於て、クラツチ断続制御回
路15にクラツチ断信号を発信できる。
尚、上記ブレーキ操作判定回路17は、サービ
スブレーキ19を踏み込むことにより動作し、走
行時アクセルペダル20をキツクアツプして減速
させる場合には、通常時の設定値(アイドル回転
数+150rpm)にてクラツチ断となるように設定
されている。
このように構成すれば、第3図のフローチヤー
トに示す如き動作がなされる。即ち、今、所定の
速度で走行している間に何等かの都合(停止モー
ド発生)が生じて急停止する場合にサービスブレ
ーキ19を踏むと、サービスブレーキ作動検出装
置12はONし、その検出信号を制御装置6内の
ブレーキ操作判定回路17に出力する。この検出
信号を受けて当該ブレーキ操作判定回路17はサ
ービスブレーキ19が踏まれていればONし、そ
うでなければOFFの状態にある。ブレーキ操作
判定回路17がONの場合、つまり、ブレーキベ
ダルが踏まれると、その時のエンジン回転数とエ
ンジン回転数基準値発信部21内の基準値とが比
較判定去れ、エンジン回転数がその値になつた時
点でクラツチ断続制御回路15にクラツチ断指令
信号を発する。これによつて、クラツチ4はエン
ジンストールやラフな振動が生ずることなくスム
ーズに停止又は減速することができる。尚、この
動作は略瞬間的になされる。
又、サービスブレーキ19を操作しない場合
(例えばアクセルペダル20をキツクアツプさせ
て車速をダウンさせる場合)は、サービスブレー
キ作動検出装置12がOFFとなり、従来のもの
と同様にエンジン回転数がアイドル回転数+
150rpmの時点になつた際に、クラツチ断続制御
回路15の作用によつてクラツチ4は断となり、
十分アクチユエータ3の応答性が確保できる。
従つて、本実施例によれば、急ブレーキをかけ
た際にエンジンストールやラフな振動が生ずるこ
とがなくなり、スムーズなクラツチ断続制御が可
能となつた。
尚、上記実施例では、設計値よりも若干高い基
準値としてアイドル回転数+250rpmに設定した
が、上記の場合に限らず他の値であつてもよい
が、上記の場合が最適である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案は、メカニカルクラ
ツチ及びトランスミツシヨンを各種センサの信号
に基づいて電子制御し、エンジン回転数検出手段
からのエンジン回転数信号が所定の設定値以下に
達した際にアクチユエータが作動してクラツチを
断にするクラツチ断続制御装置を備えた車両用自
動変速装置に於て、上記クラツチ断続制御装置に
はサービスブレーキの作動状態を検出する検出手
段と、サービスブレーキの作動がOFFの時、検
出したエンジン回転数信号の値が設定値以下に達
した際にクラツチ断続制御回路にクラツチ断信号
を発信し、且つ上記サービスブレーキの作動が
ONの時に検出したエンジン回転数信号の値が上
記設定値よりも若干高い基準値でクラツチ断続制
御回路にクラツチ断信号を発信する判定回路を設
けたものであるから、判定回路のサービスブレー
キ作動判定機能とエンジン回転数判定機能によつ
て、クラツチを断続するアクチユエータの応答性
の感度がアツプする。
従つて、本考案によれば、サービスブレーキを
踏んで車両を停止させる際のクラツチ断のタイミ
ングが進相し、因つて、急ブレーキをかけた場合
でもエンジンストールやラフな振動が生ずること
なくスムーズなクラツチ断続制御が可能となる実
益を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に於ける基本的なブ
ロツク図、第2図は第1図に示す実施例の概略系
統図、第3図は第1図の実施例に於けるフローチ
ヤート、第4図は従来の車両用自動変速装置の概
略図である。 1……自動変速装置、3……アクチユエータ、
4……クラツチ、5……検出手段、6……制御装
置、15……クラツチ断続制御回路、17……ブ
レーキ操作判定回路、19……サービスブレー
キ、21……エンジン回転数基準値発生部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メカニカルクラツチ及びトランスミツシヨンを
    各種センサの信号に基づいて電子制御し、エンジ
    ン回転数検出手段からのエンジン回転数信号が所
    定の設定値以下に達した際にアクチユエータが作
    動してクラツチを断にするクラツチ断続制御装置
    を備えた車両用自動変速装置に於て、上記クラツ
    チ断続制御装置にはサービスブレーキの作動状態
    を検出する検出手段と、サービスブレーキの作動
    がOFFの時検出したエンジン回転数信号の値が
    設定値以下に達した際にクラツチ断続制御回路に
    クラツチ断信号を発信し、且つ上記サービスブレ
    ーキの作動がONの時に検出したエンジン回転数
    信号の値が上記設定値よりも若干高い基準値で、
    クラツチ断続制御回路にクラツチ断信号を発信す
    る判定回路を設けたことを特徴とする車両用自動
    変速装置。
JP1984097542U 1984-06-28 1984-06-28 車両用自動変速装置 Granted JPS6113034U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984097542U JPS6113034U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 車両用自動変速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984097542U JPS6113034U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 車両用自動変速装置

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Publication Number Publication Date
JPS6113034U JPS6113034U (ja) 1986-01-25
JPH0446096Y2 true JPH0446096Y2 (ja) 1992-10-29

Family

ID=30657098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984097542U Granted JPS6113034U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 車両用自動変速装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2514794B2 (ja) * 1986-04-09 1996-07-10 富士重工業株式会社 車両用自動クラツチの制御装置
JPH07112793B2 (ja) * 1986-04-09 1995-12-06 富士重工業株式会社 車両用自動クラツチの制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5917050A (ja) * 1982-07-16 1984-01-28 Mazda Motor Corp 車両用自動変速機のニユ−トラル制御装置
JPS59103064A (ja) * 1982-12-06 1984-06-14 Toyota Motor Corp 車輌用動力伝達装置の減速時制御方法

Patent Citations (2)

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JPS5917050A (ja) * 1982-07-16 1984-01-28 Mazda Motor Corp 車両用自動変速機のニユ−トラル制御装置
JPS59103064A (ja) * 1982-12-06 1984-06-14 Toyota Motor Corp 車輌用動力伝達装置の減速時制御方法

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JPS6113034U (ja) 1986-01-25

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