JPS6346991Y2 - - Google Patents

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JPS6346991Y2
JPS6346991Y2 JP16917383U JP16917383U JPS6346991Y2 JP S6346991 Y2 JPS6346991 Y2 JP S6346991Y2 JP 16917383 U JP16917383 U JP 16917383U JP 16917383 U JP16917383 U JP 16917383U JP S6346991 Y2 JPS6346991 Y2 JP S6346991Y2
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JP
Japan
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protrusion
inertial body
case
actuating member
conductive
Prior art date
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JP16917383U
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English (en)
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JPS6076841U (ja
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、衝撃を感知して作動するイナーシヤ
スイツチに関する。
(従来技術) このような従来のイナーシヤスイツチとして、
例えば、鋼球を永久磁石の吸着力により円錐皿の
中心位置に保持し、衝撃力が作用した際に、鋼球
をその中心位置から飛び出させ、中間介在物を介
してスイツチを作動させるように構成されたもの
がある。
しかしながら、このような従来のイナーシヤス
イツチにおいては、永久磁石や中間介在物が必要
であり、構造が複雑となるとともに、感知すべき
衝撃力の大きさを設定する際に、永久磁石の吸着
力、鋼球の質量、鋼球の転動摩擦、中間介在物の
精度等を考慮しなければならないので、感知すべ
き衝撃力の大きさを高精度に設定することは難し
く、したがつてコストアツプにつながり、さらに
は、リセツト機能がないので限られた用途にしか
使用できないという問題点があつた。
(考案の目的) 本考案は、このような問題点に着目して成され
たもので、永久磁石を使用せずに慣性体を非作動
位置に保持するとともに、衝撃を感知し、慣性体
が変位した際に、慣性体の底部にある導通部を一
対の導通片に接触させることにより上記問題点を
解決することを目的としている。
(考案の構成) かかる目的を達成するため、本考案において
は、上蓋のほぼ中央に開口部が形成されたケース
と、上部に形成された操作つまみ部を前記開口部
から突出させた状態で、前記操作つまみ部と前記
開口部との係合部を中心に揺動可能でかつ前記操
作つまみ部が前記開口部に案内されて上下動可能
な作動部材とを有して成り、底部中央に被係止部
を有し、かつ該被係止部の周囲を導通部と成した
慣性体を前記作動部材の下部に固着し、前記被係
止部と係合可能な係止部が先端に形成された突起
を前記ケースの底部中央に設けるとともに、該突
起の周囲の前記ケース底部に前記導通部と接触可
能な一対の導通片を設け、前記慣性体を前記突起
に押圧するバネ部材を前記ケースと前記作動部材
との間に介装したことを特徴とするイナーシヤス
イツチとし、前記慣性体の被係止部が前記突起の
係止部と係合している時に衝撃を受けると、作動
部材が揺動するとともにバネ部材のバネ力により
押し下げられ、前記慣性体の導通部が前記一対の
導通片に接触することによりスイツチが作動し、
かつ前記操作つまみ部を引き上げて前記被係止部
を再び前記係止部に係合させることにより、スイ
ツチをリセツトできるようにしたものである。
(考案の実施例) 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第1図〜第3図に示すように、イナーシヤスイ
ツチ1は、上蓋21のほぼ中央に開口部として孔
21aが形成された円筒形のケース2と、上部に
円柱形状の操作つまみ部31が形成され、操作つ
まみ部31が孔21aから外部に突出した状態
で、操作つまみ部31と孔21aとの係合部を中
心に揺動可能で、かつ上下動可能な作動部材3と
を有している。
第1図および第2図に示すように、ケース2の
上蓋21は、ボルト21bによつてケース本体2
2に取外し可能に締結されており、前記孔21a
の係合端部は、操作つまみ部31が孔21aに揺
動可能に係合するような形状に形成されていると
ともに、上蓋21の内周面21cは、操作つまみ
部31の逃げ部として下方に拡開して形成されて
いる。
前記作動部材3は、樹脂等の比重の小さな材料
で形成されており、作動部材3の下部には慣性体
として円柱形の慣性体4が固着されている。該慣
性体4の底部中央に被係止部としてくぼみ部41
が形成されており、かつ該くぼみ部41の周囲は
導通部42となつている。
そして、ケース2の底部中央には、くぼみ部4
1と係合可能な係止部51を先端に有する突起5
が形成されているとともに、該突起5の周囲に
は、突起5から落下した慣性体4を受けるべく傾
斜したリング状の受け部23が形成されている。
該受け部23には、ケース2の外部に突出した
端子60a,61aをそれぞれ有するとともに、
前記導通部42と接触可能な一対の導通片60,
61が配設されている。
さらに、慣性体4のくぼみ部41が突起5の係
止部51と係合した非作動位置(第1図に示す位
置)に作動部材3が位置している時に、圧縮さ
れ、所定のバネ力により慣性体4を突起5に押圧
する方向に付勢するバネ部材7がケース2と作動
部材3との間に介装されている。
上記構成を有するイナーシヤスイツチ1では、
第1図に示すように、くぼみ部41が突起5の係
止部51と係合した非作動位置に作動部材3が位
置している時には、慣性体4の導通部42が一対
の導通片60,61から離れているので、イナー
シヤスイツチ1は不導通状態になつているととも
に、バネ部材7は圧縮されており、慣性体4を突
起5に押圧している。
このように、作動部材3が非作動位置にある時
に、バネ部材7のバネ力や慣性体4の質量等によ
つて定まる設定値以上の衝撃力がイナーシヤスイ
ツチ1に第1図の矢印方向から作用すると、慣性
体4の慣性力により作動部材3が操作つまみ部3
1と孔21aとの係合部を中心に図において左方
向に揺動するので、くぼみ部41と係止部51と
の係合が外れ、慣性体4が突起5から離脱し、バ
ネ部材7のバネ力により慣性体4がケース2の受
け部23に落下する。
このように、慣性体4が受け部23に係合した
作動位置(第2図に示す位置)に作動部材3が位
置した時に、慣性体4の導通部42が一対の導通
片60,61に接触し、イナーシヤスイツチ1が
導通状態になる。
そして、前記作動位置にある作動部材3の操作
つまみ部31を手で引き上げることにより、作動
部材3が再び第1図に示す非作動位置に復帰し、
イナーシヤスイツチ1が不導通状態にリセツトさ
れる。
なお、上記実施例によれば、円柱形状の操作つ
まみ部31が上蓋21の孔21aに係合してお
り、該係合部を中心にすべての方向に作動部材3
が揺動可能であるので、衝撃力の感知方向に制約
がなくなる。
また、上記実施例において、上蓋21の孔21
aに代えて、スリツト状の開口部を上蓋に形成し
てもよい。その場合には、衝撃力の感知方向に制
約が出る。
さらにまた、上記実施例において、慣性体4の
被係止部として突起部を形成し、突起5の先端に
係止部として前記突起部と係合可能なくぼみ部を
形成しても良いことは言うまでもない。
(考案の効果) 本考案に係るイナーシヤスイツチによれば、永
久磁石やスイツチを導通させるための中間介在物
等が不要であるので、構造が簡単で故障が少なく
なり、かつ感知すべき衝撃力の大きさを高精度に
設定する際において考慮すべき要素が少ないの
で、精度の良いイナーシヤスイツチが安価に出来
るとともに、操作つまみ部がケース外に突出した
状態で、作動部材が非作動位置と作動位置との間
で変位可能であるので、操作つまみ部を操作する
ことにより簡単にリセツトが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本考案の一実施例を示して
おり、第1図は非作動位置を示す縦断面図、第2
図は作動位置を示す縦断面図、第3図は第1図の
矢視断面図である。 1……イナーシヤスイツチ、2……ケース、3
……作動部材、4……慣性体、5……突起、7…
…バネ部材、21……上蓋、21a……孔(開口
部)、31……操作つまみ部、41……くぼみ部
(被係止部)、42……導通部、51……係止部、
60……導通片、61……導通片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 衝撃を感知して作動するイナーシヤスイツチに
    おいて、上蓋のほぼ中央に開口部が形成されたケ
    ースと、上部に形成された操作つまみ部を前記開
    口部から突出させた状態で、前記操作つまみ部と
    前記開口部との係合部を中心に揺動可能でかつ前
    記操作つまみ部が前記開口部に案内されて上下動
    可能な作動部材とを有して成り、底部中央に被係
    止部を有し、かつ該被係止部の周囲を導通部と成
    した慣性体を前記作動部材の下部に固着し、前記
    被係止部と係合可能な係止部が先端に形成された
    突起を前記ケースの底部中央に設けるとともに、
    該突起の周囲の前記ケース底部に前記導通部と接
    触可能な一対の導通片を設け、前記慣性体を前記
    突起に押圧するバネ部材を前記ケースと前記作動
    部材との間に介装したことを特徴とするイナーシ
    ヤスイツチ。
JP16917383U 1983-10-31 1983-10-31 イナ−シヤスイツチ Granted JPS6076841U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16917383U JPS6076841U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 イナ−シヤスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

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JP16917383U JPS6076841U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 イナ−シヤスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6076841U JPS6076841U (ja) 1985-05-29
JPS6346991Y2 true JPS6346991Y2 (ja) 1988-12-05

Family

ID=30369650

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16917383U Granted JPS6076841U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 イナ−シヤスイツチ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5095512B2 (ja) * 2008-06-10 2012-12-12 株式会社カサタニ 衝撃スイッチ

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JPS6076841U (ja) 1985-05-29

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