JP2951152B2 - スイッチ装置 - Google Patents
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/12—Movable parts; Contacts mounted thereon
- H01H13/14—Operating parts, e.g. push-button
- H01H13/18—Operating parts, e.g. push-button adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. door switch, limit switch, floor-levelling switch of a lift
- H01H13/183—Operating parts, e.g. push-button adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. door switch, limit switch, floor-levelling switch of a lift for actuation by moving a closing member, e.g. door, cover
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/12—Movable parts; Contacts mounted thereon
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/02—Bases, casings, or covers
- H01H9/04—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings
- H01H2009/048—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings using a sealing boot, e.g. the casing having separate elastic body surrounding the operating member and hermetically closing the opening for it
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、位置検出用のマイクロ
スイッチなどとして好適なスイッチ装置に関する。
スイッチなどとして好適なスイッチ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】位置検出用のマイクロスイッチとして、
従来より、通常はノーマルクローズ接点とコモン接点と
を導通させておき、スライダが所定ストローク押し込み
操作されるとノーマルオープン接点とコモン接点とを導
通させた回路に切換えられるタイプのスイッチ装置が、
広く知られている。
従来より、通常はノーマルクローズ接点とコモン接点と
を導通させておき、スライダが所定ストローク押し込み
操作されるとノーマルオープン接点とコモン接点とを導
通させた回路に切換えられるタイプのスイッチ装置が、
広く知られている。
【０００３】図３は、この種のスイッチ装置の従来例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【０００４】同図において、符号１はケース、２はこの
ケース１にスライド自在に保持されて図示下方へ押し込
み操作されるスライダ、３はこのスライダ２に取着され
たクリップ状の可動接点、４はスライダ２を押し込み操
作方向とは逆向きに付勢する復帰ばね、５はノーマルク
ローズ接点、６はコモン接点、７はノーマルオープン接
点で、これらの固定接点５，６，７はほぼ等間隔に配置
されてケース１に突設され、それぞれ端子８，９，１０
に導出されている。すなわち、合成樹脂材からなるケー
ス１には、ノーマルクローズ接点５および端子８を有す
る金属板と、コモン接点６および端子９を有する金属板
と、ノーマルオープン接点７および端子１０を有する金
属板とが、互いに離間した位置に埋設されている。
ケース１にスライド自在に保持されて図示下方へ押し込
み操作されるスライダ、３はこのスライダ２に取着され
たクリップ状の可動接点、４はスライダ２を押し込み操
作方向とは逆向きに付勢する復帰ばね、５はノーマルク
ローズ接点、６はコモン接点、７はノーマルオープン接
点で、これらの固定接点５，６，７はほぼ等間隔に配置
されてケース１に突設され、それぞれ端子８，９，１０
に導出されている。すなわち、合成樹脂材からなるケー
ス１には、ノーマルクローズ接点５および端子８を有す
る金属板と、コモン接点６および端子９を有する金属板
と、ノーマルオープン接点７および端子１０を有する金
属板とが、互いに離間した位置に埋設されている。
【０００５】このように構成されたスイッチ装置は、ス
ライダ２の操作子２ａが押し込み操作されていないとき
には、可動接点３を介してノーマルクローズ接点５とコ
モン接点６とが導通されていて、該ノーマルクローズ接
点５はオン状態に保たれているが、コモン接点６とノー
マルオープン接点７とは導通されていないので、該ノー
マルオープン接点７はオフ状態に保たれている。すなわ
ち、このスイッチ装置のスライダ２は、通常は復帰ばね
４によりストローク最上点まで押し上げられているの
で、スライダ２が押し込み操作されていないときには、
端子８，９間を閉じて端子９，１０間を開いた回路が形
成されている。しかるに、スライダ２の操作子２ａが所
定ストローク押し込み操作されると、ノーマルクローズ
接点５とコモン接点６との導通が解除された後に、可動
接点３を介してコモン接点６とノーマルオープン接点７
とが導通されて該ノーマルオープン接点７がオフからオ
ン状態へと切換えられるので、端子８，９間を開いて端
子９，１０間を閉じた回路への切換えが行われる。ま
た、この状態でスライダ２に対する押し込み操作力が除
去されると、復帰ばね４の弾発力によりスライダ２がス
トローク最上点まで押し上げられるので、ノーマルクロ
ーズ接点５はオン状態に戻り、ノーマルオープン接点７
はオフ状態に戻る。
ライダ２の操作子２ａが押し込み操作されていないとき
には、可動接点３を介してノーマルクローズ接点５とコ
モン接点６とが導通されていて、該ノーマルクローズ接
点５はオン状態に保たれているが、コモン接点６とノー
マルオープン接点７とは導通されていないので、該ノー
マルオープン接点７はオフ状態に保たれている。すなわ
ち、このスイッチ装置のスライダ２は、通常は復帰ばね
４によりストローク最上点まで押し上げられているの
で、スライダ２が押し込み操作されていないときには、
端子８，９間を閉じて端子９，１０間を開いた回路が形
成されている。しかるに、スライダ２の操作子２ａが所
定ストローク押し込み操作されると、ノーマルクローズ
接点５とコモン接点６との導通が解除された後に、可動
接点３を介してコモン接点６とノーマルオープン接点７
とが導通されて該ノーマルオープン接点７がオフからオ
ン状態へと切換えられるので、端子８，９間を開いて端
子９，１０間を閉じた回路への切換えが行われる。ま
た、この状態でスライダ２に対する押し込み操作力が除
去されると、復帰ばね４の弾発力によりスライダ２がス
トローク最上点まで押し上げられるので、ノーマルクロ
ーズ接点５はオン状態に戻り、ノーマルオープン接点７
はオフ状態に戻る。
【０００６】したがって、図示せぬ被検出体を所定位置
へ移動させたときに該被検出体がスライダ２を押し込み
操作するように設定しておけば、回路切換えに伴う信号
の変化により、該被検出体が所定位置に配置されたこと
を検出することができる。
へ移動させたときに該被検出体がスライダ２を押し込み
操作するように設定しておけば、回路切換えに伴う信号
の変化により、該被検出体が所定位置に配置されたこと
を検出することができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
位置検出用のマイクロスイッチにおいては、スライダ２
を押し込み操作したときにノーマルクローズ接点５が速
やかにオンからオフ状態へと切換えられ、かつノーマル
オープン接点７が速やかにオフからオン状態へと切換え
られるようになっていると、換言するならスライダ２の
全ストロークに対してノーマルクローズ接点５のオフ領
域およびノーマルオープン接点７のオン領域が十分に確
保されていると、検出のタイミングが早まって便利であ
るが、上記した従来のスイッチ装置はノーマルクローズ
接点５とノーマルオープン接点７との間にコモン接点６
を配置してなる固定接点群をスライダ２の押し込み操作
方向に沿って並設した構造になっているので、スライダ
２をかなり押し込んでやらないと回路切換えを実現する
ことができず、したがって検出のタイミングを早めるこ
とが困難であった。つまり、図３に示す如き接点構造の
スイッチ装置は、用途に応じた所望のタイミングで回路
切換えを行わせることができないので、設計自由度が低
く、位置検出用のマイクロスイッチとしての応答性を向
上させることも困難であった。
位置検出用のマイクロスイッチにおいては、スライダ２
を押し込み操作したときにノーマルクローズ接点５が速
やかにオンからオフ状態へと切換えられ、かつノーマル
オープン接点７が速やかにオフからオン状態へと切換え
られるようになっていると、換言するならスライダ２の
全ストロークに対してノーマルクローズ接点５のオフ領
域およびノーマルオープン接点７のオン領域が十分に確
保されていると、検出のタイミングが早まって便利であ
るが、上記した従来のスイッチ装置はノーマルクローズ
接点５とノーマルオープン接点７との間にコモン接点６
を配置してなる固定接点群をスライダ２の押し込み操作
方向に沿って並設した構造になっているので、スライダ
２をかなり押し込んでやらないと回路切換えを実現する
ことができず、したがって検出のタイミングを早めるこ
とが困難であった。つまり、図３に示す如き接点構造の
スイッチ装置は、用途に応じた所望のタイミングで回路
切換えを行わせることができないので、設計自由度が低
く、位置検出用のマイクロスイッチとしての応答性を向
上させることも困難であった。
【０００８】本発明はかかる従来技術の課題に鑑みてな
されたもので、その目的は、所望のタイミングで回路切
換えを行わせることができるスイッチ装置を提供するこ
とにある。
されたもので、その目的は、所望のタイミングで回路切
換えを行わせることができるスイッチ装置を提供するこ
とにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ノーマルクローズ接点とノーマルオープ
ン接点とコモン接点とが互いに離間した位置に配設され
ているケースが、可動接点を取着したスライダをスライ
ド自在に保持し、このスライダが押し込み操作されてい
ないときには上記可動接点を介して上記ノーマルクロー
ズ接点と上記コモン接点とが導通状態に保たれ、該スラ
イダが所定ストローク押し込み操作されると上記可動接
点を介して上記ノーマルオープン接点と上記コモン接点
とが導通されて回路切換えが行われるスイッチ装置にお
いて、上記スライダの押し込み操作方向に対して略直角
な上記ケースの内底面に上記コモン接点を設けて、この
コモン接点上に、上記可動接点と電気的に接続されて上
記スライダを押し込み操作方向とは逆向きに付勢する良
導電性の復帰ばねを載置するとともに、上記内底面に対
して起立する上記ケースの内壁面に上記ノーマルクロー
ズ接点およびノーマルオープン接点を並設し、この内壁
面に上記可動接点を摺接させる構成とした。
に、本発明は、ノーマルクローズ接点とノーマルオープ
ン接点とコモン接点とが互いに離間した位置に配設され
ているケースが、可動接点を取着したスライダをスライ
ド自在に保持し、このスライダが押し込み操作されてい
ないときには上記可動接点を介して上記ノーマルクロー
ズ接点と上記コモン接点とが導通状態に保たれ、該スラ
イダが所定ストローク押し込み操作されると上記可動接
点を介して上記ノーマルオープン接点と上記コモン接点
とが導通されて回路切換えが行われるスイッチ装置にお
いて、上記スライダの押し込み操作方向に対して略直角
な上記ケースの内底面に上記コモン接点を設けて、この
コモン接点上に、上記可動接点と電気的に接続されて上
記スライダを押し込み操作方向とは逆向きに付勢する良
導電性の復帰ばねを載置するとともに、上記内底面に対
して起立する上記ケースの内壁面に上記ノーマルクロー
ズ接点およびノーマルオープン接点を並設し、この内壁
面に上記可動接点を摺接させる構成とした。
【００１０】
【作用】上記したように、良導電性の復帰ばねをコモン
接点上に載置して該コモン接点と可動接点とが常時導通
させてあると、この可動接点の摺動面となるケースの内
壁面にノーマルクローズ接点およびノーマルオープン接
点を並設して該可動接点を接離させることにより回路切
換えが行え、これら両接点の間隔や配設位置はコモン接
点に制約されることなく任意に設定できるので、用途に
応じた所望のタイミングで回路切換えを行わせることが
できる。
接点上に載置して該コモン接点と可動接点とが常時導通
させてあると、この可動接点の摺動面となるケースの内
壁面にノーマルクローズ接点およびノーマルオープン接
点を並設して該可動接点を接離させることにより回路切
換えが行え、これら両接点の間隔や配設位置はコモン接
点に制約されることなく任意に設定できるので、用途に
応じた所望のタイミングで回路切換えを行わせることが
できる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１および図２に
基づいて説明する。ここで、図１は実施例たる位置検出
用のスイッチ装置の断面図、図２は該スイッチ装置の分
解斜視図である。
基づいて説明する。ここで、図１は実施例たる位置検出
用のスイッチ装置の断面図、図２は該スイッチ装置の分
解斜視図である。
【００１２】図１，２に示すスイッチ装置は、下ケース
を兼ねたウェハ１１と、このウェハ１１にスライド自在
に保持されて図１の下方へ押し込み操作されるスライダ
１２と、弾性片１３ａを有してスライダ１２に取着され
た可動接点１３と、一端部が可動接点１３に圧接した状
態でスライダ１２に係止され他端部がウェハ１１の内底
面１１ａ上に載置された良導電性の復帰ばね１４と、ウ
ェハ１１上に搭載されてスライダ１２の操作子１２ａを
覆う弾性に富むキャップ１５と、ウェハ１１を収納して
開口１６ａから外方へキャップ１５を突出させている上
ケース１６と、この上ケース１６に軸支されてキャップ
１５に当接するアクチュエータ１７とによって概略構成
されており、上記ウェハ１１には、その内底面１１ａに
露出するコモン接点１８と、この内底面１１ａに対して
起立する内壁面１１ｂに露出するノーマルクローズ接点
１９およびノーマルオープン接点２０と、コモン接点１
８から導出された端子２１と、ノーマルクローズ接点１
９から導出された端子２２と、ノーマルオープン接点２
０から導出された端子２３とが配設されている。すなわ
ち、このウェハ１１は、コモン接点１８および端子２１
を有する金属板と、ノーマルクローズ接点１９および端
子２２を有する金属板と、ノーマルオープン接点２０お
よび端子２３を有する金属板とを、互いに離間した位置
に埋設して成形されている。そして、コイル状の上記復
帰ばね１４の図示下端部がコモン接点１８に弾接させて
あるので、スライダ１２を押し込み操作方向とは逆向き
に付勢する該復帰ばね１４を介して、上記可動接点１３
とコモン接点１８とが常時導通されている。また、この
可動接点１３は弾性片１３ａの先端部をウェハ１１の内
壁面１１ｂに摺接させているので、スライダ１２をウェ
ハ１１に対して図示上下方向に移動させると、該弾性片
１３ａが該内壁面１１ｂ上を摺動してノーマルクローズ
接点１９やノーマルオープン接点２０と接離するように
なっている。
を兼ねたウェハ１１と、このウェハ１１にスライド自在
に保持されて図１の下方へ押し込み操作されるスライダ
１２と、弾性片１３ａを有してスライダ１２に取着され
た可動接点１３と、一端部が可動接点１３に圧接した状
態でスライダ１２に係止され他端部がウェハ１１の内底
面１１ａ上に載置された良導電性の復帰ばね１４と、ウ
ェハ１１上に搭載されてスライダ１２の操作子１２ａを
覆う弾性に富むキャップ１５と、ウェハ１１を収納して
開口１６ａから外方へキャップ１５を突出させている上
ケース１６と、この上ケース１６に軸支されてキャップ
１５に当接するアクチュエータ１７とによって概略構成
されており、上記ウェハ１１には、その内底面１１ａに
露出するコモン接点１８と、この内底面１１ａに対して
起立する内壁面１１ｂに露出するノーマルクローズ接点
１９およびノーマルオープン接点２０と、コモン接点１
８から導出された端子２１と、ノーマルクローズ接点１
９から導出された端子２２と、ノーマルオープン接点２
０から導出された端子２３とが配設されている。すなわ
ち、このウェハ１１は、コモン接点１８および端子２１
を有する金属板と、ノーマルクローズ接点１９および端
子２２を有する金属板と、ノーマルオープン接点２０お
よび端子２３を有する金属板とを、互いに離間した位置
に埋設して成形されている。そして、コイル状の上記復
帰ばね１４の図示下端部がコモン接点１８に弾接させて
あるので、スライダ１２を押し込み操作方向とは逆向き
に付勢する該復帰ばね１４を介して、上記可動接点１３
とコモン接点１８とが常時導通されている。また、この
可動接点１３は弾性片１３ａの先端部をウェハ１１の内
壁面１１ｂに摺接させているので、スライダ１２をウェ
ハ１１に対して図示上下方向に移動させると、該弾性片
１３ａが該内壁面１１ｂ上を摺動してノーマルクローズ
接点１９やノーマルオープン接点２０と接離するように
なっている。
【００１３】このように構成されたスイッチ装置は、ア
クチュエータ１７が図示せぬ被検出体に押圧駆動されて
おらず、よってスライダ１２の操作子１２ａが押し込み
操作されていないときには、図１に示す如く可動接点１
３および復帰ばね１４を介してノーマルクローズ接点１
９とコモン接点１８とが導通されていて、該ノーマルク
ローズ接点１９はオン状態に保たれているが、ノーマル
オープン接点２０とコモン接点１８とは導通されていな
いので、該ノーマルオープン接点２０はオフ状態に保た
れている。つまり、押し込み操作されていないスライダ
１２は復帰ばね１４によってストローク最上点まで押し
上げられており、このとき、端子２１，２２間を閉じて
端子２１，２３間を開いた回路が形成されている。
クチュエータ１７が図示せぬ被検出体に押圧駆動されて
おらず、よってスライダ１２の操作子１２ａが押し込み
操作されていないときには、図１に示す如く可動接点１
３および復帰ばね１４を介してノーマルクローズ接点１
９とコモン接点１８とが導通されていて、該ノーマルク
ローズ接点１９はオン状態に保たれているが、ノーマル
オープン接点２０とコモン接点１８とは導通されていな
いので、該ノーマルオープン接点２０はオフ状態に保た
れている。つまり、押し込み操作されていないスライダ
１２は復帰ばね１４によってストローク最上点まで押し
上げられており、このとき、端子２１，２２間を閉じて
端子２１，２３間を開いた回路が形成されている。
【００１４】しかるに、被検出体に押圧駆動されたアク
チュエータ１７が図１の時計回り方向へ回転すると、こ
のアクチュエータ１７は防水用のキャップ１５を介して
スライダ１２を図１の下方へ向けて押し込むので、スラ
イダ１２の操作子１２ａが所定ストローク押し込み操作
された時点で、可動接点１３がノーマルクローズ接点１
９から離れて該接点１９とコモン接点１８との導通が解
除されるとともに、可動接点１３がノーマルオープン接
点２０に接触し、該接点２０とコモン接点１８とが可動
接点１３および復帰ばね１４を介して導通される。つま
り、ノーマルクローズ接点１９がオンからオフ状態へと
切換えられた直後に、ノーマルオープン接点２０がオフ
からオン状態へと切換えられるので、端子２１，２２間
を開いて端子２１，２３間を閉じた回路への切換えが行
われる。
チュエータ１７が図１の時計回り方向へ回転すると、こ
のアクチュエータ１７は防水用のキャップ１５を介して
スライダ１２を図１の下方へ向けて押し込むので、スラ
イダ１２の操作子１２ａが所定ストローク押し込み操作
された時点で、可動接点１３がノーマルクローズ接点１
９から離れて該接点１９とコモン接点１８との導通が解
除されるとともに、可動接点１３がノーマルオープン接
点２０に接触し、該接点２０とコモン接点１８とが可動
接点１３および復帰ばね１４を介して導通される。つま
り、ノーマルクローズ接点１９がオンからオフ状態へと
切換えられた直後に、ノーマルオープン接点２０がオフ
からオン状態へと切換えられるので、端子２１，２２間
を開いて端子２１，２３間を閉じた回路への切換えが行
われる。
【００１５】また、こうしてノーマルオープン接点２０
をオン状態に切換えた後、アクチュエータ１７を押圧駆
動していた被検出体が撤去されてスライダ１２に対する
押し込み操作力が除去されると、復帰ばね１４の弾発力
によりスライダ１２がストローク最上点まで押し上げら
れるので、アクチュエータ１７は操作子１２ａに押し上
げられて初期位置まで戻り、ノーマルクローズ接点１９
はオン状態に戻り、ノーマルオープン接点２０はオフ状
態に戻る。
をオン状態に切換えた後、アクチュエータ１７を押圧駆
動していた被検出体が撤去されてスライダ１２に対する
押し込み操作力が除去されると、復帰ばね１４の弾発力
によりスライダ１２がストローク最上点まで押し上げら
れるので、アクチュエータ１７は操作子１２ａに押し上
げられて初期位置まで戻り、ノーマルクローズ接点１９
はオン状態に戻り、ノーマルオープン接点２０はオフ状
態に戻る。
【００１６】このように上記実施例は、ウェハ１１の内
底面１１ａに露出せしめたコモン接点１８を良導電性の
復帰ばね１４を介して可動接点１３と常時導通させるこ
とにより、内底面１１ａに対して略直角で可動接点１３
の弾性片１３ａの摺動面となるウェハ１１の内壁面１１
ｂにノーマルクローズ接点１９およびノーマルオープン
接点２０を並設した接点構造が実現されていて、これら
両接点１９，２０に該弾性片１３ａを接離させることで
回路切換えが行えるようになっているので、図示の如
く、弾性片１３ａのノーマルオープン接点２０に対する
摺動距離がノーマルクローズ接点１９に対する摺動距離
よりも長くなるように両接点１９，２０を内壁面１１ｂ
に配設しておくことにより、ノーマルオープン接点２０
をオフからオンへと切換えるために必要なスライダ１２
の作動ストロークを小さくすることができ、よって検出
のタイミングが早く応答性に優れた位置検出用のマイク
ロスイッチとして使用することができる。
底面１１ａに露出せしめたコモン接点１８を良導電性の
復帰ばね１４を介して可動接点１３と常時導通させるこ
とにより、内底面１１ａに対して略直角で可動接点１３
の弾性片１３ａの摺動面となるウェハ１１の内壁面１１
ｂにノーマルクローズ接点１９およびノーマルオープン
接点２０を並設した接点構造が実現されていて、これら
両接点１９，２０に該弾性片１３ａを接離させることで
回路切換えが行えるようになっているので、図示の如
く、弾性片１３ａのノーマルオープン接点２０に対する
摺動距離がノーマルクローズ接点１９に対する摺動距離
よりも長くなるように両接点１９，２０を内壁面１１ｂ
に配設しておくことにより、ノーマルオープン接点２０
をオフからオンへと切換えるために必要なスライダ１２
の作動ストロークを小さくすることができ、よって検出
のタイミングが早く応答性に優れた位置検出用のマイク
ロスイッチとして使用することができる。
【００１７】また、かかる接点構造を採用することによ
り、ノーマルクローズ接点１９とノーマルオープン接点
２０の間隔や配設位置をコモン接点１８に制約されるこ
となく任意に設定できるので、ノーマルクローズ接点１
９のオフタイミングやノーマルオープン接点２０のオン
タイミングが任意に設定でき、用途に応じた所望のタイ
ミングで回路切換えを行わせることができる。
り、ノーマルクローズ接点１９とノーマルオープン接点
２０の間隔や配設位置をコモン接点１８に制約されるこ
となく任意に設定できるので、ノーマルクローズ接点１
９のオフタイミングやノーマルオープン接点２０のオン
タイミングが任意に設定でき、用途に応じた所望のタイ
ミングで回路切換えを行わせることができる。
【００１８】さらにまた、上記実施例では、コモン接点
１８とノーマルクローズ接点１９とノーマルオープン接
点２０と各端子２１，２２，２３とを配設したケースと
してウェハ１１を用いているが、これらの固定接点１８
〜２０や端子２１〜２３は、同一の金属フープ材を所望
の形状に切断して該ウェハ１１の成形金型にインサート
することにより容易に形成できるので、量産性を高める
ことができてコストダウンが図れる。
１８とノーマルクローズ接点１９とノーマルオープン接
点２０と各端子２１，２２，２３とを配設したケースと
してウェハ１１を用いているが、これらの固定接点１８
〜２０や端子２１〜２３は、同一の金属フープ材を所望
の形状に切断して該ウェハ１１の成形金型にインサート
することにより容易に形成できるので、量産性を高める
ことができてコストダウンが図れる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるスイ
ッチ装置は、ケースの内壁面に並設したノーマルクロー
ズ接点とノーマルオープン接点の間隔や配設位置がコモ
ン接点に制約されることなく任意に設定できるので、用
途に応じた所望のタイミングで回路切換えを行わせるこ
とができるという顕著な効果を奏する。そのため、設計
自由度が広くなって、例えばノーマルオープン接点が速
やかにオフからオン状態へと切換えられるような接点構
造を採用することにより、検出のタイミングが早くて応
答性に優れた位置検出用のマイクロスイッチが容易に得
られる。
ッチ装置は、ケースの内壁面に並設したノーマルクロー
ズ接点とノーマルオープン接点の間隔や配設位置がコモ
ン接点に制約されることなく任意に設定できるので、用
途に応じた所望のタイミングで回路切換えを行わせるこ
とができるという顕著な効果を奏する。そのため、設計
自由度が広くなって、例えばノーマルオープン接点が速
やかにオフからオン状態へと切換えられるような接点構
造を採用することにより、検出のタイミングが早くて応
答性に優れた位置検出用のマイクロスイッチが容易に得
られる。
【図１】実施例たる位置検出用のスイッチ装置の断面図
である。
である。
【図２】図１に示すスイッチ装置の分解斜視図である。
【図３】従来例を示す断面図である。
１１ ウェハ（下ケース） １１ａ 内底面 １１ｂ 内壁面 １２ スライダ １３ 可動接点 １３ａ 弾性片 １４ 復帰ばね １５ キャップ １６ 上ケース １７ アクチュエータ １８ コモン接点 １９ ノーマルクローズ接点 ２０ ノーマルオープン接点 ２１，２２，２３ 端子
Claims (2)
- 【請求項１】 ノーマルクローズ接点とノーマルオープ
ン接点とコモン接点とが互いに離間した位置に配設され
ているケースが、可動接点を取着したスライダをスライ
ド自在に保持し、このスライダが押し込み操作されてい
ないときには上記可動接点を介して上記ノーマルクロー
ズ接点と上記コモン接点とが導通状態に保たれ、該スラ
イダが所定ストローク押し込み操作されると上記可動接
点を介して上記ノーマルオープン接点と上記コモン接点
とが導通されて回路切換えが行われるスイッチ装置にお
いて、上記スライダの押し込み操作方向に対して略直角
な上記ケースの内底面に上記コモン接点を設けて、この
コモン接点上に、上記可動接点と電気的に接続されて上
記スライダを押し込み操作方向とは逆向きに付勢する良
導電性の復帰ばねを載置するとともに、上記内底面に対
して起立する上記ケースの内壁面に上記ノーマルクロー
ズ接点およびノーマルオープン接点を並設し、この内壁
面に上記可動接点を摺接させたことを特徴とするスイッ
チ装置。 - 【請求項２】 請求項１の記載において、上記ケースと
して、上記ノーマルクローズ接点用の金属板と上記ノー
マルオープン接点用の金属板と上記コモン接点用の金属
板とを埋設して成形したウェハを用いたことを特徴とす
るスイッチ装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5143650A JP2951152B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | スイッチ装置 |
| US08/257,591 US5463198A (en) | 1993-06-15 | 1994-06-09 | Switching device |
| GB9411551A GB2279178B (en) | 1993-06-15 | 1994-06-09 | Switching device |
| DE4420665A DE4420665B4 (de) | 1993-06-15 | 1994-06-14 | Schalter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5143650A JP2951152B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | スイッチ装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH076661A JPH076661A (ja) | 1995-01-10 |
| JP2951152B2 true JP2951152B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=15343726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5143650A Expired - Fee Related JP2951152B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | スイッチ装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JP2951152B2 (ja) |
| DE (1) | DE4420665B4 (ja) |
| GB (1) | GB2279178B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102144271A (zh) * | 2008-09-22 | 2011-08-03 | 阿尔卑斯电气株式会社 | 开关装置及速度机构的组装方法 |
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| JP5497591B2 (ja) * | 2010-09-09 | 2014-05-21 | アルプス電気株式会社 | スイッチ装置 |
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| JP6279779B1 (ja) * | 2017-02-13 | 2018-02-14 | リオン株式会社 | 補聴器 |
| TWI685165B (zh) * | 2019-04-08 | 2020-02-11 | 大陸商東莞寶德電子有限公司 | 微動開關的訊號偵測電路與方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2454342A (en) * | 1947-12-30 | 1948-11-23 | William H Ross | Door chime control switch |
| GB1534706A (en) * | 1974-11-25 | 1978-12-06 | Swann D | Electric switches |
| SE398572B (sv) * | 1975-12-22 | 1977-12-27 | Raeder Eskil | Tryckknapp |
| GB1559531A (en) * | 1976-01-20 | 1980-01-23 | Nordic Finance & Trade Ltd Inc | Electrical switches |
| GB2139814B (en) * | 1983-05-12 | 1986-07-02 | Rearsby Automotive Ltd | Electrical switch |
| JPS6087432U (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-15 | アルプス電気株式会社 | スイツチ |
| US4740661A (en) * | 1985-03-08 | 1988-04-26 | Kabushiki Kaisha Sagami Denshi Kogyo | Seesaw switch |
| US5051552A (en) * | 1990-07-16 | 1991-09-24 | Ilinois Tool Works Inc. | Slide selector switch mechanism |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP5143650A patent/JP2951152B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-06-09 US US08/257,591 patent/US5463198A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-06-09 GB GB9411551A patent/GB2279178B/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-06-14 DE DE4420665A patent/DE4420665B4/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102144271A (zh) * | 2008-09-22 | 2011-08-03 | 阿尔卑斯电气株式会社 | 开关装置及速度机构的组装方法 |
| CN102144271B (zh) * | 2008-09-22 | 2014-01-08 | 阿尔卑斯电气株式会社 | 开关装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB9411551D0 (en) | 1994-08-03 |
| US5463198A (en) | 1995-10-31 |
| GB2279178B (en) | 1997-04-23 |
| DE4420665A1 (de) | 1994-12-22 |
| GB2279178A (en) | 1994-12-21 |
| JPH076661A (ja) | 1995-01-10 |
| DE4420665B4 (de) | 2004-03-11 |
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