JPS6346406Y2 - - Google Patents

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JPS6346406Y2
JPS6346406Y2 JP8710084U JP8710084U JPS6346406Y2 JP S6346406 Y2 JPS6346406 Y2 JP S6346406Y2 JP 8710084 U JP8710084 U JP 8710084U JP 8710084 U JP8710084 U JP 8710084U JP S6346406 Y2 JPS6346406 Y2 JP S6346406Y2
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JP
Japan
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belt
chain
frame
large number
conveyor
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JP8710084U
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JPS612311U (ja
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 1 産業上の利用分野 この考案は砂利や粉体、粒状物、ヘドロ状のも
の等の不定形な流動物を比較的急勾配のもとでも
搬送し得る土木建築用、工場や倉庫その他一般搬
送用として使用する連結ベルト式コンベアに関す
る。
2 従来の技術 従来、一般的なベルトコンベアにおける傾斜角
度が18゜程度に限られている問題、流動性の強い
粉体や粒状物ヘドロ状のもの等では特に傾斜角が
とれず搬送能力も限られていること等の問題を解
決するベルトコンベアとして、本考案者は例えば
実願昭58−61317号(実開昭59−187610)及び同
58−170775号(実開昭60−093612号)明細書及び
図面に示される「流動物搬送コンベア」又は「傾
斜コンベア」を提案している。
これらのコンベアはベルトコンベアのベルトを
多数のベルト片を一定間隔毎に近接して設けた軸
で端部を支持せしめるようにして連結し、このベ
ルト片を両端の軸間でたるませて凹部(バケツ
ト)を形成せしめるとともに、各ベルト片の側端
にベルト片と共に湾曲する側壁を設けて該凹部内
に搬送物を収容して運ぶ構造のものである。
3 考案が解決すべき問題点 上述した連結ベルト式コンベアはそれ以前のベ
ルトコンベアの欠点を解消し、且つバケツトコン
ベア等では技術的に困難なバケツトの自動クリー
ニングを可能ならしめた点で画期的なものである
が、連結ベルトを巻き掛けて転回する上端の転回
部にベルトの駆動装置とは別に多数のローラーを
円形に配してガイドする必要があり、その際、各
ベルト片の連結部の裏側に連結軸が突出するの
で、ガイドローラー周面とベルトとの間に極端な
凹凸部が生じ、多数のローラーによる送りガイド
に支障を来たし、あるいはベルトやローラーに無
理な力がかゝつて故障の原因となり易かつた。こ
のため実願昭58−170775号のコンベアのようにベ
ルト裏面に突出するベルト連結軸と等しい高さの
突起を連設して裏面の段差を解消しなければなら
ず、材料費や製造面でベルトの製造コストを上
げ、重量も増えるという欠点があつた。
この考案はこの問題を解消するガイドローラー
(転回ローラー)を付した連結ベルト式コンベア
を提供せんとするものである。
4 問題点を解決するための手段 本考案はフレーム両側の上下両端にチエンホイ
ル2,3を軸支して該チエンホイル2,3にエン
ドレスチエン4を巻掛け、上記チエン4の内側に
は定間隔毎にベルト取付杆9を取付け、上記各取
付杆9の間には、端部に対して中央部が凹状に垂
れ下るようなフレキシブルな部材よりなるベルト
片10の端部を回動自在な状態で固着してエンド
レスな連結式ベルト11を形成し、上記フレーム
の上端周縁には外周に多数の弾性突起18bを突
設してなるガイドロール18を軸支して、上記ベ
ルト11の裏側にその周面を押接させて伸展及び
転回のガイドをせしめる構造としたことを特徴と
している。
5 作用 この考案においてはフレーム1の上下端のチエ
ンホイル2,3に巻掛けられたチエン4を駆動す
ることにより、該チエンに沿つて設けられた多数
のベルト片10よりなる連結式エンドレスベルト
11を駆動し、各ベルト片のたるみ部分をバケツ
トとして荷物を搬送するとともに、フレーム1の
上端外周に円形に配設した弾力性を有する回転自
在な多数の転回ロール18をベルト11の裏側に
押接せしめることにより、前記ベルト11の連結
部裏面の凹凸に関係なくベルト11をスムースに
転回して送らしめる。
6 実施例 次に図示する実施例につき詳述すると、長尺の
フレーム1の左右上下端にはそれぞれチエンホイ
ル2,3が軸支され、該チエンホイル2,3には
エンドレスチエン4が全長にわたつて巻掛けら
れ、フレーム1の任意の個所に付設されたモータ
ー5によつて上端のチエンホイル2が回転駆動さ
れる。チエン4のリンク間又は外側には一定間隔
毎にガイドローラー6が軸支され、チエン駆動時
には、フレーム1内に付設されたアングル等より
なるレール状のチエンガイド7に接してその上面
を転動することにより、チエン4に掛かる荷重を
支特し且つチエンの走行軌跡を維持している。
上記各チエンには一定の間隔毎に所定高さのブ
ラケツト8を、補助ブラケツト21を介して、チ
エンの外周に突出するように取付け、この両側の
ブラケツト8,8間には棒状又はパイプ状の一対
のベルト取付杆9a,9bをそれぞれ平行に近接
せしめて回転自在に軸支し、隣接する他のベルト
取付杆9b又は9aとの間にはその取付杆と略等
しい幅を有し、耐水性、耐摩耗性を有するフレキ
シブルなゴム又は樹脂を含んだ材料よりなる長方
形又は正方形のベルト片10の前後端を巻きつけ
て固着張設しており、チエン4の外周においてエ
ンドレスに連接されたこれらの多数のベルト片1
0は全体として一本のエンドレスな連結式ベルト
11を構成している。
取付杆9a,9bに巻かれて筒状をなして隣接
し合つているベルト片10の端部間には、ベルト
片端部の回動を妨げないように且つその間隙から
の荷こぼれを防止するスペーサー12が挿入され
ている。またベルト片10の表面の両側縁にはベ
ルト片の湾曲とともに前後の隣接面が互に近接又
は接触し合うような傾斜面をなる側面形状が台
形、扇形又は三角形をなす多数のゴム又は樹脂材
よりなるサイド突起10aが、直線状に並べられ
て接着又は一体成形等によつて突設されている。
このサイド突起10aはベルト10上に載せられ
た搬送物の荷こぼれを防止するもので、第2図に
示すようにベルト片10がたるみによつて上面に
凹部を形成した際、その両サイドにおいて各前後
面が隣接し合つてベルト片10のたるみに対応し
た形状の側壁を形成する構造である。
フレーム1の上端はチエンホイル2を駆動軸2
0によつて軸支する左右2枚の板又は構造物より
なる補助フレーム16を取付けてなり、その構造
は上面がフレーム1の延長上にあり、先端から下
面及び後方にかけて駆動軸20を中心とした半円
形をなし、その半円形周面の外周を前記ベルト片
10及びベルト取付杆9が回動移動するようにな
つている。
即ち、チエン4とチエン4に支持されたベルト
取付杆9は、フレーム1の通直な傾斜上面に沿つ
てともに上昇駆動されるが、補助フレーム16の
先端部にあつては、チエン4はホイル2に巻掛け
られてその円周に沿つて逆向きに転回する。しか
し、ベルト片10は、そのたるみの内部に搬送物
を収納して斜め方向に通直に上昇するが、補助フ
レーム16の上端(先端)位置に来るとその先端
に及び下部に至る周縁に多数軸支して設けられた
転回ロール18によつて転回しながら積荷を落下
せしめるとともに連結ベルト11は、補助フレー
ム16の半円形周面に沿つて伸展されて移動させ
られる。
即ち、上記転回ロール18は第2図及び第5図
に示すように補助フレーム16,16間において
ベルト片10裏側左右端及び中央部に押接されて
転回しながら連結ベルト11をチエンホイル2の
外側に沿つて転回するように案内するものであ
る。この転回ロール18はベルト片10に当接し
てベルト片10を外側へ押しながら円筒形を維持
せしめながら送る作用をするとともに、連結ベル
ト11の裏側に突出している取付杆9a,9bに
当接しても相互に無理な力がかかつたり損傷した
りしないように、全体が弾力性に富んだゴム又は
樹脂材よりなり、構造的にはロール軸19に嵌合
するボス部18aと、その周面に斜め放射状に突
出する弾性突起18bとからなつている。そして
突起18bの弾力性により、上記のようにベルト
片10を外側へ押し出し且つその裏側に突出した
取付杆9a,9bに応じて軸心方向へ屈曲するも
のである。
上記弾性突起18aの先端はベルト11の裏面
に対してできるだけ広い接触面をもつように
「L」字形又は「く」字形をなして屈曲しており、
不連続な円周面18cを形成している。
一方、フレーム1の下端には、チエンホイル3
と同軸をなすガイドロール17が軸支され、連結
ベルト11がチエン駆動の妨げとならない機構と
なつている。また特に補助フレーム16の側面に
は上述した諸機構を覆い、排土その他の積荷が装
置内に落下するのを防止するように鉄製のカバー
22が取付けられ、さらに補助フレーム16周縁
下方には、伸展されたベルト片10に外接して、
そこに付着した粘土質の排土等を除去するスクレ
ーパー又はクリーニングロール等からなるクリー
ナー24が設けられている。
7 考案の効果 以上の如く構成される本考案のコンベアによれ
ば、ベルトを構成するベルト片が、傾斜上面にお
いてはそのたるみによつて荷積用のバケツト状凹
部を構成し、コンベア下方で積み込まれた積荷を
効率よく上方へ運び上げることができる。またそ
の上端においてはベルト片が円弧状に伸展される
ので、粒状、粉状の搬送物でも荷こぼれを生じる
ことなく他へ転送されるとともに、コンベア上端
ではベルトを補助フレームの周縁に沿わせて円弧
状に伸展できるので、スクレーパーやクリーニン
グロールによるベルトの付着物の除去もでき、搬
送効率も一層高くできる利点がある。
特にこの考案においては、フレーム上端の転回
部のベルト案内用の転回ロールの周面の弾性突起
により、連結ベルトの裏面に突出する連結部の突
起に関係なくスムースにベルトが送られる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコンベアの原理的な説明図、
第2図は同じくその上端構造詳細図、第3図及び
第4図はベルト片とその接続構造を示す一部断面
斜視図及び部分拡大側面図、第5図はコンベア上
端部の拡大断面図である。 1……フレーム、2,3……チエンホイル、4
……チエン、5……モーター、6……ガイドロー
ラ、7……チエンガイド、8……ブラケツト、
9,9a,9b……ベルト取付杆、10……ベル
ト片、10a……サイド突起、11……連結式ベ
ルト、12……スペーサー、16……補助フレー
ム、17……ガイドロール、18……転回ロー
ル、18a……ボス部、18b……弾性突起、1
8c……不連続周面、19……ロール軸、20…
…駆動軸、21……補助ブラケツト、22……カ
バー、24……クリーナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム両側の上下両端にチエンホイル2,3
    を軸支して該チエンホイル2,3にエンドレスチ
    エン4を巻掛け、上記チエン4の内側には定間隔
    毎にベルト取付杆9a,9bを取付け、上記各取
    付杆9a,9bの間には、端部に対して中央部が
    凹状に垂れ下るようなフレキシブルな部材よりな
    るベルト片10の端部を回動自在な状態で固着し
    てエンドレスな連結式ベルト11を形成し、上記
    フレーム上端周縁には外周において放射状に多数
    の弾性突起18bを突設してなる多数の転回ロー
    ル18を軸支して配設し、上記連結式ベルト11
    の裏側に該転回ロール18の弾性突起18bを押
    接させて伸展及び転回のガイドをせしめる構造の
    連結ベルト式コンベア。
JP8710084U 1984-06-12 1984-06-12 連結ベルト式コンベア Granted JPS612311U (ja)

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JP8710084U JPS612311U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 連結ベルト式コンベア

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JP8710084U JPS612311U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 連結ベルト式コンベア

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Publication Number Publication Date
JPS612311U JPS612311U (ja) 1986-01-09
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