JPS6346380Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6346380Y2 JPS6346380Y2 JP12853780U JP12853780U JPS6346380Y2 JP S6346380 Y2 JPS6346380 Y2 JP S6346380Y2 JP 12853780 U JP12853780 U JP 12853780U JP 12853780 U JP12853780 U JP 12853780U JP S6346380 Y2 JPS6346380 Y2 JP S6346380Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- main
- hinge
- base
- bottle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 16
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は瓶蓋に関するものである。
従来、第１図及び第２図に示すようなヒンジ形
式の瓶蓋が用いられている。これを図について説
明すると、ａは基体であり、ｂは蓋、ｃは連結
片、ｄはヒンジである。このような瓶蓋は蓋ｂを
開いた際、連結片ｃが硬直して、蓋ｂが基体ａ上
にかぶさらないので賞用されている。
式の瓶蓋が用いられている。これを図について説
明すると、ａは基体であり、ｂは蓋、ｃは連結
片、ｄはヒンジである。このような瓶蓋は蓋ｂを
開いた際、連結片ｃが硬直して、蓋ｂが基体ａ上
にかぶさらないので賞用されている。
なお仮想線Ａは反転線を示す。ところがこのよ
な形式の瓶蓋は、蓋ｂを開閉させる場合、開又は
閉方向に次第に力を加えていき、それが一定限度
をこすと急に作動するようになつている。このよ
うな急変する不連続の作動形態は、蓋ｂを開閉す
る家庭の婦女子等に不快感を与える。この考案は
上記の状況にかんがみてなされたもので、その目
的は、開、閉動作の後は、開、閉状態を保つこと
ができると共に、その開閉動作が前記従来例の瓶
蓋が示すような、開閉動作中にその動作が急激に
変化する形式のものでなく、普通に開閉する瓶蓋
を提供することである。上記の目的を達成するこ
の考案を、図面について述べると、第３図〜第７
図において、合成樹脂により形成した基体１に、
蓋２を、連結片３，３及び該連結片３，３より長
く形成したヒンジ４により一体的に連結し、前記
ヒンジ４に断面弧状の主屈曲部６を形成し、該ヒ
ンジ４において、前記主屈曲部６から、前記蓋２
及び基体１の両者２，１のうちの一方に至る第一
連接部１７に、前記主屈曲部６に同一厚さで連続
して、前記主屈曲部６から遠ざかる程肉厚の厚く
なるテーパー１８を持たしめ、かつ他方に至る第
二連接部１９に、前記主屈曲部６と反対方向に屈
曲する断面弧状の副屈曲部２０を形成し、前記主
屈曲部６及び副屈曲部２０を共にほぼ同一肉厚に
形成して成る瓶蓋である。
な形式の瓶蓋は、蓋ｂを開閉させる場合、開又は
閉方向に次第に力を加えていき、それが一定限度
をこすと急に作動するようになつている。このよ
うな急変する不連続の作動形態は、蓋ｂを開閉す
る家庭の婦女子等に不快感を与える。この考案は
上記の状況にかんがみてなされたもので、その目
的は、開、閉動作の後は、開、閉状態を保つこと
ができると共に、その開閉動作が前記従来例の瓶
蓋が示すような、開閉動作中にその動作が急激に
変化する形式のものでなく、普通に開閉する瓶蓋
を提供することである。上記の目的を達成するこ
の考案を、図面について述べると、第３図〜第７
図において、合成樹脂により形成した基体１に、
蓋２を、連結片３，３及び該連結片３，３より長
く形成したヒンジ４により一体的に連結し、前記
ヒンジ４に断面弧状の主屈曲部６を形成し、該ヒ
ンジ４において、前記主屈曲部６から、前記蓋２
及び基体１の両者２，１のうちの一方に至る第一
連接部１７に、前記主屈曲部６に同一厚さで連続
して、前記主屈曲部６から遠ざかる程肉厚の厚く
なるテーパー１８を持たしめ、かつ他方に至る第
二連接部１９に、前記主屈曲部６と反対方向に屈
曲する断面弧状の副屈曲部２０を形成し、前記主
屈曲部６及び副屈曲部２０を共にほぼ同一肉厚に
形成して成る瓶蓋である。
なお第６図中７はこうして形成された瓶蓋を示
す。又基体１は中栓８と別体に、中栓８に着脱自
在に形成されているが、これは基体１をヒンジ効
果の強いポリプロピレン製とし、中栓８を他の合
成樹脂製とするのに便利のためである。但し基体
１と中栓８は、第７図に示すように一体に形成さ
れていてもよい。
す。又基体１は中栓８と別体に、中栓８に着脱自
在に形成されているが、これは基体１をヒンジ効
果の強いポリプロピレン製とし、中栓８を他の合
成樹脂製とするのに便利のためである。但し基体
１と中栓８は、第７図に示すように一体に形成さ
れていてもよい。
又基体１はポリプロピレン樹脂に限らず、他の
合成樹脂により作られても差し支えはない。図中
９は係合部、１０は被係合部、１１は開口形成
部、１２は切溝、１３は引張りリング、１４は注
筒、１５は嵌着突起を示す。
合成樹脂により作られても差し支えはない。図中
９は係合部、１０は被係合部、１１は開口形成
部、１２は切溝、１３は引張りリング、１４は注
筒、１５は嵌着突起を示す。
又前記主屈曲部６、副屈曲部２０はそれぞれ曲
率半径ra，rbを持たしめて形成された。
率半径ra，rbを持たしめて形成された。
この考案は前記のように構成され、合成樹脂に
より形成された基体１に、蓋２を、連結片３，３
及び該連結片３，３より長く形成されたヒンジ４
により一体的に連結したことにより、蓋２の開閉
動作の後は、連結片３，３とヒンジ４の長さの差
及びヒンジ４の弾性により開閉状態を保つように
することができる。そして前記ヒンジ４に断面弧
状の主屈曲部６を形成し、該ヒンジ４において、
前記主屈曲部６から、前記蓋２及び基体１の両者
２，１のうちの一方に至る第一連接部１７に、前
記主屈曲部６から遠ざかる程肉厚の厚くなるテー
パー１８を持たしめ、かつ他方に至る第二連接部
１９に、前記主屈曲部６と反し、前記主屈曲部６
及び副屈曲部２０を共にほぽ同一肉厚に形成した
ことにより、蓋２の開閉の際、屈曲するヒンジ４
に起る応力は、主として厚さがほぼ同一である両
屈曲部６，２０において、力をほぼ均等に分散さ
せることができる。その結果前記従来例に見られ
るような応力集中の起きるのを防止することがで
き、蓋２の開閉の際急激な変動動作をしない瓶蓋
を提供することができる。
より形成された基体１に、蓋２を、連結片３，３
及び該連結片３，３より長く形成されたヒンジ４
により一体的に連結したことにより、蓋２の開閉
動作の後は、連結片３，３とヒンジ４の長さの差
及びヒンジ４の弾性により開閉状態を保つように
することができる。そして前記ヒンジ４に断面弧
状の主屈曲部６を形成し、該ヒンジ４において、
前記主屈曲部６から、前記蓋２及び基体１の両者
２，１のうちの一方に至る第一連接部１７に、前
記主屈曲部６から遠ざかる程肉厚の厚くなるテー
パー１８を持たしめ、かつ他方に至る第二連接部
１９に、前記主屈曲部６と反し、前記主屈曲部６
及び副屈曲部２０を共にほぽ同一肉厚に形成した
ことにより、蓋２の開閉の際、屈曲するヒンジ４
に起る応力は、主として厚さがほぼ同一である両
屈曲部６，２０において、力をほぼ均等に分散さ
せることができる。その結果前記従来例に見られ
るような応力集中の起きるのを防止することがで
き、蓋２の開閉の際急激な変動動作をしない瓶蓋
を提供することができる。
第１図は従来の瓶蓋の要部の斜視図、第２図は
従来の瓶蓋の斜視図、第３図〜第６図はこの考案
の実施例を示すもので、第３図は瓶蓋のヒンジの
断面図、第４図は瓶蓋の連結片の断面図、第５図
は瓶蓋の、開放状態の平面図、第６図は瓶蓋の半
断面図、第７図はこの考案の他の実施例を示すも
ので、瓶蓋の半断面図である。 １……基体、２……蓋、３……連結片、４……
ヒンジ、６……主屈曲部、１７……第一連接部、
１８……テーパー、１９……第二連接部、２０…
…副屈曲部。
従来の瓶蓋の斜視図、第３図〜第６図はこの考案
の実施例を示すもので、第３図は瓶蓋のヒンジの
断面図、第４図は瓶蓋の連結片の断面図、第５図
は瓶蓋の、開放状態の平面図、第６図は瓶蓋の半
断面図、第７図はこの考案の他の実施例を示すも
ので、瓶蓋の半断面図である。 １……基体、２……蓋、３……連結片、４……
ヒンジ、６……主屈曲部、１７……第一連接部、
１８……テーパー、１９……第二連接部、２０…
…副屈曲部。
Claims (1)
- 合成樹脂により形成した基体１に、蓋２を、連
結片３，３及び該連結片３，３より長く形成した
ヒンジ４により一体的に連結し、前記ヒンジ４に
断面弧状の主屈曲部６を形成し、該ヒンジ４にお
いて、前記主屈曲部６から、前記蓋２及び基体１
の両者２，１のうちの一方に至る第一連接部１７
に、前記主屈曲部６に同一厚さで連続して、前記
主屈曲部６から遠ざかる程肉厚の厚くなるテーパ
ー１８を持たしめ、かつ他方に至る第二連接部１
９に、前記主屈曲部６と反対方向に屈曲する断面
弧状の副屈曲部２０を形成し、前記主屈曲部６及
び副屈曲部２０を共にほぼ同一肉厚に形成したこ
とを特徴とする瓶蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12853780U JPS6346380Y2 (ja) | 1980-09-11 | 1980-09-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12853780U JPS6346380Y2 (ja) | 1980-09-11 | 1980-09-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5752451U JPS5752451U (ja) | 1982-03-26 |
| JPS6346380Y2 true JPS6346380Y2 (ja) | 1988-12-01 |
Family
ID=29488916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12853780U Expired JPS6346380Y2 (ja) | 1980-09-11 | 1980-09-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6346380Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5960156U (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-19 | 三笠産業株式会社 | 瓶蓋 |
| JPS60142753U (ja) * | 1984-03-01 | 1985-09-21 | ポ−ラ化成工業株式会社 | 密封キヤツプ構造 |
-
1980
- 1980-09-11 JP JP12853780U patent/JPS6346380Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5752451U (ja) | 1982-03-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6346380Y2 (ja) | ||
| US2296599A (en) | Hinged plug-cover for containers | |
| JPS5834025Y2 (ja) | 容器 | |
| US2106330A (en) | Can | |
| JPS5816517Y2 (ja) | 瓶蓋 | |
| JPS6236756Y2 (ja) | ||
| JPH0535080Y2 (ja) | ||
| JPS60195753U (ja) | 注出口付きキヤツプ | |
| JPS5923720Y2 (ja) | 瓶蓋 | |
| JPS5855059U (ja) | 液体注出容器の中栓 | |
| JPS5827962Y2 (ja) | 容器蓋のヒンジ | |
| JPS6228907Y2 (ja) | ||
| JPS6213533Y2 (ja) | ||
| JPH0123967Y2 (ja) | ||
| JP3383106B2 (ja) | 蓋体の弾性反転機構 | |
| JPS6118708U (ja) | 化粧料容器 | |
| KR960005130Y1 (ko) | 화장품 용기의 뚜껑 체결구조 | |
| JPS631747U (ja) | ||
| JPS6171586U (ja) | ||
| JPH038593Y2 (ja) | ||
| JPS6014689Y2 (ja) | 蓋付容器 | |
| JPS588662Y2 (ja) | 収納ケ−ス | |
| JPH0316589Y2 (ja) | ||
| JPH047090Y2 (ja) | ||
| JPS60163247U (ja) | 容器の蓋 |