JPS6346322B2 - - Google Patents

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JPS6346322B2
JPS6346322B2 JP13800483A JP13800483A JPS6346322B2 JP S6346322 B2 JPS6346322 B2 JP S6346322B2 JP 13800483 A JP13800483 A JP 13800483A JP 13800483 A JP13800483 A JP 13800483A JP S6346322 B2 JPS6346322 B2 JP S6346322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
core
small holes
wick
expanded
Prior art date
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Expired
Application number
JP13800483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6029503A (ja
Inventor
Shinichi Nakamura
Tadashi Yamazaki
Tomomasa Bandai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13800483A priority Critical patent/JPS6029503A/ja
Publication of JPS6029503A publication Critical patent/JPS6029503A/ja
Publication of JPS6346322B2 publication Critical patent/JPS6346322B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Wick-Type Burners And Burners With Porous Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は石油ストーブ等の石油燃焼器具に関す
るものである。
従来例の構成とその問題点 従来の石油ストーブは第7図に示すように灯芯
15の内、外に芯案内筒16、芯外筒17を設け
てなり、灯芯15より自熱で気化した灯油ガスを
前記芯案内筒16、芯外筒17上に載置されたチ
ムニ18で混合・燃焼させる構成になつている。
この構成の石油ストーブでは、長時間の燃焼によ
つて芯気化部に対する外部からの空気の供給が不
足し気味でガスが滞留しやすく、灯芯表面へのタ
ールの生成とその滞積により芯がスムーズに降下
しなくなる、いわゆる芯上下不良をおこしやすく
なるという問題があつた。また大地震が起きた時
など、火炎の危険を防止するため、対震装置に連
動して芯が降下し消火する構成になつているが、
前述したごとく、芯近傍の灯油未燃ガスが多いた
め、瞬時(10秒以内)に必ずしも消火しないとい
う問題があつた。
発明の目的 本発明は上記問題点に鑑みてなしたもので、燃
焼特性を向上させ長期間の燃焼性能を保証すると
共に、緊急時の震動消火特性を向上させることを
目的としたものである。
発明の構成 上記目的を達成するため本発明は、芯外筒の上
端を芯案内筒の上端よりも突出させてその部分を
拡管し、その周壁に複数個の小穴をあけ、さらに
芯外筒の灯芯が上下する面の上方部の周壁にも複
数個の小穴をあけ、この上下に近接する小穴同志
が垂直方向に一列にならないように構成してあ
る。
実施例の説明 以下その一実施例を第1,2図を用いて説明す
る。第1,2図において、1は置台で、タンク1
1を金具(図示せず)で固定している。タンク1
1には芯案内筒10を圧入すると共にタンク上に
芯外筒9を接続し、その両筒間を灯芯12が上下
できるように構成してある。この灯芯12は金具
を介して(図示せず)第1図に示す芯上下ツマミ
3によつて上下可能になつている。また前記芯外
筒9はその上部に芯外筒継筒8を圧入一体化して
あり、芯外筒継筒8の上部は外方へ拡管して大径
としてある。そしてこの芯外筒継筒8と芯案内筒
10の上には燃焼筒7が載置され、燃焼が行なわ
れる。
さて次に燃焼中の芯近傍の状態について説明す
ると、第3図に示すように、芯案内筒10の上端
火皿部より上方に突出された灯芯12は点火ヒー
タ等で着火された後は温度が150〜270℃程度まで
上昇し、この自熱温度により灯油を順次気化して
いく。この時第3図に示してあるように、灯芯1
2の外・内の先端と芯案内筒10、芯外筒継筒8
の段部でできる三角形の部分が空気不足になりや
すく濃密ガスの滞留部分となる。ここで上記芯案
内筒10側のガス滞留部は断面積も小さくチムニ
を形成する内炎筒7bに設けられる小穴の下から
一段目を内炎筒下端近く(約2.5mm程度)にすれ
ば濃密ガスの滞留を解消することができる。しか
しながら芯外筒継筒8側のガス滞留部分は断面積
も大きく、上部を拡管している分だけ小穴8a,
8bからの空気が入りずらく、燃焼時間がのび、
タールが生成しやすい。(この拡管部と灯芯の距
離が近いと穴から逆火する場合があり最低2mmの
距離が必要である。) そこでこの拡管部のすぐ下の周壁に8cの小穴
を複数個設けてやると、ドラフト作用により空気
が吸い込まれこの部分に滞留するガスと混合して
希釈し、タールの生成を抑制し燃焼のライフ性能
を大巾に向上することが可能になる。
ちなみに灯油に軽油を混入させた加速試験用灯
油で比較試験を行なつた結果では、タール生成に
よる芯上下不良をおこす時間が2〜2.5倍まで延
長し、大きな効果があることが確認された。
また灯芯12が下がつた場合も、瞬間的に8c
の小穴から芯外筒9と芯案内筒10の間の空間に
空気がながれて、消火時間を10〜20%短縮する効
果がある。
ところで芯外筒9を形成する場合、上端を延長
して拡管せずに第4図に示すように芯案内筒10
と芯外筒継筒8の上端を同一線上に構成し、芯外
筒継筒8に8cの小穴を複数個設ける方式はすで
に知られているが、この方式にした場合は以下に
述べるような理由から本発明に詳述したような効
果は期待できない。その理由の第1は、芯外筒継
筒8及び芯案内筒10の上に外炎筒7a、内炎筒
7bから燃焼筒7が載置されているわけである
が、通常燃焼時の膨張等を考慮して若干の移動が
可能な設計になつている。すなわち芯案内筒1
0・芯外筒継筒8と外炎筒7a・内炎筒7bは必
ずしも同軸上にはなく、上記部品と灯芯とで構成
される空間も場所によつてまちまちであり、小穴
8cからの空気の導入も均一な効果をだすことが
困難となる。従つて燃焼のライフ特性にも機器に
よるバラツキが大きくなつてしまう。第2の理由
は芯外筒継筒8の小穴8cと外炎筒7aの下一段
目の小穴7cとの垂直方向の位置関係であり、外
炎筒7aが周方向に回動可能なため、第4図bに
示すように直列の穴配置になる可能性がある。一
般に灯芯近傍の穴からの空気は灯芯の気化量に非
常に大きな影響を与え、図のように穴の真上に穴
がある場合は、上の穴に保炎がつきやすく温度が
上昇して発熱量は増加するが、器具により発熱量
のバラツキが大きくなつたり、シヨツクで保炎が
とぶと大きな発熱量変化をおこしたりする。また
点火時には灯油気化量に対して空気過剰となり初
期は一酸化炭素が多く発生するという問題をかか
えていた。
しかるに本発明の第3図に示す芯外筒継筒8の
上端を延長して拡管し小穴を設ける本考案の方式
は、灯芯気化部近傍の同軸度が一定であり、また
穴配列も固定されているため、8bと8cの穴は
同列上にならず安定した特性を保持することが可
能になる。
なお第6図は本発明における他の実施例を示す
もので、芯外筒継筒8の下段の穴8cに対し、8
a,8bの穴とも垂直方向に直線上に配列しない
ようにしたものである。これにより第5図に示す
穴配列では、8cから入る空気により8aの穴が
直列になつているため保炎する可能性があるが、
本構成ではそれも防止でき、より安定した燃焼
と、点火初期の一酸化炭素の発生量の防止が可能
である。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、灯芯気化部
の滞留ガスを減少するために、芯外筒を延長して
拡管し、その周壁に複数個の小穴を設けるという
簡単な構成で、燃焼のライフ性能を二倍以上のば
すことが可能となり、かつ緊急消火時の消火時間
を短縮できるという、非常に大きな効果がある。
加えて本発明によれば燃焼の安定化と点火初期の
一酸化炭素の発生量を少なくすることができる
等、その効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における石油燃焼器
具の外観斜視図、第2図は同燃焼部の断面図、第
3図a,bは同要部の拡大断面図と拡大正面図、
第4図は従来例の要部拡大断面図と拡大正面図、
第5図は本発明の芯外筒継筒の断面図、第6図は
同他の実施例を示す芯外筒継筒の断面図、第7図
は従来例を示す断面図である。 7……燃焼筒、8,9……芯外筒、8a,8
b,8c……小穴、10……芯案内筒、11……
油タンク、12…灯芯。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油タンクに連接した芯案内筒と芯外筒を有
    し、この両筒間に上下摺動自在に灯芯を設け、か
    つ上記芯外筒はその上端を芯案内筒の上端よりも
    上方に延長して拡管すると共にその周壁に略等分
    に複数個の小穴を設け、かつ非拡管部上端近傍に
    略等分の複数個の小穴を拡管部の小穴と上下直列
    一致しないように形成し、上記芯外筒・芯案内筒
    の上端に燃焼筒を載置してなる石油燃焼器具。 2 上記芯外筒の拡管部に設ける小穴を上下二段
    とし、この二段の小穴のいずれもが非拡管部に設
    けた複数個の小穴と上下直列状に一致しないよう
    に配列してある特許請求の範囲第1項記載の石油
    燃焼器具。
JP13800483A 1983-07-28 1983-07-28 石油燃焼器具 Granted JPS6029503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13800483A JPS6029503A (ja) 1983-07-28 1983-07-28 石油燃焼器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13800483A JPS6029503A (ja) 1983-07-28 1983-07-28 石油燃焼器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6029503A JPS6029503A (ja) 1985-02-14
JPS6346322B2 true JPS6346322B2 (ja) 1988-09-14

Family

ID=15211806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13800483A Granted JPS6029503A (ja) 1983-07-28 1983-07-28 石油燃焼器具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63292965A (ja) * 1987-05-27 1988-11-30 Metoran:Kk 人工呼吸器におけるpeep装置

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Publication number Publication date
JPS6029503A (ja) 1985-02-14

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