JPS6346285A - パ−ル調接着シ−ト - Google Patents

パ−ル調接着シ−ト

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JPS6346285A
JPS6346285A JP61189645A JP18964586A JPS6346285A JP S6346285 A JPS6346285 A JP S6346285A JP 61189645 A JP61189645 A JP 61189645A JP 18964586 A JP18964586 A JP 18964586A JP S6346285 A JPS6346285 A JP S6346285A
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JP
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adhesive sheet
pearlescent
pearl
resin film
layer
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Katsura Ochi
桂 越智
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パール顔料を含有する装飾用接着シートに関
し、本発明のパール調接着シートは、所望の各種被着体
に貼り付けることにより、パール顔料の持つ真珠光沢、
独特のパール調色調を生かした装飾を施すことができる
〔従来の技術〕
パール関接着シートとしては、従来より種々のものが知
られており、例えば、メルク社のカタログには、パール
顔料を添加したPvCシートが提案されている。
また、パール顔料を含有する層と不透明な下地層とから
なる樹脂フィルムとしては、特開昭58−59079号
公報に記載のものが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、パール顔料は一般に光透過性のものが多
いため、下地の色により接着シートの外観が異なること
を嫌う装飾用接着シートの用途分野においては、メルク
社のカタログの如きパール開接着シートは、限定された
用途にしか使用できないのが実情である。
また、特開昭58−59079号公報に記載のフィルム
は、その明細書の記載から明らかな如く、パール調のシ
ートを目的とするものではなく、金屈光沢調のシートを
目的としており、従ってパール顔料の含有量が少なく、
パール顔料含有層をバール調に着色するパール調接着シ
ートとは全く異なるものである。
更に、上記公報に記載のフィルムは、装飾用接着シート
とは用途分野が異なり、収縮チューブを主目的とする提
案であるため、装飾用接着シートに必要な貼り作業性に
係るシートの柔軟性、更には、表面に装飾用印刷がなさ
れる場合における印刷層のはじき、密着等に係るシート
の表面張力等の特性についの考慮が全くなく、斯る金属
光沢フィルムは、装飾用接着シートとは全くことなるも
のである。
従って、本発明の目的は、これらの従来技術が有してい
た上述の問題点を解決し、いかなる色の被着体に貼り付
けても、略同様のパール顔料強持の真珠光沢、及び下地
層としての接着剤層の色と相俟った特異なパール調色間
を示す美麗な接着シートを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、パール顔料を1.5〜15−t%金含有、全
光線透過率が30%〜80%で明彩度CLa 、m b
mが40以上の半透明樹脂フィルム層と、全光線透過率
が25%以下の着色された半透明乃至半透明接着剤層と
を積層固定してなり、全光線透過率が15%以下で実質
的に不透明であることを特徴とするパール調接着シート
を提供することによって、上記の目的を達成したもので
ある。
以下、本発明のパール調接着シートについて詳述する。
本発明の接着シートは、樹脂フィルム層に接着剤層を積
層固定してなるもので、樹脂フィルム層には、パール顔
料が含有されている。
上記パール顔料としては、好ましくは雲母タイプで、平
均粒径5〜80μのものが用いられる。
又、パール顔料は、パール顔料強持の真珠光沢、特異な
色調を出すために、1.5〜15wt%、好ましくは3
〜12wt%、更に好ましくは5〜10wt%の範囲で
樹脂フィルム層に含有される。l、5wL%未満の含有
量では、パール顔料強持の真珠光沢、特異な色調を出す
ためには不充分であり、15wt%超の含有量では、却
ってパール顔料強持の真珠光沢、特異な色調が失われる
傾向にあり、且つ価格的に好ましくない。
また、−1記樹脂フイルム屓は、その材質に特に制限は
なく、塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系
樹脂等で形成できるが、特に、耐候性、耐溶剤(例えば
耐ガソリン)性、印刷性等に優れた塩化ビニル系樹脂、
中でもペーストレジンで形成するのが好ましい、又、+
)f脂フィルム層は、降伏応力5にg10+s2以下の
柔軟なフィルムとして形成するのが好ましい、好ましい
樹脂フィルム層の厚みは20−100μである。又、樹
脂フィルム層は、半透明であることが醪・要で、パール
顔料の種類、含有量、使用する樹脂、着色の有無等によ
っても異なるが、パール顔料独特の真珠光沢及び特異な
色調を接着シートに持たせると同時に、接着シートに下
地隠蔽性を持たせる上で、その全光線透過率を30〜8
0%、好ましくは40〜75%に調製する。更に、樹脂
フィルム層は、そこに含有されるパール顔料により、パ
ール顔料独特の真珠光沢及び特異なパール調色調を接着
シートに持たせる上で、その明彩度CL”a″b“を4
0以上、好ましくは50以上、更に好ましくは55以上
に調製する。ここで、明彩度cL″a″b1とは、黒色
パネル上にて積分球方式分光光度計で測色したC11、
E、1976 (L”、a”、b層)色空間において、
明彩度cL″a”b″=F;111コ;巧として表され
る。又、樹脂フィルム層は、その表面の印刷特性を良好
にするため、表面張力が32dyne/cm以上となる
ように11製するのが好ましい、又、本発明のシートを
屋外用途に使用する場合等においては、樹脂フィルム層
に、パール顔料の他、紫外線吸収剤を0.2〜3wt%
含有させることができる。
紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール系紫外線吸
収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、シアノアクリレ
ート系紫外線吸収剤等を用いることができる。又、樹脂
フィルム層には、上記の全光線透過率を損なわない範囲
で着色することによりパール調色相に変化を持たせるこ
とができるし、又、スクリーン印刷、オフセント印刷、
グラビア印刷、凸版印刷等の印刷を施すことができる。
また、上記接着剤層は、特にその材質に制限はなく、ア
クリル系、ゴム系樹脂等で形成できるが、特に、貼り付
は作業性、屋外使用での耐候性等の観点から、アクリル
系樹脂を主体とする感圧粘着剤で形成するのが好ましい
。好ましい接着剤層の厚みは10〜50μである。又、
接着剤層は、半透明乃至不透明であることが必要で、全
光線透過率が25%以下、好ましくは20%以下、更に
好ましくは15%以下であることが必要である。全光線
透過率が25%超であると、接着シート全体の全光11
j遇過率を後述の如<15%以下とする・Q・要上、パ
ール関半透明樹脂フィルム層の全光線透過率を必要以上
に下げる必要性が生しるため好ましくない、又、接着剤
層には、上記の全光線透過率を所望の値とするため、更
には上層のパール調半透明樹脂フィルム層を過通した光
を所望の波長分布で反射させるため、着色剤により着色
を施す。
着色剤としては、−船釣な着色剤が使用され、例えば、
TiO2、シアンブルー、黄鉛等が挙げられる。又、接
着剤層には、通常、剥離紙が貼着される。
また、本発明のパール調接着シートは、その全光線透過
率が、15%以下、好ましくは10%以下で、実質的に
不透明であることが必要である。
全光線透過率が15%超であると、下地の色により接着
シートの外観が異なることとなり、好ましくない。
本発明において、パール顔料含有半透明樹脂フィルム層
は、パール顔料独特の真珠光沢を現わす層として、更に
は、半透明層として光を透過させ、下地層としての着色
半透明乃至不透明接着剤層からの反射光を受けてパール
顔料の持つ独特の色調と相俟って美麗な色調を現わす屓
として働り。
本発明において、下地層としての着色半透明乃至不透明
接着剤層は、接着剤として、本発明のパール調接着シー
トを被着体に接着させる機能を持つことは勿論、樹脂フ
ィルム層からの遇過光を好みの色調で反射させることに
より、接着シートとしての色調をコントロールする機能
をも持つ、更には、この着色接着剤層は、半透明乃至不
透明として、接着シートに隠蔽力を持たせる動きをもす
る。
而して、本発明のパール調接着シートの製造は、例えば
、樹脂フィルム層形成用の樹脂、可塑剤、安定剤及び希
釈剤等からなる混合液に、パール顔料を均一に分散させ
、これを台紙上に塗布し、乾燥、ゲル化させ樹脂フィル
ム層を形成し、該樹脂フィルム層と、別途剥離紙上に調
製した着色接着剤層と貼り合わせて行うことができる。
本発明のパール調接着シートは、装飾用接着シートとし
て使用され、必要に応し所望のサイズ、形にカットし、
簡単に所望の被着体に貼り付けることができるもので、
特に所望の被着体が曲面を有するような場合においても
、その柔軟性を生かし簡単に曲面にフィツトさせて貼り
付けることができるものである。そして、この貼り付に
より、被着体(下地)を隠蔽し、被着体の色に左右され
ずに、いかなる色の被着体に貼り付けても、略同様のパ
ール顔料独特の真珠光沢、及び着色接着剤層の色と相俟
った特異な色間を示すものである。
〔実施例〕
次に、実施例を挙げ、本発明のパール調接着シートを更
に具体的に説明する。
実施例1 塩化ビニル樹脂(日本ゼオン特製、商品名:ゼオン12
1)  l 00712量部に、ポリエステル可塑剤(
アデカ・アーガス化学fIil製、商品名: PN−4
00)35重量部、安定剤(勝因化工n製:商品:名T
M−181FSJ)3重量部、及び希釈剤としてブチル
セロソルブ50重量部を加え、デイスパーにて攪拌混合
した。
この混合液を、卓上サンドミルにて充分に粉砕、分散さ
せた後、パール顔料(メルク社製、商品名:イリオジン
219)10ffl量部を加え、スターラーにて均一分
散するように攪拌した。
この混合液を100μをPET(ポリエチレンテレフタ
レー日フィルムの上に塗布し、乾燥、ゲル化させ厚み約
50μの樹脂フィルム層を造った。
また、アクリル系粘着剤(日本カーバイド工業特製、商
品名:KP−802LC)100重量部(固形分35w
L%)に、TiO2(石屋産業ra製、商品名:CR−
90)5m1部、シアニンブルー(BASF製、商品名
: Heliogen Blue K 6840)0.
5重量部を加え、インクミルにて充分に混練した着色粘
着剤液を、剥離紙(四国製紙特製、商品名:5P−11
3E)の上に塗布、乾燥させ、厚み約30μの着色接着
剤層を造った。
この着色接着剤層と上記の樹脂フィルム層とを貼り合わ
せ、接着シートを得た。
得られた接着シートは、下記表1に示す通り充分に隠蔽
性があり、且つパール顔料独特の真珠光沢、下地接着剤
層の色と相俟ったバール調色調に優れた非常に美麗なシ
ートであった。
実施例2 パール顔料としてイリオジン103を使用して樹脂フィ
ルム層を造り、シアニンブルーに代えてポリアゾレフト
を0.3重量部添加した以外は、全て実施例1と同様に
して接着シートを得た。
得られた接着シートは、下記表1に示す通り充分に隠蔽
性があり、且つパール顔料独特の真珠光沢、下地接着剤
層の色と相俟ったバール開色調に優れた非常に美麗なシ
ートであった。
尚、下記表1における全光線透過率、測色値、降伏応力
、表面張力、変角測色値は、以下の試験方法により測定
した。
■全光線透過率 JIS  K−6714の平行光線通過率の測定に準拠
して全光線通過率を測定した。
但し、半透明樹脂フィルム層については単独で、又着色
接着剤層については全光線通過率88.2%のPETフ
ィルムを両側に積層固定して、更にパール圀接着シート
については接着剤層側に同じ<、PETフィルムを積層
固定してそれぞれ全光線透過率を測定した。
測定器;■東洋精機製作所載 直読へイズメーター ■測色値 半透明樹脂フィルム層についてはフィルムを日本テスト
パネル特製アルキッドメラミン黒色板上に載せて、又着
色接着剤層については片側に■と同様のPETフィルム
を積層固定した後同じく黒色板上に貼り付けて、更にパ
ール調接着シートについては同じく黒色板上にそのまま
貼り付けてそれぞれ測色した。
測色値は、標準の光CについてC,1,E。
1976(L・、  a”、  b’)色空間により表
色した。
測定器; Kollsorgen Corporati
on製Macbeth Spectrophotome
terColor−Eye  MS−2020■降伏応
力 JIS  K−6734に71!1処し引張試験を実施
しく但し、引張速度は200mm/win、)  :降
伏点における荷重を試料断面積で除した値(にg/an
2)を降伏応力とした。
0表面張力 JIS  K−6768に!1!1処しぬれ試験を実施
し、ぬれ指数をもって表面張力(dyne/cm) と
した。
■変角測色値 パール国接着シートをアルキッドメラミン黒色板上に貼
り付け、入射角50°、受光角40°における測色値を
もって変角測色値とした。
測色値は、標準の光CについてC,1,E。
1976 (L”、  a’、  b”)色空間により
表色した。
測定器;村上色彩技術研究所載 高速分光光度計CMS−1200型 注)受光量スケールオーバーのため、受光量は、3/1
0に絞って測色した。
表   1 〔発明の効果〕 本発明のパール調接着シートは、被着体(下地)を隠蔽
し、被着体の色に左右されずに、いかなる色の被着体に
貼り付けても、被着体の色に左右されることなく、略同
様のパール顔料独特の真珠光沢、及び接着剤層の色と相
俟った特異な色調を示すもので、美麗なことと相俟ち、
装飾用シートとしての価値の高いものである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パール顔料を1.5〜15wt%含有し、全光線
    透過率が30%〜80%で下記明彩度C_L^m_a^
    m_b^mが40以上の半透明樹脂フィルム層と、全光
    線透過率が25%以下の着色された半透明乃至不透明接
    着剤層とを積層固定してなり、全光線透過率が15%以
    下で実質的に不透明であることを特徴とするパール調接
    着シート。 記 〔明彩度C_L^m_a^m_b^m;黒色パネル上に
    て積分球方式分光光度計で測色したC.I.E.197
    6(L^m、a^m、b^m)色空間において、√[L
    ^m^2+a^m^2+b^m^2]をもって明彩度C
    _L^m_a^m_b^mとする。〕
  2. (2)樹脂フィルム層の厚みが20〜100μで、接着
    剤層の厚みが10〜50μである、特許請求の範囲第(
    1)項記載のパール調接着シート。
  3. (3)樹脂フィルム層が塩化ビニル系樹脂よりなる、特
    許請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載のパール調
    接着シート。
  4. (4)接着剤層がアクリル系粘着剤よりなる、特許請求
    の範囲第(1)項乃至第(3)項の何れかに記載のパー
    ル調接着シート。
  5. (5)樹脂フィルム層が降伏応力5Kg/mm^2以下
    の柔軟なフィルムである、特許請求の範囲第(1)項乃
    至第(4)項の何れかに記載のパール調接着シート。
  6. (6)樹脂フィルム層が紫外線吸収剤を含有している、
    特許請求の範囲第(1)項乃至第(5)項の何れかに記
    載のパール調接着シート。
  7. (7)パール顔料が平均粒径5〜80μの雲母タイプの
    パール顔料である、特許請求の範囲第(1)項乃至第(
    6)項の何れかに記載のパール調接着シート。
  8. (8)塩化ビニル系樹脂がペーストレジンである、特許
    請求の範囲第(3)項記載のパール調接着シート。
  9. (9)樹脂フィルム層の表面張力が32dyne/cm
    以上である、特許請求の範囲第(1)項乃至第(8)項
    の何れかに記載のパール調接着シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100770697B1 (ko) 2006-10-23 2007-10-29 주식회사 타이가 막 제조방법
CN109836733A (zh) * 2019-03-06 2019-06-04 代东海 一种环保阻燃色彩美边条

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