JPS6346267B2 - - Google Patents

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JPS6346267B2
JPS6346267B2 JP58090809A JP9080983A JPS6346267B2 JP S6346267 B2 JPS6346267 B2 JP S6346267B2 JP 58090809 A JP58090809 A JP 58090809A JP 9080983 A JP9080983 A JP 9080983A JP S6346267 B2 JPS6346267 B2 JP S6346267B2
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JP
Japan
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signal
ignition
capacitor
circuit
voltage
Prior art date
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Application number
JP58090809A
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English (en)
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JPS59218363A (ja
Inventor
Hideki Yugawa
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Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusan Denki Co Ltd filed Critical Kokusan Denki Co Ltd
Priority to JP58090809A priority Critical patent/JPS59218363A/ja
Publication of JPS59218363A publication Critical patent/JPS59218363A/ja
Publication of JPS6346267B2 publication Critical patent/JPS6346267B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/155Analogue data processing
    • F02P5/1558Analogue data processing with special measures for starting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内燃機関の点火装置を機関の回転速度
に応じて変化させる電子制御式の進角または遅角
回路を備えた内燃機関用点火装置に関するもので
ある。
従来技術 最近、排気ガスの浄化や燃料の消費量の節減を
図るため、機関の点火位置を正確に制御すること
が要求されるようになつている。そのため、電子
回路を用いて点火位置を制御する電子制御式の点
火方式が種々提案されており、その1つとして、
機関の1点火サイクル(各気筒において1度点火
が行なわれてから次の点火が行なわれるまでの期
間)に相当する長さの区間内に充電区間と放電区
間とを設定して充電区間でコンデンサを定電流充
電した後放電区間で該コンデンサを放電させ、こ
のコンデンサの放電時の端子電圧を基準電圧と比
較してコンデンサの端子電圧が基準電圧以下にな
つた角度位置で点火信号を発生させることにより
点火位置を進角させる進角回路を用いたものがあ
る。また同種の点火方式として、機関の1点火サ
イクルに相当する長さを越えない範囲で設定した
一定の充電区間の終了位置でコンデンサを放電さ
せ、該コンデンサの充電時の端子電圧を基準電圧
と比較して該端子電圧が基準電圧以上になつたと
きに点火信号を発生させて内燃機関の回転速度の
上昇に伴つて点火位置を遅角させる遅角回路を用
いたものがある。そしてこれらの方式を単独でま
たは適宜に組合せて用いることにより、種々の特
性をもつた内燃機関用点火装置を得ることができ
る。
第1図は本出願人が先に提案したこの種の内燃
機関用点火装置の一般的な構成を示したもので、
同図の点火装置においては、前記進角回路が用い
られている。第1図においてaは直流電源回路
DCから定電流回路b及び放電阻止用ダイオード
cを通して定電流で充電される積分コンデンサ、
dはコンデンサaを一定の時定数で放電させる放
電回路を構成する電流制限手段(定電流回路また
は抵抗)、eは充放電区間制御用スイツチで、ス
イツチeの制御端子には機関と同期回転する信号
発電機内に設けられた信号コイルfの出力を入力
として矩形波信号を発生する矩形波発生回路gの
出力が入力されている。信号コイルfは第2図B
に示したように、機関の1点火サイクル当り1サ
イクルの信号を機関の所定の回転角度位置で発生
するもので、第2図Bに示した例では機関の上死
点TDCの前角度θ2の位置で1山の負方向信号
(第1の半サイクルの信号)ES1を発生し、次いで
上死点前角度θ1の位置で1山の正方向信号(第2
の半サイクルの信号)ES2を発生するようになつ
ている。矩形波発生回路gは上記負方向信号ES1
をそのまま同幅の矩形波信号Vg(第2図C)に変
換して該矩形波信号が発生している区間スイツチ
eを導通状態にする。hは点火信号発生用の電圧
比較器で、この比較器にはコンデンサaの端子電
圧Vcと基準電圧発生回路iから得られる基準電
圧Vrとが入力され、コンデンサaの端子電圧Vc
が基準電圧Vr以下になつたときに電圧比較器h
により得られる信号が点火位置を定める点火信号
としてオア回路jを介して点火回路kに入力され
ている。信号コイルfの正方向信号出力ES2はオ
ア回路jを介して点火回路kに点火信号として供
給されると同時にコンデンサaの両端に並列接続
されたリセツト用スイツチmの制御端子に供給さ
れている。点火回路kは点火信号が与えられたと
きに点火用の高電圧を発生し、この高電圧を点火
プラグに印加して点火動作を行なわせる。
上記の点火装置では、コンデンサa、定電流回
路b、ダイオードc、電流制限手段d、充放電区
間制御用スイツチe、比較器h及び基準電圧発生
回路iにより、矩形波発生回路gから矩形波信号
Vgが出力されている間に機関の回転速度に応じ
て発生位置が変化する点火信号を出力する点火信
号発生回路Iが構成されている。この点火装置に
おいて、機関の回転数がアイドリング回転数N0
(RPM)から設定回転数N1(>N0)までの低速領
域にある場合には、信号コイルfの負方向信号
ES1の波高値が矩形波発生回路gを動作させる値
に達しないため、矩形波発生回路gは矩形波信号
を出力しない。このとき点火信号発生回路Iは点
火信号を発生せず、信号コイルfから得られる正
方向信号ES2により点火回路kに点火信号が与え
られる。正方向信号ES2の立上りを急峻にしてお
くと、この正方向信号ES2により点火信号が与え
られる位置はほぼ正方向信号ES2の立上り位置θ1
となり、機関の点火位置は回転数N(RPM)に対
して略一定となる。機関の回転数がN1以上にな
ると信号コイルfの負方向信号ES1が矩形波発生
回路gを動作させるレベルに達するため、矩形波
発生回路gから矩形波信号Vgが発生する。この
ときコンデンサaの端子電圧Vcの回転角θに対
する波形は、第2図Aに示す通りで、信号コイル
fの正方向信号ES2の立下り位置θ5から次の負方
向信号ES1の立上り位置θ2まで一定の勾配で上昇
(定電流充電)し、角度θ2から次の角度θ1までの
間一定の勾配で下降する波形になる。そしてコン
デンサaの放電時の端子電圧Vcが基準電圧Vr以
下になる位置θaで比較器hにより点火信号が与
えられる。角度θ2におけるコンデンサaの充電電
圧は機関の回転転速度の上昇に伴つて第2図Aに
破線で示したように低下していくため、この点火
位置(コンデンサaの端子電圧が基準電圧Vr以
下になる位置)θaは機関の回転速度の上昇に伴
つて進んでいく。機関の回転数が設定回転数N2
以上になると、矩形波信号(負方向信号ES1)が
角度θ2で立上つた時点でコンデンサaの端子電圧
Vcが既に基準電圧Vr以下になつているように設
定されている。したがつてこの場合矩形波信号が
角度θ2で立上ると同時に比較器hにより点火信号
が与えられ、回転数がN2以上に上昇しても点火
位置は上記角度θ2以上には進まなくなる。上記の
動作により、回転数Nに対する点火位置θiの特性
は第3図に示すように、回転数が設定値N1から
N2までの中高速領域で点火位置が上死点TDC前
角度θ1の位置から下死点BTDC側に角度θ2まで進
む特性となり、この場合進角幅θwは|θ2−θ1
となる。
ところで上記のような点火装置においては、機
関の速度の低下に伴つてコンデンサaの充電時間
(コンデンサaの充電が開始されてから矩形波信
号Vqが立上るまでの時間)が長くなつていくた
め、機関の低速時に矩形波信号Vqが立上るより
前にコンデンサaの端子電圧が電源電圧に達して
(飽和して)しまうことがある。例えば電源回路
DCが機関により駆動される発電機を電源として
いて、その出力電圧が機関の回転速度の低下に伴
つて低くなつていく場合には、機関の低速時にお
けるコンデンサaの端子電圧VCLの変化及び高速
時におけるコンデンサaの端子VCHの変化は第4
図に示すようになり、矩形波信号が立上る角度θ2
の位置よりも前の位置で低速時におけるコンデン
サの端子電圧VCLが飽和する。また電源回路DC
がバツテリを電源としていて機関の回転速度の如
何に拘らずその出力電圧が略一定である場合に
は、低速時及び高速時のコンデンサaの端子電圧
VCL及びVCHはそれぞれ第5図のようになり、こ
の場合も低速時における端子電圧VCLが角度θ2
り位相が進んだ位置で飽和してしまう。このよう
に、機関の低速時にコンデンサaの端子電圧が飽
和すると、低速時における本来の点火位置θ1より
も前の位置θ0でコンデンサaの放電時の端子電圧
が基準電圧Vr以下になり、この位置θ0で点火動
作が行なわれるようになる。このような状態にな
ると、低速時に点火位置が本来の位置θ1よりも
Δθ(=|θ1−θ0|)だけ進角することになり、機
関の始動時に着火がうまく行なわれなくなつて始
動が困難になることがある。
発明の目的 本発明の目的は、機関の低速時に進角動作が行
なわれるのを防止した電子制御式の内燃機関用点
火装置を提供することにある。
発明の構成 本発明は、点火信号が与えられたときに動作す
る1次電流制御スイツチにより点火コイル1次電
流を制御して点火動作を行なわせる点火回路と、
内燃機関の1点火サイクル当り1サイクルの信号
を出力する信号コイルと、前記信号コイルの先に
発生する第1の半サイクルの信号を入力として矩
形波信号を発生する矩形波発生回路と、直流電源
回路の出力により前記矩形波信号の立上り位置よ
り位相が進んだ定位置から略定電流で連続充電さ
れるコンデンサと、前記矩形波信号が発生してい
る期間導通するスイツチを有して該スイツチを通
して前記コンデンサを一定の時定数で放電させる
コンデンサ放電回路と、前記コンデンサの放電時
の端子電圧を基準電圧と比較して該コンデンサの
放電時の端子電圧が該基準電圧以下になつたとき
に前記点火信号を発生する点火信号発生用電圧比
較器とを備えた内燃機関用点火装置であつて、本
願第1の発明においては、前記コンデンサの端子
電圧を設定電圧と比較して該端子電圧が設定電圧
未満のときに進角動作許可信号を出力する許可信
号発生用比較器と、前記矩形波信号と前記進角動
作許可信号とを入力として両信号が同時に入力さ
れたときに前記スイツチの制御端子に該スイツチ
を導通させるための導通信号を与えるアンド回路
とが設けられる。
また本願第2の発明は、特に前記直流電源回路
が内燃機関により駆動される発電機を電源とする
ように構成されている場合であつて、この第2の
発明においては、該発電機または直流電源回路の
出力電圧を設定電圧と比較して該出力電圧が設定
電圧以上のときに進角動作許可信号を出力する許
可信号発生用比較器と、前記矩形波信号と前記進
角動作許可信号とを入力として両信号が同時に入
力されたときに前記スイツチの制御端子に該スイ
ツチを導通させるための導通信号を与えるアンド
回路とが設けられる。
上記第1の発明においては、第4図及び第5図
のいずれの場合にも、コンデンサaの端子電圧が
飽和した際にスイツチeの導通を阻止できるた
め、低速時に進角動作が行なわれるのを防止する
ことができる。また第2の発明によれば、第4図
のように機関の低速時に電源回路の出力電圧の不
足によりコンデンサaの端子電圧が飽和するのを
防いで、同様に低速時における進角動作を防止で
きる。
実施例 以下第6図乃至第12図を参照して本発明の実
施例を説明する。
第6図は本願第1の発明の実施例を示したもの
で、同図において第1図の各部と同一の部分は第
1図と同一の符号を付して説明を省略する。第6
図の実施例においては、許可信号発生用比較器n
が設けられ、この比較器nには設定電圧発生回路
pから得られる設定電圧Vtと、コンデンサaの
端子電圧Vcとが入力されている。比較器nは端
子電圧Vcが設定電圧Vt未満のときにのみ高レベ
ルの進角動作許可信号Vaを出力する。この許可
信号Vaは矩形波発生回路gの出力とともにアン
ド回路qに入力され、アンド回路qの出力はスイ
ツチeを導通させる導通信号としてスイツチeの
制御端子に入力されている。比較器n、設定電圧
発生回路p及びアンド回路qにより進角動作チエ
ツク回路uが構成されている。本実施例において
直流電源回路DCはバツテリを電源とする場合の
ように機関の回転速度の如何に拘らず略一定の出
力電圧を発生するものでもよく、また機関により
駆動される発電機を電源とする場合のように、機
関の回転速度の増減に応じて出力電圧が増減する
ものでもよい。
上記のように構成すると、機関の低速時にコン
デンサaの端子電圧VCLが飽和して設定値Vtに達
しているときには、角度θ2で矩形波信号が立上つ
ても、スイツチeに導通信号が与えられないた
め、コンデンサaは放電せず、第8図に鎖線で示
したように、コンデンサaの端子電圧VCLは、角
度θ1でリセツト用スイツチmに導通信号が与えら
れるまでの間一定値を保持する。したがつて機関
の低速時には比較器h側から点火信号を与えられ
ることはなく、ほぼ角度θ1の一定位置で信号コイ
ルfの正方向信号出力ES2により点火信号が与え
られる。すなわち、機関の低速時には点火位置が
一定になり、進角動作が行なわれないため、機関
の動作を安定にすることができ、機関の始動を確
実に行なわせることができる。ここで、比較器n
に入力する設定電圧Vtは、角度θ2においてコン
デンサaの放電を開始したとした場合に、進角動
作開始回転速度では進角動作を行なわせないよう
にするためのコンデンサaの充電電圧の臨界値
Vc0以上に設定しておく。この臨界値Vc0は、該
臨界値Vc0まで充電したコンデンサaを角度θ2
らθ1まで放電させたとした場合に角度θ1において
コンデンサaの端子電圧を基準値Vrに丁度等し
くするような電圧であり、この臨界値Vc0を回転
速度Nに対して図示すると第9図の曲線イのよう
になる。今直流電源回路DCがバツテリを電源と
していて、その出力電圧V0が一定(=vc1)であ
るとし、設定回転速度N1において点火位置θiの
進角を開始させる第9図の折線ロのような進角特
性を得る場合には、設定電圧Vtを第9図のA点
とB点との間の値(vc1>Vt<vc2)に設定してお
く。
次に第7図を参照すると、本願第2の発明の実
施例が示してあり、この実施例においては、比較
器nに直流電源回路DCの出力電圧が入力されて
いる。比較器nは、直流電源回路DCの出力電圧
V0と設定電圧Vtとを比較して、出力電圧V0が設
定電圧Vtを越えたときに進角動作許可信号を出
力する。その他の構成は第6図の実施例と同様で
ある。
第7図の実施例においては、直流電源回路DC
が機関により駆動される磁石発電機を電源として
いる。そのため直流電源回路DCの低速時の出力
特性は第10図の曲線ハのようになる。この場合
もコンデンサaの充電電圧の臨界値Vc0は、回転
速度Nに対して曲線イのように変化する。この場
合は、設定電圧Vtを第10図のA点とB点との
間の値(vC1<Vt<vC2)に設定しておくことによ
り設定回転速度N1以上で点火位置が進角する同
図の折線ロのような進角特性を得ることができ
る。
第11図は第6図の実施例を更に具体的にした
実施例を示したもので、同図において1は内燃機
関と同期回転する磁石発電機内に設けられたエキ
サイタコイルである。エキサイタコイル1の一端
はダイオード2を介してコンデンサ3の一端に接
続され、コンデンサ3の他端は点火コイル4の1
次コイル4aの非接地側の一端に接続されてい
る。コンデンサ3の一端にはまた、点火コイルの
1次電流を制御する1次電流制御用半導体スイツ
チとしてのサイリスタ5のアノードが接続され、
サイリスタ5のカソードは接地されている。サイ
リスタ5のゲートカソード間には抵抗6が並列接
続され、点火コイル4の2次コイル4bには機関
の気筒に取付けられた点火プラグ7が並列接続さ
れている。ダイオード2、コンデンサ3、点火コ
イル4、サイリスタ5、抵抗6及び点火プラグ7
により、エキサイタコイル1を点火電源とする点
火回路kが構成されている。この点火回路はコン
デンサ放電式の回路として知られているもので、
エキサイタコイル1により充電されたコンデンサ
3の電荷をサイリスタ5を通して1次コイル4a
に放電させることにより点火コイルに鉄心中に大
きな磁束変化を生じさせて2次コイル4bに高電
圧を誘起させ、この高電圧により点火プラグ7に
火花を生じさせるものである。尚本発明において
この点火回路の部分の構成は任意であり、点火コ
イル4の1次電流を1次電流制御用半導体スイツ
チにより制御して点火位置で1次電流を急変させ
ることにより点火動作を行なわせる回路であれば
如何なるものでもよい。例えば点火コイルの1次
コイルに流しておいた電流を点火位置でトランジ
スタ等の半導体スイツチにより遮断することによ
り点火動作を行なわせるようにした回路や、点火
コイルの1次コイルにトランジスタ等の半導体ス
イツチとエキサイタコイルとを並列接続して点火
位置で半導体スイツチを導通状態から遮断状態に
することにより点火動作を行なわせるようにした
点火回路を用いることもできる。
上記点火回路kにおいては、サイリスタ(1次
電流制御用半導体スイツチ)5の導通位置が点火
位置となるため、このサイリスタ5のゲートカソ
ード間(制御端子間)に与える制御信号の位相を
機関の回転数(rpm)に応じて制御することによ
り点火位置を制御することができる。
直流電源DCは、一端が接地された電流用コン
デンサ8と、コンデンサ8に直列に接続された抵
抗9と、カソードが抵抗9のコンデンサ8と反対
側の端子に接続されたダイオード10と、アノー
ドを接地側にしてダイオード10、抵抗9及びコ
ンデンサ8の直列回路に対して並列に接続された
ダイオード11とからなり、ダイオード10のア
ノードがエキサイタコイル1の非接地側端子に接
続されている。この電源回路においては、エキサ
イタコイル1の図示の矢印方向の半サイクル(点
火回路kのコンデンサ3を充電する半サイクル)
の出力でコンデンサ8が図示の極性に充電され、
このコンデンサ8の電荷により後記する制御回路
に電力を供給する。尚本発明においてエキサイタ
コイル1の図示の矢印と反対方向の極性の半サイ
クルの出力を制御電源に利用してもよい。
電源用コンデンサ8の非接地側の一端には電界
効果トランジスタ(以下FETという。)12のド
レインが接続され、FET12のソースは可変抵
抗器13と抵抗器14との並列回路を通してダイ
オードCのアノードに接続されている。ダイオー
ドCのアノードはFET12のゲートに接続され、
ダイオードCのカソードと接地間に点火位置制御
用の積分コンデンサaが接続されている。FET
12、可変抵抗器13及び抵抗器14は定電流回
路bを構成するもので、この定電流回路とダイオ
ードCとにより、直流電源DCの出力でコンデン
サaを定電流充電する充電回路が構成されてい
る。コンデンサaの非接地側端子には可変抵抗器
16を介してトランジスタ17のコレクタが接続
され、トランジスタ17のエミツタは接地されて
いる。トランジスタ17のコレクタはまた前記ダ
イオードCのアノードに接続され、トランジスタ
17のベースは抵抗18を通して接地されてい
る。トランジスタ17のベースにはまた抵抗19
の一端が接続され、抵抗19の他端が後記する矩
形波発生回路gの出力端に接続される。コンデン
サaの非接地側端子にはエミツタを接地したトラ
ンジスタ20のコレクタが接続され、トランジス
タ20のベースエミツタ間には抵抗21が並列接
続されている。トランジスタ20のベースはまた
抵抗22の一端に接続され、抵抗22の他端は信
号コイルfの一端に接続されている。本実施例で
は、トランジスタ17及び抵抗18,19によ
り、コンデンサaの充放電を制御する充放電区間
制御用スイツチeが構成されている。またトラン
ジスタ20及び抵抗21,22により、信号コイ
ルfの正方向信号ES2の立上りでコンデンサaを
放電させてリセツトするリセツト用スイツチmが
構成されている。
比較器h及びnの基準電圧Vr及び設定電圧Vt
を作るための定電圧を得るため、コンデンサ8の
両端に抵抗23を介してツエナーダイオード24
が並列接続され、このツエナーダイオード24の
両端の定電圧を抵抗25及び26からなる分圧回
路により分圧して得た基準電圧Vrがコンデンサ
aの端子電圧Vcとともに比較器hに入力されて
いる。比較器hは終段にスイツチ回路を備えてお
り、コンデンサaの端子電圧Vcが基準電圧Vr以
下になつたときに該スイツチ回路を開くようにな
つている。比較器hの出力端はダイオード27を
通して点火回路kのサイリスタ5のゲートに接続
されている。
矩形波信号発生回路gは、自己保持形半導体ス
イツチとしてのプログラマブルユニジヤンクシヨ
ントランジスタ(以下PUTという。)30を備
え、PUT30のアノードは抵抗31を通してコ
ンデンサ8の非接地側端子に接続されている。
PUT30のゲートアノード間には抵抗32及び
コンデンサ33が並列接続され、PUT30のカ
ソードは前記抵抗19を通してトランジスタ17
のベースに接続されるとともに抵抗34を通して
ダイオード27のアノードに接続されている。
PUT30のゲートはトランジスタ35のコレ
クタに抵抗36を通して接続され、トランジスタ
35のベースはカソードを接地したツエナーダイ
オード37のアノードに接続されている。トラン
ジスタ35のベースエミツタ間には抵抗38が接
続され、該トランジスタのエミツタはダイオード
39を通して信号コイルfの非接地側端子に接続
されている。PUT30のアノードにはまたエミ
ツタを接地したトランジスタ40のコレクタが接
続され、トランジスタ40のベースエミツタ間に
は抵抗41が並列接続されている。トランジスタ
40のベースは抵抗42を通して信号コイルfの
非接地側の一端に接続され、信号コイルfの正方
向信号ES2により抵抗42を通してトランジスタ
40にベース電流が与えられるようになつてい
る。
上記矩形波信号発生回路gにおいては、信号コ
イルfが負方向信号ES1を発生すると、トランジ
スタ35からなる増幅回路を通してPUT30に
ゲート信号が入りPUT30が導通して矩形波信
号Vqが立上る。また信号コイルfが正方向信号
ES2を発生するとトランジスタ40が導通するた
めPUT30がしや断し、矩形波信号Vqが立下
る。すなわち矩形波信号発生回路gは、信号コイ
ルfの負方向信号ES1の立上りから正方向信号ES2
の立上りまで持続する矩形波信号Vqを出力する。
信号コイルfの非接地側端子はダイオード45
を通してサイリスタ5のゲートに接続されてい
る。本実施例ではこのダイオード45と前記ダイ
オード27とによりオア回路jが構成されてい
る。
前記ツエナーダイオード24の両端の定電圧は
また抵抗46及び47からなる分圧回路により分
圧され、この分圧回路の出力端に得られる設定電
圧Vtがコンデンサaの端子電圧Vcとともに許可
信号発生用比較器nに入力されている。比較器n
の出力端子は前記PUT30のカソードに直結さ
れている。比較器nは終段にスイツチ回路を備え
ていて、コンデンサaの端子電圧Vcが設定電圧
Vt未満のときに該スイツチ回路を開くようにな
つている。本実施例では、比較器nの出力端子を
PUT30のカソード(矩形波信号発生回路の出
力端子)に直結することによりアンド回路を構成
しており、PUT30が導通してしかも比較器n
の終段のスイツチ回路が開いているときにのみ抵
抗19を通してトランジスタ17にベース電流が
与えられるようになつている。
上記第11図の装置においてコンデンサaは直
流電源DCから定電流回路b及びダイオードCを
通して図示の極性に充電される。機関の低速時に
コンデンサaの端子電圧が設定電圧Vt以上ある
ときには、比較器nの出力段のスイツチが閉じて
いるため矩形波信号発生回路gから矩形波信号
Vqが発生してもトランジスタ17にはベース電
流が供給されない。したがつて角度θ2で矩形波信
号Vqが立上つてもトランジスタ17は導通せず、
コンデンサaの放電は行なわれない、角度θ1にお
いて信号コイルfの正方向信号ES2が立上るとダ
イオード45を通してサイリスタ5に点火信号が
与えられる。したがつて機関の低速時には、正方
向信号ES2の立上り位置θ1付近の一定位置で点火
が行なわれる。機関の回転速度が上昇し、設定回
転速度N1に達すると、コンデンサaの端子電圧
Vcが設定電圧Vt未満になるため比較器nの終段
のスイツチが開き、矩形波信号Vqが発生してい
る角度θ2〜θ1の区間トランジスタ17にベース電
流が与えられるようになる。したがつてコンデン
サaは可変抵抗器16及びトランジスタ17を通
して角度θ2〜θ1の区間一定の時定数で放電し、コ
ンデンサaの端子電圧Vcは、第2図Aに示した
ように下降していく。このコンデンサaの端子電
圧Vcが基準電圧Vrより高い間は、比較器hの出
力段のスイツチが閉じているため、直流電源DC
から抵抗31、PUT30及び抵抗34を通して
流れる電流はすべてこの比較器hの出力段のスイ
ツチを通して接地側に流れ、点火回路kのサイリ
スタ5には点火信号が与えられない。角度θiの位
置でコンデンサaの端子電圧Vcが基準電圧Vr以
下になると、比較器hの出力接点が開くため、直
流電源DCから抵抗31、PUT30及び抵抗34
を通して流れる信号電流がダイオード27を通し
てサイリスタ5に与えられ、この角度θiの位置で
点火動作が行なわれる。この角度θiの位置は、機
関の回転速度の上昇に伴つて下死点側に進角して
いき、角度θiが角度θ2の位置に達すると進角が停
止する。これらの動作は第1図の装置について説
明したのと同様である。
次に第12図は第7図の実施例を更に具体的に
した実施例を示したもので、この実施例ではエキ
サイタコイルの非接地側端子にダイオード50を
介して、トランジスタ51のコレクタが接続さ
れ、トランジスタ51のエミツタは接地されてい
る。ダイオード50のアノードには点火コイルの
1次コイル4aの一端が接続され、1次コイル4
aの他端はカソードを接地したサイリスタ5のア
ノードに接続されている。サイリスタ5のアノー
ドにはダイオード52のアノードが接続され、ダ
イオード52のカソードは抵抗53を通してトラ
ンジスタ51のベースに接続されている。ダイオ
ード50、トランジスタ51、ダイオード52、
抵抗53、サイリスタ5、点火コイル4及び点火
プラグ7により点火回路kが構成されている。こ
の点火回路kにおいては、エキサイタコイル1の
図示の矢印方向の半サイクルにおいて1次コイル
4aを通してトランジスタにベース電流が流れ、
このトランジスタが導通する。これによりエキサ
イタコイル1からダイオード及びトランジスタを
通して短絡電流が流れる。この短絡電流が十分大
きくなつた位置に設定された点火位置でサイリス
タ5のゲートに点火信号が与えられると、サイリ
スタ5が導通し、トランジスタへのベース電流を
該トランジスタから側路する。これによりトラン
ジスタがしや断状態になり、エキサイタコイル1
を流れていた電流がしや断される。この電流のし
や断によりエキサイタコイル1に高い電圧が誘起
し、この電圧が更に点火コイル4により昇圧され
て2次コイル4bに点火用の高電圧が得られる。
また本実施例では点火コイルの1次コイル4aと
サイリスタ5のアノードとの接続点に抵抗54を
通してコンデンサ55の一端が接続され、コンデ
ンサ55の他端はアノードを接地したダイオード
56のカソードに接続されている。ダイオード5
6のカソードにはダイオード57のアノードが接
続され、ダイオード57のカソードと接地間に電
源用コンデンサ8が接続されている。抵抗54、
コンデンサ55、ダイオード56,57及びコン
デンサ8により直流電源回路DCが構成されてい
る。この電源回路においては、エキサイタコイル
1の図示の矢印と反対方向の半サイクルの出力
(点火動作には寄与しない半サイクルの出力)で
コンデンサ55が図示の極性に充電され、このコ
ンデンサ55の電荷によりコンデンサ8がダイオ
ード57を通して図示の極性に充電される。コン
デンサ8の電荷で制御回路に電力を供給する点は
第11図の実施例と同様である。
積分用コンデンサaの充放電回路は第11図の
実施例と略同様に構成されているが、本実施例で
は、定電流回路bのFET12のソースに直列に
接続された可変抵抗器13と並列にコンデンサ1
4′が接続されている。また第11図の実施例で
はリセツト用スイツチmのスイツチング素子とし
てトランジスタ20が用いられたが、本実施例で
はこのスイツチング素子としてサイリスタ20′
が用いられ、サイリスタ20′のゲートが抵抗2
2を通して信号コイルfの非接地側端子に接続さ
れている。
矩形波信号発生回路gは、エミツタを接地した
トランジスタ60と、トランジスタ60のベース
にアノードを接続しカソードを信号コイルfの非
接地側端子に接続したサイリスタ61と、トラン
ジスタ60のベース及びエミツタにそれぞれカソ
ード及びアノードを接続したダイオード62と、
トランジスタ60のコレクタに一端を接続した抵
抗63と、トランジスタ60のベースと抵抗63
の他端との間に接続された抵抗64と、サイリス
タ61のゲートアノード間及びゲートカソード間
にそれぞれ並列接続された抵抗65及び66と、
信号コイルfの両端に並列接続されたコンデンサ
67とからなつており、抵抗63及び64の接続
点が点火回路kの抵抗53とダイオード52の接
続点に接続されている。この矩形波信号発生回路
gにおいてトランジスタ60は、エキサイタコイ
ル1の図示の矢印方向の半サイクルの出力で抵抗
64を通してベース電流が与えられて導通する。
角度θ2において信号コイルfに負方向信号ES1
発生するとサイリスタ61が導通するため、トラ
ンジスタ60がしや断状態になり、トランジスタ
60のコレクタの電位が上昇する。角度θ1におい
て信号コイルfに正方向信号が発生するとサイリ
スタ61がしや断状態になるためトランジスタ6
0が導通し、そのコレクタの電位が略接地電位ま
で低下する。したがつて、角度θ2から角度θ1まで
の間高レベルになる矩形波信号をトランジスタ6
0のコレクタエミツタ間に得ることができる。
進角動作チエツク回路uは、エミツタを接地し
たトランジスタ70と、トランジスタ70のコレ
クタに抵抗71を通してベースを接続したトラン
ジスタ72と、トランジスタ72のベースエミツ
タ間に並列に接続した抵抗73と、トランジスタ
70のベースエミツタ間に並列接続した抵抗74
と、トランジスタ70のベースと電源用コンデン
サ8の非接地側端子との間に接続されたツエナー
ダイオード75及び抵抗76の直列回路とからな
つている。そしてトランジスタ72のエミツタは
矩形波信号発生回路gのトランジスタ60のコレ
クタに接続され、またトランジスタ72のコレク
タは抵抗19を通してトランジスタ17のベース
に接続されている。
点火信号発生用電圧比較器hには積分用コンデ
ンサaの端子電圧Vcと基準電圧Vrとが入力され
ているが、本実施例では電源用コンデンサ8の両
端に抵抗23を介して並列接続されたツエナーダ
イオード24の両端の定電圧が基準電圧Vrとし
て比較器hに入力されている。
比較器hの出力はダイオード27を通してサイ
リスタ5のゲートに供給され、また信号コイルf
から得られる正方向信号ES2はダイオード45と、
ノイズ防止用の抵抗80及びコンデンサ81の並
列回路とを通してサイリスタ5のゲートに供給さ
れている。
第12図の実施例の進角動作チエツク回路uに
おいて、機関の回転速度が低く、コンデンサ8の
端子電圧(直流電源回路DCの出力電圧)がツエ
ナーダイオード75をブレークダウンさせる設定
電圧より低いときには、トランジスタ70にベー
ス電流が流れないため、トランジスタ70及び7
2は共にしや断状態に保持される。したがつて、
この状態では、矩形波信号発生回路gが矩形波信
号Vqを発生しても(トランジスタ60のコレク
タがエミツタに対して高電位になつても)、トラ
ンジスタ17にはベース電流が供給されない。し
たがつてトランジスタ17は導通することができ
る、積分用コンデンサaの放電は行なわれない。
この状態では、比較器h側から進角特性をもつた
点火信号が発生することはなく、点火動作はもつ
ぱら信号コイルfから発生する正方向信号ES2
よつて行なわれる。これに対し、機関の回転速度
が上昇してコンデンサ8の両端の電圧が設定電圧
以上になつたときには、ツエナーダイオード75
がブレークダウンしてトランジスタ70にベース
電流が流れるため、角度θ2で矩形波信号発生回路
gが矩形波信号Vqを発生したときにトランジス
タ72が導通してトランジスタ17にベース電流
を供給する。したがつてトランジスタ17が導通
し、コンデンサaを放電させる。このコンデンサ
aの端子電圧が基準電圧Vr以下になつたときに
比較器hが点火信号を発生し、該点火信号をダイ
オード27を通してサイリスタ5のゲートに供給
する。これにより進角動作が開始される。その他
の動作は前記実施例と同様である。
上記の説明から明らかなように、本実施例にお
いては、ツエナーダイオード75、抵抗71,7
4,76及びトランジスタ70により、進角動作
許可信号を発生する許可信号発生用比較器が構成
され、トランジスタ72及び抵抗73により矩形
波信号と進角動作許可信号とが同時に入力された
ときにコンデンサ放電回路のスイツチに導通信号
を与えるアンド回路が構成されている。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、積分用コンデ
ンサの端子電圧が設定電圧以上のとき、または電
源の出力電圧が設定電圧未満のときに、積分用コ
ンデンサの放電回路のスイツチの導通を阻止する
ようにしたので、機関の低速時に積分用コンデン
サの充電電圧の飽和により進角動作が行なわれて
機関の動作が不安定になるのを防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すブロツク図、第2図は第
1図の装置の動作を説明するための波形図、第3
図は第1図の装置により得られる進角特性の一例
を示す線図、第4図及び第5図は第1図の装置に
おいて機関の低速時に起る現象を説明する電圧波
形図、第6図及び第7図はそれぞれ本発明の異な
る実施例を示したブロツク図、第8図は第6図及
び第7図の実施例の動作を説明する電圧波形図、
第9図及び第10図はそれぞれ第6図及び第7図
の実施例において用いる比較器の設定電圧の定め
方を説明するための線図、第11図及び第12図
はそれぞれ第6図及び第7図の実施例を更に具体
的にした実施例を示す接続図である。 a……積分コンデンサ、b……定電流回路、e
……充放電区間制御用スイツチ、f……信号コイ
ル、g……矩形波発生回路、h……比較器、i…
…基準電圧発生回路、j……オア回路、k……点
火回路、m……リセツト用スイツチ、I……点火
信号発生回路、DC……直流電源回路、n……進
角動作許可信号発生用比較器、p……設定電圧発
生回路、q……アンド回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 点火信号が与えられたときに動作する1次電
    流制御スイツチにより点火コイル1次電流を制御
    して点火動作を行なわせる点火回路と、内燃機関
    の1点火サイクル当り1サイクルの信号を出力す
    る信号コイルと、前記信号コイルの先に発生する
    第1の半サイクルの信号を入力として矩形波信号
    を発生する矩形波発生回路と、直流電源回路の出
    力により前記矩形波信号の立上り位置より位相が
    進んだ定位置から略定電流で連続充電されるコン
    デンサと、前記矩形波信号が発生している期間導
    通するスイツチを有して該スイツチを通して前記
    コンデンサを一定の時定数で放電させるコンデン
    サ放電回路と、前記コンデンサの放電時の端子電
    圧を基準電圧と比較して該コンデンサの端子電圧
    が該基準電圧以下になつたときに前記点火信号を
    発生する点火信号発生用電圧比較器とを備えた内
    燃機関用点火装置において、前記コンデンサの端
    子電圧を設定電圧と比較して該端子電圧が設定電
    圧未満のときに進角動作許可信号を出力する許可
    信号発生用比較器と、前記矩形波信号と前記進角
    動作許可信号とを入力として両信号が同時に入力
    されたときに前記スイツチの制御端子に該スイツ
    チを導通させるための導通信号を与えるアンド回
    路とを具備したことを特徴とする内燃機関用点火
    装置。 2 点火信号が与えられたときに動作する1次電
    流制御スイツチにより点火コイル1次電流を制御
    して点火動作を行なわせる点火回路と、内燃機関
    の1点火サイクル当り1サイクルの信号を出力す
    る信号コイルと、前記信号コイルの先に発生する
    第1の半サイクルの信号を入力として矩形波信号
    を発生する矩形波発生回路と、前記内燃機関によ
    り駆動される発電機を電源とする直流電源回路の
    出力により前記矩形波信号の立上り位置より位相
    が進んだ定位置から略定電流で連続充電されるコ
    ンデンサと、前記矩形波信号が発生している期間
    導通するスイツチを有して該スイツチを通して前
    記コンデンサを一定の時定数で放電させるコンデ
    ンサ放電回路と、前記コンデンサの放電時の端子
    電圧を基準電圧と比較して該コンデンサの端子電
    圧が該基準電圧以下になつたときに前記点火信号
    を発生する点火信号発生用電圧比較器とを備えた
    内燃機関用点火装置において、前記発電機または
    前記直流電源回路の出力電圧を設定電圧と比較し
    て該出力電圧が設定電圧以上のときに進角動作許
    可信号を出力する許可信号発生用比較器と、前記
    矩形波信号と前記進角動作許可信号とを入力とし
    て両信号が同時に入力されたときに前記スイツチ
    の制御端子に該スイツチを導通させるための導通
    信号を与えるアンド回路とを具備したことを特徴
    とする内燃機関用点火装置。
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