JPS6345971B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6345971B2 JPS6345971B2 JP61038433A JP3843386A JPS6345971B2 JP S6345971 B2 JPS6345971 B2 JP S6345971B2 JP 61038433 A JP61038433 A JP 61038433A JP 3843386 A JP3843386 A JP 3843386A JP S6345971 B2 JPS6345971 B2 JP S6345971B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- casing member
- shaft casing
- shaft
- teeth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 31
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 31
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 31
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/04—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
- B60K17/043—Transmission unit disposed in on near the vehicle wheel, or between the differential gear unit and the wheel
- B60K17/046—Transmission unit disposed in on near the vehicle wheel, or between the differential gear unit and the wheel with planetary gearing having orbital motion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ピニオン軸、遊星歯車、遊星キヤリ
アケーシングおよび車輪ボスが可動に支持され、
内歯歯車が連結ホイールを介して軸ケーシング部
材に固定連結されている、全長が短い遊星歯車装
置を備えた車輪ボス駆動装置に関する。このよう
な車輪ボス駆動装置は特に、例えば自走式掘削
機、積込機または地ならし機のような作業機械の
駆動軸に使用される。
アケーシングおよび車輪ボスが可動に支持され、
内歯歯車が連結ホイールを介して軸ケーシング部
材に固定連結されている、全長が短い遊星歯車装
置を備えた車輪ボス駆動装置に関する。このよう
な車輪ボス駆動装置は特に、例えば自走式掘削
機、積込機または地ならし機のような作業機械の
駆動軸に使用される。
前記の車輪ボス駆動装置の場合には、遊星歯車
を含む遊星キヤリアケーシングが、軸ケーシング
部材に回転可能に支持された車輪ボスに連結さ
れ、かつ遊星歯車装置の固定された内歯歯車の反
力トルクを連結ホイールと軸ケーシング部材に伝
達する。取り外し可能にかつトルクを伝達するよ
うに連結ホイールを軸ケーシング部材に連結する
ために、従来はスプライン継手が使用された。こ
のスプライン継手の場合には、連結ホイールが軸
方向の内歯を備えたボスを有し、軸ケーシング部
材の端部の軸方向外歯に差し込まれ、そして止め
ナツトによつて軸ケーシング部材上で軸方向に保
持される。連結ホイールと軸ケーシング部材間の
このスプライン継手は、車輪ボス駆動装置のため
に比較的に大きな軸方向スペースを必要とすると
いう欠点がある。このように必要スペースが大き
いと、車輪ボス駆動装置の製作コストが高くな
り、そして車輪が個々のタイヤを備えている場合
には車輪ボス駆動装置が輪縁から外側へはみ出す
ことになる。この場合、突出した両車輪ボス駆動
装置が道路交通のために許容される車両幅を遵守
しなければならないので、輪縁間の間隔を有効利
用することができない。ヒンジを持たない車軸の
場合には、両車輪ボス駆動装置の間に更に差動装
置を含む軸ケーシング部材が、各々の車輪ボス駆
動装置の範囲において、分離した車軸管として形
成される。それによつて、他の軸ケーシング部材
から取り外し可能なこの車軸管に、スプライン継
手の軸方向の歯状部を低コストで製作することが
できる。ヒンジ付き車軸の揺動可能なかじ取りナ
ツクルが他の軸ケーシング部材から分離された車
軸管を含む場合に、工作機械上で車軸管をその長
手軸線回りに回転させて、軸方向の歯状部をフラ
イス加工によつて製作することができるようにす
るため、車軸管直径方向のかじ取りナツクル揺動
ヒンジの寸法を制限する必要があるかまたは、特
にかじ取りナツクルが一体鋳造されたリンクレバ
ーを含む場合は、車軸管の前記回転を可能にする
大型で高価な工作機械を必要とする。
を含む遊星キヤリアケーシングが、軸ケーシング
部材に回転可能に支持された車輪ボスに連結さ
れ、かつ遊星歯車装置の固定された内歯歯車の反
力トルクを連結ホイールと軸ケーシング部材に伝
達する。取り外し可能にかつトルクを伝達するよ
うに連結ホイールを軸ケーシング部材に連結する
ために、従来はスプライン継手が使用された。こ
のスプライン継手の場合には、連結ホイールが軸
方向の内歯を備えたボスを有し、軸ケーシング部
材の端部の軸方向外歯に差し込まれ、そして止め
ナツトによつて軸ケーシング部材上で軸方向に保
持される。連結ホイールと軸ケーシング部材間の
このスプライン継手は、車輪ボス駆動装置のため
に比較的に大きな軸方向スペースを必要とすると
いう欠点がある。このように必要スペースが大き
いと、車輪ボス駆動装置の製作コストが高くな
り、そして車輪が個々のタイヤを備えている場合
には車輪ボス駆動装置が輪縁から外側へはみ出す
ことになる。この場合、突出した両車輪ボス駆動
装置が道路交通のために許容される車両幅を遵守
しなければならないので、輪縁間の間隔を有効利
用することができない。ヒンジを持たない車軸の
場合には、両車輪ボス駆動装置の間に更に差動装
置を含む軸ケーシング部材が、各々の車輪ボス駆
動装置の範囲において、分離した車軸管として形
成される。それによつて、他の軸ケーシング部材
から取り外し可能なこの車軸管に、スプライン継
手の軸方向の歯状部を低コストで製作することが
できる。ヒンジ付き車軸の揺動可能なかじ取りナ
ツクルが他の軸ケーシング部材から分離された車
軸管を含む場合に、工作機械上で車軸管をその長
手軸線回りに回転させて、軸方向の歯状部をフラ
イス加工によつて製作することができるようにす
るため、車軸管直径方向のかじ取りナツクル揺動
ヒンジの寸法を制限する必要があるかまたは、特
にかじ取りナツクルが一体鋳造されたリンクレバ
ーを含む場合は、車軸管の前記回転を可能にする
大型で高価な工作機械を必要とする。
本発明の基礎とする課題は、冒頭に述べた種の
車輪ボス駆動装置を次のように形成することであ
る。すなわち、従来の車輪ボス駆動装置の前述の
欠点を除去するために、取り外し可能にかつ反力
トルクを伝達できるように連結ホイールを軸ケー
シング部材に連結するための継手の必要スペース
と、車輪ボス駆動装置の必要スペースが小さくな
り、この継手の連結部品が低コストで製作可能で
あり、そしてこの連結部品が普通の工作機械で簡
単に製作でき、しかも一体鋳造されたリンクレバ
ーを備えた軸ジヤーナルのような取り外し可能な
別個の車軸管にもこの連結部品を製作形成できる
ように、形成することである。
車輪ボス駆動装置を次のように形成することであ
る。すなわち、従来の車輪ボス駆動装置の前述の
欠点を除去するために、取り外し可能にかつ反力
トルクを伝達できるように連結ホイールを軸ケー
シング部材に連結するための継手の必要スペース
と、車輪ボス駆動装置の必要スペースが小さくな
り、この継手の連結部品が低コストで製作可能で
あり、そしてこの連結部品が普通の工作機械で簡
単に製作でき、しかも一体鋳造されたリンクレバ
ーを備えた軸ジヤーナルのような取り外し可能な
別個の車軸管にもこの連結部品を製作形成できる
ように、形成することである。
この課題は本発明に従い、軸ケーシング部材の
端部に回転可能に支承された車輪ボスが、軸ケー
シング部材端部の外側前方で、帽子状の遊星キヤ
リアケーシングに連結され、この遊星キヤリアケ
ーシングの中に、軸ケーシング部材端部から突出
したピニオン軸の端部と、ピニオン軸にかみ合う
遊星キヤリアケーシングの複数の遊星歯車とと、
遊星歯車とかみ合う内歯歯車と、内歯歯車を固定
保持する連結ホイールとが設けられ、この連結ホ
イールが軸ケーシング部材端部に固定されてい
る、遊星歯車装置を備えた車輪ボス駆動装置にお
いて、軸ケーシング部材の側の連結ホイールの端
面が、軸方向において対向する軸ケーシング部材
の端部の端面に直接接触し、連結ホイールがボル
トによつて軸ケーシング部材にフランジ状に固定
され、連結ホイールと軸ケーシング部材の端面
が、半径方向に向いて互いに爪クラツチ状に係合
する少なくとも３個の歯または歯溝を備え、ボル
ト孔またはねじ孔が連結ホイールまたは軸ケーシ
ング部材の歯と歯溝に設けられていることによつ
て解決される。以下、車輪ボス駆動装置の本発明
に係る構造、その長所および本発明の好ましい実
施態様を、図に基づいて詳しく説明する。
端部に回転可能に支承された車輪ボスが、軸ケー
シング部材端部の外側前方で、帽子状の遊星キヤ
リアケーシングに連結され、この遊星キヤリアケ
ーシングの中に、軸ケーシング部材端部から突出
したピニオン軸の端部と、ピニオン軸にかみ合う
遊星キヤリアケーシングの複数の遊星歯車とと、
遊星歯車とかみ合う内歯歯車と、内歯歯車を固定
保持する連結ホイールとが設けられ、この連結ホ
イールが軸ケーシング部材端部に固定されてい
る、遊星歯車装置を備えた車輪ボス駆動装置にお
いて、軸ケーシング部材の側の連結ホイールの端
面が、軸方向において対向する軸ケーシング部材
の端部の端面に直接接触し、連結ホイールがボル
トによつて軸ケーシング部材にフランジ状に固定
され、連結ホイールと軸ケーシング部材の端面
が、半径方向に向いて互いに爪クラツチ状に係合
する少なくとも３個の歯または歯溝を備え、ボル
ト孔またはねじ孔が連結ホイールまたは軸ケーシ
ング部材の歯と歯溝に設けられていることによつ
て解決される。以下、車輪ボス駆動装置の本発明
に係る構造、その長所および本発明の好ましい実
施態様を、図に基づいて詳しく説明する。
図には、本発明に係る車輪ボス駆動装置の実施
例が示してある。
例が示してある。
軸ケーシング部材１の端部には、駆動される車
輪ボス２がころがり軸受によつて回転可能に軸承
されている。軸ケーシング部材１の端部には更
に、車輪ボス２を駆動するための遊星歯車装置が
設けられている。この遊星歯車装置は、軸ケーシ
ング部材１を通つて案内されたピニオン軸３と、
遊星キヤリアケーシング４と、内歯歯車６とから
なつている。ピニオン軸３はその端部に、遊星歯
車装置のいわゆる太陽歯車を備えている。遊星キ
ヤリアケーシング４には、太陽歯車とかみ合う遊
星歯車５が支承され、そして遊星キヤリアケーシ
ングは、回転可能な支承および駆動力伝達のため
に、車輪ボス２に連結されている。内歯歯車６は
遊星歯車とかみ合い、かつ反力トルク伝達のため
に軸ケーシング部材１に固定連結されている。連
結ホイール７がこの連結の働きをする。連結ホイ
ール７は、外周縁に設けたその外歯状部が内歯歯
車の内歯状部にかみ合い、そして軸ケーシング部
材１に相対回転不能にかつ取り外し可能に連結さ
れている。
輪ボス２がころがり軸受によつて回転可能に軸承
されている。軸ケーシング部材１の端部には更
に、車輪ボス２を駆動するための遊星歯車装置が
設けられている。この遊星歯車装置は、軸ケーシ
ング部材１を通つて案内されたピニオン軸３と、
遊星キヤリアケーシング４と、内歯歯車６とから
なつている。ピニオン軸３はその端部に、遊星歯
車装置のいわゆる太陽歯車を備えている。遊星キ
ヤリアケーシング４には、太陽歯車とかみ合う遊
星歯車５が支承され、そして遊星キヤリアケーシ
ングは、回転可能な支承および駆動力伝達のため
に、車輪ボス２に連結されている。内歯歯車６は
遊星歯車とかみ合い、かつ反力トルク伝達のため
に軸ケーシング部材１に固定連結されている。連
結ホイール７がこの連結の働きをする。連結ホイ
ール７は、外周縁に設けたその外歯状部が内歯歯
車の内歯状部にかみ合い、そして軸ケーシング部
材１に相対回転不能にかつ取り外し可能に連結さ
れている。
反力トルクの伝達を行う取り外し可能な、連結
ホイール７と軸ケーシング部材１間の連結部は、
本発明に従い、連結ホイールと軸ケーシング部材
が互いに向き合つたそれらの端面に、ぴつたりか
み合う歯状部を備え、そして連結ホイールが軸ケ
ーシング部材の端面にフランジ固定結合されるよ
うに構成されている。この端面の歯状部は、図示
の実施例の場合には、連結ホイール７の端面から
軸方向に突出た４個の歯８（第２図参照）と、軸
ケーシング部材１の端面に軸方向にへこませて形
成された、前記歯にぴつたりはまる歯溝９とから
なつている。連結ホイール７と軸ケーシング部材
１はその歯８と歯溝９のところに、連結ボルト１
２のための孔１０，１１を備えている。連結ホイ
ール７は連結ボルトによつて、軸ケーシング部材
１の端面に取り外し可能にフランジ止めされてい
る。連結ボルトは、連結ホイールと軸ケーシング
部材の向き合つた端面の歯状部を互いにかみ合わ
せる。連結ホイールと軸ケーシング部材の端面に
設けた４個の歯８および歯溝９は、端面側の歯状
部を形成する。この歯状部は、車輪ボス駆動装置
中心線に対して垂直な２本の軸線に沿つて形状補
完的および摩擦的なかみ合いを行う。それによつ
て、端面歯状部は、軸ケーシング部材１に対する
連結ホイール７のフランジ止め部のセンタリング
を行い、かつ車輪ボス駆動装置中心線に対して垂
直な任意の半径方向に向いた横方向力が連結ボル
ト１２に作用しないようにする。歯８と歯溝９の
周方向に向いた側面は好ましくは、軸方向の歯底
部または歯溝底部に対して、90度ではない角度を
形成する。それによつて、連結ホイール７を軸ケ
ーシング部材８に軸方向にフランジ止めする際
に、端面歯状部の周方向のかみ合い遊びを自動的
に除去することができる。この場合、歯８と歯溝
９の周方向に向いた側面のかみ合い角度が摩擦角
度よりも小さいと有利である。それによつて、連
結ホイール７から軸ケーシング部材１に反力を伝
達する際に、連結ボルト１２を負荷する付加的な
軸方向分力が発生しない。
ホイール７と軸ケーシング部材１間の連結部は、
本発明に従い、連結ホイールと軸ケーシング部材
が互いに向き合つたそれらの端面に、ぴつたりか
み合う歯状部を備え、そして連結ホイールが軸ケ
ーシング部材の端面にフランジ固定結合されるよ
うに構成されている。この端面の歯状部は、図示
の実施例の場合には、連結ホイール７の端面から
軸方向に突出た４個の歯８（第２図参照）と、軸
ケーシング部材１の端面に軸方向にへこませて形
成された、前記歯にぴつたりはまる歯溝９とから
なつている。連結ホイール７と軸ケーシング部材
１はその歯８と歯溝９のところに、連結ボルト１
２のための孔１０，１１を備えている。連結ホイ
ール７は連結ボルトによつて、軸ケーシング部材
１の端面に取り外し可能にフランジ止めされてい
る。連結ボルトは、連結ホイールと軸ケーシング
部材の向き合つた端面の歯状部を互いにかみ合わ
せる。連結ホイールと軸ケーシング部材の端面に
設けた４個の歯８および歯溝９は、端面側の歯状
部を形成する。この歯状部は、車輪ボス駆動装置
中心線に対して垂直な２本の軸線に沿つて形状補
完的および摩擦的なかみ合いを行う。それによつ
て、端面歯状部は、軸ケーシング部材１に対する
連結ホイール７のフランジ止め部のセンタリング
を行い、かつ車輪ボス駆動装置中心線に対して垂
直な任意の半径方向に向いた横方向力が連結ボル
ト１２に作用しないようにする。歯８と歯溝９の
周方向に向いた側面は好ましくは、軸方向の歯底
部または歯溝底部に対して、90度ではない角度を
形成する。それによつて、連結ホイール７を軸ケ
ーシング部材８に軸方向にフランジ止めする際
に、端面歯状部の周方向のかみ合い遊びを自動的
に除去することができる。この場合、歯８と歯溝
９の周方向に向いた側面のかみ合い角度が摩擦角
度よりも小さいと有利である。それによつて、連
結ホイール７から軸ケーシング部材１に反力を伝
達する際に、連結ボルト１２を負荷する付加的な
軸方向分力が発生しない。
上述のように、連結ホイールと軸ケーシング部
材の端面に設けた、形状補完的かつ摩擦的な結合
を行う爪クラツチ状の歯状部８，９によつて、取
り外し可能にかつトルク伝達可能に連結ホイール
７を軸ケーシング部材１に連結すると、次の利点
がある。すなわち、この連結部の軸方向の必要ス
ペースが非常に小さく、連結ホイール自体が軸ケ
ーシング部材に対するセンタリング機能を有し、
そして簡単な工作機械でかつ低コストで端面側の
歯状部を軸ケーシング部材に形成することができ
る。しかも、軸ケーシング部材が、ヒンジを持た
ない車軸の他の部分から取り外し可能な別個の車
軸管でないとき、あるいは軸ケーシング部材が、
一体鋳造のリンクレバーによつて形成された、ヒ
ンジ付き車軸のかじ取りナツクルであるときに
も、簡単な工作機械によつて低コストで軸ケーシ
ング部材に歯状部を形成することができる。
材の端面に設けた、形状補完的かつ摩擦的な結合
を行う爪クラツチ状の歯状部８，９によつて、取
り外し可能にかつトルク伝達可能に連結ホイール
７を軸ケーシング部材１に連結すると、次の利点
がある。すなわち、この連結部の軸方向の必要ス
ペースが非常に小さく、連結ホイール自体が軸ケ
ーシング部材に対するセンタリング機能を有し、
そして簡単な工作機械でかつ低コストで端面側の
歯状部を軸ケーシング部材に形成することができ
る。しかも、軸ケーシング部材が、ヒンジを持た
ない車軸の他の部分から取り外し可能な別個の車
軸管でないとき、あるいは軸ケーシング部材が、
一体鋳造のリンクレバーによつて形成された、ヒ
ンジ付き車軸のかじ取りナツクルであるときに
も、簡単な工作機械によつて低コストで軸ケーシ
ング部材に歯状部を形成することができる。
第１図は車輪ボス駆動装置の軸方向縦断面図、
第２図と第３図は車輪ボス駆動装置の二つの部品
の斜視図である。 １…軸ケーシング部材、２…車輪ボス、３…ピ
ニオン軸、４…遊星キヤリアケーシング、５…遊
星歯車、６…内歯歯車、７…連結ホイール、８，
９…歯状部。
第２図と第３図は車輪ボス駆動装置の二つの部品
の斜視図である。 １…軸ケーシング部材、２…車輪ボス、３…ピ
ニオン軸、４…遊星キヤリアケーシング、５…遊
星歯車、６…内歯歯車、７…連結ホイール、８，
９…歯状部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 軸ケーシング部材１の端部に回転可能に支承
された車輪ボス２が、軸ケーシング部材端部の外
側前方で、帽子状の遊星キヤリアケーシング４に
連結され、 この遊星キヤリアケーシングの中に、軸ケーシ
ング部材端部から突出したピニオン軸３の端部
と、ピニオン軸にかみ合う遊星キヤリアケーシン
グの複数の遊星歯車５とと、遊星歯車とかみ合う
内歯歯車６と、内歯歯車を固定保持する連結ホイ
ール７とが設けられ、 この連結ホイールが軸ケーシング部材端部に固
定されている、遊星歯車装置を備えた車輪ボス駆
動装置において、 軸ケーシング部材１の側の連結ホイール７の端
面が、軸方向において対向する軸ケーシング部材
の端部の端面に直接接触し、連結ホイールがボル
トによつて軸ケーシング部材にフランジ状に固定
され、 連結ホイール７と軸ケーシング部材１の端面
が、半径方向に向いて互いに爪クラツチ状に係合
する少なくとも３個の歯８または歯溝９を備え、 ボルト孔１０またはねじ孔１１が連結ホイール
または軸ケーシング部材の歯８と歯溝９に設けら
れていることを特徴とする車輪ボス駆動装置。 ２ 連結ホイール７の端面が爪クラツチ状の継手
の歯８を備え、軸ケーシング部材１の端面が歯溝
９を備えていることを特徴とする、特許請求の範
囲第１項記載の車輪ボス駆動装置。 ３ 周方向に向いた歯８と歯溝９の側面が、連結
ホイール７または軸ケーシング部材１の端面と共
に、90度と異なる角度をなし、この場合、歯と歯
溝の係合角度が摩擦角度よりも小さいことを特徴
とする、特許請求の範囲第１項または第２項記載
の車輪ボス駆動装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3507232.6 | 1985-03-01 | ||
| DE19853507232 DE3507232A1 (de) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | Radnabenantrieb mit planetengetriebe |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61202924A JPS61202924A (ja) | 1986-09-08 |
| JPS6345971B2 true JPS6345971B2 (ja) | 1988-09-13 |
Family
ID=6263897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61038433A Granted JPS61202924A (ja) | 1985-03-01 | 1986-02-25 | 遊星歯車装置を備えた車輪ボス駆動装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61202924A (ja) |
| DE (1) | DE3507232A1 (ja) |
| FR (1) | FR2578302B1 (ja) |
| IT (1) | IT1190458B (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5906249A (en) * | 1995-12-22 | 1999-05-25 | Orion-yhtyma Oy | Drive system of a drive wheel |
| DE69727590T2 (de) * | 1997-11-19 | 2004-12-16 | Harmonic Drive Systems Inc. | Planetengetriebe |
| AT408333B (de) | 1998-03-20 | 2001-10-25 | Daimler Chrysler Ag | Fahrzeugrad |
| DE102004062334A1 (de) * | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Spinea S.R.O. | Vorrichtung mit mindestens zwei miteinander betriebsgemäß verbindbaren Teilen |
| DE102013205399A1 (de) | 2013-03-27 | 2014-10-02 | Robert Bosch Gmbh | Radnabenantrieb mit einem Planetengetriebe |
| DE102013223512A1 (de) * | 2013-11-19 | 2015-05-21 | Robert Bosch Gmbh | Radantrieb mit Drehdurchführung |
| EP2942223A1 (de) | 2014-05-07 | 2015-11-11 | Siemens Aktiengesellschaft | Antriebsachsenanordnung |
| DE102017122017B4 (de) | 2017-09-22 | 2020-03-12 | Saf-Holland Gmbh | Gehäuseeinheit und Achsendanordnung |
| DE102021132457A1 (de) | 2021-12-09 | 2023-06-15 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Planetengetriebe mit Anlaufscheibe für zwei Hohlräder, axiale Hohlradabstützung, Anlaufscheibe für ein Hohlrad und Elektrofahrzeugantriebsstrang mit axial abgestützten Hohlrädern |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE558532C (de) * | 1932-09-08 | E H Ernst Sachs Dr Ing | Steckachsennabe mit konischer Kupplung | |
| FR2024362A1 (ja) * | 1968-11-27 | 1970-08-28 | Dso Balkancar | |
| US3756095A (en) * | 1971-08-30 | 1973-09-04 | Envirotech Corp | Ring gear arrangement in a planetary drive |
| FR2426831A1 (fr) * | 1978-05-26 | 1979-12-21 | Glaenzer Spicer Sa | Element et dispositif de transmission de couple |
| JPS6212664Y2 (ja) * | 1981-02-26 | 1987-04-02 | ||
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