JPS6345940Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6345940Y2 JPS6345940Y2 JP11744984U JP11744984U JPS6345940Y2 JP S6345940 Y2 JPS6345940 Y2 JP S6345940Y2 JP 11744984 U JP11744984 U JP 11744984U JP 11744984 U JP11744984 U JP 11744984U JP S6345940 Y2 JPS6345940 Y2 JP S6345940Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- attached
- rotated
- support
- straight rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は、天板支持構造に関する。
(従来技術)
机等の天板は、通常水平状態で取付けられてい
るが、机上で作業を行う場合等にあつては、やや
前下り状に傾斜している方が使い勝手がよく、疲
労を少なくすることができる。
るが、机上で作業を行う場合等にあつては、やや
前下り状に傾斜している方が使い勝手がよく、疲
労を少なくすることができる。
したがつて、最近では天板をやや前下り状に傾
斜させることができるようにした机等が提供され
るようになつているが、その構成としては、天板
の回動状態位置決め棒等を取付けるとともに、所
定の回動状態において自動復帰を阻止するための
ロツクピン等を取付けることが一般的に行われて
いるので、天板を前下り状に傾斜させる場合に
は、天板を所定の回動位置に保持したままでロツ
クピン等の取付けを行わなければならず、また天
板を復帰させる場合には、天板をやや持ち上げた
状態でロツクピン等の取外しを行わなければなら
ず、何れの場合にも操作が煩わしく、操作性に欠
けるという欠点がある。
斜させることができるようにした机等が提供され
るようになつているが、その構成としては、天板
の回動状態位置決め棒等を取付けるとともに、所
定の回動状態において自動復帰を阻止するための
ロツクピン等を取付けることが一般的に行われて
いるので、天板を前下り状に傾斜させる場合に
は、天板を所定の回動位置に保持したままでロツ
クピン等の取付けを行わなければならず、また天
板を復帰させる場合には、天板をやや持ち上げた
状態でロツクピン等の取外しを行わなければなら
ず、何れの場合にも操作が煩わしく、操作性に欠
けるという欠点がある。
また、天板を水平方向にも移動させようとすれ
ば、上記の回動動作を阻害することなく水平動作
を行わせなければならないことになるので、両機
構の相対関係が複雑化するのみならず、高価なも
のとなる等の欠点がある。
ば、上記の回動動作を阻害することなく水平動作
を行わせなければならないことになるので、両機
構の相対関係が複雑化するのみならず、高価なも
のとなる等の欠点がある。
(目的)
本考案は上記の欠点を解消すべくなされたもの
であり、天板の前下り状傾斜への変更およびその
復帰を簡単に行うことができ、しかも簡単な構成
でスライド操作をも行うことができる天板支持構
造を提供することを目的とする。
であり、天板の前下り状傾斜への変更およびその
復帰を簡単に行うことができ、しかも簡単な構成
でスライド操作をも行うことができる天板支持構
造を提供することを目的とする。
(構成)
上記の目的を達成するため、本考案の天板支持
構造は、天板の一側寄り下面に取付金具を介して
取付けた軸を、天板支持基板の一側寄り上面に取
付けた軸受けに回転可能、かつスライド可能に挿
通し、天板支持基板の他側寄り上面に軸受けを介
して、中央部が両端寄り部よりも軸受け方向に凹
入した直杆部に形成された天板支持棒を回動可能
に取付け、天板の他側寄り下面に、軸を中心とす
る天板の起伏動作に追従させて上記天板支持棒を
回動させるとともに、上方回動状態に保持すべ
く、かつ上記直杆部をスライド可能に支持すべく
屈曲溝を形成した部材を取付け、上記直杆部の下
側にカム部材を設け、このカム部材はばねによつ
て回動されて上方回動された直杆部を支持するよ
うになつており、またこのカム部材を上記ばねに
抗して回動させる操作機構を設けたことを特徴と
している。
構造は、天板の一側寄り下面に取付金具を介して
取付けた軸を、天板支持基板の一側寄り上面に取
付けた軸受けに回転可能、かつスライド可能に挿
通し、天板支持基板の他側寄り上面に軸受けを介
して、中央部が両端寄り部よりも軸受け方向に凹
入した直杆部に形成された天板支持棒を回動可能
に取付け、天板の他側寄り下面に、軸を中心とす
る天板の起伏動作に追従させて上記天板支持棒を
回動させるとともに、上方回動状態に保持すべ
く、かつ上記直杆部をスライド可能に支持すべく
屈曲溝を形成した部材を取付け、上記直杆部の下
側にカム部材を設け、このカム部材はばねによつ
て回動されて上方回動された直杆部を支持するよ
うになつており、またこのカム部材を上記ばねに
抗して回動させる操作機構を設けたことを特徴と
している。
(実施例)
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。
明する。
第6図において1は書棚ユニツトであり、2は
袖引出ユニツトであり、3は天板ユニツトであ
る。
袖引出ユニツトであり、3は天板ユニツトであ
る。
第1図は天板支持装置を示す一部切欠斜視図で
あり、下部に引出し4を有する天板支持基板5の
前側寄り上面に複数個の軸受け6を互いに等間隔
に取付けるとともに、後側寄り上面に1対の軸受
け7を取付け、更に天板支持基板5の後側上面に
1対の天板支承突部8を取付けている。そして、
天板9の前側寄り下面に複数個の取付金具10を
互いに等間隔に取付け、この取付金具10によつ
て不動状に支持された軸11を上記軸受け6に、
回転可能、かつ軸方向スライド可能に挿通、支持
させている。また、上記軸受け7間に、全体が略
門形に屈曲形成された天板支持棒12と回動可能
に支持させ、天板支持棒12の中央部を回動中心
軸側に凹入した直杆部12aとしている。更に天
板9の後側寄り中央下面に取付けた金属製のケー
ス状の部材13の互いに対向する左右側壁に、軸
11を中心とする天板9の起伏動作に追従させて
天板支持棒12を回動させるべく後下りの緩やか
な第1傾斜溝14aを形成しているとともに、第
1傾斜溝14aに連続させて前上りの急峻な第2
傾斜溝14bを形成しており、更に互いに対向す
る前後壁を貫通させて回転可能に支持させた操作
機構の構成部品たるカム軸15に略b字状のカム
16を取付けるとともに、カム16を反時計方向
に回動させるようにカム軸15を付勢するばね1
7を取付け、カム軸15の後端部に操作機構の構
成部品たる操作レバー18を取付けている。な
お、上記カム16は上記直杆部12aの下側に配
設されていて、直杆部12aが上方に回動したと
きばね17によつて回動されてその直杆部12a
を支持するようになつている。また、上記第2傾
斜溝14bの幅についてみれば、カム16による
天板支持棒12の支承状態が解除された場合に、
天板支持棒12が自重によつて下方回動できる幅
に設定され、第1傾斜溝14aの幅についてみれ
ば、下方回動状態において天板支持棒12が第1
傾斜溝14aの上縁後端部直下より前方に位置す
る幅に設定されている。
あり、下部に引出し4を有する天板支持基板5の
前側寄り上面に複数個の軸受け6を互いに等間隔
に取付けるとともに、後側寄り上面に1対の軸受
け7を取付け、更に天板支持基板5の後側上面に
1対の天板支承突部8を取付けている。そして、
天板9の前側寄り下面に複数個の取付金具10を
互いに等間隔に取付け、この取付金具10によつ
て不動状に支持された軸11を上記軸受け6に、
回転可能、かつ軸方向スライド可能に挿通、支持
させている。また、上記軸受け7間に、全体が略
門形に屈曲形成された天板支持棒12と回動可能
に支持させ、天板支持棒12の中央部を回動中心
軸側に凹入した直杆部12aとしている。更に天
板9の後側寄り中央下面に取付けた金属製のケー
ス状の部材13の互いに対向する左右側壁に、軸
11を中心とする天板9の起伏動作に追従させて
天板支持棒12を回動させるべく後下りの緩やか
な第1傾斜溝14aを形成しているとともに、第
1傾斜溝14aに連続させて前上りの急峻な第2
傾斜溝14bを形成しており、更に互いに対向す
る前後壁を貫通させて回転可能に支持させた操作
機構の構成部品たるカム軸15に略b字状のカム
16を取付けるとともに、カム16を反時計方向
に回動させるようにカム軸15を付勢するばね1
7を取付け、カム軸15の後端部に操作機構の構
成部品たる操作レバー18を取付けている。な
お、上記カム16は上記直杆部12aの下側に配
設されていて、直杆部12aが上方に回動したと
きばね17によつて回動されてその直杆部12a
を支持するようになつている。また、上記第2傾
斜溝14bの幅についてみれば、カム16による
天板支持棒12の支承状態が解除された場合に、
天板支持棒12が自重によつて下方回動できる幅
に設定され、第1傾斜溝14aの幅についてみれ
ば、下方回動状態において天板支持棒12が第1
傾斜溝14aの上縁後端部直下より前方に位置す
る幅に設定されている。
以上の構成であれば、天板9に対して水平方向
の押圧力を加えることにより、直杆部12aの長
さ、又は軸受け6、取付金具10の取付間隔によ
つて定まる所定距離範囲内において水平移動させ
ることができる。また、天板9の後端部を持ち上
げることにより天板9を上方回動させれば、カム
16によつて直杆部12aが第1傾斜溝14aの
上縁に係合するので、天板支持棒12を上方回動
させることができ、直杆部12aと第1傾斜溝1
4aの上縁との係合が外れれば、第5図に示すよ
うに直ちにカム16が回動するので、直杆部12
aが第2傾斜溝14bと係合される。したがつ
て、その後は天板9の持ち上げ力を解除しても、
天板9は所定の傾斜状態に保持されることになる
(第3図参照)。また、この状態で天板9に下向き
の外力が加わつても、カム16が回動することは
なく、不本意に水平状態に復帰することはない。
また、操作レバー18によつてカム16をばね1
7に抗して回動させれば(第4図参照)、天板支
持棒12が自重により下方回動して第1傾斜溝1
4aと係合するので、この状態で天板9を押下げ
れば天板支持棒12を下方回動させ、天板9は水
平状態に保持されることになる(第2図参照)。
の押圧力を加えることにより、直杆部12aの長
さ、又は軸受け6、取付金具10の取付間隔によ
つて定まる所定距離範囲内において水平移動させ
ることができる。また、天板9の後端部を持ち上
げることにより天板9を上方回動させれば、カム
16によつて直杆部12aが第1傾斜溝14aの
上縁に係合するので、天板支持棒12を上方回動
させることができ、直杆部12aと第1傾斜溝1
4aの上縁との係合が外れれば、第5図に示すよ
うに直ちにカム16が回動するので、直杆部12
aが第2傾斜溝14bと係合される。したがつ
て、その後は天板9の持ち上げ力を解除しても、
天板9は所定の傾斜状態に保持されることになる
(第3図参照)。また、この状態で天板9に下向き
の外力が加わつても、カム16が回動することは
なく、不本意に水平状態に復帰することはない。
また、操作レバー18によつてカム16をばね1
7に抗して回動させれば(第4図参照)、天板支
持棒12が自重により下方回動して第1傾斜溝1
4aと係合するので、この状態で天板9を押下げ
れば天板支持棒12を下方回動させ、天板9は水
平状態に保持されることになる(第2図参照)。
以上の場合において、操作レバー18の回動角
度は90度よりかなり小さい角度であるため、天板
9の上下回動を片手で行うことができる。
度は90度よりかなり小さい角度であるため、天板
9の上下回動を片手で行うことができる。
尚、本考案は以上の実施例に限定されるもので
はなく、例えば操作レバー18の回動角度が約90
度になるという問題はあるもののカム16をコ字
状部材の一辺を長尺化したものとすることができ
る他、本考案の要旨を変更しない範囲内において
種々の設計変更を施すことができる。
はなく、例えば操作レバー18の回動角度が約90
度になるという問題はあるもののカム16をコ字
状部材の一辺を長尺化したものとすることができ
る他、本考案の要旨を変更しない範囲内において
種々の設計変更を施すことができる。
(効果)
以上のように本考案は、軸を中心とする天板の
上方回動に追従して天板支持棒を上方回動させた
後、その天板支持棒をばねによつて回動するカム
によつて支持させ、天板を復帰させるときには操
作機構によつてばねに抗してカムを回動させ天板
支持棒の支承状態を解除して天板の下方回動を行
い得るようにし、更に天板を簡単に水平移動させ
得るようにしているので、簡単な操作で天板の回
動操作およびスライド操作を行うことができると
ともに、構成を簡素化できるという特有の実用的
効果を奏する。
上方回動に追従して天板支持棒を上方回動させた
後、その天板支持棒をばねによつて回動するカム
によつて支持させ、天板を復帰させるときには操
作機構によつてばねに抗してカムを回動させ天板
支持棒の支承状態を解除して天板の下方回動を行
い得るようにし、更に天板を簡単に水平移動させ
得るようにしているので、簡単な操作で天板の回
動操作およびスライド操作を行うことができると
ともに、構成を簡素化できるという特有の実用的
効果を奏する。
第1図は天板支持構造を示す一部切欠斜視図、
第2図および第3図は要部縦断側面図、第4図お
よび第5図は要部縦断背面図、第6図は天板支持
構造を組込んだ机の斜視図。 5……天板支持基板、6,7……軸受け、9…
…天板、10……取付金具、11……軸、12…
…天板支持棒、12a……直杆部、13……ケー
ス、14a……第1傾斜溝、14b……第2傾斜
溝、15……カム軸(操作機構の構成部品)、1
6……カム、17……ばね、18……操作レバー
(操作機構の構成部品)。
第2図および第3図は要部縦断側面図、第4図お
よび第5図は要部縦断背面図、第6図は天板支持
構造を組込んだ机の斜視図。 5……天板支持基板、6,7……軸受け、9…
…天板、10……取付金具、11……軸、12…
…天板支持棒、12a……直杆部、13……ケー
ス、14a……第1傾斜溝、14b……第2傾斜
溝、15……カム軸(操作機構の構成部品)、1
6……カム、17……ばね、18……操作レバー
(操作機構の構成部品)。
Claims (1)
- 天板の一側寄り下面に取付金具を介して取付け
た軸を、天板支持基板の一側寄り上面に取付けた
軸受けに回転可能、かつスライド可能に挿通し、
天板支持基板の他側寄り上面に軸受けを介して、
中央部が両端寄り部よりも軸受け方向に凹入した
直杆部に形成された天板支持棒を回動可能に取付
け、天板の他側寄り下面に、軸を中心とする天板
の起伏動作に追従させて上記天板支持棒を回動さ
せるとともに、上記回動状態に保持すべく、かつ
上記直杆部をスライド可能に支持すべく屈曲溝を
形成した部材を取付け、上記直杆部の下側にカム
部材を設け、このカム部材はばねによつて回動さ
れて上方回動された直杆部を支持するようになつ
ており、またこのカム部材を上記ばねに抗して回
動させる操作機構を設けたことを特徴とする天板
支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11744984U JPS6131139U (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 天板支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11744984U JPS6131139U (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 天板支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6131139U JPS6131139U (ja) | 1986-02-25 |
JPS6345940Y2 true JPS6345940Y2 (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=30676357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11744984U Granted JPS6131139U (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 天板支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6131139U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0316498Y2 (ja) * | 1986-08-05 | 1991-04-09 |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP11744984U patent/JPS6131139U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6131139U (ja) | 1986-02-25 |
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