JPH033232Y2 - - Google Patents

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JPH033232Y2
JPH033232Y2 JP15104186U JP15104186U JPH033232Y2 JP H033232 Y2 JPH033232 Y2 JP H033232Y2 JP 15104186 U JP15104186 U JP 15104186U JP 15104186 U JP15104186 U JP 15104186U JP H033232 Y2 JPH033232 Y2 JP H033232Y2
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JP
Japan
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arm
storage furniture
lever device
moving member
operating section
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JP15104186U
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JPS6354341U (ja
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  • Legs For Furniture In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、収納家具に関する。収納家具には、
箪笥、食器棚、本棚、キヤビネツト、ロツカー等
を広く含むものとする。
従来の技術及びその問題点 収納家具は、大きく且つ重いものが多く、一旦
設置された後は移動に困難を伴う場合が多い。収
納家具によつては、下端にキヤスターを設けたも
のもあるが、これでは設置状態が不安定となり、
また設置面が畳やじゆうたんである場合には不向
きである。
本考案はこのような従来の問題点を解決し、任
意の設置面に安定した状態で設置でき、且つ必要
な場合には容易に移動することができる収納家具
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案の前記目的は、収納家具の左右両側にお
ける下端空所内にアーム装置及びレバー装置を備
え、該アーム装置は収納家具下端部内側の前部に
基端部を軸支されて上下方向へ回動可能とされ先
端部が後方へ延びた第1アームと、収納家具下端
部内側の後部に基端部を軸支されて上下方向へ回
動可能とされ先端部が前記第1アームの先端部を
越えて前方へ延びた第2アームと、前記第1アー
ム及び第2アームの各中央より基端側の下面に装
着された移動用部材とを備えており、前記レバー
装置は、前記第1アーム及び第2アーム各先端部
上方において収納家具下端部内側に支持された軸
支部から延びる長尺の操作部及び短尺の作動部を
備え、該操作部は、略水平な傾倒位置から起立側
へ収納家具前後方向に回動可能とされ、起立側へ
回動せしめられたときに前記作動部先端部が前記
第1アーム及び第2アームの各先端部を押し下げ
て戻り止め機構により各アーム先端部移動後の位
置を保持し、該レバー装置はまた、前記操作部が
前記戻り止め機構の解除と共に前記傾倒位置に回
動せしめられたときに前記作動部先端部が前記第
1アーム及び第2アームの各先端部への押下げを
解除するようにされており、前記移動用部材は、
前記レバー装置による前記各アームの押下げによ
り収納家具下面より突出せしめられ、前記押下げ
解除により収納家具下端部空所内へ没入しうるよ
うにされていることを特徴とする収納家具 実施例 第1図は、洋服だんすの下部の縦断側面図であ
り、第2図はその横断面図である。この洋服だん
すは台輪1内の左右両側(図にはその一方のみを
示す)にアーム装置2及びレバー装置3を備え、
両装置2,3は上面及び下面が開いた直方体形状
のフレーム4に装着され、該フレーム4を介して
台輪1内に取付けられている。もつとも、フレー
ム4を省略し適当な桟を設けて両装置2,3を台
輪1に直接取付けることもできる。アーム装置2
は、たんす前後方向に並ぶ第1アーム20及び第
2アーム21と、これらのアームに取付けられた
移動用部材22とを備えている。第1アーム20
は、基端部をフレーム4前端部にヒンジ200を
介して上下方向に回動可能に取付けられ後方へ延
び先端部は平面視において2本に分岐したんす奥
行き方向の略中央に達している。第2アーム21
は、基端部をフレーム4後端部にヒンジ210を
介して上下方向に回動可能に取付けられ前方へ延
び、先端部は細くされて第1アーム20の分岐し
た部分の間に延びている。移動用部材22は各ア
ーム20,21の中央より基端側の下面に装着さ
れている。該移動用部材22はこの実施例では自
在キヤスターとされているが、この他底面をフツ
素樹脂コーテイング面、平滑な金属面等とした滑
り板とすること等、適宜採用し得る。レバー装置
3は、1対のプレート30,30をロツド31,
32で結合したものであり、回動軸33により前
後方向へ回動可能とされている。回動軸33は第
1アーム20及び第2アーム21の両先端部が交
叉する位置の近傍上方において水平方向に延びる
ようにフレーム4に取付けられて、間にアーム2
0,21を通すように分割され各々プレート3
0,30を支持している。レバー装置3は、回動
軸33挿通部からロツド31までが長尺の操作部
34とされ、回動軸33挿通部からロツド32ま
でが短尺の作動部35とされ、これら操作部34
及び作動部35は相互に図示の如く鈍角をなして
いる。レバー装置3は、作動部35が上向きに延
びるように倒されたとき(第1図参照)ロツド3
1が第1アーム20に当接しており、この場合移
動用部材22はたんす設置面に押上げられて台輪
内に没入しアーム20,21を上昇位置に保つて
いる。操作部34が起立位置を経て反対側へ倒さ
れると(第3図参照)作動部35は下向きに延び
た状態となる。第1アーム20の先端部は、回動
軸33直下より若干基端側の上面にストツプ用凸
部201を備えている。作動部35は下方へ回動
する際にアーム20,21を押し下げその反力に
対応する思案点を若干越えた位置に到達したとき
にロツド32が凸部201に当接し、同方向への
回動を阻止されるようになつており、これにより
戻り止め機構を構成している。この回動により移
動用部材22は、たんすの重力に抗して台輪下面
より突出する。その突出量は収納家具の重量、設
置面の状態等により適宜決められるが、通常は10
mm〜20mm程度とされる。なお、たんすの底板5は
以上の如き操作部34の人手による操作をなしう
るようにその一部が取外し可能とされている。
以上の例ではレバー装置3は作動部のロツド3
2によりアーム20,21を押下げるようにされ
ていたが、レバー装置の作動部近傍を中実構造と
し、第4A図に示すように回動軸33挿通部から
作動部35′までを滑らかな曲面とし、該面でア
ーム20,21を押下げるようにすることもでき
る。また移動用部材を突出させるべくレバー装置
を倒した場合のアーム反力に対するレバー装置の
回り止めは、前述の如く凸部201により得る
他、台4B図に示すように操作部34′とアーム
21との当接によつても得られ、この場合には凸
部201は省略され得る。なお、36は操作用ハ
ンドルである。レバー装置による第1アーム及第
2アーム各先端部押下げ時の戻り止め機構として
は、前述の例に示したものの他、レバー装置又は
各アームを台輪又はフレームに係止するフツクを
使用したもの等を適宜採用しうる。
本考案は前記洋服だんすの例と同様にして、他
の収納家具にも適用できる。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば次の効果を奏する収納家具を提供することがで
きる。即ち、収納家具の下端部空所内には、該空
所内への収納位置と収納家具下面より下方へ突出
した位置とを取り得る移動用部材が備えられてい
るため、通常は該移動用部材を収納して任意の設
置面に安定的に設置することができ、移動の際に
は該移動用部材を下方へ突出させれば該移動用部
材に基づき容易に収納家具移動をすることができ
る。
移動用部材を両位置へ至らしめるための操作は
レバー装置を前後方向へ回動するだけであるので
極めて容易であり、該レバー装置及び移動用部材
支持用アーム双方のてこ作用によりレバー装置回
動に要する人手の力は大きく軽減され操作が簡便
となつている。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので第1図は洋服
だんすの下部の縦断側面図、第2図はその横断面
図、第3図は移動用部材突出状態にある洋服だん
すの下部の縦断側面図、第4A図及び第4B図は
第1図のものとは異なるレバー装置をアームと共
に各々異なる状態で示す側面図である。 1……台輪、2……アーム装置、3……レバー
装置、20……第1アーム、21……第2アー
ム、22……移動用部材、33……回動軸、34
……操作部、35……作動部、200,210…
…ヒンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収納家具の左右両側における下端空所内にアー
    ム装置及びレバー装置を備え、該アーム装置は収
    納家具下端部内側の前部に基端部を軸支されて上
    下方向へ回動可能とされ先端部が後方へ延びた第
    1アームと、収納家具下端部内側の後部に基端部
    を軸支されて上下方向へ回動可能とされ先端部が
    前記第1アームの先端部を越えて前方へ延びた第
    2アームと、前記第1アーム及び第2アームの各
    中央より基端側の下面に装着された移動用部材と
    を備えており、前記レバー装置は、前記第1アー
    ム及び第2アーム各先端部上方において収納家具
    下端部内側に支持された軸支部から延びる長尺の
    操作部及び短尺の作動部を備え、該操作部は、略
    水平な傾倒位置から起立側へ収納家具前後方向に
    回動可能とされ、起立側へ回動せしめられたとき
    に前記作動部先端部が前記第1アーム及び第2ア
    ームの各先端部を押し下げて戻り止め機構により
    各アーム先端部移動後の位置を保持し、該レバー
    装置はまた、前記操作部が前記戻り止め機構の解
    除と共に前記傾倒位置に回動せしめられたときに
    前記作動部先端部が前記第1アーム及び第2アー
    ムの各先端部への押下げを解除するようにされて
    おり、前記移動用部材は、前記レバー装置による
    前記各アームの押下げにより収納家具下面より突
    出せしめられ、前記押下げ解除により収納家具下
    端部空所内へ没入しうるようにされていることを
    特徴とする収納家具。
JP15104186U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH033232Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15104186U JPH033232Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15104186U JPH033232Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6354341U JPS6354341U (ja) 1988-04-12
JPH033232Y2 true JPH033232Y2 (ja) 1991-01-28

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JP15104186U Expired JPH033232Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP2721589B2 (ja) * 1990-11-30 1998-03-04 コクヨ株式会社 移動家具

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JPS6354341U (ja) 1988-04-12

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