JPH0247846Y2 - - Google Patents

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JPH0247846Y2
JPH0247846Y2 JP1013287U JP1013287U JPH0247846Y2 JP H0247846 Y2 JPH0247846 Y2 JP H0247846Y2 JP 1013287 U JP1013287 U JP 1013287U JP 1013287 U JP1013287 U JP 1013287U JP H0247846 Y2 JPH0247846 Y2 JP H0247846Y2
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arm
top plate
tilting
support
shaft
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JP1013287U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オフイスコンピユータ等のOA機器
を載せるために使用されるオフイス用机、学習机
や製図用テーブル等の机における天板の前後傾斜
角度を調節するための装置の構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
最近、事務処理のオートメーシヨン化を図るた
めの、オフイスコンピユータ等のOA機器を載置
した机は、OA機器の形状寸法やこのOA機器を
操作する人の体格等に応じて、最も使い易いよう
に机天板の前後傾斜角度を自在に変更するように
構成されている。
また、学習机や製図用テーブルにおいても作業
し易いように天板の前後傾斜角度を調節できるよ
うに構成している。
その先行技術としての特開昭57−190508号公報
では、水平配置された支持軸に回動自在に被嵌す
る管にブレーキ組立体を介して製図板の裏面を回
動自在に装着し、支持軸と管との間に嵌挿したコ
イルばねのねじり復帰力にて製図板を一方向に傾
動するように付勢する一方、前記ブレーキ組立体
を操作レバーとブレーキカムとにより操作して前
記コイルばねのねじり復帰力に抗して、製図板の
任意の傾斜角度にて固定できるように前記ブレー
キ組立体にブレーキ力を付与する構成が開示され
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この先行技術によれば、コイルばねにおける付
与されたねじり力が開放される方向に、製図板が
回動し易い一方、支持軸と管との間にコイルばね
を嵌挿したり、ブレーキ組立体と操作レバーとブ
レーキカムとの組込み等の作業に困難性を有する
と共に部品数も多く構造が極めて複雑であるとい
う問題点があつた。
本考案は、前記の諸問題を解決して簡単な構造
の傾斜調節装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的達成のため本考案では、机等における
天板の下側に左右長手に配設した横梁に、支持ア
ームを天板の前方向下向き傾斜するように突設
し、該支持アームと略平行に前後長手に配設する
傾動アームの上面側に天板を装着し、傾動アーム
の基端部を支持アームの基端部に前記横梁と平行
状に配設した支軸を介して上下回動自在に枢着
し、前記支持アームに前後摺動自在に装着した摺
動アームの前部には、連結軸を前記支軸と平行に
突出させ、該連結軸を傾動アームの側面に前方上
向き傾斜状に穿設したガイド溝に摺動自在に嵌挿
し、前記摺動アームを支持アームに対して前後方
向に強制駆動する強制駆動手段を設けたものであ
る。
〔考案の作用及び効果〕
以上の構成により、ハンドルの操作にて回動す
るリンク機構等の強制駆動手段を介して、例えば
摺動アームを支持アームの前方に突出するように
前方向に強制移動させると、当該摺動アームは前
方向に下向き傾斜した支持アームに沿つて前方向
下向きにのみ突出することになる。
この摺動アームに前部に取付く連結軸は前方上
向き傾斜のガイド溝を介して傾動アームに連結さ
れており、且つ当該傾動アームの基端部が上下回
動自在に枢着しているのであるから、前記連結軸
の前向き移動に従つて、傾動アームの自由端側
(前側)が摺動アームの前端に近付くように下向
き回動するというように動きが規制されるのであ
り、これにより、傾動アームに装着した天板が前
後方向に傾斜できるのである。
そして、この傾斜角度の大きさは摺動アームの
前向き突出量ひいては連結軸の傾動アームの側面
における傾斜ガイド溝に対する前後位置により決
定されるものである。
さらに、摺動アームの傾斜方向と傾動アームに
おけるガイド溝の傾斜方向とが互いに反対方向で
あるから、例えば、天板に下向きの外力を与えた
とき、当該天板はその前端が下向きに傾斜するよ
うに傾動アームが傾こうとするが、摺動アームは
支持アーム内に後退するような分力が与えられる
ことになり、両者が相反する動きをする作用をす
るから、強制駆動手段にて摺動アームを支持アー
ムから引き出すことにより、一旦天板を任意の傾
斜角度に設定すれば、何等の余分な手段を用いる
ことなくこの摺動アームの突出位置を保持するこ
とができて、傾斜状態の天板の姿勢保持を簡単に
達成することができる。
しかも天板を前後に長い傾動アームの上面側に
て支持できるので、当該天板の支持構造も簡素で
ありながら頑丈に形成できる。
このように、本考案では、天板の傾斜角度の調
節装置の構造が、支持アームとこれに前後摺動自
在に装着した摺動アームと傾動アーム及び摺動ア
ームの強制駆動手段等の少ない部品にて構成でき
るし、その組立作業も、支持アームと傾動アーム
の支軸部分と摺動アームと傾動アームとの連結軸
の箇所であるから簡単且つ容易に実行できる効果
を有する。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に従つて説明する
と、図において1,1は適宜間隔を隔てて連結し
た左右一対の断面矩形の中空状の箱形の脚体を示
し、該両脚体1には、同じく断面矩形状の昇降脚
2,2が上下昇降動自在に挿入されてあり、該両
昇降脚の上端間を連結する断面中空矩形状の左右
長手の横梁3の上面には天板4を配置する。
符号5,5は横梁4の長手方向に適宜隔てて前
向きに突出させた左右一対の断面矩形中空状の支
持アームであり、該各支持アーム5はその前端側
が水平面から下向きに角度θ1だけ傾斜するよう
に突設する(第3図参照)。該各支持アーム5内
には同じく断面矩形の中空状の摺動アーム6を後
述のスライダ7を介して前後摺動自在に嵌挿す
る。
前記各支持アーム5,5と平行状に前後長手に
配設する傾動アーム8,8は、第1図、第2図及
び第3図に示すごとく、各支持アーム5の左右両
側に配設する板状腕部8aと、断面矩形中空状の
支持ブラケツト部8bとから成り、支持ブラケツ
ト8bと板状腕部8aの両前端を前板9にて連結
してあり、この傾動アーム8の基端部と前記支持
アーム5の基端部とを、横梁3の軸線と平行に配
設する支軸10にて連結し、支軸10を中心にし
て傾動アーム8を上下回動するように枢支する。
各傾動アーム8における板状腕部8aには、前
記摺動アーム6の前端が支持アーム5に近付くよ
うに後退した位置の側方位置にて低く摺動アーム
6が前向きに突出する方向に従つて高い位置にあ
るような水平面と角度θ2なる前方上向き傾斜状
のガイド溝11を穿設してあり(第4図参照)、
該各ガイド溝11に沿つて摺動自在に嵌挿する連
結軸12を前記摺動アーム6の前端部に回動自在
に枢着する。従つて、連結軸12と前記支軸10
とも平面視平行状態である。
前記左右両摺動アーム6,6を前後方向に強制
的に移動させる強制駆動手段14は、当該各摺動
アーム6,6の連結軸12,12に一端を回動自
在に枢支した「く」字状に屈曲自在なリンク機構
15,15と、該両リンク機構15,15の他端
に取付く左右長手の操作軸16と該操作軸16を
回動させるための回動ハンドル17とからなる。
即ち、前記左右両傾動アーム8,8の前端部近
傍には、両板状腕部8a,8aにわたる左右長手
の操作軸16を回動自在に枢支し、該操作軸16
の両端部には前記各リンク機構15の他端を固着
する。
前記操作軸16の外周には、筒軸18を回動且
つ軸線方向に摺動自在に被嵌し、筒軸18には、
前記天板4の下面側に前向きに突出する回動ハン
ドル17の基部を固着し、筒軸18の一端には円
筒状のフランジ19を固着し、該フランジ19に
は、操作軸16から横向きに突出する係合ピン2
0に係脱する係止凹溝21を円周方向に一定ピツ
チで形成する一方、操作軸16に被嵌するコイル
ばね22にて筒軸18を前記係合ピン20方向に
ばね付勢する。
前記天板4を左右両傾動アーム8,8の上面側
に装着するにあたり、本実施例では、各傾動アー
ム8,8における断面中空状の支持ブラケツト部
8b,8bの外周にスライダ13を介して同じく
断面矩形中空状の座体23前後摺動自在に被嵌
し、該各座体23の上板24に天板4下面をねじ
25止めするものであり、このように天板4が前
後移動も可能に構成した場合には、傾動アーム
8,8に天板4下面を支持する回転コロ26,2
6を設ける。
前記スライダ7,13は第8図から第11図ま
でに示すごとく、合成樹脂製などの板状の保持器
30と、該保持器30に穿設したポケツト孔31
に回転自在に嵌挿したニードル型コロ32とから
成り、板状の保持器30は、摺動アーム6やブラ
ケツト部8bの四角の外周を取り巻くことができ
るように一定間隔にて屈曲自在に連結できる凹溝
33を形成してあり、また保持器30の一側端に
は、凹溝33を介して基端部が屈曲自在な係合舌
片34を一体的に形成する一方、保持器30の他
端には前記係合舌片34が嵌る係止切り溝35を
切欠き形成するものである。
これにより、保持器30を摺動アーム6やブラ
ケツト部8bの四角の外周に取り巻き、舌片34
を係止切り溝35に嵌めると、保持器30は四角
筒状となり、簡単に分離することが無くなる。な
お、保持器30に穿設したポケツト孔31には、
当該箇所からニードル型コロ32が容易に脱落し
ない適宜手段を設けても良い。
この構成において、第3図に示すごとく、支持
アーム5の側方位置において枢支された傾動アー
ム8は、その前方上向き傾斜状のガイド溝11の
下端側において連結軸12を介して支持アーム5
内に後退した位置にある摺動アーム6と連結され
ており、この状態にて天板4の上面が水平となる
ように傾動アーム8の上面及びガイド溝11の下
端縁を設定しておく。
そして、回動ハンドル17の回動により、操作
軸16およびリンク機構15,15を介して連結
軸12並びに摺動アーム6を前方に引き出すと、
この連結軸12が傾動アーム8における前方上向
き傾斜状のガイド溝11により拘束されるから、
当該両傾動アーム8,8は支軸10を中心にして
前側が下向きになるように傾動し、従つて、該傾
動アーム8の上面に装着された天板4もその前側
が下向くように傾斜させることができる。
この傾斜状態は、支持アーム5とガイド溝11
の各々の傾斜角度θ1,θ2が予め設定されてい
ると、摺動アーム6の前方への突出量により機械
的に決定されることになる。
即ち、摺動アーム6の傾斜方向と傾動アーム8
におけるガイド溝11の傾斜方向とが一方は前下
り、他方は前上りというように互いに反対方向で
あるから、例えば、天板4に下向きの外力を与え
たとき、当該天板4はその前端が下向きに傾斜す
るように傾動アーム8が傾こうとするが、摺動ア
ーム6は支持アーム5内に後退するような分力が
与えられることになり、両者が相反する動きをす
る作用をするから、強制駆動手段14にて摺動ア
ーム6を支持アーム5から引き出すことにより、
一旦天板4を任意の傾斜角度に設定すれば、何等
の余分の手段を用いることなくこの摺動アーム6
の突出位置を保持することができて、この傾斜状
態の天板4の姿勢保持を簡単に達成することがで
きる。
実施例における前記天板4の傾斜角度の姿勢保
持をより一層確実にするには、前記強制駆動手段
14における回動ハンドル17による操作軸16
の強制的回動の後、操作軸16における係合ピン
20からフランジ19における係合凹溝21から
一端外したのち、回動ハンドル17が天板4の下
面に接当するように筒軸18を回動させて再度係
合ピン20とフランジ19の係止凹溝21とを係
合させれば良いのである。
なお、他の実施例としては傾動アーム8,8の
板状腕部8aまたは支持ブラケツト部8bのいず
れか一方又は両者の上面に天板4を直接固定する
ように構成しても良い。その場合には、天板4は
前後方向に移動できないことは云うまでもない。
また、支持アーム5や摺動アーム6並びに支持
ブラケツト部8bは断面矩形にかぎらず、円筒状
などの任意の中空状に設定でき、支持アーム5に
摺動アーム6を外側から摺動自在に被嵌する形態
であつても良い。さらに、強制駆動手段14は摺
動アーム6を直接前後駆動する電動モータ式や密
閉油圧シリンダ式であつても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第2図
の−視要部一部切欠き拡大平面図、第2図は
机の側断面図、第3図は第1図の−視断面
図、第4図は第1図の−視断面図、第5図は
第1図の−視断面図、第6図は第3図と同じ
断面で示す作用説明図、第7図は操作軸部分の一
部切欠き要部拡大図、第8図はスライダの斜視
図、第9図は第8図の−視断面図、第10図
は保持器の展開平面図、第11図は第10図のXI
−XI視断面図である。 1……脚体、2……昇降脚、4……天板、3…
…横梁、5……支持アーム、6……摺動アーム、
7,13……スライダ、8……傾動アーム、8a
……板状腕部、8b……支持ブラケツト部、10
……支軸、11……ガイド溝、12……連結軸、
14……強制駆動手段、15……リンク機構、1
6……操作軸、17……回動ハンドル、18……
筒軸、19……フランジ、20……係合ピン、2
1……係止凹溝、22……コイルばね、23……
座体、26……回転コロ、30……保持器、31
……ポケツト孔、32……コロ、33……凹溝、
34……係合舌片、35……係止切り溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 机等における天板の下側に左右長手に配設した
    横梁に、支持アームを天板の前方向下向き傾斜す
    るように突設し、該支持アームと略平行に前後長
    手に配設する傾動アームの上面側に天板を装着
    し、傾動アームの基端部を支持アームの基端部に
    前記横梁と平行状に配設した支軸を介して上下回
    動自在に枢着し、前記支持アームに前後摺動自在
    に装着した摺動アームの前部には、連結軸を前記
    支軸と平行に突出させ、該連結軸を傾動アームの
    側面に前方上向き傾斜状に穿設したガイド溝に摺
    動自在に嵌挿し、前記摺動アームを支持アームに
    対して前後方向に強制駆動する強制駆動手段を設
    けたことを特徴とする机等における天板の傾動調
    節装置。
JP1013287U 1987-01-27 1987-01-27 Expired JPH0247846Y2 (ja)

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JP1013287U JPH0247846Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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JP1013287U JPH0247846Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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JPS63118828U JPS63118828U (ja) 1988-08-01
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