JPH0552726B2 - - Google Patents
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- JPH0552726B2 JPH0552726B2 JP8752839A JP5283987A JPH0552726B2 JP H0552726 B2 JPH0552726 B2 JP H0552726B2 JP 8752839 A JP8752839 A JP 8752839A JP 5283987 A JP5283987 A JP 5283987A JP H0552726 B2 JPH0552726 B2 JP H0552726B2
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- JP
- Japan
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- folding chair
- chair according
- armrest
- holding
- guide groove
- Prior art date
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/022—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
- A47C1/024—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination
- A47C1/026—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination by means of peg-and-notch or pawl-and-ratchet mechanism
- A47C1/0265—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination by means of peg-and-notch or pawl-and-ratchet mechanism positioned under the arm-rests
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/022—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
- A47C1/024—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination
- A47C1/026—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination by means of peg-and-notch or pawl-and-ratchet mechanism
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C4/00—Foldable, collapsible or dismountable chairs
- A47C4/04—Folding chairs with inflexible seats
- A47C4/08—Folding chairs with inflexible seats having a frame made of wood or plastics
- A47C4/10—Folding chairs with inflexible seats having a frame made of wood or plastics with legs pivotably connected to seat or underframe
- A47C4/14—Folding chairs with inflexible seats having a frame made of wood or plastics with legs pivotably connected to seat or underframe with cross legs
- A47C4/16—Folding chairs with inflexible seats having a frame made of wood or plastics with legs pivotably connected to seat or underframe with cross legs of adjustable type
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は折畳椅子、特に折畳肘掛椅子に関す
る。
る。
周知の如く、折畳椅子は2つの状態をとること
ができる。すなわち、座部と背部とが90°の角度
をなす使用状態、及び座部と背部とが相互にほぼ
平行となり空間を節約して保管が可能となる折畳
椅子である。
ができる。すなわち、座部と背部とが90°の角度
をなす使用状態、及び座部と背部とが相互にほぼ
平行となり空間を節約して保管が可能となる折畳
椅子である。
また、西独特許第3309186号明細書からは、肘
掛の領域に調整装置を備えた折畳椅子が公知とな
つており、これにより背部の傾斜角度を調整する
ことができる。かかる調整装置においては、肘掛
の底部に保持部が設けられており、該保持部が前
脚と後脚との間連結片の上部に設けられた保持カ
ムと協動するものである。
掛の領域に調整装置を備えた折畳椅子が公知とな
つており、これにより背部の傾斜角度を調整する
ことができる。かかる調整装置においては、肘掛
の底部に保持部が設けられており、該保持部が前
脚と後脚との間連結片の上部に設けられた保持カ
ムと協動するものである。
しかしながら、肘掛の底部に保持部を設ける場
合には、椅子を折畳んだ際、前記保持部の位置関
係ために、肘掛が後脚に略平行の状態でのりあげ
てしまい、肘掛の上面と後脚との間に間隔が生ず
る。この間隔は、肘掛の上面からの保持部の深さ
に対応しており、この結果折畳状態での椅子の占
有空間が比較的大きくなる。また、保持カムは、
調整装置を頻繁に使用すると相当な摩耗を受ける
ため、過度な力がかかつた時には、容易に破壊し
てしまう。さらに、前脚と後脚との間の連結部に
おけるジヨイント構造が複雑であること、及び折
畳時において前脚と後脚とが相互に直接重なり合
うことができない。また、背部と座部とが一つの
回動軸によつて連結されているため、背部と座部
とを平行な状態で重ね合わせて折り畳むことでき
ない。このため、折畳時の占有空間が多くなるば
かりでなく、折畳時の外観体裁が良くない。
合には、椅子を折畳んだ際、前記保持部の位置関
係ために、肘掛が後脚に略平行の状態でのりあげ
てしまい、肘掛の上面と後脚との間に間隔が生ず
る。この間隔は、肘掛の上面からの保持部の深さ
に対応しており、この結果折畳状態での椅子の占
有空間が比較的大きくなる。また、保持カムは、
調整装置を頻繁に使用すると相当な摩耗を受ける
ため、過度な力がかかつた時には、容易に破壊し
てしまう。さらに、前脚と後脚との間の連結部に
おけるジヨイント構造が複雑であること、及び折
畳時において前脚と後脚とが相互に直接重なり合
うことができない。また、背部と座部とが一つの
回動軸によつて連結されているため、背部と座部
とを平行な状態で重ね合わせて折り畳むことでき
ない。このため、折畳時の占有空間が多くなるば
かりでなく、折畳時の外観体裁が良くない。
さらに、上記従来例では、使用時に座部又は座
部上面の傾斜角度の調整をすることができないと
いう欠点もある。
部上面の傾斜角度の調整をすることができないと
いう欠点もある。
本発明の目的は、外観体裁よく、かつ小さく折
り畳むことができるとともに、簡単な方法で座部
の角度調整を行うことができる折畳椅子を提供す
ることにある。
り畳むことができるとともに、簡単な方法で座部
の角度調整を行うことができる折畳椅子を提供す
ることにある。
本発明に係る折畳椅子は、背部と座部との連結
部領域の側部から外方に突出する被案内要素のた
めの案内手段を備え、該案内手段は好ましくは後
脚の内側面に設けられると共に、後脚の沿う異な
つた高さ位置に保持凹部を備えていることによ
り、被案内要素を後脚の異なつた高さ位置に係止
することができるものである。
部領域の側部から外方に突出する被案内要素のた
めの案内手段を備え、該案内手段は好ましくは後
脚の内側面に設けられると共に、後脚の沿う異な
つた高さ位置に保持凹部を備えていることによ
り、被案内要素を後脚の異なつた高さ位置に係止
することができるものである。
この結果、座部の傾斜角度を種々に調整するこ
とが可能となる。
とが可能となる。
保持凹部は、案内手段から鈍角に逸れる延長部
として、又は案内手段内の円形孔として構成する
ことができる。後者の場合には、被案内要素が椅
子の側方に調整自在に取付られる。
として、又は案内手段内の円形孔として構成する
ことができる。後者の場合には、被案内要素が椅
子の側方に調整自在に取付られる。
このように、折畳椅子は簡単な方法で座部の傾
斜角度を調整できるので、デツキチエアやハンモ
ツクチエアとしてばかりでなく、水平な座部が要
求される通常の椅子、例えばダイニングチエアと
しても使用することができる。
斜角度を調整できるので、デツキチエアやハンモ
ツクチエアとしてばかりでなく、水平な座部が要
求される通常の椅子、例えばダイニングチエアと
しても使用することができる。
しかも、本発明に係る折畳椅子においては、前
記背部及び座部を、前記背部および前記座部に対
してそれぞれ回転自在に連結された連結片を介し
て接続している。
記背部及び座部を、前記背部および前記座部に対
してそれぞれ回転自在に連結された連結片を介し
て接続している。
前記連結片によつて、上記背部と座部とが二つ
の回動軸の周りに回動して折畳まれる。このた
め、上記背部と上記座部とを互いに重ね合わせる
ようにして折り畳むことが可能となる。この結
果、折畳時の占有空間を大幅に低減させることが
できる。
の回動軸の周りに回動して折畳まれる。このた
め、上記背部と上記座部とを互いに重ね合わせる
ようにして折り畳むことが可能となる。この結
果、折畳時の占有空間を大幅に低減させることが
できる。
さらに、本発明は折畳椅子用調整装置をも提供
するものである。かかる調整装置は特に木製折畳
椅子に適したものであるが、他の材料、例えばプ
ラスチツクや金属からなる折畳椅子にも適用でき
るものである。
するものである。かかる調整装置は特に木製折畳
椅子に適したものであるが、他の材料、例えばプ
ラスチツクや金属からなる折畳椅子にも適用でき
るものである。
本発明の調整装置では、保持手段が、下方にほ
ぼ垂直に延びる肘掛の部分に設けられており、椅
子を略偏平状態に折畳むことができる。そして、
折畳状態では、前脚と後脚とが相互に平行な状態
で直接に重なり合うことができると共に、後脚が
肘掛の支持部下面に直接接触することができる。
従つて、椅子の移動も簡便であると共に、保管時
の占有空間を最小限に抑えることが可能となる。
ぼ垂直に延びる肘掛の部分に設けられており、椅
子を略偏平状態に折畳むことができる。そして、
折畳状態では、前脚と後脚とが相互に平行な状態
で直接に重なり合うことができると共に、後脚が
肘掛の支持部下面に直接接触することができる。
従つて、椅子の移動も簡便であると共に、保管時
の占有空間を最小限に抑えることが可能となる。
本発明に係る調整装置は、さらに、取付が簡単
であり、且つ使用時における摩耗がないという利
点もある。また、調整装置があるために、肘掛の
傾斜角調整範囲に制限が生じることもない。
であり、且つ使用時における摩耗がないという利
点もある。また、調整装置があるために、肘掛の
傾斜角調整範囲に制限が生じることもない。
本発明の好適な実施例によれば、肘掛は下方に
ほぼ垂直に突出する2つの部分を有し、両部分間
に凹部が形成される。椅子の折畳時には、この凹
部に前脚及び後脚の少なくとも一部が収容され
る。
ほぼ垂直に突出する2つの部分を有し、両部分間
に凹部が形成される。椅子の折畳時には、この凹
部に前脚及び後脚の少なくとも一部が収容され
る。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例を
説明する。
説明する。
第1図は本発明の基本構成を示す側面図であ
る。すなわち、図示の折畳椅子は、背部1と、座
部2と、肘掛3と、後脚4と、前脚5とを具備し
ており、案内手段6(破線にて示す)が後脚4に
沿つてその内側面に設けられている。椅子が木製
の場合には、案内手段6を後脚4の内側面に穿設
した案内溝として構成することができる。また、
椅子が木製の場合、座部2及び背部1はそれぞれ
座部サイドビーム7及び背部サイドビーム8を有
している。図示の例の場合、背部サイドビーム8
は連結片9を介して座部サイドビーム7に接続さ
れている。すなわち、連結片9はピン又はボルト
11等を介して背部サイドビーム8に回転自在に
接続され、同様にピン又はボルト12を介して座
部サイドビーム7にも回転自在に接続されている
ものである。肘掛3は背部サイドビーム8の中間
に回転自在に接続されると共に、前脚5及び後脚
4の上端にも回転自在に接続されている。そし
て、前脚5の中間部も座部サイドビーム7の中間
部に回転自在に接続されている。第1図の例で
は、ピン又はボルト11が後脚4の案内手段6に
係合する被案内要素として機能する。しかしなが
ら、かかる被案内要素をピン又はボルト12の位
置、或いは連結片9の位置に設けることも可能で
ある。
る。すなわち、図示の折畳椅子は、背部1と、座
部2と、肘掛3と、後脚4と、前脚5とを具備し
ており、案内手段6(破線にて示す)が後脚4に
沿つてその内側面に設けられている。椅子が木製
の場合には、案内手段6を後脚4の内側面に穿設
した案内溝として構成することができる。また、
椅子が木製の場合、座部2及び背部1はそれぞれ
座部サイドビーム7及び背部サイドビーム8を有
している。図示の例の場合、背部サイドビーム8
は連結片9を介して座部サイドビーム7に接続さ
れている。すなわち、連結片9はピン又はボルト
11等を介して背部サイドビーム8に回転自在に
接続され、同様にピン又はボルト12を介して座
部サイドビーム7にも回転自在に接続されている
ものである。肘掛3は背部サイドビーム8の中間
に回転自在に接続されると共に、前脚5及び後脚
4の上端にも回転自在に接続されている。そし
て、前脚5の中間部も座部サイドビーム7の中間
部に回転自在に接続されている。第1図の例で
は、ピン又はボルト11が後脚4の案内手段6に
係合する被案内要素として機能する。しかしなが
ら、かかる被案内要素をピン又はボルト12の位
置、或いは連結片9の位置に設けることも可能で
ある。
本発明の第1実施例を示す第2図においては、
案内手段6が後脚4の内側面に穿設又は他の方法
により形成された所定長さの案内溝として構成さ
れている。該案内溝6の上端側には保持凹部とし
て2個の保持切欠15,16が設けらており、該
保持切欠の幅及び深さは案内溝6と実質的に等し
く、且つ該案内溝6に直接開口するものである。
保持切欠15,16は相互にほぼ平行に延び、且
つ相互に間隔をあけて位置するため、座部2の傾
斜角を調整することが可能となる。すなわち、調
整に際しては、被案内要素11が案内溝6から飛
び出し、該案内溝に開口する保持切欠15,16
の1つに係入することになる。図示の実施例で
は、保持切欠15,16が案内溝6に対して鈍角
をなしているため、座部2の先端に若干の力かか
つても、被案内要素11が案内溝6に逆戻りし
て、椅子の意図しない状態変化を生ずることがな
いという利点がある。但し、保持切欠15,16
が案内溝6から水平に延びる場合でも十分使用に
耐えるものである。さらに、図示の如く、案内溝
6を後脚4の軸線に対し若干傾斜させれば、より
有利となる。
案内手段6が後脚4の内側面に穿設又は他の方法
により形成された所定長さの案内溝として構成さ
れている。該案内溝6の上端側には保持凹部とし
て2個の保持切欠15,16が設けらており、該
保持切欠の幅及び深さは案内溝6と実質的に等し
く、且つ該案内溝6に直接開口するものである。
保持切欠15,16は相互にほぼ平行に延び、且
つ相互に間隔をあけて位置するため、座部2の傾
斜角を調整することが可能となる。すなわち、調
整に際しては、被案内要素11が案内溝6から飛
び出し、該案内溝に開口する保持切欠15,16
の1つに係入することになる。図示の実施例で
は、保持切欠15,16が案内溝6に対して鈍角
をなしているため、座部2の先端に若干の力かか
つても、被案内要素11が案内溝6に逆戻りし
て、椅子の意図しない状態変化を生ずることがな
いという利点がある。但し、保持切欠15,16
が案内溝6から水平に延びる場合でも十分使用に
耐えるものである。さらに、図示の如く、案内溝
6を後脚4の軸線に対し若干傾斜させれば、より
有利となる。
第2図に示した、保持切欠付の保持手段は背部
1の傾斜角調整自在な折畳椅子にも適用できる
が、この場合背部1の調整機構は肘掛3に設けら
れることになる。また、かかる保持手段は第1図
に示したような背部の調整不可能な折畳椅子にも
適用できる。
1の傾斜角調整自在な折畳椅子にも適用できる
が、この場合背部1の調整機構は肘掛3に設けら
れることになる。また、かかる保持手段は第1図
に示したような背部の調整不可能な折畳椅子にも
適用できる。
第3図及び第4図は本発明の第2実施例を示し
ており、該実施例も座部2の傾斜角調整機構を備
えており、また案内手段6も第1実施例と同様に
後脚4の内側面に沿う案内溝として構成されてい
る。しかしながら、第1実施例と異なり、案内溝
6の軸線上に保持凹部として保持孔18,19,
20が設けられている。図示の例では、保持孔を
3個設けて、座部2の傾斜角を3段階に調整でき
るようにしてあるが、これに限定されない。ま
た、本実施例においては、座部2の傾斜角調整を
可能にするために、側方に位置調整自在なピン
(被案内要素)21を設ける必要がある。このピ
ン21を螺子として構成し、螺子ソケツト22に
螺入して、ピン21の回転により側方移動させる
のがこのましい。螺子ソケツト22は背部サイド
ビーム8に貫設されており、連結片9を貫通する
と共に、好ましくはさらに背部1又は座部2と両
脚との間に配置したスペーサ24を貫通するのが
好ましい。螺子ピン21を移動させるために、該
ピン21の内端に球状の操作グリツプ25を取付
ており、これを操作することにより螺子ソケツト
22内でピン21を側方変位させる。すなわち、
座部2の角度調整をするに際しては、ピン21を
回して第4図の左方に移動させて、例えば保持孔
18から抜き出し(但し、未だ案内溝6内にあ
る)、座部2の角度調整後に再びピン21を前進
させて他の保持孔に係入させるものである、な
お、保持孔の形状はピン21にほぼ合致する円形
であることが望ましいが、これに限定されない。
ており、該実施例も座部2の傾斜角調整機構を備
えており、また案内手段6も第1実施例と同様に
後脚4の内側面に沿う案内溝として構成されてい
る。しかしながら、第1実施例と異なり、案内溝
6の軸線上に保持凹部として保持孔18,19,
20が設けられている。図示の例では、保持孔を
3個設けて、座部2の傾斜角を3段階に調整でき
るようにしてあるが、これに限定されない。ま
た、本実施例においては、座部2の傾斜角調整を
可能にするために、側方に位置調整自在なピン
(被案内要素)21を設ける必要がある。このピ
ン21を螺子として構成し、螺子ソケツト22に
螺入して、ピン21の回転により側方移動させる
のがこのましい。螺子ソケツト22は背部サイド
ビーム8に貫設されており、連結片9を貫通する
と共に、好ましくはさらに背部1又は座部2と両
脚との間に配置したスペーサ24を貫通するのが
好ましい。螺子ピン21を移動させるために、該
ピン21の内端に球状の操作グリツプ25を取付
ており、これを操作することにより螺子ソケツト
22内でピン21を側方変位させる。すなわち、
座部2の角度調整をするに際しては、ピン21を
回して第4図の左方に移動させて、例えば保持孔
18から抜き出し(但し、未だ案内溝6内にあ
る)、座部2の角度調整後に再びピン21を前進
させて他の保持孔に係入させるものである、な
お、保持孔の形状はピン21にほぼ合致する円形
であることが望ましいが、これに限定されない。
第3図及び第4図の実施例では、案内溝6は後
脚4内側面のほぼ中央をその中心軸線に沿つて延
びている。
脚4内側面のほぼ中央をその中心軸線に沿つて延
びている。
ピン21は連結片9の領域に設けることもで
き、これに応じて他の部材も若干変形するもので
ある。連結片9が十分な厚さを有する場合には、
裸子ピン21に対応する雌ねじ部を連結片9(金
属製であるのが好ましい)に直接形成することが
でき、もはや螺子ソケツト22は必要なくなる。
さらに、螺子ピン21及び対応する螺子ソケツト
22を、ピン12の代わりとして、座部サイドビ
ーム7(すなわち、座部2の領域)に設けること
もでき、この場合には、座部2の上面及び肘掛3
との関係で前脚5及び後脚4の枢動点を若干位置
変更するものである。
き、これに応じて他の部材も若干変形するもので
ある。連結片9が十分な厚さを有する場合には、
裸子ピン21に対応する雌ねじ部を連結片9(金
属製であるのが好ましい)に直接形成することが
でき、もはや螺子ソケツト22は必要なくなる。
さらに、螺子ピン21及び対応する螺子ソケツト
22を、ピン12の代わりとして、座部サイドビ
ーム7(すなわち、座部2の領域)に設けること
もでき、この場合には、座部2の上面及び肘掛3
との関係で前脚5及び後脚4の枢動点を若干位置
変更するものである。
螺子ピン21は、スプリングにより常時案内溝
6側に付勢されたピン又はボルトで置換してもよ
い。この場合、座部2の傾斜角を調整するには、
ピン又はボルトをスプリングの付勢力に抗して椅
子の中央側に引つ張り、対応する保持孔から離脱
させ、座部の傾斜角調整後にピン又はボルトを解
放して、他の保持孔に係入させればよい。
6側に付勢されたピン又はボルトで置換してもよ
い。この場合、座部2の傾斜角を調整するには、
ピン又はボルトをスプリングの付勢力に抗して椅
子の中央側に引つ張り、対応する保持孔から離脱
させ、座部の傾斜角調整後にピン又はボルトを解
放して、他の保持孔に係入させればよい。
上記説明から明らかな如く、本発明の折畳椅子
においては、椅子の中心面に対し、前脚5、後脚
4及び調整機構等対称に構成されている。また、
上記調整機構は木製の折畳椅子に使用するのが好
適であるが、プラスチツク製及び/又は金属製の
折畳椅子にも適用できるものである。
においては、椅子の中心面に対し、前脚5、後脚
4及び調整機構等対称に構成されている。また、
上記調整機構は木製の折畳椅子に使用するのが好
適であるが、プラスチツク製及び/又は金属製の
折畳椅子にも適用できるものである。
次ぎに、例えば保管の目的で椅子のコンパクト
な折畳を可能にする調整装置を備えた折畳椅子に
ついて説明する。
な折畳を可能にする調整装置を備えた折畳椅子に
ついて説明する。
第5図、第5a図及び第6図は本発明の第3実
施例に係る折畳椅子を示すもので、該折畳椅子は
背部101と座部102とを備えており、これら
はそれぞれ背部サイドビーム103と座部サイド
ビーム104とを有している。背部101及び座
部102は、それぞれのサイドビーム103,1
04において、好ましくは金属からなる連結片1
05を介して相互に連結されている。かかる連結
は、ピン又はボルト106,107により通常の
方法によることもできるが、好ましくは両サイド
ビーム103,104の相互に向合う端部にスロ
ツト(図示せず)を形成し、該スロツトに連結片
105を挿入してピン又はボルト106,107
を介して回転自在に連結するものである。座部サ
イドビーム104はその中間部において螺子10
8を介して前脚110の中間部に回転自在に連結
され、同様に肘掛111もその後端において螺子
112を介して背部サイドビーム103の中間部
に連結されている。前脚110と後脚113と
は、それぞれの上端において、板状の連結片11
4を用いて両サイドビーム103,104間の連
結と同様の態様で連結するのが好ましい。すなわ
ち、第5a図に示す如く、前脚110及び後脚1
13の上端にはスロツトが形成されており、該ス
ロツトに連結片114を挿入して、ピン又はボル
ト120,123を介して回転自在に連結してい
るものである。ボルト107は背部サイドビーム
103の側面から外方に突出し、被案内要素とし
て、後脚113の内側面に形成した案内溝115
に係入している。案内溝115は後脚113に沿
つて延び、椅子の完全な折畳を可能にするに十分
な長さを有する。かかる案内溝115を設けるこ
とにより、椅子の折畳及び開放(使用状態への)
における連結片105の揺動及び背部サイドビー
ム103の下端(すなわち、被案内要素107)
の移動が可能となる。
施例に係る折畳椅子を示すもので、該折畳椅子は
背部101と座部102とを備えており、これら
はそれぞれ背部サイドビーム103と座部サイド
ビーム104とを有している。背部101及び座
部102は、それぞれのサイドビーム103,1
04において、好ましくは金属からなる連結片1
05を介して相互に連結されている。かかる連結
は、ピン又はボルト106,107により通常の
方法によることもできるが、好ましくは両サイド
ビーム103,104の相互に向合う端部にスロ
ツト(図示せず)を形成し、該スロツトに連結片
105を挿入してピン又はボルト106,107
を介して回転自在に連結するものである。座部サ
イドビーム104はその中間部において螺子10
8を介して前脚110の中間部に回転自在に連結
され、同様に肘掛111もその後端において螺子
112を介して背部サイドビーム103の中間部
に連結されている。前脚110と後脚113と
は、それぞれの上端において、板状の連結片11
4を用いて両サイドビーム103,104間の連
結と同様の態様で連結するのが好ましい。すなわ
ち、第5a図に示す如く、前脚110及び後脚1
13の上端にはスロツトが形成されており、該ス
ロツトに連結片114を挿入して、ピン又はボル
ト120,123を介して回転自在に連結してい
るものである。ボルト107は背部サイドビーム
103の側面から外方に突出し、被案内要素とし
て、後脚113の内側面に形成した案内溝115
に係入している。案内溝115は後脚113に沿
つて延び、椅子の完全な折畳を可能にするに十分
な長さを有する。かかる案内溝115を設けるこ
とにより、椅子の折畳及び開放(使用状態への)
における連結片105の揺動及び背部サイドビー
ム103の下端(すなわち、被案内要素107)
の移動が可能となる。
第5図ないし第6図の実施例において調整装置
の一部となる肘掛111は、腕を支持する支持部
111aを有する。支持部111aには下方に略
垂直に突出する部分116が設けられており、こ
の部分116を利用して前述の螺子112により
肘掛111を対応する背部サイドビーム103に
取付けるものである。垂直部分116を部分的に
切削することによりこの部分自体を保持手段とし
て利用することも可能であるが、図示の如く、こ
の部分116に保持凹部119を有するプレート
117(個別の保持手段)を取付ける方がより好
ましい。保持手段であるこのプレート117は、
若干湾曲するが、なお肘掛111の略長手方向に
延びる案内スロツト118を有しており前記保持
凹部119はこの案内スロツト118から上方に
延びている。プレート117は、取付部材12
1,122を介して断面L字型の肘掛111に取
付けられるものである。すなわち、案内スロツト
118の両側で取付部材121,122としての
ピンがプレート117に固定されており、これら
ピンを部分116に適当間隔あけて形成した孔に
圧入してプレート117を肘掛111に取付ける
ものである(他の同様な実施例を示す第9図参
照)。
の一部となる肘掛111は、腕を支持する支持部
111aを有する。支持部111aには下方に略
垂直に突出する部分116が設けられており、こ
の部分116を利用して前述の螺子112により
肘掛111を対応する背部サイドビーム103に
取付けるものである。垂直部分116を部分的に
切削することによりこの部分自体を保持手段とし
て利用することも可能であるが、図示の如く、こ
の部分116に保持凹部119を有するプレート
117(個別の保持手段)を取付ける方がより好
ましい。保持手段であるこのプレート117は、
若干湾曲するが、なお肘掛111の略長手方向に
延びる案内スロツト118を有しており前記保持
凹部119はこの案内スロツト118から上方に
延びている。プレート117は、取付部材12
1,122を介して断面L字型の肘掛111に取
付けられるものである。すなわち、案内スロツト
118の両側で取付部材121,122としての
ピンがプレート117に固定されており、これら
ピンを部分116に適当間隔あけて形成した孔に
圧入してプレート117を肘掛111に取付ける
ものである(他の同様な実施例を示す第9図参
照)。
第5a図から明らかな如く、肘掛111の支持
部111aは部分116から水平に外方に延び
て、前脚110及び後脚113の上端並びにそれ
らの連結部を上方から覆うものである。
部111aは部分116から水平に外方に延び
て、前脚110及び後脚113の上端並びにそれ
らの連結部を上方から覆うものである。
上記第3実施例では、連結片114と後脚11
3の上端とを回転自在に接続するピン又はボルト
(以下「軸体」と呼ぶ)123はプレート117
に係合する。すなわち、軸体123はプレート1
17の案内スロツト118を貫通すると共に、肘
掛111の垂直部分116側に向く端部にフラン
ジ状頭部123aを有し、プレート117の取付
に際して頭部123aがプレート117と部分1
16との間に移動可能に介装されるようにしてあ
る。このため、例えば取付部材121,122の
領域においてプレート117の部分116に向く
側面にスペーサ(図示せず)を配設しプレート1
17と部分116との間に頭部123aの厚みに
対応する間隔を確保する。軸体123の頭部12
3a以外の部分は後脚113の上端に収容されて
いる。図示の好適な実施例では、後脚113の上
端に軸受スリーブ125が埋設されており、該軸
受スリーブが連結片114の一端を後脚113に
接続されると共に、軸体123を受容する機能を
果たす。前述したように、連結片114の他端は
ピン又はボルトを介して前脚110の上端に回転
自在に接続される。座部102の傾斜角を調整す
るには、肘掛111を引き上げ、軸体123を案
内スロツト118に沿つて移動させた後、所望の
傾斜角に対応する保持凹部119に係入させれば
よい。
3の上端とを回転自在に接続するピン又はボルト
(以下「軸体」と呼ぶ)123はプレート117
に係合する。すなわち、軸体123はプレート1
17の案内スロツト118を貫通すると共に、肘
掛111の垂直部分116側に向く端部にフラン
ジ状頭部123aを有し、プレート117の取付
に際して頭部123aがプレート117と部分1
16との間に移動可能に介装されるようにしてあ
る。このため、例えば取付部材121,122の
領域においてプレート117の部分116に向く
側面にスペーサ(図示せず)を配設しプレート1
17と部分116との間に頭部123aの厚みに
対応する間隔を確保する。軸体123の頭部12
3a以外の部分は後脚113の上端に収容されて
いる。図示の好適な実施例では、後脚113の上
端に軸受スリーブ125が埋設されており、該軸
受スリーブが連結片114の一端を後脚113に
接続されると共に、軸体123を受容する機能を
果たす。前述したように、連結片114の他端は
ピン又はボルトを介して前脚110の上端に回転
自在に接続される。座部102の傾斜角を調整す
るには、肘掛111を引き上げ、軸体123を案
内スロツト118に沿つて移動させた後、所望の
傾斜角に対応する保持凹部119に係入させれば
よい。
椅子を第5図の使用状態から第6図の折畳状態
にする場合、最もコンパクトな折畳(保管)状態
を得るために必要な軸体123の保持位置は椅子
の設計(寸法設定等)によつて変わつてくる。す
なわち、或る設計では、第5図における先頭の保
持凹部119aに軸体123を保持させるのが適
切であり、また他の設計では別の保持凹部に保持
させるのが適切である。軸体123の移動が正常
に行われるようにするために、ストツパ要素12
7を後脚123の背面に設けている。該ストツパ
要素127はピンの形態をすることができ、軸体
123からの距離が案内スロツト118の長さに
ほぼ対応するように位置させる。椅子を折畳む際
には、ストツパ要素127が支持部111aの下
面に当接し、このためストツパ要素127が枢点
となつて軸体123が保持凹部119の1つから
飛び出して、ストツパ要素127が肘掛111の
下面に設けた凹部128に係入するまで、案内ス
ロツト118に沿つて移動する(かかる動作の詳
細は、のちに第8図に基づいて説明する)。この
よう、椅子の折畳状態において、ストツパ要素1
27が凹部128に係入することで、肘掛111
及び/又は両脚110,113が相互に平行でな
い状態になるのを防止できるものである。第6図
では、ストツパ要素127としてのピンが椅子の
折畳状態において凹部128に係入した状態をし
めしている。また、同図では、軸体123が、第
5図で述べた最先端の保持凹部119aと異なる
所定の保持凹部119bに係入するように設計変
更しているが、かかる差異は本質的なものではな
い。
にする場合、最もコンパクトな折畳(保管)状態
を得るために必要な軸体123の保持位置は椅子
の設計(寸法設定等)によつて変わつてくる。す
なわち、或る設計では、第5図における先頭の保
持凹部119aに軸体123を保持させるのが適
切であり、また他の設計では別の保持凹部に保持
させるのが適切である。軸体123の移動が正常
に行われるようにするために、ストツパ要素12
7を後脚123の背面に設けている。該ストツパ
要素127はピンの形態をすることができ、軸体
123からの距離が案内スロツト118の長さに
ほぼ対応するように位置させる。椅子を折畳む際
には、ストツパ要素127が支持部111aの下
面に当接し、このためストツパ要素127が枢点
となつて軸体123が保持凹部119の1つから
飛び出して、ストツパ要素127が肘掛111の
下面に設けた凹部128に係入するまで、案内ス
ロツト118に沿つて移動する(かかる動作の詳
細は、のちに第8図に基づいて説明する)。この
よう、椅子の折畳状態において、ストツパ要素1
27が凹部128に係入することで、肘掛111
及び/又は両脚110,113が相互に平行でな
い状態になるのを防止できるものである。第6図
では、ストツパ要素127としてのピンが椅子の
折畳状態において凹部128に係入した状態をし
めしている。また、同図では、軸体123が、第
5図で述べた最先端の保持凹部119aと異なる
所定の保持凹部119bに係入するように設計変
更しているが、かかる差異は本質的なものではな
い。
第7図は第5図−第6図に示した実施例の変形
例を示し、これによれば肘掛111は下方に垂直
に突出する2つの部分116,130を有してい
る。両部分116,130は、第7図において、
支持部111aと別体で、これに固設してある如
く示しているが、支持部111aと一体構成とす
ることもできる。この変形例が先の実施例と異な
る点は、部分116に加えて部分130を設けた
ことにある。両部分116,130間の間隔は前
脚110及び後脚113の厚みよりも若干大きめ
である。プレート117や頭部123a付軸体1
23等の構成は第5図−第6図の実施例と同様で
あり、同一の部材については同一の参照番号を付
して説明を省略する。
例を示し、これによれば肘掛111は下方に垂直
に突出する2つの部分116,130を有してい
る。両部分116,130は、第7図において、
支持部111aと別体で、これに固設してある如
く示しているが、支持部111aと一体構成とす
ることもできる。この変形例が先の実施例と異な
る点は、部分116に加えて部分130を設けた
ことにある。両部分116,130間の間隔は前
脚110及び後脚113の厚みよりも若干大きめ
である。プレート117や頭部123a付軸体1
23等の構成は第5図−第6図の実施例と同様で
あり、同一の部材については同一の参照番号を付
して説明を省略する。
第7図から明らかな如く、部分116,130
間に形成される凹部131は前脚110及び後脚
113の上端を案内する働きを有する。また、部
分130は調整装置の視覚上及び機械上の保護カ
バーとしての機能も兼ね備えている。凹部131
は、第8図に示す如く、肘掛111の先端部にお
いて閉鎖体132により閉じられている。凹部1
31の下側は前脚110及び後脚113の上端を
受入れて、椅子の折畳(第6図)及び開放(第5
図)時に該上端を案内すべく開口している。
間に形成される凹部131は前脚110及び後脚
113の上端を案内する働きを有する。また、部
分130は調整装置の視覚上及び機械上の保護カ
バーとしての機能も兼ね備えている。凹部131
は、第8図に示す如く、肘掛111の先端部にお
いて閉鎖体132により閉じられている。凹部1
31の下側は前脚110及び後脚113の上端を
受入れて、椅子の折畳(第6図)及び開放(第5
図)時に該上端を案内すべく開口している。
第8図に示すように、軸体123が最後尾の保
持凹部に保持された使用状態から椅子を折畳んで
いくと、後脚113は矢印Aの如く肘掛111に
接近移動して(この場合、肘掛111も当然上方
に枢動するが、説明の更宜上、肘掛111に対す
る後脚113の相対運動のみに着目する)、後脚
113が肘掛111に略平行となり、破線で示す
如く、後脚113の背面に形成したストツパ要素
127が肘掛支持部111aの底面に当接する。
この結果、軸体123が当初係入していた保持凹
部から離脱して案内スロツト118内を矢印B方
向に移動し、ストツパ要素127が肘掛支持部1
11aに設けた凹部128に係入すると同時に、
最もコンパクトの折畳状態(第6図)を与える所
定の保持凹部119bに係入するものである。
持凹部に保持された使用状態から椅子を折畳んで
いくと、後脚113は矢印Aの如く肘掛111に
接近移動して(この場合、肘掛111も当然上方
に枢動するが、説明の更宜上、肘掛111に対す
る後脚113の相対運動のみに着目する)、後脚
113が肘掛111に略平行となり、破線で示す
如く、後脚113の背面に形成したストツパ要素
127が肘掛支持部111aの底面に当接する。
この結果、軸体123が当初係入していた保持凹
部から離脱して案内スロツト118内を矢印B方
向に移動し、ストツパ要素127が肘掛支持部1
11aに設けた凹部128に係入すると同時に、
最もコンパクトの折畳状態(第6図)を与える所
定の保持凹部119bに係入するものである。
前述したように、プレート117の部分116
への取付は、螺子によることもできるが(第5図
の実施例参照)、プレート117の両端から突出
するピン(取付部材の一態様)121,122に
よるのが好ましい。この場合、第9図に示したよ
うに、部分116には直径がピン121,122
と同じか若干大きめの孔133を形成し、これに
よりプレート117を部分116に対し強固且つ
着脱自在に取付けることが可能となる。これら孔
133の穿設は、部分116の外面側からでも、
凹部131側からでも行うことができる。第9図
から明らかな如く、軸受スリーブ125に受けら
れた軸体123は凹部131内で頭部123aを
部分116に接触させた状態で移動可能に配置さ
れており、一方軸体123の頭部123aと反対
の端部は部分130から若干間隔をあけている。
すなわち、頭部123aも含めた軸体123の長
さは両部分116,130間の凹部131の幅よ
りもやや小さい。かかる構成により、軸体123
が後脚113の上端とともにプレート117の案
内スロツト118に沿つて移動する際に、軸体1
23を案内することになる。
への取付は、螺子によることもできるが(第5図
の実施例参照)、プレート117の両端から突出
するピン(取付部材の一態様)121,122に
よるのが好ましい。この場合、第9図に示したよ
うに、部分116には直径がピン121,122
と同じか若干大きめの孔133を形成し、これに
よりプレート117を部分116に対し強固且つ
着脱自在に取付けることが可能となる。これら孔
133の穿設は、部分116の外面側からでも、
凹部131側からでも行うことができる。第9図
から明らかな如く、軸受スリーブ125に受けら
れた軸体123は凹部131内で頭部123aを
部分116に接触させた状態で移動可能に配置さ
れており、一方軸体123の頭部123aと反対
の端部は部分130から若干間隔をあけている。
すなわち、頭部123aも含めた軸体123の長
さは両部分116,130間の凹部131の幅よ
りもやや小さい。かかる構成により、軸体123
が後脚113の上端とともにプレート117の案
内スロツト118に沿つて移動する際に、軸体1
23を案内することになる。
第5図−第9図に示したそれぞれの実施例で
は、背部101又は背部サイドビーム103の下
端に設けた被案内要素としてのピン又はボルト1
07が案内溝(案内手段)115に沿つて案内移
動すると共に、連結片105と協動して背部10
1を座部102(同様にピン又はボルト106を
有する)に連結される機能を有している。また、
軸受スリーブ125は、いずれの実施例において
も、後脚113の上端に設けられ、軸体123を
受容すると同時に、連結片114と協動して後脚
113の上端を前脚110の上端(ピン又はボル
ト120を介して連結片114に回転自在に接続
されている)に連結する機能を果たすものであ
る。
は、背部101又は背部サイドビーム103の下
端に設けた被案内要素としてのピン又はボルト1
07が案内溝(案内手段)115に沿つて案内移
動すると共に、連結片105と協動して背部10
1を座部102(同様にピン又はボルト106を
有する)に連結される機能を有している。また、
軸受スリーブ125は、いずれの実施例において
も、後脚113の上端に設けられ、軸体123を
受容すると同時に、連結片114と協動して後脚
113の上端を前脚110の上端(ピン又はボル
ト120を介して連結片114に回転自在に接続
されている)に連結する機能を果たすものであ
る。
一方、第7図−第9図の実施例では、肘掛11
1の両垂直部分116,130間に形成される空
間又は凹部131の幅が、その中に受けられる前
脚110及び後脚113の上端に厚みよりも若干
大きめであるため、スムースな案内を提供でき
る。さらに、軸体123の長さと凹部131の幅
とが略等しいので、軸体123に側方への力が加
えられても、軸体123がすぐに部分130に当
接し、軸体123の頭部123aによつてプレー
ト117がその固定状態から外れることはない。
1の両垂直部分116,130間に形成される空
間又は凹部131の幅が、その中に受けられる前
脚110及び後脚113の上端に厚みよりも若干
大きめであるため、スムースな案内を提供でき
る。さらに、軸体123の長さと凹部131の幅
とが略等しいので、軸体123に側方への力が加
えられても、軸体123がすぐに部分130に当
接し、軸体123の頭部123aによつてプレー
ト117がその固定状態から外れることはない。
調整装置を取付けるには、まずプレート117
のピン121,122を部分116の孔133に
挿入することにより、プレート117を部分11
6に取付ける。次いで、軸体123をプレート1
17の案内スロツト118に差し込み、軸体12
3の頭部123aをプレート117と部分116
との間に位置させると同時に、軸体123を後脚
123の上端に設けた軸受スリーブ125(連結
片114のみに設けてもよい)にも挿入させる。
なお、かかる軸体123の装着に際しては、プレ
ート117の一方のピン122のみを対応する孔
133から一時的に離脱させ、プレート117を
下方に揺動させて凹部131の外部に引き出す必
要がある。そして、軸体123の装着後に、プレ
ート117を凹部131内に再び取付ける。一
方、調整装置の取り外しは、上記と逆のプロセス
で行うものである。
のピン121,122を部分116の孔133に
挿入することにより、プレート117を部分11
6に取付ける。次いで、軸体123をプレート1
17の案内スロツト118に差し込み、軸体12
3の頭部123aをプレート117と部分116
との間に位置させると同時に、軸体123を後脚
123の上端に設けた軸受スリーブ125(連結
片114のみに設けてもよい)にも挿入させる。
なお、かかる軸体123の装着に際しては、プレ
ート117の一方のピン122のみを対応する孔
133から一時的に離脱させ、プレート117を
下方に揺動させて凹部131の外部に引き出す必
要がある。そして、軸体123の装着後に、プレ
ート117を凹部131内に再び取付ける。一
方、調整装置の取り外しは、上記と逆のプロセス
で行うものである。
第5図の実施例はさらに次のように変形するこ
ともできる。すなわち、軸体123の内孔に雌ね
じ部(第5図に仮想線で示す)を形成して、これ
に螺子(同じく仮想線で示す)を後脚113の上
端外側から螺入されるのである。このように変形
すれば、螺子の頭部を軸体123の頭部123a
の間により小径の軸受スリーブ125が挟持され
ることになり、軸体123の抜け出しを防止でき
るものである。かかる変形例は、肘掛111が第
2の垂直部分130を欠く場合に特に有利であ
る。
ともできる。すなわち、軸体123の内孔に雌ね
じ部(第5図に仮想線で示す)を形成して、これ
に螺子(同じく仮想線で示す)を後脚113の上
端外側から螺入されるのである。このように変形
すれば、螺子の頭部を軸体123の頭部123a
の間により小径の軸受スリーブ125が挟持され
ることになり、軸体123の抜け出しを防止でき
るものである。かかる変形例は、肘掛111が第
2の垂直部分130を欠く場合に特に有利であ
る。
前脚110と後脚113との間の連結構造、並
びに背部サイドビーム103と座部サイドビーム
104との間の連結構造は、図示の如く、両脚1
10,113及び両サイドビーム103,104
の幅に対応するプレート状の連結片105,11
4を用い、これを両脚及び両サイドビームの端部
中央に形成したスロツトに挿入して適当なピン1
06,108又は軸受スリーブ125により接続
するものである。
びに背部サイドビーム103と座部サイドビーム
104との間の連結構造は、図示の如く、両脚1
10,113及び両サイドビーム103,104
の幅に対応するプレート状の連結片105,11
4を用い、これを両脚及び両サイドビームの端部
中央に形成したスロツトに挿入して適当なピン1
06,108又は軸受スリーブ125により接続
するものである。
本発明においては、前記連結片105,114
を設けることによつて、図106に示すように、
前脚、後脚、背部、座部および肘掛の全ての部材
を平行に重ね合わせるようにして折畳むことが可
能となる。
を設けることによつて、図106に示すように、
前脚、後脚、背部、座部および肘掛の全ての部材
を平行に重ね合わせるようにして折畳むことが可
能となる。
このため、折畳時の占有スペースを大幅に低減
させることが可能になるばかりでなく、折畳時の
形状の見栄えがきわめてよい。さらに、基本構成
部材をすべて平行に重ね合わせて折畳むことがで
きるため、折畳状態にある多数の椅子を重ねて収
容することも可能となる。
させることが可能になるばかりでなく、折畳時の
形状の見栄えがきわめてよい。さらに、基本構成
部材をすべて平行に重ね合わせて折畳むことがで
きるため、折畳状態にある多数の椅子を重ねて収
容することも可能となる。
以上述べたように、本発明の折畳椅子では、椅
子の背部及び/又は座部の傾斜角を調整すること
が可能である。
子の背部及び/又は座部の傾斜角を調整すること
が可能である。
第5図−第6図の実施例では、保持手段が外部
に露出しているの対し、第7図−第8図の実施例
では、保持手段が凹部又は空間131内に配置さ
れているが、他の点では両実施例ともほぼ同様で
ある。また、いずれの実施例においても、肘掛1
11の先端部は閉鎖部材132により閉じること
ができるが、肘掛の底部側は開放しておく必要が
ある(第5a図、第6図、第7図及び第9図)。
に露出しているの対し、第7図−第8図の実施例
では、保持手段が凹部又は空間131内に配置さ
れているが、他の点では両実施例ともほぼ同様で
ある。また、いずれの実施例においても、肘掛1
11の先端部は閉鎖部材132により閉じること
ができるが、肘掛の底部側は開放しておく必要が
ある(第5a図、第6図、第7図及び第9図)。
本発明の折畳椅子は、プレート117、軸体1
23及び連結片を除いて木製とすることが好まし
い。また、プラスチツク製にする場合には、第7
図−第9図に示す肘掛111における部分11
6,130を支持部111aの両側から下方に延
びる一体突起として構成でき、両者間の凹部13
1にプレート117と両脚110,113を保持
させる。
23及び連結片を除いて木製とすることが好まし
い。また、プラスチツク製にする場合には、第7
図−第9図に示す肘掛111における部分11
6,130を支持部111aの両側から下方に延
びる一体突起として構成でき、両者間の凹部13
1にプレート117と両脚110,113を保持
させる。
第1図−第4図に示した座部の傾斜角調整装置
を第5図−第9図の背部調整式折畳椅子に適用す
る場合、座部を事実上水平にした状態で背部をリ
クライニング調整して、ダイニングチエアとして
適切な形態を得ることができる。
を第5図−第9図の背部調整式折畳椅子に適用す
る場合、座部を事実上水平にした状態で背部をリ
クライニング調整して、ダイニングチエアとして
適切な形態を得ることができる。
なお、図示の実施例では、折畳椅子の片側につ
いてのみ調整装置を説明したが、椅子は左右対称
であり、従つて反対側にも同様の調整装置を設け
であり、これによつて背部及び/又は座部の適切
な傾斜角調整が可能となるものである。
いてのみ調整装置を説明したが、椅子は左右対称
であり、従つて反対側にも同様の調整装置を設け
であり、これによつて背部及び/又は座部の適切
な傾斜角調整が可能となるものである。
また、被案内要素107を背部101と座部1
02との間の領域に設け、これを後脚113に設
けた案内手段115に案内させるという変形も可
能である。いずれにしても、案内手段115は後
脚113の内側面に形成した案内溝として構成す
るのが有利である。また、案内溝115の上部領
域に保持凹部(第2図と同様のもの)を設けても
よい。この場合、保持凹部の案内溝115に対す
る角度を鈍角とし、さらに案内溝115を後脚1
13の軸線に対し若干背部101よりに傾斜させ
てもよい。
02との間の領域に設け、これを後脚113に設
けた案内手段115に案内させるという変形も可
能である。いずれにしても、案内手段115は後
脚113の内側面に形成した案内溝として構成す
るのが有利である。また、案内溝115の上部領
域に保持凹部(第2図と同様のもの)を設けても
よい。この場合、保持凹部の案内溝115に対す
る角度を鈍角とし、さらに案内溝115を後脚1
13の軸線に対し若干背部101よりに傾斜させ
てもよい。
第1図は本発明に係る折畳椅子の基本構成を示
す側面図、第2図は本発明の第1実施例に係る折
畳椅子を示す側面図、第3図は本発明の第2実施
例に係る折畳椅子の要部拡大側面図、第4図は第
3図における−断面図、第5図は本発明の第
3実施例に係る折畳椅子を示す側面図、第5a図
は第3実施例の要部拡大断面正面図、第6図は第
3実施例の折畳椅子を折畳状態で示す側面図、第
7図は第3実施例の変形例に係る折畳椅子の要部
拡大断面正面図、第8図は同変形例の要部拡大側
面図、第9図は同変形例における肘掛の底面図で
ある。 1,101……背部、2,102……座部、
3,111……肘掛、4,113……後脚、5,
110……前脚、6,115……案内溝(案内手
段)、9,105,114……連結片、11,2
1,107……被案内要素、15,16,18,
19,20,119……保持凹部、22……螺子
ソケツト、116,130……垂直部分、117
……プレート、118……案内スロツト、123
……軸体、125……軸受スリーブ、127……
ストツパ要素、128……凹部。
す側面図、第2図は本発明の第1実施例に係る折
畳椅子を示す側面図、第3図は本発明の第2実施
例に係る折畳椅子の要部拡大側面図、第4図は第
3図における−断面図、第5図は本発明の第
3実施例に係る折畳椅子を示す側面図、第5a図
は第3実施例の要部拡大断面正面図、第6図は第
3実施例の折畳椅子を折畳状態で示す側面図、第
7図は第3実施例の変形例に係る折畳椅子の要部
拡大断面正面図、第8図は同変形例の要部拡大側
面図、第9図は同変形例における肘掛の底面図で
ある。 1,101……背部、2,102……座部、
3,111……肘掛、4,113……後脚、5,
110……前脚、6,115……案内溝(案内手
段)、9,105,114……連結片、11,2
1,107……被案内要素、15,16,18,
19,20,119……保持凹部、22……螺子
ソケツト、116,130……垂直部分、117
……プレート、118……案内スロツト、123
……軸体、125……軸受スリーブ、127……
ストツパ要素、128……凹部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 背部と、座部と、前記背部及び座部を接続す
る連結片と、肘掛と、前脚と、後脚と、前記連結
片の側部領域から外方に突出して前記後脚に形成
した案内手段に係合する被案内要素とを備えた折
畳椅子であつて、 前記案内手段6が少なくとも2つの保持凹部1
5,16,18,19,20を有するとともに、 前記連結片9が、前記背部および前記座部に対
してそれぞれ回転自在に連結されていることを特
徴とする、折畳椅子。 2 前記保持凹部15,16,18,19,20
が前記案内手段6の一端部の領域に設けられてい
ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記
載の折畳椅子。 3 前記案内手段6が案内溝の形態であり、前記
保持凹部15,16が前記案内溝から逸れ、かつ
これに開口する保持切欠の形態であることを特徴
とする、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載
の折畳椅子。 4 前記保持切欠15,16が前記案内溝6の長
手軸線に対し傾斜していることを特徴とする、特
許請求の範囲第3項に記載の折畳椅子。 5 前記保持切欠15,16が前記案内溝6の長
手軸線に対し鈍角に傾斜していることを特徴とす
る、特許請求の範囲第4項に記載の折畳椅子。 6 前記保持凹部18,19,20が前記案内手
段6に沿つて設けられていることを特徴とする、
特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の折畳椅
子。 7 前記被案内要素21が軸方向に位置調整自在
なピンの形態であることを特徴とする、特許請求
の範囲第6項に記載の折畳椅子。 8 前記ピン21が、固定した螺子ソケツト22
に螺入されていることを特徴とする、特許請求の
範囲第7項に記載の折畳椅子。 9 前記被案内要素が、前記案内手段6の側方及
び横切り方向に変位可能なピン又はボルトの形態
であることを特徴とする、特許請求の範囲第6項
に記載の折畳椅子。 10 前記肘掛に設けられた保持手段と、一対の
前脚及び一対の後脚の間の連結部領域に設けら
れ、前記保持手段に係合可能な要素とを備えて構
成される折畳椅子用調整装置を設け、 前記保持手段117が、前記肘掛111の下方
に突出する部分116に設けられており、 前記保持手段に係合可能な要素123が、前記
接続部領域において、該接続部の側面から突出し
て、前記部分116に向かつて延びることを特徴
とする、請求項1に記載の折畳椅子。 11 前記肘掛に設けられた保持手段と、一対の
前脚及び一対の後脚の間の連結部領域に設けら
れ、前記保持手段に係合可能な要素とを備えて構
成される折畳椅子用調整装置を設け、 前記保持手段117が、前記肘掛111の下方
に突出する部分116に設けられており、 さらに前記保持手段は、前記要素123が係入
する案内スロツト118から延びる保持凹部11
9を有したプレートとして構成されており、 前記要素123が、前記後脚にその側面から突
出して、前記部分116に向かつて延びるように
取付られた軸体として構成されていることを特徴
とする、請求項1に記載の折畳椅子。 12 前記保持手段117に係入可能な要素12
3が、前記後脚113の上端部領域に連結された
軸体として構成されていることを特徴とする、特
許請求の範囲第10項又は第11項に記載の折畳
椅子。 13 前記保持手段117が保持凹部119を有
したプレートの形態であり、該プレートが、少な
くとも前記保持凹部119及び前記案内スロツト
118の領域において間隔をあけた状態で、前記
肘掛111の突出する前記部分116に取付られ
ていることを特徴とする、特許請求の範囲第10
項又は第11項に記載の折畳椅子。 14 前記要素123としての軸体が、前記部分
116に向く端部に頭部123aを有しており、
前記軸体の移動により該頭部が前記プレート11
7と前記部分116との間を移動することを特徴
とする、特許請求の範囲第12項又は第13項に
記載の折畳椅子。 15 前記プレート117が、該プレートから突
出する2個のピン121,122を前記部分11
6に形成した適当サイズの孔133に係入させる
ことにより取付られていることを特徴とする、特
許請求の範囲第13項に記載の折畳椅子。 16 前記軸体123が、前記後脚113又は少
なくとも該後脚と前記前脚110との間の連結部
114の領域に設けられた軸受スリーブ125に
受容されていることを特徴とする、特許請求の範
囲第10項ないし第15項のいずれかに記載の折
畳椅子。 17 前記肘掛111が下方に突出する第2の部
分130を備えており、両部分116,130の
間隔が、前記前脚110又は前記後脚113の厚
さにほぼ等しいことを特徴とする、特許請求の範
囲第10項ないし第16項のいずれかに記載の折
畳椅子。 18 前記軸体123の長さが前記両部分11
6,130間の間隔にほぼ等しいことを特徴とす
る、特許請求の範囲第17項に記載の折畳椅子。 19 前記両部分116,130が前記肘掛11
1と一体成形されており、凹部131を画定して
いることを特徴とする、特許請求の範囲第17項
又は第18項に記載の折畳椅子。 20 前記後脚113がストツパ要素127を備
えていることを特徴とする、特許請求の範囲第1
0項ないし第19項のいずれかに記載の折畳椅
子。 21 前記肘掛111の支持部111aの下面が
前記ストツパ要素127が係合する凹部128を
備えていることを特徴とする、特許請求の範囲第
20項に記載の折畳椅子。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19863607581 DE3607581A1 (de) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | Klappmoebel |
DE3607619.8 | 1986-03-07 | ||
DE19863607619 DE3607619A1 (de) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | Verstellvorrichtung fuer klappmoebel |
DE3607581.7 | 1986-03-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6365819A JPS6365819A (ja) | 1988-03-24 |
JPH0552726B2 true JPH0552726B2 (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=25841697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62052839A Granted JPS6365819A (ja) | 1986-03-07 | 1987-03-07 | 折畳椅子 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4898421A (ja) |
EP (1) | EP0236891B1 (ja) |
JP (1) | JPS6365819A (ja) |
AT (1) | ATE95681T1 (ja) |
CA (1) | CA1275902C (ja) |
DE (3) | DE3607581A1 (ja) |
ES (1) | ES2046975T3 (ja) |
YU (1) | YU34487A (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE9001333U1 (ja) * | 1990-02-06 | 1990-04-19 | Plastics Designers & Consultants Gmbh, Zug, Ch | |
US5294171A (en) * | 1993-07-13 | 1994-03-15 | Horng Min Liang | Safe multi-functional foldable leisure chair |
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- 1986-03-07 DE DE19863607581 patent/DE3607581A1/de active Granted
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1987
- 1987-02-20 US US07/018,094 patent/US4898421A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1987-03-02 AT AT87102902T patent/ATE95681T1/de active
- 1987-03-02 DE DE87102902T patent/DE3787743D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1987-03-02 ES ES87102902T patent/ES2046975T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-04 YU YU00344/87A patent/YU34487A/xx unknown
- 1987-03-05 CA CA000531306A patent/CA1275902C/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-07 JP JP62052839A patent/JPS6365819A/ja active Granted
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