JPS6345745Y2 - - Google Patents

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JPS6345745Y2
JPS6345745Y2 JP1981038015U JP3801581U JPS6345745Y2 JP S6345745 Y2 JPS6345745 Y2 JP S6345745Y2 JP 1981038015 U JP1981038015 U JP 1981038015U JP 3801581 U JP3801581 U JP 3801581U JP S6345745 Y2 JPS6345745 Y2 JP S6345745Y2
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JP
Japan
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plug
piece
conductive
contact
signal
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JP1981038015U
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JPS57151881U (ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はジヤツク構造に関し、特に音響機器
の外部接続部に用いて好適な信号中継用ジヤツク
構造(以下単にジヤツク構造と称する)に関す
る。
スピーカ、レコードプレーヤ、テープレコーダ
等の他のコンポーネントへリード線を介して接続
される受信機やアンプ等の音響機器では、ある種
の妨害が発生することがある。すなわち、当該リ
ード線及び入出力接続部のジヤツク機構部分がア
ンテナとして作用し、放射電磁界からのRF(高周
波)妨害電圧を当該音響機器へ送り込み、そこで
整流検波されて音響出力として表われる。
第1図は一般的なジヤツク構造の概略正面図を
示すもので、ハウジング1の内壁面に導電性の固
定片2が取付けられており、この固定片2は例え
ばハウジング1の低面から突出した端子を有し、
この端子を介して音響機器の内部回路の所定信号
ラインに接続される。3は、固定端3aが固定片
2に固定されかつ自由端3bを有する導電性可動
片であり、自由端3bの可動範囲を規制するスト
ツパ4がこの自由端3bに接してハウジング1に
取付けられている。ハウジング1にはプラグ5の
挿入のための挿入孔(図には表われない)が穿設
されており、この挿入孔はプラグ5のアース部5
aの外周と接触する導電性周面を有するもので、
そのために導電片6が設けられてこの導電片6に
当該挿入孔が穿設される。そしてこの導電片6は
例えばハウジング1の低面から突出した端子を有
しており、この端子により機器回路のアースライ
ンに接続される。
図において点線にて示すように、プラグ5が挿
入されると、プラグ先端である信号端子5bと可
動片3とが当接し、更にプラグの挿入力により可
動片3は図の上方に偏倚力を受けて、図示の位置
でジヤツクとプラグとの嵌合が終了して電気的接
続がなされるものである。
かゝる構造では、プラグ挿入時にプラグ信号端
子5bから可動片3、可動片の固定端3a及び固
定片2を介して接続端子へ信号が伝送されるか
ら、信号伝送ループが長くなつてRF妨害波に対
するアンテナ作用を招来することになる。従つ
て、これがプラグ5のリード線(図示せず)と相
俟つて放射電磁界によるRF妨害電圧を誘起して、
雑音発生の原因となつており、特に厳格な特性を
要求される音響機器等においては問題となる。
本考案の目的はRF妨害波に対する抑圧を可能
として機器の特性を向上せしめうるジヤツク構造
を提供することである。
本考案によるジヤツク構造は、プラグ挿入孔近
傍に高周波の通過を阻止するフイルタを設けるも
ので例えばプラグ信号端子に接触して偏倚を受け
る導電性可動片の固定端を固定する導電性固定片
とプラグ挿入孔の導電性周面との間に低域通過型
フイルタ手段としての容量素子を接続し、また可
動片の自由端に近接しかつプラグ挿入時にこの自
由端と当接して当該自由端と固定片とを電気的に
短絡して閉ループを形成する短絡片を設けてなる
ことを特徴としている。
プラグ挿入孔近傍に設けた当該容量素子によ
り、プラグリード線に誘起されたRF妨害波をア
ースへ導いて信号ラインに混入することを防ぎ、
短絡片によつてジヤツク内部の信号伝送経路を短
くしてRF妨害波に対するアンテナ作用をなくす
ようにしたものである。
以下に、本考案について図面を用いて説明す
る。
第2図は本考案の実施例の斜視図であり、第3
図は同じく正面図であり、これら両図において、
第1図と同等部分は同一符号により示されてい
る。アースされるべき導電片6にはプラグ5の挿
入孔8が穿設されており、この孔8の内周面がプ
ラグ挿入時にプラグ5のアース部5aの外周と接
触してアースされることになる。この導電片6に
ハウジング1から突出した端子6aが設けられて
いる。また固定片2にも同じくハウジング1から
突出した端子2aが設けられており、この端子2
aは可能な限り端子6aに近接してすなわちプラ
グ挿入孔8に近接して設けられるのが良い。これ
ら端子2a,6a間に低域フイルタとしての容量
素子9が接続されて、RF妨害波に対してほゞイ
ンピーダンスが無視されるような容量に選定され
る。
一方、可動片3の自由端3bに近接して短絡片
7が、固定片2に取付けられて設けられている。
第3図の点線にて示すようにプラグ5が挿入され
たときに、プラグ信号端子5bによつて可動片3
が上方に偏倚されて、自由端3bと短絡片7とが
当接する如き位置関係に配置される。従つて、ジ
ヤツク内部の長い信号伝送ループがこの短絡片7
の作用によつて短絡されて短くなり、RF妨害波
に対するアンテナ作用は著しく減少して無視可能
とすることができる。すなわち短絡片7によつて
RF波に対するインピーダンスが著しく減少する
ことになる。
特に、短絡片7として弾性部材を用いれば、短
絡片7と自由端3bとの接触抵抗更には可動片3
とプラグ信号端子5bとの接触抵抗がより小とな
つて更に高周波インピーダンスの低減が可能とな
ると共に、必要な信号波に対してもインピーダン
スが小となる利点がある。
第4図は本考案による効果を示すための特性例
であつて、妨害波周波数(MHz)に対するそのレ
ベルの関係を示しており、本考案による特性は実
線で示されまた一点鎖線で示す特性は西独国にお
ける新FTZ(Fernmecde Technifches
Zentralamt)規格の限界値を表わしている。こ
のように、本考案によれば、厳格な新FTZ規格
を全周波数に対して満足することができることに
なる。
当該特性の測定条件は、ラジオカセツト機器に
おいてフアンクシヨンモードをテープポジシヨン
とし、入力モードを「EXT MIC.」としており、
擬似妨害波としては高周波に1KHzの低周波を80
%の振幅変調した信号を用いている。尚、コンデ
ンサ9の値は390PFである。
叙上のように、本考案によるジヤツク構造は、
高周波をアースへ逃がす高周波通過フイルタと、
プラグ挿入時にのみ閉ループを形成する短絡片と
を含んでいる故、中継信号に混入している妨害波
信号をアースへ逃がすと共に閉ループによつてジ
ヤツク構造内での信号中継路を短絡して妨害波の
混入を抑制している故、ジヤツク構造を介してコ
ンポーネントを互いに接続して構成される機器全
体としてのS/N向上に大きく寄与する。特に、
上述した西独国の新FTZ規格の如き厳格な規格
を満足し得る機器を構成する上で効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のジヤツク構造の正面図、第2図
は本考案の実施例の斜視図、第3図は第2図の構
造の正面図、第4図は本考案の特性を示す図であ
る。 主要部分の符号の説明、2……固定片、3……
可動片、3a……固定端、3b……自由端、5…
…プラグ、5a……アース部、5b……信号端
子、7……短絡片、8……プラグ挿入孔、9……
コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プラグ挿入孔へのプラグ挿入時に前記プラグ
    の1の信号端子と接触して偏倚力を受ける導電
    性可動片と、前記導電性可動片の固定端と電気
    的に接続されて所定回路の信号ラインと接続さ
    れるべき導電性固定片と、前記挿入孔近傍に設
    けられて前記プラグの前記挿入口への挿入時に
    前記プラグの他の信号端子に接触する接触子と
    を含む信号中継用ジヤツク構造であつて、前記
    導電性固体片及び前記接触子の間に接続された
    高周波通過フイルタ手段と、前記導電性可動片
    の自由端に近接して設けられ前記プラグ挿入時
    に前記自由端と当接してこの自由端若しくはそ
    の近傍と前記導電性固定片とを電気的に短絡し
    て閉電流路を形成する短絡片とを有することを
    特徴とする信号中継用ジヤツク構造。 (2) 前記短絡片は弾性材よりなることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の信号中
    継用ジヤツク構造。 (3) 前期フイルタ手段はコンデンサよりなること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又
    は第2項記載の信号中継用ジヤツク構造。
JP1981038015U 1981-03-18 1981-03-18 Expired JPS6345745Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981038015U JPS6345745Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18

Applications Claiming Priority (1)

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JP1981038015U JPS6345745Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57151881U JPS57151881U (ja) 1982-09-24
JPS6345745Y2 true JPS6345745Y2 (ja) 1988-11-28

Family

ID=29835188

Family Applications (1)

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JP1981038015U Expired JPS6345745Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18

Country Status (1)

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JP (1) JPS6345745Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534353Y2 (ja) * 1975-02-13 1978-02-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57151881U (ja) 1982-09-24

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