JPS6345688Y2 - - Google Patents

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JPS6345688Y2
JPS6345688Y2 JP1985025960U JP2596085U JPS6345688Y2 JP S6345688 Y2 JPS6345688 Y2 JP S6345688Y2 JP 1985025960 U JP1985025960 U JP 1985025960U JP 2596085 U JP2596085 U JP 2596085U JP S6345688 Y2 JPS6345688 Y2 JP S6345688Y2
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JP
Japan
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reflector
light
lamp
lighting fixture
lower reflector
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JP1985025960U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、主として、病室においてベツドで
生活する患者のために設けられる照明器具に関す
るものである。
〔背景技術〕
第3図に従来例を示す。第3図は照明器具の断
面図である。
図において、1は反射板、2はソケツト、3は
ランプ、4は安定器、5は周枠、6はルーバ、7
は天井面である。
ルーバ6の遮光角θ0は45度である。周枠5と反
射板1との間に隙間8を確保し、ランプ3から隙
間8を通して天井面7を照らすようにしてある。
従来例には、つぎのような問題点がある。
反射板1には、水平底部1aと傾斜部1bが
あり、水平底部1aでの反射は殆どないから、
ルーバ6の輝度が部分的に異なり、違和感を与
える。
ルーバ6の色は、通常、周囲の雰囲気にマツ
チングさせるため白色またはオフホワイトであ
り、そのためにルーバ6の輝度が患者にとつて
は高すぎ(2000cd/m2)、まぶしさを与える。
隙間8を通る上方光束は、なんら配光制御さ
れていないため、照明器具の周囲の天井面のみ
が極端に明るく、落ち着いた感じを与えない。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、従来例の問題点の解決を図
り、天井面を効率良く照射する一方、患者などに
はまぶしさを与ず、全体として、落ち着いた雰囲
気をかもしだす照明効果を発揮する照明器具を提
供することである。
〔考案の開示〕
この考案の照明器具は、ランプの下半部分を覆
い下方に凸で上面を反射面に形成した下反射板
と、下端に前記下反射板の一側上端を連設した透
光カバーと、この透光カバーの内側に対向して前
記ランプの上方にあり下端ほど内側に位置して傾
斜する傾斜反射板と、前記下反射板の他側上端と
の間に透光用の隙間を確保する状態でランプの横
側方に配置した下面を反射面に形成した中反射板
とを備えたものである。
この考案の構成による作用は、つぎのとおりで
ある。
(a) ランプの下方を下方に凸の下反射板が覆い、
ランプの上方に傾斜反射板が配置されているた
め、傾斜反射板からの光の照射範囲が天井面側
に偏る状態に限定される。
すなわち、この光は、天井面を効率良く照射
する一方、間接光となるため、患者などにはま
ぶしさを与えない。
(b) 下反射板と中反射板との間の隙間から出た光
は中反射板で拡散反射し、照明器具の下方にお
ける照度を確保する。また、下方に凸の下反射
板の側面を照射してやわらかな感じを与え、下
反射板の重量感を解消し照明器具のイメージを
良好にする。
ランプからの直射光と中反射板からの拡散反
射光は、下反射板に遮光されるため、照明器具
の直下から所定の角度範囲しか照射しない。こ
の範囲では、患者などに直接、光が入射するこ
とはない。
(c) 以上(a)および(b)の相乗により、全体として、
落ち着いた雰囲気をかもしだす照明効果が発揮
される。
実施例 この考案の一実施例を第1図および第2図に基
づいて説明する。第1図は照明器具の断面図、第
2図は配光特性を示す側面図である。
第1図において、9は天井取付板、10は安定
器、11は天井取付板9の両側に連設され、鏡面
仕上げされた放物面反射板、12は両放物面反射
板11,11の下端間で安定器10の下方に設け
られた円弧状の中反射板、13はランプ、14は
ランプ13まわりの下半部分を覆う下方に凸の半
円弧状の下反射板、15は天井取付板9の両側に
取付けられた透光カバー、16は円弧状中反射板
12と半円弧状下反射板14との間に確保された
隙間、17は天井面である。
放物面反射板11が考案の構成にいう「傾斜反
射板」の一例である。
円弧状中反射板12と半円弧状下反射板14と
は、オフホワイトに塗装されている。
透光カバー15は透明アクリル樹脂製で、その
内面には水平方向のV型条溝15aが複数条形成
されている。
半円弧状下反射板14は、透光カバー15の下
端に固定連設されている。半円弧状下反射板14
の上端をAとすると、放物面反射板11は、この
点Aを焦点とする状態のものに構成されている。
それは、半円弧状下反射板14の内面が放物面反
射板11に映り込むことを避けるためである。
さらに、放物面反射板11は、ランプ13の中
心Lを焦点とする放物面になるべく近似したもの
となるように形成されている。
半円弧状下反射板14の上端Aを通つてランプ
13に引いた接線が水平線となす上方開口角θ1
は、30度に定められている。
ランプ13の中心Lを通る線上において、ラン
プ13から放射され放物面反射板11で反射され
た光が水平線となす角度をθL、半円弧状下反射板
14の上端Aから放物面反射板11に入射され反
射された光が水平線となす角度をθAとすると、 θL<θA<30゜ となる。このため、第3図に示すように患者の寝
起きの範囲内には、放物面反射板11からの光が
入射しない。
すなわち、この光は、天井面17や壁面18を
効率良く照射する一方、間接光となるため、患者
にはまぶしさを与えない。
隙間16から出た光は円弧状中反射板12で拡
散反射し、照明器具Bの下方における照度を確保
する。また、湾曲したオフホワイトの半円弧状下
反射板14の側面を照射してやわらかな感じを与
え、半円弧状下反射板14の重量感を解消し照明
器具Bのイメージを良好にする。
その拡散反射光は、垂線に対して45度の範囲を
照射する。この範囲では、患者に直接、光が入射
することはない。
透光カバー15にV型条溝15aがない場合に
は、患者などが照明器具Bを見たとき放物面反射
板11からの光のために、透光カバー15がなに
も無いように見える。しかし、この実施例の場
合、V型条溝15aを形成してあることによつ
て、透光カバー15に明るい部分を現出し、その
存在感を与える。
透光カバー15は、天井面17に接触してお
り、光を遮るものがないため、照明器具Bの周囲
が影で暗くなることがなく、照明器具Bの周囲を
広く明るく照らしだす。そして、離れるに従つ
て、除々に暗くなり、局部的に極端に明るくなる
ということがない。すなわち、全体として、落ち
着いた雰囲気をかもしだすことができる。
円弧状中反射板12と半円弧状下反射板14と
は、ルーバに比べて形状が簡単であるため、その
掃除を楽に行うことができる。
この考案は、つぎのものも実施例として含む。
符号11に対応するものを、放物面反射板に
代えて平面状の傾斜反射板としたもの。
符号12に対応するものを、円弧状中反射板
に代えて平面状の中反射板としたもの。
符号14に対応するものを、半円弧状下反射
板に代えて、皿状反射板としたもの。
〔考案の効果〕
この考案によれば、つぎの効果がある。
(a) ランプの下方を下方に凸の下反射板が覆い、
ランプ上方に傾斜反射板が配置されているた
め、傾斜反射板からの光の照射範囲を天井面側
に偏る状態に限定でき、天井面を効率良く照射
する一方、患者などには間接光となるため、ま
ぶしさを与えないですむ。
(b) 下反射板と中反射板との間の隙間から出た光
は中反射板で拡散反射し、照明器具の下方にお
ける照度を確保するが、この拡散反射光は、下
反射板に遮光されるため、照明器具の直下から
所定の角度範囲しか照射しない。この範囲で
は、患者などに直接、光が入射することを防止
できる。また、下方に凸の下反射板の側面を照
射してやわらかな感じを与え、下反射板の重量
感を解消し照明器具のイメージを良好にするこ
とができる。
(c) 以上(a)および(b)の相乗により、全体として、
所定角度領域のみを遮光し他はソフトな間接照
明となるので、病室等のベツドで生活している
患者にとつて眩しくなることなく、落ち着いた
雰囲気をかもしだす照明効果を発揮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の照明器具の断面
図、第2図は配光特性を示す側面図、第3図は従
来例の断面図である。 11……放物面反射板(傾斜反射板)、12…
…中反射板、13……ランプ、14……下反射
板、15……透光カバー、15a……条溝、16
……隙間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ランプの下半部分を覆い下方に凸で上面を反
    射面に形成した下反射板と、下端に前記下反射
    板の一側上端を連設した透光カバーと、この透
    光カバーの内側に対向して前記ランプの上方に
    あり下端ほど内側に位置して傾斜する傾斜反射
    板と、前記下反射板の他側上端との間に透光用
    の隙間を確保する状態でランプの横側方に配置
    した下面を反射面に形成した中反射板とを備え
    た照明器具。 (2) 前記下反射板が半円弧状のものである実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載の照明器具。 (3) 前記傾斜反射板が放物面に形成されている実
    用新案登録請求の範囲第(1)項記載の照明器具。 (4) 前記中反射板が上方に凸の状態に湾曲したも
    のである実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    照明器具。 (5) 前記透光カバーが、複数本の条溝を有するも
    のである実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    照明器具。
JP1985025960U 1985-02-25 1985-02-25 Expired JPS6345688Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5348826B2 (ja) * 2005-02-17 2013-11-20 インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト 壁部内への一体化のためのレンズ装置、結合ハウジングおよびレンズ装置と共に壁部一体化された装置、装置を据え付ける方法、および装置を有する輸送設備
JP4622919B2 (ja) * 2006-03-31 2011-02-02 パナソニック電工株式会社 照明器具及び照明方法
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920977A (ja) * 1972-06-15 1974-02-23

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