JP4720582B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関するものである。
従来、この種の照明器具は、室内空間の天井面に設置され、室内の一部に対してグレアカットを行いながら全体を照射するものである。一般的には、下方向の開口及び横方向の開口が形成されて配光される照明器具が多く、例えば下方向の開口からランプまでの鉛直距離を短くすることによって器具効率のほとんどを下方光束で確保している。
また、特許文献1には、住宅屋内の天井に設置され鉛直角10°から60°までの範囲の総光束を高めるような構成を備える屋内用照明器具が開示されている。
特開2000−90708号公報(第3,4頁及び第1図)
室内空間の明るさ感を向上させるためには、床面照度や天井面照度を確保するだけでなく、壁面照度を確保する必要があることが明らかになっている。
しかしながら、上記従来の照明器具は、壁面を照射する光を確保しにくいものや、壁面を照射する配光を有する器具であったとしても器具効率が悪いものであるので、空間全体の明るさ感を向上させるために多数の照明器具を設置しなければならないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、壁面照度を効率的に確保して空間の明るさ感を向上させつつ器具効率のよい照明器具を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、天井面に設置される照明器具であって、直管型であり軸方向を前記天井面に沿って保持される照明負荷を1乃至前記軸方向を同一方向にして複数備えるとともに、床面用透光開口が形成された下面部と、それぞれに壁面用透光開口が形成された1対の側面部と、前記壁面用透光開口のそれぞれと前記床面用透光開口との間に設けられ前記照明負荷から放射された光を遮る1対の遮光部とを有するセードを備え、前記軸方向から見て、前記壁面用透光開口のそれぞれに対して、前記照明負荷のうち当該壁面用透光開口に最も近くに保持される照明負荷の中心を原点とする第1の鉛直角が下端で90°以下となり上端で135°以上となり、前記軸方向から見て前記天井面の設置領域の中心を通る鉛直線と前記照明負荷の中心を通る水平線との交点を原点とする第2の鉛直角と、前記照明負荷から放射された光の全光束との関係のうち、前記第2の鉛直角0°から45°までの範囲の総光束が前記全光束の35%以上70%未満であり、前記第2の鉛直角45°から60°までの範囲の総光束が前記全光束の10%以下であり、前記第2の鉛直角60°から120°までの範囲の総光束が前記全光束の30%以上65%未満であることを特徴とする。
この構成によれば、床面用透光開口及び壁面用透光開口を介して床面、天井面及び壁面方向に対して効率的に光を照射して床面、天井面及び壁面の明るさを確保することができるので、遮光部によって一部の方向への光の照射を抑制しながら、空間全体の明るさ感を確保することができるとともに、器具効率を向上させることができる。この構成によれば、例えば病室のベッド上の患者などに対してグレアを抑制し、照明器具の鉛直下方向の光束を確保しつつ、側方及び斜め上方向を光が照射することで、空間全体の明るさ感を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記軸方向から見て、前記照明負荷から放射された光を下方に反射させる下方反射面を当該照明負荷の最上点の水平接線より上方に有する反射部を備えることを特徴とする。この構成によれば、照明負荷から上方に放射された光を下方反射面で反射させることができるとともに、照明負荷から壁面方向に放射された光が反射部に衝突させることなく壁面用透光開口を介して壁面を照射することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記下方反射面が水平面であることを特徴とする。この構成によれば、床面への照射を強めることができるとともに、例えば2灯用器具などの複数の照明負荷を備える照明器具の場合、壁面用透光開口に最も近い照明負荷以外の照明負荷から放射された光を、水平面である下方反射面で反射させることによって、壁面用透光開口を介して壁面への照射を強めることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記反射部が、前記照射負荷から放射された光を側方に反射させる側方反射面を前記下方反射面の前記軸方向に沿った両端から上方に傾斜して有することを特徴とする。この構成によれば、照明負荷から上方に放射された光のうち一部を下方に反射させ、残部を側方に反射させることができるので、天井面及び壁面の明るさと床面の明るさとのバランスをとることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記軸方向から見て、前記遮光部の最上点が、前記照明負荷の最下点の水平接線より下方にあることを特徴とする。この構成によれば、照明負荷から壁面方向に放射された光が遮光部に衝突することなく壁面用透光開口を介して壁面を照射することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記セードが、前記照明負荷から放射された光による下方への照射を制御する配光制御部を有することを特徴とする。この構成によれば、空間全体の明るさ感を確保し、器具効率を向上させつつ、例えば病室のベッドに横たわっている患者の目線などに光が直接照射されないようにしてグレアを低減することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記軸方向から見て、前記遮光部が、前記壁面用透光開口を介して放射された光のうち前記照明負荷の最上点の水平接線から20°以上の角度をなす光を遮断することを特徴とする。この構成によれば、空間全体の明るさ感を確保し、器具効率を向上させつつ、例えば空間内で立っている人の目線などに光が直接照射されないようにしてグレアを低減することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記軸方向から見て、前記側方反射面が、前記照射負荷から放射された光を水平線から20°以下の角度で反射させることを特徴とする。この構成によれば、空間全体の明るさ感を確保し、器具効率を向上させつつ、例えば空間内で立っている人の目線などに光が直接照射されないようにしてグレアを低減することができる。
本発明によれば、遮光部によって一部の方向への光の照射を抑制しながら、床面、天井面及び壁面の明るさを確保することで空間の明るさ感を確保することができるとともに、器具効率を向上させることができる。
(実施形態1)
本発明の実施形態1について図1〜4を用いて説明する。図1〜3は、実施形態1の照明器具の構成を示す図である。図4は実施形態1の照明器具の配光曲線図である。
まず、実施形態1の基本的な構成について説明する。実施形態1の照明器具1は、図1に示すように、2本の直管ランプ(照明負荷)2,2と、灯具3と、反射板4と、セード5とを備えている。この照明器具1は、例えば部屋などの室内空間の天井面6に設置されている。
各直管ランプ2は、図1に示すように、例えば32Wの直管型蛍光灯などであり、点灯装置20から高周波電力が供給されると点灯し、点灯装置20からの高周波電力の供給が停止されると消灯する。点灯装置20は、長方形状の基板に複数の電子部品が半田などで実装されたものであり、入力側で電源(図示せず)と電気的に接続し、出力側で後述の各ソケット31を介して直管ランプ2と電気的に接続する。基板は例えばプリント基板などである。電源は例えば商用電源などであり、交流電力を点灯装置20に供給する。
灯具3は、図3に示すように、灯具本体30と、2対のソケット31・・・とを備えている。灯具本体30は、例えば鋼板などの金属材料で細長い箱状に形成されたものであり、天井面6(図1参照)と対向する長方形状の底面部300と、底面部300の長手方向に沿った両縁から下方に延設された1対の側面部301,301と、底面部300の短手方向に沿った両端に設けられた1対のソケット台302,302とを備えている。底面部300には点灯装置20が設置されている(図1参照)。各側面部301は、上部320と、下部321と、上部320と下部321の間に設けられた段差部322(図1参照)と、下部321の下端から下方に延設された断面U字状の先端部323(図1参照)とを備え、高反射白色粉体が塗装されている。各ソケット台302は、上部330と、上部330の外縁から下方に延設された中間部331と、中間部331の下端から内方に延設された凸状の下部332と、下部332の内縁から上方に延設された断面L字状の固定部333とを備え、高反射白色粉体が塗装されている。中間部331には凹部334が形成され、凹部334の底面には貫通孔335が形成されている。下部332の先端には貫通孔336が形成されている。固定部333の先端には貫通孔337が形成されている。各ソケット台302は、ねじ(図示せず)が貫通孔337に嵌め合わされることによって底面部300にねじ止め固定される。
2対のソケット31・・・のそれぞれは、例えばポリプロピレンなどの樹脂で形成され、各ソケット台302の下部332に設けられている。2対のソケット31・・・は、図1に示すように、2本の直管ランプ2,2を、軸方向を天井面6に沿って同一方向にして保持している。
反射板4は、図3に示すように、例えば金属材料などで形成されたものであり、長方形状の下方反射面部40と、下方反射面部40の長手方向(直管ランプ2の軸方向)に沿った両端から斜め上方に傾斜して延設された1対の長方形状の側方反射面部41,41と、下方反射面部40の短手方向に沿った両縁に設けられた1対の取付部42,42とを備えている。この反射板4は、図1に示すように、長手方向(直管ランプ2の軸方向)から見て、下方反射面部40を各直管ランプ2の最上点の水平接線aより上方に有するようにして設けられている。このときの直管ランプ2と反射板4の間の寸法は、各部品の製造上の寸法精度が合成された合成寸法精度を考慮して設定され、最悪の合成寸法精度となるような各部品の寸法精度となったとしても、直管ランプ2と反射板4の間にいくらかの隙間ができるように設定されている。
下方反射面部40は水平面であり、直管ランプ2の軸方向から見て、各直管ランプ2から放射された光を下方に反射させるものである。これにより、下方反射面部40で反射した光が後述の床面用透光開口55を介して床面を照射することができる。また、図3に示すように、下方反射面部40には1対の貫通孔400,400が形成されている。反射板4は、図1に示すように、ねじ43が貫通孔336,400に嵌め合わされることによって灯具3にねじ止め固定される。
1対の側方反射面部41,41のそれぞれは、直管ランプ2から放射された光を側方に反射させるものである。これにより、各側方反射面部41で反射した光が後述の壁面用透光開口57を介して壁面を照射することができる。このとき、各側方反射面部41は、直管ランプ2の軸方向から見て、各直管ランプ2から放射された光を水平線から20°以下の角度で反射させている。各取付部42は、図3に示すように、下方反射面部40の短手方向に設けられた底面部420と、底面部420から各側方反射面部41に向かって設けられた1対の側面部421,421とを備えている。底面部420には1対の長方形状の貫通孔422,422が形成されている。各貫通孔422にはソケット31が挿入される。
セード5は、図1に示すように、1対の遮光部50,50と、1対の第1の配光制御部51,51と、中央近傍に長手方向に沿って設けられた第2の配光制御部52とを備えているとともに、図3に示すように、遮光部50間を接続する1対の両端部53,53と、各両端部53の上方に設けられた1対の接合部54,54とを備えている。つまり、上記セード5は、図2に示すように、床面用透光開口55が形成された下面部56と、それぞれに壁面用透光開口57が形成された1対の側面部58と、壁面用透光開口57のそれぞれと床面用透光開口55との間に設けられた1対の遮光部50とを備えていることになる。壁面用透光開口57のそれぞれは、図1に示すように、直管ランプ2の軸方向から見て、直管ランプ2のうち上記壁面用透光開口57に最も近くに保持されている直管ランプ2の中心を原点とする第1の鉛直角が下端で90°以下となり上端で135°以上となるように形成されている。
各遮光部50は、図3に示すように、例えば金属材料や樹脂などで断面L字状に形成されたものであり、長方形状の側面部500と、側面部500の下端から内方に延設された下面部501とを一体に備えている。各遮光部50は、図1に示すように、各直管ランプ2から放射された光を遮る。特に、各遮光部50は、直管ランプ2の軸方向から見て、壁面用透光開口57を介して放射された光のうち直管ランプ2の最上点の水平接線から20°以上の角度をなす光を遮断する。
第1の配光制御部51,51のそれぞれは、例えば金属材料や樹脂などで断面コ字状に形成され、遮光部50に対向して内側に設けられたものであり、長方形状の側面部510と、側面部510の上端から外方に延設された上面部511と、側面部510の下端から外方に延設された下面部512とを一体に備えている。第1の配光制御部51,51のそれぞれは、下面部501,512を接合することによって遮光部50に接合されている。第2の配光制御部52は、例えば金属材料や樹脂などで断面V字状に形成されたものであり、左面部520と、右面部521とを一体に備えている。第1の配光制御部51及び第2の配光制御部52は、各直管ランプ2から放射された光による下方への照射を制御する。具体的には、直管ランプ2の軸方向から見て、直管ランプ2から放射された光のうち直管ランプ2の接線から45°未満の角度をなす光を遮断する。
両端部53は、図3に示すように、例えば金属材料や樹脂などで形成されたものである。また、各接合部54は、例えば金属材料や樹脂などで形成されたものであり、底面部540と、底面部540の上下方向に沿った両縁から内方に延設された1対の側面部541とを一体に備えている。底面部540には貫通孔542が形成されている。上記セード5は、ねじ(図示せず)が貫通孔335,542に挿入されることによって灯具3にねじ止め固定される。
次に、実施形態1の照明器具1における光の照射について図4を用いて説明する。照明器具1の配光は、図4に示すように、鉛直角0°から45°までの範囲で全光束の47%であり、鉛直角60°から120°までの範囲で全光束の33%である。これに対して、鉛直角45°から60°までの範囲では全光束の6%である。また、器具効率は、上方光束が28%であり、下方光束が54%であり、合計が82%と高い。
以上、実施形態1によれば、セード5の床面用透光開口55及び壁面用透光開口57を介して床面、天井面6及び壁面方向に対して効率的に光を照射して床面、天井面6及び壁面の明るさを確保することができるので、遮光部50によって一部の方向への光の照射を抑制しながら、空間全体の明るさ感を確保することができるとともに、器具効率を向上させることができる。
各直管ランプ2から上方に放射された光のうち一部を下方反射面部40で下方に反射させ、残部を側方反射面部41で側方に反射させることができるので、天井面6及び壁面の明るさと床面の明るさとのバランスをとることができる。また、反射板4の下方反射面部40が、直管ランプ2の軸方向から見て、直管ランプ2の最上点の水平接線aより上方に設けられているので、各直管ランプ2から上方に放射された光を下方反射面部40で反射させることができるとともに、各直管ランプ2から壁面方向に放射された光が反射板4に衝突させることなく壁面用透光開口57を介して壁面を照射することができる。さらに、下方反射面部が水平面であるので、床面への照射を強めることができるとともに、壁面用透光開口57から離れた直管ランプ2から放射された光を下方反射面(水平面)で反射させることによって、壁面用透光開口57を介して壁面への照射を強めることができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2について図5を用いて説明する。図5は、照明器具が設置された病室を示す図である。
実施形態2は、図5に示すように、実施形態1の照明器具1が4床用の病室60の中央通路部天井面6に設置された形態である。実施形態2の病室60は、間口が5.5m〜6m、床面61から天井面6までの高さが約2.6mの一般的な病室である。この病室60には壁面62,62に沿って4床のベッド63,63が置かれ、各ベッド63には患者64が横たわっている。ベッド63の高さは約60cmである。
実施形態2では、病室60を、器具直下方向領域65、患者方向領域66及び器具水平方向領域67の3領域に分割し、領域ごとに必要な光束を設定する。つまり、器具直下方向領域65を鉛直角0°から45°までの範囲とし、患者方向領域66を鉛直角45°から60°までの範囲とし、器具水平方向領域67を鉛直角60°から120°までの範囲とする。また、実施形態2では、照明器具1の第1の配光制御部51及び第2の配光制御部52によって、横たわっている患者64の目線に近い45°の角度にグレアカット角が設定されている。
ここで、病室全体の明るさ感を高めるとともに患者64への照明器具1からのグレアを抑制するために、天井面6及び壁面62,62の輝度や照度が高いこと、UGR値が患者64の視点で19以下であることを必要とする。なお、UGR値とは、国際照明委員会(CIE)が定める照明器具からの不快グレアの制限値であり、病室では19とされている。実施形態2において、UGR値は18.7であり、グレアを適切に制限している。
実施形態2では、直管ランプ2の軸方向から見て、天井面6の設置領域の中心を通る鉛直線と各直管ランプ2の中心を通る水平線との交点を原点とする第2の鉛直角と、各直管ランプ2から放射された光の全光束との関係のうち、第2の鉛直角0°から45°までの範囲の総光束が全光束の35%以上70%未満であり、第2の鉛直角45°から60°までの範囲の総光束が全光束の10%以下であり、第2の鉛直角60°から120°までの範囲の総光束が全光束の30%以上65%未満である。
以上、実施形態2によれば、照明器具1の第1の配光制御部51及び第2の配光制御部52によって、病室60のベッド63に横たわっている患者64の目線などに光が直接照射されないようにグレアを抑制し、各直管ランプ2の鉛直下方向の光束を確保しつつ、側方及び斜め上方向を光が照射することで、病室全体の明るさ感を高めることができる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3について図6を用いて説明する。図6は、照明器具が設置された病室を示す図である。
実施形態3は、図6に示すように、実施形態1の照明器具1が4床用の病室60の中央通路部天井面6に設置された形態である。実施形態3の病室60は、間口が5.5m〜6m、床面61から天井面6までの高さが約2.6mの一般的な病室である。この病室60に患者(例えば身長1m70cm、目線の高さ1m65cm)64が立っている。実施形態3では、照明器具1の遮光部50及び側方反射面部41(図1参照)によって、立っている患者64の目線とのなす20°の角度にグレアカット角が設定されている。
以上、実施形態3によれば、病室全体の明るさ感を確保し、器具効率を向上させつつ、照明器具1の遮光部50及び側方反射面部41(図1参照)によって、病室60内で立っている患者64の目線などに光が直接照射されないようにしてグレアを低減することができる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4について図7を用いて説明する。図7は実施形態4の照明器具の断面図である。なお、図7ではソケット台が省略されている。
実施形態4の照明器具1aは、図7に示すように、2本の直管ランプ2,2と、灯具3と、反射板4と、セード5とを、実施形態1の照明器具1(図1参照)と同様に備えているが、実施形態1の照明器具1にはない以下に記載の特徴部分を有する。
実施形態4の照明器具1aは、実施形態1の反射板4に代えて、図7に示すような反射板4aを備えている。反射板4aは、下面反射面部40aと、下面反射面部40aの長手方向の両端から上方に延設された1対の側面部44,44とを備えている。下面反射面部40aには長手方向に沿って2つの凹部401,401が長手方向に沿って形成されている。上記反射板4aは、長手方向から見て、最下点を通る水平線が直管ランプ2の最上点の水平接線aよりも上方にある。このときの直管ランプ2と反射板4aの間の寸法は、各部品の製造上の寸法精度が合成された合成寸法精度を考慮して設定され、最悪の合成寸法精度となるような各部品の寸法精度となったとしても、直管ランプ2と反射板4aの間にいくらかの隙間ができるように設定されている。なお、反射板4aは、上記以外の点において実施形態1の反射板4(図1参照)と同様である。
以上、実施形態4によれば、反射板4aの下方反射面部40aが、直管ランプ2の軸方向から見て、直管ランプ2の最上点の水平接線より上方に設けられているので、実施形態1と同様に、各直管ランプ2から上方に放射された光を下方反射面部40aで反射させることができるとともに、各直管ランプ2から壁面方向に放射された光が反射板4aに衝突させることなく壁面用透光開口57を介して壁面を照射することができる。
(実施形態5)
本発明の実施形態5について図8を用いて説明する。図8は実施形態5の照明器具の断面図である。なお、図8ではソケット台が省略されている。
実施形態5の照明器具1bは、図8に示すように、2本の直管ランプ2,2と、灯具3と、セード5とを、実施形態1の照明器具1(図1参照)と同様に備えているが、実施形態1の照明器具1にはない以下に記載の特徴部分を有する。
実施形態5の照明器具1bは、実施形態1の反射板4に代えて、図8に示すような反射板4bを備えている。反射板4bは、下面反射面部40bと、下面反射面部40bの長手方向の両縁から延設された1対の側方反射面部41b,41bとを備えている。側方反射面部41b,41bのそれぞれは、壁面用透光開口57を介して光が壁面に向かって放射されるようなパラボラ形状で形成されている。これにより、直管ランプ2から放射され側方反射面部41bで反射した光が、壁面用透光開口57を介して壁面を照射することができる。なお、反射板4bは、上記以外の点において実施形態1の反射板4(図1参照)と同様である。
以上、実施形態5によれば、各直管ランプ2から上方に放射された光のうち一部を下方反射面部40bで下方に反射させ、残部を側方反射面部41bで側方に反射させることができるので、実施形態1と同様に、天井面6及び壁面の明るさと床面の明るさとのバランスをとることができる。
(実施形態6)
本発明の実施形態6について図9を用いて説明する。図9は実施形態6の照明器具の断面図である。なお、図9ではソケット台が省略されている。
実施形態6の照明器具1cは、図9に示すように、2本の直管ランプ2,2と、灯具3と、反射板4とを、実施形態1の照明器具1(図1参照)と同様に備えているが、実施形態1の照明器具1にはない以下に記載の特徴部分を有する。
実施形態6の照明器具1cは、実施形態1のセード5に代えて、図9に示すようなセード5aを備えている。実施形態6のセード5aにおいて、遮光部50aの最上面は、長手方向から見て、直管ランプ2の最下点の水平接線bより下方となるように設けられている。このときの直管ランプ2と遮光部50aの間の寸法は、各部品の製造上の寸法精度が合成された合成寸法精度を考慮して設定され、最悪の合成寸法精度となるような各部品の寸法精度となったとしても、直管ランプ2と遮光部50aの間にいくらかの隙間ができるように設定されている。なお、セード5aは、上記以外の点において実施形態1のセード5(図1参照)と同様である。
以上、実施形態6によれば、各直管ランプ2から壁面方向に放射された光が遮光部50aに衝突することなく壁面用透光開口57を介して壁面を照射することができる。
(実施形態7)
本発明の実施形態7について図10〜13を用いて説明する。図10〜12は、実施形態7の照明器具の構成を示す図である。図13は実施形態7の照明器具の配光曲線図である。
まず、実施形態7の基本的な構成について説明する。実施形態7の照明器具1dは、図10に示すように、1本の直管ランプ2と、灯具3aと、反射板4cと、セード5bとを備えている。この照明器具1dは、実施形態1の照明器具1(図1参照)と同様に、室内空間の天井面6に設置されている。なお、直管ランプ2は実施形態1の直管ランプと同様である。
灯具3aは、図12に示すように、灯具本体30aと、1対のソケット31,31とを備えている。灯具本体30aは、実施形態1の底面部300(図3参照)より幅の狭い長方形状の底面部300aと、1対の側面部301a,301aと、実施形態1のソケット台302(図3参照)より幅の狭い1対のソケット台302a,302aとを備えている。各ソケット31は、ソケット台302の下部に設けられ、図10に示すように、直管ランプ2を、軸方向を天井面6に沿って保持している。なお、灯具3aは、上記以外の点において実施形態1の灯具3(図3参照)と同様である。
反射板4cは、図12に示すように、実施形態1の下方反射面部40(図3参照)より幅の狭い長方形状の下方反射面部40cと、下方反射面部40cの長手方向(直管ランプ2の軸方向)に沿った両端から斜め上方に傾斜して延設された1対の長方形状の側方反射面部41cと、側方反射面部41cの上端から上方に延設された側面部44cと、下方反射面部40cの短手方向に沿った両縁に設けられた1対の取付部42c,42cとを備えている。なお、反射板4cは、上記以外の点において実施形態1の反射板4(図3参照)と同様である。
セード5bは、1対の遮光部50b,50bと、1対の第1の配光制御部51bと、実施形態1の両端部53(図3参照)より幅の狭い1対の両端部53b,53bと、実施形態1の接合部54(図3参照)より幅の狭い1対の接合部54b,54bとを備えている。つまり、上記セード5は、床面用透光開口55が形成された下面部と、それぞれに壁面用透光開口57が形成された1対の側面部と、壁面用透光開口57のそれぞれと床面用透光開口55との間に設けられた1対の遮光部50とを備えていることになる。なお、セード5bは、上記以外の点において実施形態1のセード5(図3参照)と同様である。
次に、実施形態7の照明器具1dにおける光の照射について図13を用いて説明する。照明器具1dの配光は、図13に示すように、鉛直角0°から45°までの範囲で全光束の39%であり、鉛直角60°から120°までの範囲で全光束の27%である。これに対して、鉛直角45°から60°までの範囲では全光束の4%である。また、器具効率は、上方光束が39%であり、下方光束が42%であり、合計が81%と高い。
以上、実施形態7によれば、1本の直管ランプ2の場合であっても、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施形態8)
本発明の実施形態8について図14を用いて説明する。図14は、照明器具が設置された病室を示す図である。
実施形態8は、図14に示すように、実施形態7の照明器具1dが病室60aに設置された形態である。実施形態8の病室60aは、間口が約3.2m、床面61aから天井面6aまでの高さが約2.6mの一般的な病室である。この病室60aにはベッド63が置かれ、ベッド63には患者64が横たわっている。ベッド63の高さは約60cmである。
実施形態8では、病室60aを、器具直下方向領域65a、患者方向領域66a及び器具水平方向領域67aの3領域に分割し、領域ごとに必要な光束を設定する。つまり、器具直下方向領域65aを鉛直角0°から45°までの範囲とし、患者方向領域66aを鉛直角45°から60°までの範囲とし、器具水平方向領域67aを鉛直角60°から120°までの範囲とする。また、実施形態8では、照明器具1dの第1の配光制御部51bによって、横たわっている患者64の目線に近い45°の角度にグレアカット角が設定されている。
ここで、病室全体の明るさ感を高めるとともに患者への照明器具1からのグレアを抑制するために、天井面6a及び壁面62a,62aの輝度や照度が高いこと、UGR値が患者64の視点で19以下であることを必要とする。
実施形態8では、直管ランプ2の軸方向から見て、天井面6aの設置領域の中心を通る鉛直線と各直管ランプ2の中心を通る水平線との交点を原点とする第2の鉛直角と、各直管ランプ2から放射された光の全光束との関係のうち、第2の鉛直角0°から45°までの範囲の総光束が全光束の35%以上70%未満であり、第2の鉛直角45°から60°までの範囲の総光束が全光束の10%以下であり、第2の鉛直角60°から120°までの範囲の総光束が全光束の30%以上65%未満である。
以上、実施形態8によれば、照明器具1dの第1の配光制御部51bによって、病室60aのベッド63に横たわっている患者64の目線などに光が直接照射されないようにグレアを抑制し、直管ランプ2の鉛直下方向の光束を確保しつつ、側方及び斜め上方向を光が照射することで、病室全体の明るさ感を高めることができる。
(実施形態9)
本発明の実施形態9について図15を用いて説明する。図15は実施形態9の照明器具の断面図である。
実施形態9の照明器具1eは、図15に示すように、1本の直管ランプ2と、灯具3aと、反射板4cとを、実施形態7の照明器具1d(図10参照)と同様に備えているが、実施形態7の照明器具1にはない以下に記載の特徴部分を有する。
実施形態9の照明器具1eは、実施形態7のセード5bに代えて、図15に示すようなセード5cを備えている。セード5cには、実施形態7の壁面用透光開口57に代えて、壁面用透光開口57aが形成されている。壁面用透光開口57aのそれぞれは、直管ランプ2の軸方向から見て、直管ランプ2の中心を原点とする第1の鉛直角が下端で75°となり上端で150°となるように形成されている。なお、セード5cは、上記以外の点において実施形態7のセード5b(図12参照)と同様である。
以上、実施形態9によれば、壁面と床面の明るさを確保することができ、空間の明るさ感を確保しつつ器具効率を向上させることができる。
本発明による実施形態1の照明器具の断面図である。 同上の照明器具の外観斜視図である。 同上の照明器具の分解斜視図である。 同上の照明器具の配光曲線図である。 本発明による実施形態2の照明器具が設置された病室に人が寝ている場合の図である。 本発明による実施形態3の照明器具が設置された病室に人が立っている場合の図である。 本発明による実施形態4の照明器具の断面図である。 本発明による実施形態5の照明器具の断面図である。 本発明による実施形態6の照明器具の断面図である。 本発明による実施形態7の照明器具の断面図である。 同上の照明器具の外観斜視図である。 同上の照明器具の分解斜視図である。 同上の照明器具の配光曲線図である。 本発明による実施形態8の照明器具が設置された病室に人が寝ている場合の図である。 本発明による実施形態9の照明器具の断面図である。
符号の説明
2 直管ランプ
5 セード
50 遮光部
55 床面用透光開口
57 壁面用透光開口

Claims (8)

  1. 天井面に設置される照明器具であって、
    直管型であり軸方向を前記天井面に沿って保持される照明負荷を1乃至前記軸方向を同一方向にして複数備えるとともに、
    床面用透光開口が形成された下面部と、それぞれに壁面用透光開口が形成された1対の側面部と、前記壁面用透光開口のそれぞれと前記床面用透光開口との間に設けられ前記照明負荷から放射された光を遮る1対の遮光部とを有するセードを備え、
    前記軸方向から見て、前記壁面用透光開口のそれぞれに対して、前記照明負荷のうち当該壁面用透光開口に最も近くに保持される照明負荷の中心を原点とする第1の鉛直角が下端で90°以下となり上端で135°以上となり、
    前記軸方向から見て前記天井面の設置領域の中心を通る鉛直線と前記照明負荷の中心を通る水平線との交点を原点とする第2の鉛直角と、前記照明負荷から放射された光の全光束との関係のうち、
    前記第2の鉛直角0°から45°までの範囲の総光束が前記全光束の35%以上70%未満であり、
    前記第2の鉛直角45°から60°までの範囲の総光束が前記全光束の10%以下であり、
    前記第2の鉛直角60°から120°までの範囲の総光束が前記全光束の30%以上65%未満である
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記軸方向から見て、前記照明負荷から放射された光を下方に反射させる下方反射面を当該照明負荷の最上点の水平接線より上方に有する反射部を備えることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記下方反射面が水平面であることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記反射部が、前記照射負荷から放射された光を側方に反射させる側方反射面を前記下方反射面の前記軸方向に沿った両端から上方に傾斜して有することを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  5. 前記軸方向から見て、前記遮光部の最上点が、前記照明負荷の最下点の水平接線より下方にあることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の照明器具。
  6. 前記セードが、前記照明負荷から放射された光による下方への照射を制御する配光制御部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の照明器具。
  7. 前記軸方向から見て、前記遮光部が、前記壁面用透光開口を介して放射された光のうち前記照明負荷の最上点の水平接線から20°以上の角度をなす光を遮断することを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の照明器具。
  8. 前記軸方向から見て、前記側方反射面が、前記照射負荷から放射された光を水平線から20°以下の角度で反射させることを特徴とする請求項4記載の照明器具
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