JP5005526B2 - 壁面照明器具 - Google Patents
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Description
ここに、側壁面W1の高さ寸法が3.5m、側壁面W1から壁面照明器具101までの離間距離Lが1.5mで、壁面照明器具101によって側壁面W1の全域を100Lxの明るさで均一に照明しようとすると、壁面照明器具101は、側壁面W1の上端縁、中間部、下端縁へのそれぞれの照射光の光度が、図示のように、225cd、816cd、3681cdとなるように、配光量を調整する必要がある。
ここに示した照明器具201は、光源として、蛍光灯の代わりに、点光源となるLED(発光ダイオード)211を一定の間隔で一列又は複数例に配列するようにしたもので、LED211を配列した光源搭載基板221と、光源搭載基板221を収容する照明器具ケース231と、LED211の前方を覆う透明カバー241とを具備した構成となっている。
さらに、隣接するLED相互の離間距離が側壁面W1上に照度の低下した縞を形成しないようにするためには、LED相互をより接近させて配置する必要があり、装備するLEDの数量の増加により、コストアップを招く虞もあった。
また、直管型の蛍光灯等の光源は、LEDと比較して消費電力が大きいため、照明用の電気代が嵩むという問題も生じた。
(1)被照明壁面を照射する壁面照明器具であって、
複数個の点光源が被照明壁面の幅方向に所定の離間間隔を空けて搭載された光源搭載基板と、
上記の各点光源毎に、該当の点光源を挟んで前記被照明壁面とは逆側に配置されて各点光源から出射される光を前記被照明壁面に向けて反射する反射面と、を備え、
前記各反射面は、前記被照明壁面の長さ方向及び幅方向の双方に対して所定の傾斜角を備え、前記複数個の点光源間の離間間隔は、各点光源から出射される直接光による前記被照明壁面上の照射域の間が前記各反射面で反射される反射光による前記被照明壁面上の照射域で埋まる様に、設定されていることを特徴とする壁面照明器具により達成される。
そして、上記の反射面は、被照明壁面の長さ方向及び幅方向の双方に対して所定の傾斜角を備えることにより、各点光源から直接被照明壁面に出射される直接光による被照明壁面上の照度のばらつきをなくすように、反射光を配光する。
即ち、各点光源からの直接光が照射される被照明壁面上の照射域間を、反射光が補完照射して、被照明壁面上での照度のばらつきを無くすため、消費電力が小さいLED等の点光源から出射された光を、被照明壁面上のより広範囲な領域に照度にばらつきが生じないように拡散配光することができる。
このような構成にすると、略W字形状を構成している一対の略V字状の反射面は、それぞれ、点光源から出射される直接光による被照明壁面上の照射域(直接光照射域)に対して、その幅方向の外側に、反射光による照射域(反射光照射域)を形成する。
このような構成にすると、反射面を専用の部品で構成する必要が無くなる。
図1は本発明に係る壁面照明器具の一実施形態の一部を破断して示した斜視図、図2は図1のB−B断面図、図3は図2に示した絶縁カバー部材の拡大斜視図、図4は図3のC部の拡大図、図5は図1に示した壁面照明器具を部屋の側壁面を照明するべく床壁に配置した時に、該壁面照明器具の反射光の説明図、図6は図5のD矢視図で、図5に示した壁面照明器具の反射面による配光形態の説明図である。
図5の場合、被照明壁面3は、室内空間2を画成している側壁面である。そして、壁面照明器具1は、被照明壁面3の下端縁から水平方向に延びる床壁5に設置されている。
そして、光源搭載基板11は、図2に示すように、被照明壁面3に近い前半側領域11aに点光源7を搭載し、後半側領域11bには点光源7の点灯を制御する各種の回路部品(不図示)を搭載している。
内部絶縁ケース13に収容された光源搭載基板11は、不図示のねじ又は凹凸嵌合によって、内部絶縁ケース13の内部に固定されている。
換言すると、本実施の形態の壁面照明器具1では、光源搭載基板11上の各点光源7毎に、被照明壁面3とは逆側に各点光源7から出射される光を被照明壁面3に向けて反射する反射面21が装備されている。また、各反射面21は、第2のカバー部材13bの前縁部13eの外側面により提供されるもので、点光源7を挟んで被照明壁面3とは逆側に位置している。
略V字状反射部22は、図4に示すように、点光源7の光軸7a方向から見て、被照明壁面3に向かって凹となる略V字状を構成する2つの反射面22a,22bから構成されている。また、同様に、略V字状反射部23も、点光源7の光軸7a方向から見て、被照明壁面3に向かって凹となる略V字状を構成する2つの反射面23a,23bから構成されている。
また、前述した各反射部22,23を構成している各反射面22a,22b,23a,23bは、光の反射方向を制御するため、図6に示すように、被照明壁面3の幅方向(図6の矢印Y方向)に対して所定の傾斜角φ1,φ2,φ3,φ4が付与されている。
点光源7相互の離間間隔を一定以上に広げると、各点光源7が形成する直接光B1による照射域S1相互間に、直接光B1が到達しない暗部領域S2が形成されてしまう。
そこで、各反射面21の略V字状反射部22,23は、図6に示すように、点光源7からその背面側(被照明壁面3とは逆側)に出射された光を、上記の暗部領域S2に拡散配光して、図6に示すように暗部領域S2に重なる様に反射光による照射域S3を形成して、点光源7からの直接光による被照明壁面3上の照度のばらつきをなくす。
そして、上記の反射面21は、被照明壁面3の長さ方向及び幅方向の双方に対して所定の傾斜角θ,φ1,φ2,φ3,φ4を備えることにより、各点光源7から直接被照明壁面3に出射される直接光B1による被照明壁面3上の照度のばらつきをなくすように、反射光B2を配光する。
従って、少数のLED(点光源7)により、被照明壁面3上の広範囲な領域に対する均一照明を実現することができ、照明器具の小型化や低コスト化と、省電力化による電気代の低減を図ることができる。
即ち、略W字形状を構成している一対の略V字状反射部22,23は、それぞれ、点光源7から出射される直接光B1による被照明壁面3上の照射域(直接光B1照射域)に対して、その幅方向の外側に、反射光B2による照射域(反射光B2照射域)を形成する。
従って、被照明壁面3の長さ方向にもより広範囲に渡って、照度にばらつきの無い良好な照明を実現することができる。
従って、反射面21を専用の部品で構成する必要が無くなり、部品の共用による部品点数の削減により、機器の構成の簡略化や、コストの低減を図ることができる。
装備する点光源7の配列数は、照明する被照明壁面の寸法等に応じて適宜に調整すると良い。
また、本発明に係る壁面照明器具で使用する点光源としては、消費電力が小さく、発光強度の高いLEDを使用することが望ましいが、LED以外の豆球を点光源として利用することも考えられる。
3 被照明壁面
5 床壁
7 点光源
7a 光軸
11 光源搭載基板
11a 前半側領域
11b 後半側領域
13 内部絶縁ケース
13a 第1のカバー部材
13b 第2のカバー部材
13c 側壁部
13d 開口
13e 前縁部
15 外部ケース
17 部品収容スペース
21 反射面
22,23 略V字状反射部
22a,22b,23a,23b 反射面
25 基準面
S1,S3 照射域
S2 暗部領域
Claims (3)
- 被照明壁面を照射する壁面照明器具であって、
複数個の点光源が被照明壁面の幅方向に所定の離間間隔を空けて搭載された光源搭載基板と、
上記の各点光源毎に、該当の点光源を挟んで前記被照明壁面とは逆側に配置されて各点光源から出射される光を前記被照明壁面に向けて反射する反射面と、を備え、
前記各反射面は、前記被照明壁面の長さ方向及び幅方向の双方に対して所定の傾斜角を備え、
前記複数個の点光源間の離間間隔は、各点光源から出射される直接光による前記被照明壁面上の照射域の間が前記各反射面で反射される反射光による前記被照明壁面上の照射域で埋まる様に、設定されていることを特徴とする壁面照明器具。 - 各点光源毎に装備された前記反射面は、前記点光源の光軸方向から見て、被照明壁面に向かって凹となる一対の略V字状反射部が各点光源の中心を通って被照明壁面に垂直な基準面に対して対称に並ぶことで、略W字形状を呈していることを特徴とする請求項1に記載の壁面照明器具。
- 上記の各反射面は、各点光源の背面側に位置する前記カバー部材の外側面により提供されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の壁面照明器具。
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