JP2007280733A - 吊り下げ型照明器具 - Google Patents

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恵史 天野
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Abstract

【課題】 明暗等のムラを生じさせない均質な間接照明を行うことができる、面照明機能と間接照明機能とを備えた吊り下げ型照明器具を提供する。
【解決手段】 導光板41の周囲において、前記導光板41の端面に光を入射するとともに、上方にも光を照射するように配置された直管状光源51と、前記直管状光源51に対して照明器具11の内部側であって、かつ前記直管状光源51の端部付近において、上方に光を照射するように配置された補助光源61とを備え、直管状光源51と補助光源61とを同時に点灯できるようにする。補助光源61は、直管状光源51の端部付近の照度が不足する部分を補うように上方を照射するため、直管状光源51の端部付近の照度を向上させることができ、明暗のムラを生じさせない均質な間接照明を行うことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は吊り下げ型照明器具の技術に関し、より詳細には面照明機能と間接照明機能とを備えた吊り下げ型照明器具の技術に関する。
従来、矩形の導光板の各端面に沿って蛍光灯を配置し、導光板の各端面から光を入射して導光板の表面を発光させる、面照明機能を備えた照明器具が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、器具本体の下部に蛍光灯、器具本体の上部に白熱灯をそれぞれ取り付け、蛍光灯で下方の室内空間を照明し、白熱灯で上方の天井等を照明する、直接照明機能と間接照明機能とを備えた照明器具も開発されている(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献1に記載の照明器具に、面照明機能だけでなく間接照明機能をも備えさせる場合、面照明用の光源として使用している蛍光灯の光を上方の天井等にも照射させるようにすれば、間接照明機能を発揮させることができると考えられる。
実公平6−12565号公報 実用新案登録第2592470号公報
しかしながら、特許文献1に記載の照明器具では、導光板の各隅部において、隣接する蛍光灯は端部が互いに接近するように配置されている。蛍光灯の端部は口金が設けられており、照度が不足する部分である。照度が不足する蛍光灯の端部が接近して配置されているため、蛍光灯の光を上方の天井等に照射させるようにしても、照明器具の端部付近から発せられる間接照明光は照度が不足している。このため、特許文献1に記載の照明器具によって間接照明を行うと、蛍光灯の端部付近に対応した部分が暗くなり、明暗のムラが生じて均質な間接照明を行うことができないという問題がある。
また、特許文献2に記載の照明器具では、器具本体の下部に取り付けられた蛍光灯は円環状の蛍光灯であり、蛍光灯による間接照明光は全周に渡って略一定である。しかしながら、蛍光灯は器具本体の下部に取り付けられているが、白熱灯は器具本体の上部に取り付けられており、蛍光灯及び白熱灯の取り付け高さが異なっているため、蛍光灯と白熱灯を同時に点灯させた場合は、照射光の強弱によって照射面にムラが生じて均質な間接照明を行うことができないという問題がある。
さらに、特許文献2に記載の照明器具では、蛍光灯及び白熱灯の取り付け高さが異なっているため、両者の照射光は混光されにくく、蛍光灯と白熱灯の照射光が混光された均質な間接照明を行うことはできないという問題もある。一方、円環状の蛍光灯と白熱灯とを略同じ高さに取り付けるとすると、例えば、内側に取り付けた白熱灯の光が外側に取り付けた蛍光灯によって遮られてしまい、間接照明光あるいは照明器具のカバー等に不快な影が生じるという問題がある。
本発明は、前記各課題に鑑みてなされたものであり、明暗等のムラを生じさせない均質な間接照明を行うことができる、面照明機能と間接照明機能とを備えた吊り下げ型照明器具の提供を目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載の発明では、吊り下げ型照明器具であって、
導光性を有し、照明器具の下面に設けられる導光板と、
前記導光板の周囲において、前記導光板の端面に光を入射するとともに、上方にも光を照射するように配置された直管状光源と、
前記直管状光源に対して照明器具の内部側であって、かつ前記直管状光源の端部付近において、上方に光を照射するように配置された補助光源と、
を備え、直管状光源と補助光源とを同時に点灯できることを特徴とする吊り下げ型照明器具とした。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記導光板の周囲の直管状光源は、隣接する端部間が相互に間隙を確保するように配置されており、前記補助光源は、前記直管状光源の端部間の間隙から外側にも光を照射するように配置されていることを特徴とする吊り下げ型照明器具とした。
請求項3に記載の発明では、請求項1から2のいずれか1項に記載の発明において、前記直管状光源と前記補助光源とを略同一高さに配置したことを特徴とする吊り下げ型照明器具とした。
請求項4に記載の発明では、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、収容凸部が設けられる器具本体を有し、前記収容凸部には、周縁部を下方に向けて傾斜させているとともに、上方が開放されて補助光源が配置される補助光源収容部が形成されていることを特徴とする吊り下げ型照明器具とした。
請求項5に記載の発明では、請求項1から4のいずれか1項に記載の発明において、直管状光源の端部間に確保された間隙に向けて補助光源の照射光を照射可能とするとともに、直管状光源の方向へ照射される補助光源の照射光を遮光する遮光板が、直管状光源の内側に設けられていることを特徴とする吊り下げ型照明器具とした。
請求項6に記載の発明では、請求項1から5のいずれか1項に記載の発明において、直管状光源の上方を覆うカバーは、周縁部を下方に向けて傾斜させていることを特徴とする吊り下げ型照明器具とした。
請求項7に記載の発明では、請求項1から6のいずれか1項に記載の発明において、導光板の上方に、直管状光源の入射光を反射する反射手段を設けるとともに、反射手段の上方に点灯装置を配置したことを特徴とする吊り下げ型照明器具とした。
請求項8に記載の発明では、請求項1から7のいずれか1項に記載の発明において、補助光源の下方に、補助光源の点灯状態を確認するための確認窓を設けたことを特徴とする吊り下げ型照明器具とした。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、直管状光源と補助光源とを同時に点灯すると、直管状光源は導光板の端面に光を入射し、導光板の下面を発光させることができる。
一方、直管状光源は、上方にも光を照射し、また、補助光源は、前記直管状光源に対して照明器具の内部側であって、かつ前記直管状光源の端部付近において、上方に光を照射するように配置されているため、補助光源は、直管状光源の端部付近の照度が不足する部分を補うように上方を照射する。このため、直管状光源の端部付近の照度を向上させることができ、明暗のムラを生じさせない均質な間接照明を行うことができる。
また、補助光源は、直管状光源の端部付近に配置されているため、直管状光源と補助光源の取り付け位置が接近しており、直管状光源と補助光源とを同時に点灯させた場合に、照射光の強弱の差が生じ難く、照射光の強弱によるムラを生じさせない均質な間接照明を行うことができる。
更に、直管状光源と補助光源の取り付け位置が接近しているため、直管状光源として蛍光灯を使用し、補助光源として白熱灯を使用しても、これらを同時に点灯させた場合には、両者の照射光が十分に混光され、均質な間接照明を行うことができる。
よって、明暗等のムラの生じない均質な間接照明を行うことのできる、面照明機能と間接照明機能とを備えた吊り下げ型照明器具を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記導光板の周囲の直管状光源は、隣接する端部間が相互に間隙を確保するように配置されており、前記補助光源は、前記直管状光源の端部間の間隙から外側にも光を照射するように配置されているため、前記直管状光源に対して照明器具の内部側に配置された補助光源の光が直管状光源によって遮られることがなく、間接照明光あるいは照明器具のカバー等に不快な影を生じさせず、均質な間接照明を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記直管状光源と前記補助光源とを略同一高さに配置したため、直管状光源と補助光源の取り付け位置が接近し、直管状光源と補助光源とを同時に点灯させた場合に、照射光の強弱の差が生じ難く、照射光の強弱によるムラを生じさせない均質な間接照明を行うことができる。
また、直管状光源と補助光源の取り付け位置が接近しているため、直管状光源として蛍光灯を使用し、補助光源として白熱灯を使用しても、これらを同時に点灯させた場合には、両者の照射光が十分に混光され、均質な間接照明を行うことができる。
さらに、照明器具の上下方向の高さを抑えることができ、照明器具を薄くすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、器具本体に設けられる収容凸部には、上方が開放されて補助光源が配置される補助光源収容部が形成されているため、補助光源からの照射光は、補助光源収容部の上方で遮られることがなく、上方を照射することができる。このため、補助光源は、直管状光源の端部付近の照度が不足する部分を補うように上方を照射して、直管状光源の端部付近の照度を向上させることができ、明暗のムラを生じさせない均質な間接照明を行うことができる。
また、器具本体に設けられる収容凸部は、周縁部を下方に向けて傾斜させているため、補助光源からの照射光の一部は周縁部の傾斜に沿って斜め上方に照射される。このため、補助光源からの照射光は上方だけでなく斜め上方にも照射されることとなり、直管状光源からの照射光と混光される範囲が広くなり、直管状光源と補助光源の照射光が混光された均質な間接照明を行うことができる。
さらに、収容凸部の周縁部を下方に向けて傾斜させることにより、照明器具を吊り下げて設置した場合に、下方からは収容凸部の周縁部が見え難くなり、照明器具が薄く見えることとなって外観体裁を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、直管状光源の端部間に確保された間隙に向けて補助光源の照射光を照射可能とするとともに、直管状光源の方向へ照射される補助光源の照射光を遮光する遮光板が、直管状光源の内側に設けられているため、補助光源の照射光を直管状光源の端部間の間隙から外側にも照射することができ、間接照明光あるいは照明器具のカバー等に不快な影を生じさせず、均質な間接照明を行うことができる。
また、遮光板が、補助光源の光のうち、直管状光源の方向へ照射される照射光を遮光するため、直管状光源への熱影響を低減させることができるとともに、直管状光源から補助光源に向けての照射光を遮ることにもなるため、補助光源への熱影響を低減させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、直管状光源の上方を覆うカバーは、周縁部を下方に向けて傾斜させているため、照明器具を吊り下げて設置した場合に、下方からはカバーの周縁部が見え難くなり、照明器具が薄く見えることとなって外観体裁を向上させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、導光板の上方に、直管状光源の入射光を反射する反射手段を設けるとともに、反射手段の上方に点灯装置を配置したことにより、点灯装置を低い位置に配置することができ、照明器具が薄くなって外観体裁を向上させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、補助光源の下方に、補助光源の点灯状態を確認するための確認窓を設けたことにより、補助光源の点灯時には確認窓から照射光が見え、補助光源の点灯状態を容易に確認することができる。このため、間接照明光を見ただけでは補助光源が点灯しているかどうか判断しにくい場合であっても、補助光源の点灯状態を直接見て確認することができ、リモコンスイッチ等によって点灯状態を確認する手数を削減することができる。
次に、発明の実施の形態について図を用いて説明する。
本発明の実施例1に係る吊り下げ型照明器具11について、図を用いて説明する。図1は本発明の実施例1に係る吊り下げ型照明器具11の全体側面図、図2は器具本体21とカバー71を分離した状態の全体側面図、図3は器具本体21の平面図、図4は図3の4−4線で切断した器具本体21の一部拡大断面図、図5は器具本体21の一部拡大平面図、図6はカバー71の平面図である。
図1に示すように、実施例1に係る吊り下げ型照明器具11は、取付部12、吊下部材13、器具本体21及びカバー71を有している。前記取付部12は吊り下げ型照明器具11に電気を供給するとともに、吊り下げ型照明器具11を天井等に固定するためのものである。取付部12には、天井等に設けられた配線器具(図示せず)に接続される接続器具(図示せず)が設けられ、接続器具からは吊り下げ型照明器具11に電気を供給する電源コード14が配線されている。
前記吊下部材13は、前記取付部12と器具本体21とを連結して、吊り下げ型照明器具11を天井等から吊り下げるための部材である。吊下部材13はワイヤーで形成されており、一端部に二股部が形成されている。二股部は器具本体21に固定されており、他端部は前記取付部12に固定されている。吊下部材13は2本使用されており、図1の紙面に対して奥行き方向に並設されている。吊下部材13はそれぞれ長さ調整機能を有しており、天井等から吊り下げ型照明器具11までの距離を所定の範囲で調整することが可能である。
前記取付部12に設けられた接続器具を天井等に設けられた配線器具に接続すると、接続器具と配線器具に電気的に接続されて、電源から吊り下げ型照明器具11に電気が供給される。また、取付部12が天井等に固定され、照明器具11を天井等に吊り下げた状態で固定することができる。
次に器具本体21について説明する。図2に示すように、器具本体21は、本体基板22、導光板としての透明アクリル板41、直管状光源としての2本柱型蛍光灯(以下、単に「蛍光灯」という)51、収容凸部31、補助光源としての白熱灯61、遮光板29等から構成されている。
前記本体基板22は、図2に示すように、器具本体21の底部となる部材であり、板金で形成されている。図3に示すように、本体基板22の外形輪郭形状は略正方形であり、周縁部には後記説明するカバー71を保持するための側壁部23が立設されている。図4に示すように、本体基板22の中央部には前記導光板としての透明アクリル板41の下面を下方に露出させるための面照明用開口部24が形成されている。面照明用開口部24は導光板よりやや小さい正方形に形成されている。
前記導光板としての透明アクリル板41は、器具本体21の下面に設けられるとともに、端面から光が入射されることにより、下面全体が発光する部材である。図4に示すように、透明アクリル板41は、後記説明する器具本体21より小さい正方形である。透明アクリル板41は、端面から光を入射させやすいように厚手のものが使用されている。導光板の上面には、反射手段としての反射板42が密着状態に取り付けられている。前記反射板42は導光板の上方からの光の透過を阻止するとともに、導光板の端面から入射される光を反射させて中心方向に導くものである。反射板42は光の反射率を向上させるため導光板に密着する面を白色にしている。透明アクリル板41は、下面を前記面照明用開口部24から露出させるようにした状態で前記本体基板22に取り付けられる。尚、反射手段は、反射板42を設ける他、導光板に塗料等を直接塗布してもよい。
上記のように透明アクリル板41の上方に反射板42を設けたことにより、反射板42の上方からの光が透明アクリル板41に透過しないようにすることができ、後記説明するように、反射板42の上方にインバーター等の点灯装置15を配置することができる。従って、インバーター等の点灯装置15を低い位置に配置することができ、照明器具11が薄くなって外観体裁を向上させることができる。
次に、前記直管状光源としての蛍光灯51は、前記導光板としての透明アクリル板41の周囲において、前記透明アクリル板41の端面に光を入射するとともに、上方にも光を照射するものである。図3に示すように、蛍光灯用ソケット53が透明アクリル板41の各端面について1個所づつ配置されている。各蛍光灯用ソケット53は、本体基板22上に設けられている。蛍光灯51は前記蛍光灯用ソケット53に装着され、透明アクリル板41の各端面について1本づつ配置される。蛍光灯51は、それぞれ透明アクリル板41の端面に接近させ、透明アクリル板41の端面からほぼ均等に光が入射されるように配置されている。そして、蛍光灯51は、隣接する端部間が相互に間隙を確保するように配置されており、後記補助光源としての白熱灯61が、蛍光灯51の端部間の間隙から外側にも光を照射できるように配置されている。また、隣接する蛍光灯51は、一方の口金部52に対して他方の先端部が接近するように配置されており、照度の低い口金部52が器具本体21の四隅に均等に配置されるようにしている。
図3、図4に示すように、前記本体基板22に形成された前記面照明用開口部24の四隅部分には、台座25が設けられる。台座25は後記本体支持板27を取り付けるためのものであり、本体支持板27を取り付けるための受け部26が形成されている。台座25は蛍光灯51から透明アクリル板41に入射される光を遮らないように前記面照明用開口部24の四隅部分にのみ設けられている。台座25に取り付けられる前記本体支持板27は、前記透明アクリル板41より大きい略正方形であり、板金で形成されている。本体支持板27の四隅部分には、前記台座25に取り付けるための脚部28が形成されており、台座25の受け部26と本体支持板27の脚部28とがボルト及びナットで固定されて、本体支持板27が本体基板22に固定される。
前記本体支持板27の上方には、図2、図3に示すように、収容凸部31が設けられる。収容凸部31には、補助光源としての白熱灯61が配置される補助光源収容部32が形成されるとともに、インバーター等の点灯装置15を収容するための空間が内部に確保される。収容凸部31は、板金を屈曲させて形成された収容部カバー33、及び補助光源収容部構成板34とで形成されている。
図2に示すように、前記収容凸部31は、各周縁部を下方に向けて傾斜させた形状であり、この傾斜は、前記収容部カバー33を下方に屈曲させることによって形成されている。また、図3に示すように、収容凸部31の四隅には、補助光源としての白熱灯61が配置される補助光源収容部32が形成されている。補助光源収容部32の形状は、平面視では図3に示すように、略直角の切り欠き形状であり、側面視では、図4に示すように、上縁部が下方に向けて傾斜した形状である。補助光源収容部32の上方は開放されている。図4に示すように、補助光源収容部32の立ち面は、本体支持板27に立設させた補助光源収容部構成板34で形成されており、補助光源収容部構成板34は、収容部カバー33の傾斜に適合するように形成されている。
前記のように収容凸部31の周縁部を下方に向けて傾斜させたことにより、後記白熱灯61を点灯させた場合は、白熱灯61からの照射光の一部は周縁部の傾斜に沿って斜め上方に照射される。このため、白熱灯61からの照射光は上方だけでなく斜め上方にも照射されることとなり、前記蛍光灯51からの照射光と混光される範囲が広くなり、蛍光灯51と白熱灯61の照射光が混光された均質な間接照明を行うことができる。
また、前記収容凸部31の周縁部を下方に向けて傾斜させているため、照明器具11を吊り下げて設置した場合に、下方からは収容凸部31の周縁部が見え難くなり、照明器具11が薄く見えることとなって外観体裁を向上させることができる。
また、前記収容凸部31には、補助光源収容部32の上方が開放されているため、後記白熱灯61からの照射光は、補助光源収容部32の上方で遮られることがなく、上方を照射することができる。このため、白熱灯61は、蛍光灯51の端部付近の照度が不足する部分を補うように上方を照射して、蛍光灯51の端部付近の照度を向上させることができ、明暗のムラを生じさせない均質な間接照明を行うことができる。
次に、前記補助光源としての白熱灯61は、前記蛍光灯51の口金部52の照度不足を補うためのものである。白熱灯ソケット62は、前記補助光源収容部32の補助光源収容部構成板34に設けられており、白熱灯ソケット62に取り付けられる白熱灯61は、前記補助光源収容部32内、すなわち、前記蛍光灯51に対して照明器具11の内部側であって、蛍光灯51の端部付近に配置される。前述のように補助光源収容部32の上方は開放されているため、白熱灯61の光は上方を照射することができる。また、蛍光灯51は、前述のように隣接する端部間が相互に間隙を確保するように配置されているため、白熱灯61は蛍光灯51の端部間の間隙から外側にも光を照射することができる。従って、前記蛍光灯51に対して照明器具11の内部側に配置された白熱灯61の光が蛍光灯51によって遮られることがなく、間接照明光あるいは照明器具11のカバー71等に不快な影を生じさせず、均質な間接照明を行うことができる。
前記遮光板29は、蛍光灯51の端部間に確保された間隙に向けて白熱灯61の照射光を照射可能とするとともに、蛍光灯51の方向へ照射される白熱灯61の照射光を遮光するための部材である。図3に示すように、遮光板29は白熱灯61と蛍光灯51の間に設けられており、各遮光板29の端部間には間隙が確保されている。図4に示すように、遮光板29は、本体支持板27に取り付けられており、上部は略L字形に屈曲されて、カバー71の受けにもなっている。前記遮光板29を設けたことにより、白熱灯61の照射光を蛍光灯51の端部間の間隙から外側にも照射することができ、間接照明光あるいは後記カバー71に不快な影を生じさせず、均質な間接照明を行うことができる。また、白熱灯61の光のうち、蛍光灯51の方向へ照射される照射光を遮光するため、蛍光灯51への熱影響を低減させることができる。また、蛍光灯51から白熱灯61に向けての照射光を遮ることにもなるため、白熱灯61への熱影響を低減させることができる。
次に前記カバー71について説明する。カバー71は蛍光灯51からの光を均等に上方に透過させるための部材であり、乳白色の透光性の樹脂素材で形成されている。図2に示すように、カバー71は、器具本体21の上部に取り付けられ、蛍光灯51の上方を覆うものである。図6に示すように、カバー71の外形輪郭形状は略正方形であり、中央部には、前記収容凸部31が貫通するための略正方形のカバー開口部72が形成されている。尚、カバー開口部72は正方形であるため、収容凸部31の補助光源収容部32に配置された白熱灯61の上部は覆わない構成である。図2、図4に示すように、カバー71の側部は前記器具本体21の周囲に立設された側壁部23の内側に嵌合するように形成されており、これによりカバー71は器具本体21の側壁部23によって保持される。また、図4に示すように、カバー71の内側は、前記遮光板29によっても支持される。また、図2に示すように、カバー71の周縁部は下方に向けて傾斜されている。これにより、照明器具11を吊り下げて設置した場合に、下方からはカバー71の周縁部が見え難くなり、照明器具11が薄く見えることとなって外観体裁を向上させることができる。
尚、詳細な説明は省略するが、前記収容凸部31には、前記インバーター等の点灯装置15のほか、白熱灯61の調光装置(図示せず)、リモコンスイッチを用いて点灯、消灯、調光等を遠隔操作できる遠隔操作手段(図示せず)の受光部等も設けられている。前記電源コード14からの電気は前記点灯装置15等を介して蛍光灯51及び白熱灯61に供給されるように配線されている。更に、蛍光灯51と白熱灯61はリモコンスイッチの操作により、同時に点灯できるようにされており、個別の点灯も可能な構成となっている。
以上説明した実施例1に係る吊り下げ型照明器具11によれば、以下のような効果を有する。
蛍光灯51と白熱灯61とを同時に点灯することにより、蛍光灯51は導光板の端面に光を導入し、導光板の下面を発光させることができる。一方、蛍光灯51は、上方にも光を照射し、また、白熱灯61は、前記蛍光灯51に対して照明器具11の内部側であって、かつ前記蛍光灯51の端部付近において、上方に光を照射するように配置されているため、白熱灯61は、蛍光灯51の端部付近の照度が不足する部分を補うように上方を照射する。このため、蛍光灯51の端部付近の照度を向上させることができ、明暗のムラを生じさせない均質な間接照明を行うことができる。
また、白熱灯61は、蛍光灯51の端部付近に配置されているため、蛍光灯51と白熱灯61の取り付け位置が接近しており、蛍光灯51と白熱灯61とを同時に点灯させた場合に、照射光の強弱の差が生じ難く、照射光の強弱によるムラを生じさせない均質な間接照明を行うことができる。
更に、蛍光灯51と白熱灯61の取り付け位置が接近しているため、蛍光灯51と白熱灯61を使用しても、これらを同時に点灯させた場合には、両者の照射光が十分に混光され、均質な間接照明を行うことができる。
次に、本発明の実施例2に係る吊り下げ型照明器具11について説明する。実施例2では、補助光源の点灯状態を確認するための確認窓81を設けた点が実施例1と大きく異なっている。実施例1と同一部分は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図7は本発明の実施例2に係る吊り下げ型照明器具11の下面図である。図7に示すように、補助光源としての白熱灯61の下方には、白熱灯61の点灯状態を確認するための確認窓81を形成している。確認窓81は、導光板の上方に設けた反射板42の一部に透孔を形成し、その上方の白熱灯61の照射光を導光板の下方まで透過させるようにしたものである。図7における確認窓81は、四角形に形成している。
上述のように白熱灯61の下方に、白熱灯61の点灯状態を確認するための確認窓81を設けたことにより、白熱灯61の点灯時には確認窓81から照射光が見え、白熱灯61の点灯状態を容易に確認することができる。このため、間接照明光を見ただけでは白熱灯61が点灯しているかどうか判断しにくい場合であっても、白熱灯61の点灯状態を直接見て確認することができ、リモコンスイッチ等によって点灯状態を確認する手数を削減することができる。
また、前記確認窓81は、白熱灯61の照射光によって明るく見えるため、確認窓81の形状を種々変更することによって、光の輪郭形状を種々変更することができ、吊り下げ型照明器具11のデザイン性を向上させる効果も有する。確認窓81の形状は種々の形状、大きさ、個数とすることができ、形成位置は、白熱灯61の真下でなくとも、白熱灯61の照射光を通過させる位置に形成すればよい。また、スリット82等と組み合わせることもできる。図8、図9、図10に確認窓81の一例を示す。
例えば、図8(B)、図9(C)、図10(E)に示すように、確認窓81の形状は四角形に限定されず、円、三角形、鈎形等とすることができる。また、図8(A)、図9(D)のように、複数の窓を組み合わせて確認窓81とすることもできる。また、図10(F)のように、確認窓81は、スリット82等と組み合わせることもできる。
尚、実施の形態は上記に限定されるものではなく、例えば、以下のようにしてもよい。
直管状光源としてコンパクト型蛍光灯である2本柱型蛍光灯51を使用したが、これに限定されず、直管状の一般形蛍光灯など、導光板の端面に沿って配置できる種々の光源を使用することができる。また、補助光源として白熱灯61を使用したが、これに限定されず、直管状光源の端部付近に配置できる種々の光源を使用することができる。
蛍光灯51と白熱灯61の配置高さは略同一高さとしてもよい。蛍光灯51と白熱灯61の取り付け位置を接近させることにより、蛍光灯51と白熱灯61とを同時に点灯させた場合に、照射光の強弱の差が生じ難く、照射光の強弱によるムラを生じさせない均質な間接照明を行うことができる。また、蛍光灯51と白熱灯61の取り付け位置が接近しているため、蛍光灯51と白熱灯61を使用しても、これらを同時に点灯させた場合に両者の照射光が十分に混光され、均質な間接照明を行うことができる。さらに、照明器具11の上下方向の高さを抑えることができ、照明器具11を薄くすることができる。
また、吊り下げ型照明器具11の平面形状は正方形としたが、これに限定されず、任意の多角形、円形の吊り下げ型照明器具11とすることができる。
また、直管状光源は導光板の1端面に1本配置としたが、これに限定されず、1端面につき複数本配置することもできる。
本発明の実施例1に係る吊り下げ型照明器具11の全体側面図。 器具本体21とカバー71を分離した状態の全体側面図。 器具本体21の平面図。 図3の4−4線で切断した器具本体21の一部拡大断面図。 器具本体21の一部拡大平面図。 カバー71の平面図。 本発明の実施例2に係る吊り下げ型照明器具11の下面図。 他の実施例に係る吊り下げ型照明器具11の下面図。 他の実施例に係る吊り下げ型照明器具11の下面図。 他の実施例に係る吊り下げ型照明器具11の下面図。
符号の説明
11 吊り下げ型照明器具
12 取付部
13 吊下部材
14 電源コード
15 点灯装置
21 器具本体
22 本体基板
23 側壁部
24 面照明用開口部
25 台座
26 受け部
27 本体支持板
28 脚部
29 遮光板
31 収容凸部
32 補助光源収容部
33 収容部カバー
34 補助光源収容部構成板
41 導光板としての透明アクリル板
42 反射手段としての反射板
51 直管状光源としての2本柱型蛍光灯
52 口金部
53 蛍光灯用ソケット
61 補助光源としての白熱灯
62 白熱灯ソケット
71 カバー
72 カバー開口部
81 確認窓
82 スリット

Claims (8)

  1. 吊り下げ型照明器具であって、
    導光性を有し、照明器具の下面に設けられる導光板と、
    前記導光板の周囲において、前記導光板の端面に光を入射するとともに、上方にも光を照射するように配置された直管状光源と、
    前記直管状光源に対して照明器具の内部側であって、かつ前記直管状光源の端部付近において、上方に光を照射するように配置された補助光源と、
    を備え、直管状光源と補助光源とを同時に点灯できることを特徴とする吊り下げ型照明器具。
  2. 吊り下げ型照明器具であって、前記導光板の周囲の直管状光源は、隣接する端部間が相互に間隙を確保するように配置されており、前記補助光源は、前記直管状光源の端部間の間隙から外側にも光を照射するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の吊り下げ型照明器具。
  3. 吊り下げ型照明器具であって、前記直管状光源と前記補助光源とを略同一高さに配置したことを特徴とする請求項1から2のいずれか1項に記載の吊り下げ型照明器具。
  4. 吊り下げ型照明器具であって、収容凸部が設けられる器具本体を有し、前記収容凸部には、周縁部を下方に向けて傾斜させているとともに、上方が開放されて補助光源が配置される補助光源収容部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の吊り下げ型照明器具。
  5. 吊り下げ型照明器具であって、直管状光源の端部間に確保された間隙に向けて補助光源の照射光を照射可能とするとともに、直管状光源の方向へ照射される補助光源の照射光を遮光する遮光板が、直管状光源の内側に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の吊り下げ型照明器具。
  6. 吊り下げ型照明器具であって、直管状光源の上方を覆うカバーは、周縁部を下方に向けて傾斜させていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の吊り下げ型照明器具。
  7. 吊り下げ型照明器具であって、導光板の上方に、直管状光源の入射光を反射する反射手段を設けるとともに、反射手段の上方に点灯装置を配置したことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の吊り下げ型照明器具。
  8. 吊り下げ型照明器具であって、補助光源の下方に、補助光源の点灯状態を確認するための確認窓を設けたことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の吊り下げ型照明器具。
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