JPH0243044Y2 - - Google Patents

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JPH0243044Y2
JPH0243044Y2 JP1112186U JP1112186U JPH0243044Y2 JP H0243044 Y2 JPH0243044 Y2 JP H0243044Y2 JP 1112186 U JP1112186 U JP 1112186U JP 1112186 U JP1112186 U JP 1112186U JP H0243044 Y2 JPH0243044 Y2 JP H0243044Y2
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JP
Japan
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light
reflector
reflected
lamp
lower reflector
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JP1112186U
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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、天井に取付けるダウンライト等の
照明器具に関するものである。
〔背景技術〕
従来の照明器具を第4図ないし第6図に基づい
て説明する。第4図において、反射板はランプ3
0を収納した上部反射板32と、上部反射板32
の下端に連接した下部反射板34とから構成され
ている。下部反射板34は上端部fを焦点とした
単一放物面となつている。また、上部反射板32
と下部反射板34の連接部は透光パネル36で仕
切られている。なお、38は天井面である。
次に、このように構成された照明器具の欠点に
ついて説明する。
上部反射板32で反射した光は、ほとんど透
光パネル36を通つて直下に進行するので配光
面積が挟くなる。
透光パネル36を透明とし、かつ下部反射板
34を鏡面仕上げとした場合、照射面に照度む
らが生じる。すなわち、下部反射板34の焦点
fとランプ30とは接近していることから、第
5図に示すように下部反射板34で反射した光
線L9は略平行となり、外向きに配光される。
したがつて、第6図に示すように、横軸にラン
プ30の直下を0とした照射面距離を取り縦軸
に照度を取ると、下部反射板34で反射した光
が集まる周縁部Zが部分的に照度が高くなり、
照度むらが発生する。
透光パネル36を透明とし、かつ下部反射板
34を拡散仕上げとした場合、下部反射板34
で拡散した反射光が遮光角Q2(透光パネル36
が直視できない範囲)内に侵入し、遮光角Q2
内でもグレアを感じてしまう。
透光パネル36を拡散仕上げとし、かつ下部
反射板34を鏡面仕上げとした場合、透光パネ
ル36が面光源となり、上部反射板32および
下部反射板34で配光制御が行なえず、配光面
積が挟くなる。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、配光面積を広くすることが
でき、照射面の照度むらをなくすことができ、か
つ遮光角内でのグレアを感じることのない照明器
具を提供することである。
〔考案の開示〕 この考案の照明器具は、ランプを収納した上部
反射板と、この上部反射板の下端に連接した下部
反射板と、前記連接部を仕切る透光パネルとを備
えた照明器具において、前記上部反射板は前記ラ
ンプから出た光を直下以外に反射する反射面を有
し、前記下部反射板は下部が前記下部反射板の上
端を焦点としかつ軸の傾斜角を遮光角以上とした
基準放物面からなり上方に行くに従つて前記基準
放物面に対して徐々に内方に傾斜した鏡面反射板
とし、前記透光パネルは半透明としたことを特徴
とするものである。
この考案の構成によれば、透光パネルが半透明
であり、透光パネルを通過した光は半指向性を有
することになり、しかも上部反射板を直下以外に
光を反射する反射面としてので、ランプから出た
光は上部反射板で広がりを得て透光パネルで半指
向性を持つて照射され、配光面積を広くすること
ができる。
また、下部反射板が下部を基準放物面とし、上
方に行くに従つて基準放物面に対して徐々に内方
に傾斜させたことにより、下部反射板の下部で反
射した反射光より上部で反射した反射光の方が直
下に進み、従来のように外周方向のみに反射され
ることがなく、照射面に照度むらが生じない。
さらに、下部反射板が鏡面反射板となつていて
光が拡散せず、かつ基準放物面の軸の傾斜角を遮
光角以上としたので、焦点に接近したランプから
出た光は遮光角以上の照射角で照光されると共
に、基準放物面より上方の反射面は内方に傾斜し
ているのでより一層照射角が大きくなり、下部反
射板で反射した光は遮光角内には侵入せず、遮光
角内でグレアを感じることはない。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。
第1図は、この実施例の照明器具の断面図を示
しており、10は上部反射板であり、12は上部
反射板の下端に連接した下部反射板である。ま
た、上部反射板10内にはランプ14が設けられ
ており、上部反射板10と下部反射板12の連接
部分は外周部を下部反射板12の上端に外向きに
折曲形成した受部16に載置した透光パネル18
で仕切られている。
また、上部反射板10は3層の反射面からな
り、上層10aで反射した光Laはランプ14の上方
を通過して下層10cで再度反射し、照射角αに
て照射される。中層10bで反射した光Lbは照
射角βで照射され、下層10cで反射した光Lc
は照射角γにて照射される。このように、上部反
射板10にて反射した光La,Lb,Lcはランプ1
4の直下以外へ照射される。
また、透光パネル18は半透明であり、透光パ
ネル18を通つた光は半拡散光Ldとなる。
さらに、下部反射板12の下部は、下部反射板
12の上端部Fを焦点とした基準放物線Sに一致
した基準放物面12aとなつている。なお、基準
放物線Sの軸Tの傾斜角Xは遮光角θ1(透光パネ
ル18が直視できない範囲)と一致している。こ
のため、基準放物面12aにて反射した光Leは
焦点Fとランプ14の位置が接近していることか
ら照射角θ1にて照射される。また、下部反射板1
2は上方に行くに従つて基準放物線Sに対して
徐々に内方に傾斜している。すなわち、Uは下部
反射板12の上部における放物面と一致する放物
線であり、放物線Uの軸Vの傾斜角Yは軸Tの傾
斜角Xよりも大きくなつている。このめ、下部反
射板12の上部で反射した光は、下部の基準放物
面12aで反射した光Leよりも照射角が大きく
なり直下方向に照射される。なお、20は天井で
ある。
このように構成された照明器具によると、透光
パネル18が半透明であり、透光パネル18を通
過した光は半指向性を有することになる。しか
も、上部反射板10を直下以外に光を反射する3
層10a,10b,10cからなる反射面とした
ので、ランプ14から出た光は上部反射板10で
広がりを得る。そして、透光パネル18で半指向
性を持つて照射角α,β,γで照射される。した
がつて、配光面積が広くなる。
また、下部反射板12が下部を基準放物面12
aとし、上方に行くに従つて基準放物線Sに対し
て徐々に内方に傾斜させたことにより、第2図に
示すように下部反射板12の下部の基準放物面1
2aで反射した反射光Leより上部で反射した反
射光Lfの方が直下に進み、従来のように外周方
向のみに反射されることがなくなる。したがつ
て、第3図に示すように、横軸にランプ14の直
下を0とした照射面距離を取り縦軸に照度を取る
と、照度がランプ14の直下を最高点として滑ら
かに変化するようになり、照射面に照度むらが生
じないようになる。しかも、透光パネル18を半
透明としてランプ14からの直射光を半指向性の
光に変化させたので、より一層照度むらが防止で
きる。
さらに、下部反射板12が鏡面仕上げとなつて
いて光が拡散せず、かつ基準放物面12aの軸T
の傾斜角Xを遮光角θ1以上としたので、焦点Fに
接近したランプ14から出た光Leは遮光角θ1
上の照射角で照光されると共に、基準放物面12
aより上方の反射面は内方に傾斜しているのでよ
り一層照射角が大きくなり、下部反射板12で反
射した光は遮光角θ1内には侵入せず、遮光角θ1
でグレアを感じることはない。
なお、下部反射板12の基準放物面12aの軸
Tの傾斜角Xはθ1≦Xの関係を満たす値であれば
よい。
〔考案の効果〕
この考案の照明器具よれば、次の各効果が得ら
れる。
透光パネルが半透明であり、透光パネルを通過
した光は半指向性を有することになり、しかも上
部反射板を直下以外に光を反射する反射面とした
ので、ランプから出た光は上部反射板で広がりを
得て透光パネルで半指向性を持つて照射され、配
光面積を広くすることができる。
下部反射板が下部を基準放物面とし、上方に行
くに従つて基準放物面に対して徐々に内方に傾斜
させたことにより、下部反射板の下部で反射した
反射光より上部で反射した反射光の方が直下に進
み、外周方向のみに反射されることがなく、照射
面に照度むらが生じない。
下部反射板が鏡面仕上げとなつていて光が拡散
せず、かつ基準放物面の軸の傾斜角を遮光角以上
としてので、焦点に接近したランプから出た光は
遮光角以上の照射角で照光されると共に、基準放
物面より上方の反射面は内方に傾斜しているので
より一層照射角が大きくなり、下部反射板で反射
した光は遮光角内には侵入せず、遮光角内でグレ
アを感じることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
はその作用説明図、第3図はその照射面距離と照
度の関係を示すグラフ、第4図は従来例の断面
図、第5図はその作用説明図、第6図はその照射
面距離と照度の関係を示すグラフである。 10……上部反射板、12……下部反射板、1
2a……基準放物面、14……ランプ、18……
透光パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプを収納した上部反射板と、この上部反射
    板の下端に連接した下部反射板と、前記連接部を
    仕切る透光パネルとを備えた照明器具において、
    前記上部反射板は前記ランプから出た光を直下以
    外に反射する反射面を有し、前記下部反射板は下
    部が前記下部反射板の上端を焦点としかつ軸の傾
    斜角を遮光角以上とした基準放物面からなり上方
    に行くに従つて前記基準放物面に対して徐々に内
    方に傾斜した鏡面反射板とし、前記透光パネルは
    半透明としたことを特徴とする照明器具。
JP1112186U 1986-01-27 1986-01-27 Expired JPH0243044Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1112186U JPH0243044Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1112186U JPH0243044Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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Publication Number Publication Date
JPS62123012U JPS62123012U (ja) 1987-08-05
JPH0243044Y2 true JPH0243044Y2 (ja) 1990-11-16

Family

ID=30798047

Family Applications (1)

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JP1112186U Expired JPH0243044Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JP5599989B2 (ja) * 2009-07-03 2014-10-01 大和ハウス工業株式会社 照明用笠の内面部に設けられる反射面の構造
JP5454779B2 (ja) * 2009-12-18 2014-03-26 パナソニック株式会社 照明器具

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