JPS6345479A - 斜板式圧縮機 - Google Patents

斜板式圧縮機

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JPS6345479A
JPS6345479A JP61186152A JP18615286A JPS6345479A JP S6345479 A JPS6345479 A JP S6345479A JP 61186152 A JP61186152 A JP 61186152A JP 18615286 A JP18615286 A JP 18615286A JP S6345479 A JPS6345479 A JP S6345479A
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JP
Japan
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slipper
swash plate
base material
layer
ions
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Application number
JP61186152A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Oginoya
萩野谷 三男
Naotatsu Asahi
朝日 直達
Masatake Fukushima
福島 正武
Kazuro Takano
和朗 高野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/0873Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
    • F04B27/0878Pistons
    • F04B27/0886Piston shoes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/10Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
    • F04B27/1036Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
    • F04B27/1054Actuating elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、斜板式圧縮機に係り、特に斜板式圧縮機の
スリッパの摺動面の改良に関する。
〔従来技術〕
各種冷凍機器、油圧機器あるいは空!ji1機器などに
おいては、回転駆動源からの回転運動をピストンなどの
往復運動に変換する手段として斜板式伝達機構が知られ
ている。その一つに、圧1illがあり、特に、圧縮効
率、使用時の静粛さ、運転のスムーズさ等々の利点から
、カーエアコン等の冷媒の圧縮機として多く用いられて
いる。
一般に、冷凍機器や油圧機器に用いられる圧縮機は、一
定速度で回転する電動機によって駆動されている。この
ため、潤滑油あるいは潤滑油と冷媒との混合物は、定常
な状態で圧縮機内を循環する。しかし、カーエアコン用
の斜板式圧縮機では、圧縮機とエンジンとが駆動ベルト
で連結されており、エンジンの回転数に比例して圧縮機
の回転数も変化する0通常、カーエアコン用の圧縮機は
、エンジンの回転数とほぼ1対1で伝達されているので
、アイドリング状態で60Orpmであった圧縮機の回
転数が、発車後の急加速により、10〜20秒後には6
000rp+*に達することもある。また、空ふかし等
により停止状態から数秒で4000〜6000rpmま
で上昇することもある。このように回転数が急激に増加
すると、圧縮機の斜板とスリッパの摺動速度は0〜25
 ra/sにも及ぶ急激な変化を受け、冷媒を圧縮する
ためにスリッパの受ける接触面圧は10〜200に、、
f/aの負荷変動トナル。
このように、急激な摺動速度変化や負荷変動を受けるカ
ーエアコンの圧縮機では、定常運転となることはほとん
どないので、冷却回路中を循環する潤滑油量が常に変化
する。特に、圧縮機内を冷媒とともに流通する潤滑油に
よって、各摺動部の潤滑をおこなうような潤滑方式を採
用した圧縮機においては、その1頃向が顕著にあられれ
、一時的に、はとんど無給油状態になる場合もある。す
なわち、潤滑油が冷媒とともに冷却回路中を内循するた
め、一定速度以上では比較的多くの潤滑油が供給される
が、低速運転時には給油が不十分になることがあり、給
油が不十分になると異常摩耗を生じる。また、給油不足
になると、摩擦面の温度が上昇し、摺動部に凝着あるい
は溶融が生じる。
この傾向は、融点の低い金属に特に著しい。
一方、斜板式圧縮機のスリッパ材としては、従来、Cu
−5n系合金の引抜材あるいは過共晶のAA’−3i系
合金の鋳造材等が使用されてきた。
しかし、Cu−3n系合金は耐摩耗性、耐焼付性が十分
ではな(、過共晶Al−3i系合金は鋳造欠陥等を皆無
にすることは困難で、強度の面からも信頼性に欠ける等
の問題もある。
したがって、これらの問題点を改善すべく種々の提案が
なされている。その一つに、特開昭55−37501号
公報に開示された発明がある。この発明は、斜板を高ケ
イ素アルミニウム合金で形成するとともに、斜板と摺接
するシュー(この明細書におけるスリッパに該当する)
を、少なくとも斜板との摺接面に浸ボロン処理層を有す
る炭素鋼で形成したものである。
また、他の例として、特開昭55−128681号公報
に開示された発明がある。この発明は、斜板材料を高ケ
イ素アルミニウム合金で形成するとともに、シュー(ス
リッパ)を炭素鋼を母材として、少なくとも斜板との摺
接面にV、Nb 、Ta等の第vb族の金属、およびC
r、Mo、W等の第■b族の金属元素の炭化物層を形成
したものである。そして、これらの二つの発明とも、軽
量で耐久性の高い斜板式圧縮機を提供できるという効果
を奏している。
さらに他の例として、特開昭60−19972号公報に
開示された発明がある。この発明は、斜板およびシュー
 (スリッパ)の少なくとも一方は、アルミニウムまた
はアルミニウム合金を母材とし、少なくともその摺動面
が母材上に形成された酸化アルミニウム層で形成された
ことを特徴としており、耐焼付性に優れているという効
果を奏している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前二者に開示された従来技術にあつ・ では
、いずれも表面処理をおこなう際に高温の溶融塩中で処
理するようになっている。すなわち、漫ポロン処理層を
形成するものでは、800〜1100℃のホウ砂(Na
JaOl)の溶塩中で数時間の電解処理をおこなうこと
によって形成し、炭化物層を形成するものでは、ホウ砂
に周期律表第vb族および第v’tb族の鉄化合物を添
加した900〜1000℃の溶融塩中に5〜10時間浸
漬することによって形成する。
このような従来技術で作成したスリッパは、拡散等の方
法で摺接面層を形成するので、基材と摺接面層との密着
性に優れてはいるが、800〜1100℃の高温で処理
するため、基材の材質変化や変形を伴っている。したが
って、最終仕上げ加工をおこなってから処理すると、熱
変形を修正するため再加工を必要とするようになる。す
なわち、斜板式圧縮機のスリッパは1〜2μmの加工精
度が要求されているので、上記変形をfつ正するこめに
再加工が必要であり、この再加工時に処理層が除去され
る虞れがある。さらに、処理層は非常に硬いために加工
が容易でない。また、高温中で長時間の処理をするため
に材質変化は避けられず、工数あるいは省エネルギーの
面でも得策でない。上記従来技術は、奏する効果の裏に
このような問題点も抱えている。
また、後−考に開示された従来技術にあっては、アルミ
ニウムあるいはアルミニウム合金を基材とし、陽極酸化
処理によって表面に酸化アルミニウム層を形成するため
に、酸化アルミニウム層には、基材方向に垂直な空孔が
形成されており、耐食性が問題となる。すなわち、空調
機器等の圧縮機では冷媒としてフロンガスが用いられて
おり、このフロンガスは使用中に一部分解して塩素が分
離する。この塩素は、アルミニウムを腐食する性質があ
り、酸化アルミニウム層に形成された空孔に侵入して基
材と酸化アルミニウム層の境界を腐食する虞れがある。
この境界部分に腐食が生じると、基材と酸化アルミニウ
ム層の密着力が弱くなり、変動荷重等によって酸化アル
ミニウム層がヱリ離することにもなる。また、基材がア
ルミニウムあるいはアルミニウム合金に限定され、他の
材料では所望の酸化物層を形成することはできない。
さらに、スリッパは、上記のように1〜2μm程度の寸
法精度が要求されているので、陽極酸化処理による変形
も重要な因子となる。すなわち、上記処理によってスリ
ッパの表面に変形が生じた場合には、変形を修正するた
めの後加工が必要となり、後加工時に酸化アルミニウム
層が除去されるといった問題が生じることにもなる。
斜板式圧縮機のスリッパは、前述のように急激な摺動速
度変化および高荷重変動を受ける部材であるので、一時
的無給油状態になっても異状摩耗や焼付きの生じない摺
接面を有することが望ましい。すなわち、一時的に無給
油状態になった場合には、摺接面の摩擦係数が大きくな
り、摩擦熱が高くなって摺接面が溶融するほどの高温に
なる場合もある。したがって、摩擦面は摩擦係数が小さ
く、高融点のものが望ましい。さらに、摩擦面に発生し
た熱を基材側へ速く逃がす構造あるいは材質が望ましい
。そのためには、摺接面、すなわち被膜層と基材間は明
瞭な境界を持たず、摩擦熱の伝達がスムーズにおこなえ
る構造になっていることが望ましい。言い換えると、被
膜層と基材とが機械的な結合状態である場合には、境界
で熱伝導が妨げられて摩擦面の熱を基材側へ逃がすのに
時間がかかり、焼付が発生しやすくなる。また、機械的
結合状態では基材との密着力が弱く、高負荷変動によっ
て被膜層が剥離する虞れもある。
一方、酸化物による被膜を形成するものでは、被膜層は
均一に形成されていることが望ましく、被膜層に表面か
ら基材へ達する空孔やクラック等があると、潤滑油の保
持作用には有効であるが、フロンガスが分解して形成さ
れた塩素等も同時に空孔やクラック内に侵入して基材を
腐食し、被膜の強度を著しく低下させる。特に基材にア
ルミニウム材を用いた場合には、アルミニウムが塩素に
よる腐食に弱いので、酸化物層に空孔やクラック等のな
い組織構造が望ましい。
すなわち、スリッパは被膜層と基材との間で明確な境界
がなく、硬質で高融点の一様な被膜層が摺接面に形成さ
れた状態が好ましく、さらに、被膜層が基材の材質変化
や変形の生じない低温で処理されたものが望ましい。
この発明は、上記のような技術的背景に鑑みてなされた
もので、その目的は、摺接面層形成による基材の材質変
化や基材の変形を生じることがなく、耐摩耗性、耐焼付
性、基材との密着性、および耐食性に優れた摺接面層と
しての表面硬化層を有するスリッパを備えた斜板式圧縮
機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
従来技術が抱える問題点を解決し、上記目的を達成する
ため、この発明は、スリッパとボールを介して斜板に係
留されたピストンを!Jmえ、回転シャフトの回転運動
を斜板によりシリンダ内のピストンの往復運動に変換し
てピストン内の流体の圧縮をおこなう斜板式圧縮機にお
いて、スリッパの斜板に対する摺接面とスリッパのボー
ルとの摺接面の少なくとも一方の摺接面に、気体イオン
が注入された表面硬化層を形成した構成にしである。
具体的には、気体イオンとして窒素イオンあるいは酸素
イオンを1×1017個イオン/ci以上の濃度でスリ
ッパの基材表面の摺接面に注入し、窒化、物層あるいは
酸化物層からなる表面硬化層を形成しである。
〔作 用〕
上記手段によると、摺接面に形成した表面硬化層におけ
る化合物、例えば窒化物や酸化物の濃度が、表面から内
部にいくに従って徐々に減少し、基材との間で明瞭な境
界をもたないので、基材との密着性に優れた硬化層とな
り、この表面硬化層によって、耐摩耗系、耐焼付性、耐
食性の向上を図ることができる。また、気体イオンの注
入においては、処理温度を完成品を変形させない程度に
低(保つことができるので、表面硬化処理工程において
、基材の材質の変化や基材の変形を招来することはない
以下、さらに詳しく説明する。
通常、斜板材料としては鋳鉄あるいは鉄系焼結材料に表
面硬化処理を施こしたもの、もしくは高ケイ素アルミニ
ウム系合金材が用いられている。
高ケイ素アルミニウム系合金自身の硬さは比較的低いが
、合金中のケイ素晶はHv: 1000程度の非常に硬
いものである。したがって硬い斜板材料と摺接するスリ
ッパの摺接面は硬い材質が望ましい。
一方、ボールと摺接する構造になっている場合のスリッ
パでは、ボールが通常鉄系材料でHvニア00程度の焼
入材で形成されたり、表面硬化処理が施されているので
、ボールと摺接するスリッパの摺接面もこれらより硬い
ほうが耐摩耗性の点から望ましい。
このようなことから、表面を硬化可能な物質により基材
の表面に当該物質の化合物を形成することが考えられる
。この表面を硬化可能な物質としては、例えば窒素およ
び酸素が考えられる。
そこでまず、窒素について考える。窒素が化合してでき
る窒化物層の形成方法としては、塩浴処理、PVD法、
CVD法などの方法が考えられるが、これらの方法は、
いずれも基材を800〜1000℃に加熱して窒化物層
を形成させるため、基材の材質変化および変形等が生じ
る。
また、比較的基材の温度が低い状態で形成させることの
できるイオンブレーティング法(PVD法)では、処理
温度を下げるに従って密着力は低下し、満足な密着性を
得るには少なくとも400〜500℃の処理温度が必要
とされており、この温度では基材に対する上記影響が懸
念される。さらに、この方法では、窒化物は基材に吸着
された状態で、基村内に拡散されているわけではないの
で、窒化物層と基材との熱伝導性も悪い。すなわち、比
較的処理温度の低いこの方法では、窒化物層と基材とは
機械的結合状態になっている。
これに対し、窒素をイオン化して加速し、基材表面に注
入して窒化物層を形成する方法がある。
この方法には、窒素をイオン化して基材表面に注入する
方法と、任意の基材表面に窒化物を形成したい金属を基
材表面に蒸着させながら窒素イオンを基材表面に注入す
る方法とがある。また、蒸着と注入を交互におこなって
も窒化物層を形成することができる。この方法にあって
は、加速された窒素イオンは基材あるいは蒸着層に注入
されて止まるため、運動エネルギが熱エネルギに変換さ
れて高温となり、基材および蒸着金属と反応して窒化物
が形成される。しかし、高温となるのは、極く表層のみ
であり、発生した熱は直ちに内部へ吸収されるか、外部
へ放散されるため、基材の温度はほとんど上昇せず、基
材の材質変化や変形はきわめて起り難い。もしも、基材
の温度が上昇する場合には、基材を冷却するかあるいは
窒素イオンの注入を間欠的におこなえばよい、この場合
、基材を冷却しても窒化物層の形成に何ら悪い影響はな
い。
窒化物層を形成する場合には、例えば基材にアルミニウ
ムを主成分とした材料を用いて窒素イオンを注入すると
窒化アルミニウム(AJN)、チタン(Ti)を蒸着し
ながら窒素イオンを注入すると窒化チタン(TiN)が
形成できる。このように、基材および金属蒸気を変える
ことによって種々の窒化物層を形成することができる。
なお、この場合には単一な基材あるいは金属蒸気に限定
されるものではなく、複数の窒化物形成元素を含有した
基材あるいは金属蒸気を用いてもよい。
しかしながら、上記窒化物層を形成するには、■×10
1ff個イオン/J以上の窒素イオンを注入する必要が
ある。l×1017個イオン/a11未満では所定の窒
化物層が形成されず、基材成分あるいは蒸着金属成分が
多く残留し、硬度が不足して耐摩耗性が低下するので、
望ましくは1×10′1個イオン/cm2以上がよい。
以上のようにして形成された窒化物層は、例えば窒化チ
タン(TiN)あるいは窒化アルミニウム(A I N
)では、HV硬さで1500〜2500と非常に硬いも
のである。また、これらの窒化物層と基材とは、基材に
イオンが注入されて形成されているため、基材との境界
が明瞭ではなく、密着性。
熱伝導性に優れたスリッパとなっている。このようにし
て摺接面に窒化′!$IJ層が形成されたスリッパは、
後加工なしにそのまま圧縮機に組み込んで使用できる。
上記のように、窒化物層はHv: 1500〜2500
の硬さをもっており、使用時に相手材となる斜板あるい
はボールでは硬さはHv : 600〜750程度であ
り、高ケイ素アルミニウム系合金の斜板中のケイ素晶も
Hv : 1000程度の硬さであるので、両者とも摺
接面たる窒化物層よりも硬さが低い値になっている。こ
れにより、窒化物層表面と斜板あるいはボールとめ間で
良好な摺動特性が得られ、耐摩耗性、耐焼付性に優れた
ものとなる。
次にイオン注入の元素として酸素を使用し、摺接面に酸
化物層を形成する場合について説明する。
この場合、例えば基材にアルミニウムを主成分とした材
料を用いると、酸化アルミニウム(A 1203)、チ
タンを主成分とした材料を用いると酸化チタン(TiO
z、あるいはTie)が形成され、基材表面にはTiO
□単独、あるいはTiO2とTiOの混合層が形成でき
る。また、チタン(Ti)を7着しながら酸素イオンを
注入すると、T i O2単独、あるいはTiO□とT
iOの混合した層が形成できる。この蒸着とイオン注入
を併用しておこなう場合には基材の制限は特になく、ス
リッパの基体としての強度を満足する材料であればよい
酸化物層の場合も窒化物層の場合と全く同様である。し
たがって、アルミニウム系の基材を用いた場合には、前
述の陽極酸化処理によって酸化物層を形成する場合のよ
うに空孔が生じることがないので、フロンガスが分解し
ても生じた塩素によって腐食されることがなく、良好な
耐食性を有することとなる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について説明する。
(実施例1) 第3図は、この発明を実施した斜板式圧縮機の断面図で
ある。同図において斜板式圧縮機は、回転シャフト1と
、この回転シャフト1に対して予め設定された角度傾け
られて一体的に回転可能に取り付けられた斜板2と、斜
板2の表面を摺接するスリッパ3と、スリッパ3の反斜
板側の面で摺接するボール4と、このボール4とスリッ
パ3を介して斜板2Gト係留されるピストン5と、ピス
トン5を往復動自在に摺動させるシリンダ6と、これら
の各部材と収納するケーシング7とから主に構成されて
いる。
スリッパ3の基材11としては、AN  11Si系合
金および工業用純Tiを用い、所定のスリッパ形状2寸
法に加工した。これを真空容器内の水冷した板上に取り
付け、容器内を10−6Torrに排気した後、パケッ
ト型イオン源を用い窒素イオンをスリッパ3の全摺接面
に注入した。注入条件は、加速電圧: 20kV、 t
i:o、IA、 注入ffi 5 X 10111(I
lイオン/dである。第1図(alは上記の条件で処理
したスリッパ3の断面の模式図、第1図(b)、 (C
)は変形例で、それぞれの基材11の摺接面にはHV 
:1500〜2500程度の窒化物層が、上記条件下で
のイオン注入により表面硬化J’i12として形成され
ている。
また比較材として553Cで作成したスリッパ3を用意
した。このスリッパ3は、1000℃の塩浴中で処理し
、表面に炭化物層を形成したものである。
そして、これらのスリッパ3が、それぞれの処理によっ
てどの程度変形したかを調べた。さらに、これらのスリ
ッパ3を第2図に示す回転摩耗試験機(ピン−ディスク
型)20を用いて耐焼付性試験をおこなった。耐焼付性
試験条件は、摩耗速度:111Il/s 、荷重:  
60kg/cn!から20kg/c!lIずつ増加。
各荷重下での時間:15分、潤滑油:冷凍機用オイル、
潤滑油供給i1 : 200cc/win、相手材:F
CMP60高周波焼入れ、である。
第1表に、本発明材と比較材の処理後の変形量測定結果
を示す。第1表に示すように本発明のスリッパ3は変形
量が0.1〜0.2μmであるのに、比較材は7.8μ
m程度あり、本発明のスリッパ3が変形がほとんどない
のに対し、比較材の変形量が大きいことがわかる。この
ため、比較材では後加工が要求されるが、本発明材では
その必要がなく、処理後そのまま使用できることがわか
る。
第1表 第2図に、耐焼付性試験の方法を示す。この試験は、前
記回転摩耗試験機20の回転シャフト24の端面に配設
された回転円板22に、上記と同じスリッパ3を鋼製の
ボール4を介して固定シャフト25より荷重をかけ、回
転円板22を回転させて焼付発生までの荷重を求めた。
なお上記回転円板22はFCMP60に高周波焼入れを
施したもので、表面硬さはHv: 700である。この
耐焼付性試験結果を第2表に示す。この表から明らかな
ように、本発明材では焼付き発生の荷重か240〜26
0kgであるのに対し、比較材では180kg程度であ
り、本発明材のほうが耐焼付性に゛処理れていることが
わかる。
第2表 さらに、上記スリッパ3を前述の第3図に示した斜板式
圧縮機に組み込んで潤滑油の供給が少ない厳しい条件下
で実装試験をおこなった。なお、前述の斜板式圧縮機の
総排気量は170ccであり、試験条件は、回転数: 
4500rpm 、吐出側ガス圧カニ2kg/cni、
吸入側ガス圧カニ−500nuwt(gである。
この条件で試験をおこなった結果、比較材ではわずか9
分程度で焼付きが発生した。しかし14本発明のAI!
−3i系合金およびTiを基材としたスリッパ3に窒素
イオンを注入して窒化物層を形成したものは、1時間を
経過しても何ら異状は認められず、良好な耐焼付性を示
した。
このような試験条件が通常運転においておこることはま
れであるが、このような試験条件下でも焼付きが発生し
なかったことは、本発明に係るスリッパの優秀さを証明
している。なお、本実施例では、基材をAI!−3t系
合金およびTiによって形成したものを例示しているが
、これらの物質に限らず、窒素イオンを注入して表面に
硬質な窒化物層、すなわち窒化物による表面硬化層を形
成できるものであれば、全てに適用が可能である。
(実施例2) スリッパ3の基材としてはA l −Cu −Mg系合
金(2014: T、処理材〕を、摺接部の厚さ方向の
寸法を所定よりも被膜形成厚さの分だけ予めマイナスに
加工してスリッパ形状に加工した。これを真空容器内の
水冷した板上に取付け、容器内を10− ’Torr以
下に排気した後、摺接面にTiを蒸着させながら窒素イ
オンを注入し、約5μmのT i N膜を形成した。注
入条件はTi蒸着量=12人/S。
加速電圧: 20kV、電流: 0.12A、窒素イオ
ン注入量: 7 xlQ18個イオン/(Jl、である
そして、これらのスリッパ3の基材の硬さを測定し、窒
化物層形成前の硬さと比較した。また、これらのスリッ
パ3を実施例1の第2図に示した回転摩耗試験機20と
同様の試験機により、各荷重下でのスリッパ3の温度を
測定した。試験条件は、摩擦速度: l1m/s 、荷
重: 20kg/cdから40kg/cIIIずつ増加
、各荷重下での試験時間:20分、潤滑油:冷凍機用オ
イル、潤滑供給ii : 40cc/min、である。
比較材は実施例1と同一で、353Cに塩浴処理により
炭化物層を形成したものである。
第3表は、本発明のスリッパ3の窒化物層を形成した基
材11自体の硬さ、および窒化物層形成前の基材自体の
硬さを示す、この第3表からも明らかなように、本発明
のスリッパ3の基材11の硬さは、窒化物層形成前と同
じ硬さを示し、上記処理によって基材自体に材質上の変
化がなかったことがわかる。
゛−2パ− 第3表 第4図は摩耗試験による荷重と発熱温度との関係を示す
。第4図から明らかなように、本発明のスリッパ3は比
較材である353Cに炭化物層を形成したものよりも、
全荷重にわたって発熱温度が低いことがわかる。これは
摩擦係数が低いことを意味している。
以下のことから、本実施例に係る表面硬化層12として
の窒化物層を形成したスリッパ3は、基材11の材質変
化もな(、摩擦係数も低いことがわかる。
(実施例3) 基材として353C(30mmX50mmX 1mm)
の薄材を用い、実施例2と同一の条件で2μmのTiN
膜を基材11表面に形成した。これを曲げ試験片(10
mI11×5011II×ll111)に加工して曲げ
試験をおこなった。曲げ試験は、180度曲げで、治具
の先端は半径5mm(5”)の円弧に形成しである。こ
の曲げ試験結果を第5図に示す。第5図は、曲げ試験後
の試験片の表面を走査型電子顕微鏡で観察した顕微鏡写
真である。第5図でも明らかなように、窒化物層の表面
には割れが生じているが、剥離した形跡は認められず、
窒化物層の基材に対する良好な密着性を示している。し
たがって、スリッパ3として用いた場合でも変動荷重に
よって窒化物層が剥離するおそれはない。
実施例2および実施例3においては、代表的な例として
TiN膜を形成した場合について述べたが、その他に、
基材11に蒸着しながら窒素イオンを注入して表面に硬
質な窒化物層、すなわち窒化物による表面硬化層12が
形成できるものであれば、基材11や蒸着金属はどのよ
うなものでもよ(、上記実施例に限定されるものではな
い。
(実施例4) 基材11としてA1合金(2024)を用い、所定のス
リッパ形状9寸法に加工した。これを真空容器内のイオ
ン注入ターゲツト板に取り付け、容器内を10− ’T
orrに排気した後、イオン源により酸素ガスをイオン
化してスリッパ3に酸素イオンを注入した。注入条件は
加速電圧: 22kv、電流=0.12A、注入量: 
5 XIO”個イオン/CII!、である。
このスリッパ3は第1図に示した実施例1と同様で、第
1図(alにおいては基材11の斜板2側とボール4側
に酸化物層からなる表面硬化層12が形成されている。
また、第1図(bl、 (C)においては基材11の斜
板2側にそれぞれ酸化物層からなる表面硬化層12が形
成されている。
比較材としては、AA合金1:2024)に蓚酸で陽極
酸化処理を施して約3μmの酸化アルミニウム被膜を形
成したスリッパ3を作製した。そして、イオン注入法に
よって酸化物層を形成した本発明材と上記比較材とによ
るスリッパ3を、そのまま何の処理もおこなわないもの
と、3%塩酸水溶液中に50時間浸漬したものとに分け
て、それぞれ10kg〜300kgの振幅で圧縮疲労試
験をおこなった。また、この発明に係るスリッパ3と陽
極酸化処理したスリッパ3を、実施例1 (第2図)で
説明した回転式摩耗試験機20により耐焼付性を評価し
た。
試験条件は、摩擦速度: 14m/s、  荷重: 6
0kg/adから20kg/cfflずつ増加、各荷重
下での試験時間:15分、潤滑油:冷凍機用オイル1潤
滑油供給量:10cc/min、相手材: F CD4
5 (HIIC58) 、である。
第4表に圧縮疲労試験結果を示す、この表かられかるよ
うに、本発明材は、処理したままのものでも、塩酸水溶
液中に浸漬したものでも1×107回以上の繰返し数を
へても酸化物層(表面硬化層12)の剥離は生じなかっ
た。これに比べて、陽極酸化処理で酸化アルミニウム層
を形成したものは、処理したままのもので2X10”回
、塩酸水溶液に浸漬したものでは5xlO’回の繰返し
数で剥離が生した。
第4表 これにより、本発明によるスリッパ3では基材11との
密着性、耐食性に優れていることがわかる。
このことは酸化物層をイオン注入法で形成したときに空
孔が生じることがないということを示しており、酸化物
層の構造が比較例とは異っていることを示している。す
なわち、本発明材にあっては、処理時に耐食性の良否を
決める空孔の生成がなく、アルミニウム材であってもフ
ロンガスを冷媒として用いることができる。
第5表は耐焼付試験結果である。この表から明らかなよ
うに、本発明のスリッパ3は240kg/cJで焼付き
が生じ、比較材では160kg/cm2で焼付きが生じ
ている。このことから、耐焼付性に優れていることがわ
かる。
さらに、上記スリッパ3を実施例1と同様の第3図に示
した斜板式圧縮機に組み込んで耐焼付試験をおこなった
。実機試験条件は、回転数: 4000rpm、吐出側
ガス圧カニ 2.5kg/cd、吸入側ガス圧カニ−7
00mmHgである。この条件下で試験をおこなった結
果、陽極酸化処理によって形成した比較材は、わずか8
分で焼付きが生じたが、本発明のスリッパ3は40分を
経過しても焼付きは発生しなかった。この試験条件は通
常運転でおこることは極めてまれであるが、このような
条件下でも焼付きが生じなかったことは、この発明に係
るスリッパ3の高い耐焼付性を示している。
(実施例5) 基材11としてAI!−15Si系合金、  553C
,金属繊維入り強化プラスチック、高熱伝導型セラミッ
クを用い、所定のスリッパ形状5寸法に加工した。これ
を真空容器内のイオン注入ターゲット1liEに取り付
け、容器内を10− ’Torr以下に排気した後、T
iを蒸発させながらイオン源により酸素ガスをイオン化
してスリッパ3に酸素イオンを注入した。
注入条件は加速電圧: 20kV、電流:  0.LA
、注入量:4X10111個イオン/c+J、Ti蒸着
量:3人/Sである。比較材としてはA/+  15S
i系合金に実施例4と同様の陽極酸化処理を施したもの
である。
これらのスリッパ3の摩擦係数を実施例1において説明
した第2図の回転式摩耗試験機20を用いて測定した。
試験条件は、摩擦速度: l1m/s、荷重:20 k
g/己から20 kg/cfflずつ増加、各荷重下で
の試験時間:15分、潤滑油:冷凍機用オイル、潤滑油
供給量: 20cc/min、である。
また、上記スリッパ3をオージェ電子分光分析により表
面から基材11までアルゴンスバッタクリ−ニングで堀
り下げながら、チタンおよび酸素の分析をおこなった。
第5図は摩擦係数の測定結果である。同図によると、基
材11として金属繊維入り強化プラスチックを使用した
スリッパA、高熱伝導型セラミックを使用したスリッパ
B、353Cを使用したスリッパC,およびAl−15
Si系合金を使用したスリッパDのそれぞれの表面にイ
オンを注入して酸化物層(表面硬化層12)を形成した
本発明材は、いずれの荷重下においても上記比較材より
も摩擦係数が低いことがわかる。
第6図はオージェ電子分光分析結果である。これは、試
料はA1−15Si系合金に酸化物層を形成したスリッ
パ3と、比較材である陽極酸化処理によって酸化アルミ
ニウム層を形成したスリッパ3の分析結果である。同図
かられかるように、本発明に係るスリッパ3は表面から
基材11の深部に至る間でアルミニウムおよび酸素濃度
が徐々に変化しており、陽極酸化処理を施した比較材の
ものは、アルミニウムおよび酸素濃度ともに急激に変化
している。これは、本発明に係るスリッパ3においては
、酸化物層からなる表面硬化112と基材11との間で
酸化物層の濃度が徐々に低下して、酸化物層と基材11
との間で両者の混合層が形成されていることを示し、比
較材では両者の間に明確な境界部分が形成されているこ
とを示している。したがって、本発明に係るスリッパ3
にあっては、酸化物層すなわち表面硬化層12と基材1
1との境界が明瞭でなく、熱伝導性、密着性に優れてい
ることがわかる。
なお、この実施例は表面硬化層12を酸化物層で形成し
た場合について説明しているが、これと同様のことは窒
化物層により表面硬化層12を形成した場合についても
いえることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
これまでの説明で明らかなように、斜板式圧縮機のスリ
ッパの摺接面部分に、気体イオンが注入された表面硬化
層を形成してなるこの発明によれば、表面硬化処理時に
裔温状態にならないので、基材の材質の変質や形状の変
化を招来する虞れはなく、最終製品であるスリッパその
ものに表面硬化処理を施すことができ、後加工の必要も
ない。
また、表面硬化層と基材との間に明瞭な境界が生じない
ので、熱伝導性、密着性に優れ、それ故、耐焼付性に優
れたスリッパを備えた斜板式圧縮機を提供することがで
きる。さらに、イオン注入により摺接面の硬さを向上さ
せたことにより、耐摩耗性に優れ、かつ摩擦係数の小さ
なスリッパを備えた斜板式圧縮機を提供することができ
る。加えて、イオンを注入することから、表面硬化層内
に一空孔が生じることがないので、空孔が原因となる腐
食が生じることはなく、耐腐食性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
図は全てこの発明の詳細な説明するためのもので、第1
図(a)、 (b)、 +(りはそれぞれスリッパを示
す断面図、第2図は回転式摩耗試験機の概略説明図、第
3図は斜板式圧縮機の断面図、第4図は摩耗試験におけ
る荷重と発熱温度の関係を示す実測図、第5図は折曲げ
試験後の試験片表面の顕微鏡写真、第6図はスリッパの
基材の材質別の摩擦係数測定図、第7図はオージェ電子
分光分析結果を示す測定図である。 1・・・回転シャフト、2・・・斜板、3・・・スリッ
パ、4・・・ボール、5ピストン、6・・・シリンダ、
11・・・基材、12・・・表面硬化層。 第1図 Ib (b) (C) 第3図 第4図 宿重(kg) 第5図 第7図 ズノX0ツタ 時間(min) 手続補正書動式) %式% l 事件の表示 特願昭61−186152号 2 発明の名称 斜板式圧縮機 3 補正をする者 事件との関係  出願人 名 称  (510)株式会社 日立製作所4 代理人 昭和61年lO月28日 6 補正の対象

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.回転シヤフトと、回転シヤフトの軸方向に斜めに固
    定された斜板と、斜板の側面に接して摺動するスリツパ
    と、スリツパに摺接するボールと、ボールおよびスリツ
    パを介して斜板に係留されたピストンと、ピストンが摺
    動するシリンダとを備え、前記回転シヤフトの回転運動
    をピストンの往復運動に変換してシリンダ内の流体を圧
    縮する斜板式圧縮機において、スリツパの斜板に対する
    摺接面とスリツパのボールに対する摺接面の少なくとも
    いずれか一方の摺接面に、気体イオンが注入された表面
    硬化層を形成したことを特徴とする斜板式圧縮機。
  2. 2.特許請求の範囲第1項において、上記気体イオンが
    1×10^1^7個イオン/cm^2以上の窒素イオン
    であることを特徴とする斜板式圧縮機。
  3. 3.特許請求の範囲第1項において、上記気体イオンが
    1×10^1^7個イオン/cm^2以上の酸素イオン
    であることを特徴とする斜板式圧縮機。
  4. 4.特許請求の範囲第1項において、上記表面硬化層が
    蒸着金属を含むことを特徴とする斜板式圧縮機。
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