JPS6345183Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6345183Y2 JPS6345183Y2 JP1982176874U JP17687482U JPS6345183Y2 JP S6345183 Y2 JPS6345183 Y2 JP S6345183Y2 JP 1982176874 U JP1982176874 U JP 1982176874U JP 17687482 U JP17687482 U JP 17687482U JP S6345183 Y2 JPS6345183 Y2 JP S6345183Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- root ball
- excavator
- digging
- seedling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 5
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、苗木等の根部を略々半球状の土付
状態（根鉢付状態）になして掘り取ることができ
る掘取機の改良に関するもので、苗木根部の土壌
中を掬い上げ状に掘削作動する掘取ブレードによ
つて根鉢付状態に苗木を掘取る際、その根鉢部の
周面に自動的に条凹条溝を付すことができるよう
にし、掘取後、崩れ防止のため根鉢部の周囲に縄
等を巻着せんとするとき、その縄等を前記凹条溝
に係り合うようにして巻掛けて確実に位置維持さ
せ得るよう成し、もつて掘取苗木を運搬したりす
る後作業を容易に不具合なく行えるようにしたこ
とを特徴とするものである。
状態（根鉢付状態）になして掘り取ることができ
る掘取機の改良に関するもので、苗木根部の土壌
中を掬い上げ状に掘削作動する掘取ブレードによ
つて根鉢付状態に苗木を掘取る際、その根鉢部の
周面に自動的に条凹条溝を付すことができるよう
にし、掘取後、崩れ防止のため根鉢部の周囲に縄
等を巻着せんとするとき、その縄等を前記凹条溝
に係り合うようにして巻掛けて確実に位置維持さ
せ得るよう成し、もつて掘取苗木を運搬したりす
る後作業を容易に不具合なく行えるようにしたこ
とを特徴とするものである。
以下、図面に示す実施例によつて本考案の構成
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
第１図は本考案による一実施例掘取機の全体側
面図、第２図は同掘取機の全体平面図であり、こ
の掘取機は、車台３に搭載のエンジン４によつて
駆動されるクローラ装置５で自走する機体の前部
に掘取部Ｄを装備し、この掘取部Ｄと前記クロー
ラ装置５とを機体後部の操縦制御部６で任意に作
動制御できるようにして構成される。
面図、第２図は同掘取機の全体平面図であり、こ
の掘取機は、車台３に搭載のエンジン４によつて
駆動されるクローラ装置５で自走する機体の前部
に掘取部Ｄを装備し、この掘取部Ｄと前記クロー
ラ装置５とを機体後部の操縦制御部６で任意に作
動制御できるようにして構成される。
掘取部Ｄは、適宜の昇降作動機構（図示省略）
によつて軸７中心に昇降揺動する保持枠８にブレ
ード駆動機構９を設置して、該駆動機構９の先端
部に、略球状の一部をなすような彎曲形状のブレ
ード１を取付け、このブレード１が前記ブレード
駆動機構９の作動により振動を付与されながら、
機体前後方向の回動中心Ｐを中心に矢印イの如く
掬い上げ回動させられるようにして構成される。
によつて軸７中心に昇降揺動する保持枠８にブレ
ード駆動機構９を設置して、該駆動機構９の先端
部に、略球状の一部をなすような彎曲形状のブレ
ード１を取付け、このブレード１が前記ブレード
駆動機構９の作動により振動を付与されながら、
機体前後方向の回動中心Ｐを中心に矢印イの如く
掬い上げ回動させられるようにして構成される。
すなわち、ブレード１は掘取部Ｄ全体が降下掘
取態勢になされるとき、苗木Ａの根部周辺の土壌
中に切り込んで、その根部土壌を、あたかもスプ
ーンで掬い取る如くに掘削し、苗木Ａを根鉢ａ付
状態に掘り上げるように構成されるのである。
取態勢になされるとき、苗木Ａの根部周辺の土壌
中に切り込んで、その根部土壌を、あたかもスプ
ーンで掬い取る如くに掘削し、苗木Ａを根鉢ａ付
状態に掘り上げるように構成されるのである。
しかして、上記ブレード１の彎曲内面には、前
記のようにして掘取る苗木の根鉢ａ周面に凹条溝
ｂを付すことができる突起２…を適宜設置して構
成するのである。
記のようにして掘取る苗木の根鉢ａ周面に凹条溝
ｂを付すことができる突起２…を適宜設置して構
成するのである。
なお、１０は掘取後の苗木根鉢部ａを被包する
ために装す菰又は類似物を示し、１１は根鉢部に
巻回する縄、紐等を示す。
ために装す菰又は類似物を示し、１１は根鉢部に
巻回する縄、紐等を示す。
又、ブレード１の突起２…は、図示実施例のご
とくブレード自体を変形成形して設ける場合もあ
るし、別体の突起を固着又は着脱自在に装す場合
もあり、さらに、突起自体の形状は必要に応じて
適宜に変形構成するのである。
とくブレード自体を変形成形して設ける場合もあ
るし、別体の突起を固着又は着脱自在に装す場合
もあり、さらに、突起自体の形状は必要に応じて
適宜に変形構成するのである。
上記のような構成の掘取機によつて掘取作業す
る場合には、機体を前進させてブレード１が、掘
取らんとする苗木Ａの横側部の所要位置に位置す
るようにする。そして、保持枠８を掘取り態勢に
下降させて駆動機構９を作動開始すれば、該機構
９によつてブレード１は矢印イの如くに振動しな
がら回動することとなつて、苗木根部周辺の土中
に切り込み、その際、突起２…が苗木根部側の土
壌に凹条溝ｂを付しながら切割して行き、苗木側
には略々半球状の根鉢部ａが残るように掘削する
こととなる。
る場合には、機体を前進させてブレード１が、掘
取らんとする苗木Ａの横側部の所要位置に位置す
るようにする。そして、保持枠８を掘取り態勢に
下降させて駆動機構９を作動開始すれば、該機構
９によつてブレード１は矢印イの如くに振動しな
がら回動することとなつて、苗木根部周辺の土中
に切り込み、その際、突起２…が苗木根部側の土
壌に凹条溝ｂを付しながら切割して行き、苗木側
には略々半球状の根鉢部ａが残るように掘削する
こととなる。
掘削が終了すれば、ブレード１が根鉢部ａの底
部に位置するような態勢にして、保持枠８を上昇
させる、すると根鉢ａ付状態となつた苗木Ａは根
鉢底部を支え保持するブレード１によつて上昇さ
せられて、持運びが可能となる。
部に位置するような態勢にして、保持枠８を上昇
させる、すると根鉢ａ付状態となつた苗木Ａは根
鉢底部を支え保持するブレード１によつて上昇さ
せられて、持運びが可能となる。
このようにして掘取られた苗木Ａの根鉢ａ部の
周面には、第４図のように凹条溝ｂが形成される
ので、掘削後の苗木根鉢部ａの崩れを阻止する等
のために、同根鉢部ａに菰１０などを巻いて縄１
１で掛止する場合には、縄１１を掛廻するときこ
れを凹条溝ｂ内に入り込ませて掛止できるので、
作業が著しく行い易くなり、また、菰および縄か
けは確実状態に実施できることとなるのである。
周面には、第４図のように凹条溝ｂが形成される
ので、掘削後の苗木根鉢部ａの崩れを阻止する等
のために、同根鉢部ａに菰１０などを巻いて縄１
１で掛止する場合には、縄１１を掛廻するときこ
れを凹条溝ｂ内に入り込ませて掛止できるので、
作業が著しく行い易くなり、また、菰および縄か
けは確実状態に実施できることとなるのである。
本考案は以上のように、機体に装設する掘取部
Ｄを、昇降揺動する保持枠８と、該保持枠８先端
に設置されて振動しつつ回転する掘取用のブレー
ド１とから構成し、そのブレード１の作動で苗木
Ａの根部を掬い上げ状に根鉢ａ付状態で掘取るよ
うにした掘取機において、前記ブレード１を、略
球状の一部をなすような彎曲形状に形成し、且
つ、該ブレード１に、前記根鉢ａ周面へ凹条溝ｂ
を付すことができる突起２を設けて掘取機を構成
したので、ブレード１にバイブレーシヨンを与え
るものでありながら、ブレード１の球面形状と、
根本ａ周面へ形成される凹条溝ｂとによつて、根
周辺の土のばらけを防いで、密度の高い変形しな
い鉢が得られ、更に、凹条溝ｂに縄１１を入り込
ませて掛止できるので、根鉢ａへの菰状体および
縄の巻掛け作業が、容易に且つ確実に実施出来る
こととなつて、掘取り後の苗木の取り扱いを便利
ならしめることができ、また、構成は著しく簡単
である利点を有する。
Ｄを、昇降揺動する保持枠８と、該保持枠８先端
に設置されて振動しつつ回転する掘取用のブレー
ド１とから構成し、そのブレード１の作動で苗木
Ａの根部を掬い上げ状に根鉢ａ付状態で掘取るよ
うにした掘取機において、前記ブレード１を、略
球状の一部をなすような彎曲形状に形成し、且
つ、該ブレード１に、前記根鉢ａ周面へ凹条溝ｂ
を付すことができる突起２を設けて掘取機を構成
したので、ブレード１にバイブレーシヨンを与え
るものでありながら、ブレード１の球面形状と、
根本ａ周面へ形成される凹条溝ｂとによつて、根
周辺の土のばらけを防いで、密度の高い変形しな
い鉢が得られ、更に、凹条溝ｂに縄１１を入り込
ませて掛止できるので、根鉢ａへの菰状体および
縄の巻掛け作業が、容易に且つ確実に実施出来る
こととなつて、掘取り後の苗木の取り扱いを便利
ならしめることができ、また、構成は著しく簡単
である利点を有する。
第１図は本考案掘取機の全体側面図、第２図は
同掘取機の全体平面図、第３図はブレードの一部
の斜視図、第４図と第５図は作用説明図である。 １……ブレード、２……突起、Ａ……苗木、ａ
……根鉢、ｂ……凹条溝。
同掘取機の全体平面図、第３図はブレードの一部
の斜視図、第４図と第５図は作用説明図である。 １……ブレード、２……突起、Ａ……苗木、ａ
……根鉢、ｂ……凹条溝。
Claims (1)
- 機体に装設する掘取部Ｄを、昇降揺動する保持
枠８と、該保持枠８先端に設置されて振動しつつ
回転する掘取用のブレード１とから構成し、その
ブレード１の作動で苗木Ａの根部を掬い上げ状に
根鉢ａ付状態で掘取るようにした掘取機におい
て、前記ブレード１を、略球状の一部をなすよう
な彎曲形状に形成し、且つ、該ブレード１に、前
記根鉢ａ周面へ凹条溝ｂを付すことができる突起
２を設けたことを特徴とする掘取機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17687482U JPS5981347U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 掘取機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17687482U JPS5981347U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 掘取機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5981347U JPS5981347U (ja) | 1984-06-01 |
| JPS6345183Y2 true JPS6345183Y2 (ja) | 1988-11-24 |
Family
ID=30384422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17687482U Granted JPS5981347U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 掘取機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5981347U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5240125U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-22 |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP17687482U patent/JPS5981347U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5240125U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5981347U (ja) | 1984-06-01 |
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