JPS6344231Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344231Y2 JPS6344231Y2 JP1985005692U JP569285U JPS6344231Y2 JP S6344231 Y2 JPS6344231 Y2 JP S6344231Y2 JP 1985005692 U JP1985005692 U JP 1985005692U JP 569285 U JP569285 U JP 569285U JP S6344231 Y2 JPS6344231 Y2 JP S6344231Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- stress
- bracket
- welding machine
- welding torch
- Prior art date
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- Expired
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 82
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 3
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、自動アーク溶接機の溶接トーチに過
大な力が加えられたときに、その溶接トーチや自
動溶接機本体の損傷を防止する保護装置に関す
る。
大な力が加えられたときに、その溶接トーチや自
動溶接機本体の損傷を防止する保護装置に関す
る。
[従来の技術]
溶接作業中に溶接トーチが被溶接物などに誤つ
て衝突した場合、過大な衝撃力が溶接トーチや自
動溶接機本体等に加わり、それらが損傷されるこ
とがある。従来、このような損傷を防止するた
め、第3図に示すように、所定以上の応力が加わ
つたときに破断する応力弱部1を中央部に有して
なるブラケツト2の一端を溶接機本体の駆動アー
ム3に取り付け、他端に溶接トーチ4を取り付け
ものが知られている。このようにすることによつ
て、溶接トーチ4が被溶接物5または図示してい
ない溶接用の治具などに衝突して、溶接トーチ4
に過大な応力が加わつたとき、応力弱部1が破断
して、その衝突などにより溶接トーチ4または駆
動アーム3が損傷するのを防止している。
て衝突した場合、過大な衝撃力が溶接トーチや自
動溶接機本体等に加わり、それらが損傷されるこ
とがある。従来、このような損傷を防止するた
め、第3図に示すように、所定以上の応力が加わ
つたときに破断する応力弱部1を中央部に有して
なるブラケツト2の一端を溶接機本体の駆動アー
ム3に取り付け、他端に溶接トーチ4を取り付け
ものが知られている。このようにすることによつ
て、溶接トーチ4が被溶接物5または図示してい
ない溶接用の治具などに衝突して、溶接トーチ4
に過大な応力が加わつたとき、応力弱部1が破断
して、その衝突などにより溶接トーチ4または駆
動アーム3が損傷するのを防止している。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが、溶接作業中に応力弱部1が破断した
場合、電線6を介して溶接トーチ4に溶接電流が
供給され続けるため、被溶接物5または治具と溶
接トーチ4とが溶着されてしまうという問題があ
る。なお、第3図において符号7はブラケツト2
と溶接するトーチ4との間を絶縁する絶縁部材で
ある。
場合、電線6を介して溶接トーチ4に溶接電流が
供給され続けるため、被溶接物5または治具と溶
接トーチ4とが溶着されてしまうという問題があ
る。なお、第3図において符号7はブラケツト2
と溶接するトーチ4との間を絶縁する絶縁部材で
ある。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、上記問題点を解決するため、換言す
れば、ブラケツトの応力弱部の破断を検知して溶
接電流を遮断可能とすることができる自動アーク
溶接機の保護装置を提供することを目的としてな
されたものであり、所定以上の応力が加わつたと
きに破断する応力弱部を中央部に有するブラケツ
トの一端を、溶接機本体の駆動アームに取り付
け、他端に溶接トーチを取り付け、前記ブラケツ
トを導電材を用いて形成してその応力弱部を電気
回路の導電路の一部とし、応力弱部が破断したと
き、溶接電流を遮断可能としたことを特徴とする
ものである。
れば、ブラケツトの応力弱部の破断を検知して溶
接電流を遮断可能とすることができる自動アーク
溶接機の保護装置を提供することを目的としてな
されたものであり、所定以上の応力が加わつたと
きに破断する応力弱部を中央部に有するブラケツ
トの一端を、溶接機本体の駆動アームに取り付
け、他端に溶接トーチを取り付け、前記ブラケツ
トを導電材を用いて形成してその応力弱部を電気
回路の導電路の一部とし、応力弱部が破断したと
き、溶接電流を遮断可能としたことを特徴とする
ものである。
さらに具体的には、前記応力弱部を溶接回路の
主回路またはブラケツト破断検出リレーの励磁回
路に直列に挿入したことを特徴とするものであ
る。
主回路またはブラケツト破断検出リレーの励磁回
路に直列に挿入したことを特徴とするものであ
る。
[作用]
このように構成することによつて溶接トーチに
過大な応力が加わつてブラケツトが破断したと
き、溶接電流が遮断されることから、溶接トーチ
と被溶接物または治具などとの溶着を防止するこ
とができる。
過大な応力が加わつてブラケツトが破断したと
き、溶接電流が遮断されることから、溶接トーチ
と被溶接物または治具などとの溶着を防止するこ
とができる。
[実施例]
以下、本考案を実施例に基づいて説明する。
第1図に本考案の一実施例を示す。なお、同図
において第3図図示従来例と同一の部品には同一
の符号を付して説明を省略する。
において第3図図示従来例と同一の部品には同一
の符号を付して説明を省略する。
第1図に示すように、ブラケツト10は第3図
従来例と同一形状に形成されており、その材質は
電気導伝性を有する導電材(例えばアルミニウ
ム)で形成されている。このブラケツト10の一
端は、板状の絶縁部材12aと筒状の絶縁ブツシ
ユ12bとを介して、自動アーク溶接機本体の駆
動アーム3にボルト13により取り付けられてい
る。またブラケツト10の他端には溶接トーチ4
が電気的に導通させてボルト14により取り付け
られている。ブラケツト10の駆動アーム3側の
端部には、溶接電流を供給する電線6が接続され
ており、この電線6はスイツチ15を介して溶接
電源16のプラス端に接続されている。溶接電源
16のマイナス端は被溶接物5に電気的に接続さ
れている。したがつて、溶接電流は溶接電源16
からスイツチ15、電線6、中央部に応力弱部1
1を有するブラケツト10、溶接トーチ4、を介
してアークワイヤ17に供給され、アークワイヤ
17と被溶接物5との間に電気アークを生ぜしめ
て溶接を行うようになつている。
従来例と同一形状に形成されており、その材質は
電気導伝性を有する導電材(例えばアルミニウ
ム)で形成されている。このブラケツト10の一
端は、板状の絶縁部材12aと筒状の絶縁ブツシ
ユ12bとを介して、自動アーク溶接機本体の駆
動アーム3にボルト13により取り付けられてい
る。またブラケツト10の他端には溶接トーチ4
が電気的に導通させてボルト14により取り付け
られている。ブラケツト10の駆動アーム3側の
端部には、溶接電流を供給する電線6が接続され
ており、この電線6はスイツチ15を介して溶接
電源16のプラス端に接続されている。溶接電源
16のマイナス端は被溶接物5に電気的に接続さ
れている。したがつて、溶接電流は溶接電源16
からスイツチ15、電線6、中央部に応力弱部1
1を有するブラケツト10、溶接トーチ4、を介
してアークワイヤ17に供給され、アークワイヤ
17と被溶接物5との間に電気アークを生ぜしめ
て溶接を行うようになつている。
このように構成される実施例の動作について、
次に説明する。スイツチ15を閉じてアーク溶接
作業を行つているときに、何らかの原因で溶接ト
ーチ4が被溶接物5または図示していない溶接用
の治具などに当接して、溶接トーチ4に過大な応
力が加わると、ブラケツト10の応力弱部11が
折れて破断し、駆動アーム3または溶接トーチ4
の損傷を防止する。このとき、応力弱部11が破
断されることから、溶接トーチ4に溶接電流を供
給する主回路が開路されて溶接電源16から溶接
電流がアークワイヤ17に供給されなくなるの
で、アークは消滅し、これによつて溶接トーチ4
と被溶接物5または治具等との溶着は生じない。
次に説明する。スイツチ15を閉じてアーク溶接
作業を行つているときに、何らかの原因で溶接ト
ーチ4が被溶接物5または図示していない溶接用
の治具などに当接して、溶接トーチ4に過大な応
力が加わると、ブラケツト10の応力弱部11が
折れて破断し、駆動アーム3または溶接トーチ4
の損傷を防止する。このとき、応力弱部11が破
断されることから、溶接トーチ4に溶接電流を供
給する主回路が開路されて溶接電源16から溶接
電流がアークワイヤ17に供給されなくなるの
で、アークは消滅し、これによつて溶接トーチ4
と被溶接物5または治具等との溶着は生じない。
なお、一般に、自動アーク溶接機にはスイツチ
15が閉じている状態でアークワイヤ17と被溶
接物5との間がアークが発生していないと、警報
を発して装置を停止させる機能が設けられてい
る。したがつて、この機能によりブラケツト10
の破断を検出することができる。
15が閉じている状態でアークワイヤ17と被溶
接物5との間がアークが発生していないと、警報
を発して装置を停止させる機能が設けられてい
る。したがつて、この機能によりブラケツト10
の破断を検出することができる。
また、上記第1図実施例においては、ブラケツ
ト10を溶接電流の主回路に直接挿入し、ブラケ
ツト10が破断されることによつて溶接電流を直
接遮断する構成のものについて説明したが、これ
に代えて第2図に示すように、ブラケツト10を
ブラケツト10の破断検出回路に組み込み、この
検出回路が動作したときに、溶接電流の供給を遮
断するようにすることができる。すなわち、第2
図に示すように、ブラケツト10の応力弱部11
を挟んだ上端および下端をそれぞれ絶縁部材12
a,12b、および18a,18bを介して駆動
アーム3と溶接トーチ4とを取り付け、このブラ
ケツト10の上端および下端にそれぞれ電線1
9,20を接続し、このブラケツト10を介して
破断検出リレーCRX21を励磁するように接続
してなるブラケツト破断検出回路を設け、溶接電
流の供給する電線6は第3図図示従来例と同様
に、溶接トーチ4に直接接続するようにしたもの
である。
ト10を溶接電流の主回路に直接挿入し、ブラケ
ツト10が破断されることによつて溶接電流を直
接遮断する構成のものについて説明したが、これ
に代えて第2図に示すように、ブラケツト10を
ブラケツト10の破断検出回路に組み込み、この
検出回路が動作したときに、溶接電流の供給を遮
断するようにすることができる。すなわち、第2
図に示すように、ブラケツト10の応力弱部11
を挟んだ上端および下端をそれぞれ絶縁部材12
a,12b、および18a,18bを介して駆動
アーム3と溶接トーチ4とを取り付け、このブラ
ケツト10の上端および下端にそれぞれ電線1
9,20を接続し、このブラケツト10を介して
破断検出リレーCRX21を励磁するように接続
してなるブラケツト破断検出回路を設け、溶接電
流の供給する電線6は第3図図示従来例と同様
に、溶接トーチ4に直接接続するようにしたもの
である。
このように構成される第2図の実施例によれ
ば、溶接トーチ4に過大な応力が加わり、ブラケ
ツト10の応力弱部11が破断すると、破断検出
リレー21の励磁回路が開路され、リレー21が
消勢されることになり、そのリレー接点(図示し
ていない)の開閉を検知することによりブラケツ
ト10の破断折損を検出することができる。そし
て、必要に応じて破断検出リレーCRX21のリ
レー接点により溶接電流の主回路を遮断すること
により、溶接トーチ4と被溶接物5との溶着を防
止することができる。
ば、溶接トーチ4に過大な応力が加わり、ブラケ
ツト10の応力弱部11が破断すると、破断検出
リレー21の励磁回路が開路され、リレー21が
消勢されることになり、そのリレー接点(図示し
ていない)の開閉を検知することによりブラケツ
ト10の破断折損を検出することができる。そし
て、必要に応じて破断検出リレーCRX21のリ
レー接点により溶接電流の主回路を遮断すること
により、溶接トーチ4と被溶接物5との溶着を防
止することができる。
なお、本第2図実施例によれば、溶接作業中以
外におこるブラケツト10の破断も検出すること
ができる。
外におこるブラケツト10の破断も検出すること
ができる。
また、本考案は以上の説明から明らかな如く、
アーク溶接ロボツトや専用機の如き自動アーク溶
接機に全て適用することが可能であることはいう
までもない。
アーク溶接ロボツトや専用機の如き自動アーク溶
接機に全て適用することが可能であることはいう
までもない。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案によれば、ブラケ
ツトの応力弱部を電気回路の一部とし、その応力
弱部が破断したときに溶接電流を遮断可能として
いることから、溶接作業中等にブラケツト10が
破断しても、溶接トーチと被溶接物または治具な
どとの溶着を防止することができるという効果が
ある。
ツトの応力弱部を電気回路の一部とし、その応力
弱部が破断したときに溶接電流を遮断可能として
いることから、溶接作業中等にブラケツト10が
破断しても、溶接トーチと被溶接物または治具な
どとの溶着を防止することができるという効果が
ある。
第1図は本考案の一実施例の要部構成図、第2
図は本考案の他の実施例の要部構成図、第3図は
従来例の要部構成図である。 3……駆動アーム、4……溶接トーチ、5……
被溶接物、6……電線、10……ブラケツト、1
1……応力弱部、12a,12b,18a,18
b……絶縁部材、21……破断検出リレー。
図は本考案の他の実施例の要部構成図、第3図は
従来例の要部構成図である。 3……駆動アーム、4……溶接トーチ、5……
被溶接物、6……電線、10……ブラケツト、1
1……応力弱部、12a,12b,18a,18
b……絶縁部材、21……破断検出リレー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所定以上の応力がかかつたときに破断する応
力弱部を中央部に有してなるブラケツトの一端
を溶接機本体の駆動アームに取り付け、他端に
溶接トーチを取り付けてなる自動アーク溶接機
の保護装置において、前記ブラケツトを導電材
により形成して前記応力弱部を電気回路の導電
路の一部とし、その応力弱部が破断したときに
溶接電流を遮断可能としたことを特徴とする自
動アーク溶接機の保護装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の考案に
おいて、前記応力弱部を溶接電流の主回路に挿
入したことを特徴とする自動アーク溶接機の保
護装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の考案に
おいて、前記応力弱部を破断検出リレーの励磁
回路に挿入したことを特徴とする自動アーク溶
接機の保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985005692U JPS6344231Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985005692U JPS6344231Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122069U JPS61122069U (ja) | 1986-08-01 |
JPS6344231Y2 true JPS6344231Y2 (ja) | 1988-11-17 |
Family
ID=30482430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985005692U Expired JPS6344231Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6344231Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058066Y2 (ja) * | 1984-11-14 | 1993-03-01 |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP1985005692U patent/JPS6344231Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61122069U (ja) | 1986-08-01 |
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