JPH037085Y2 - - Google Patents

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JPH037085Y2
JPH037085Y2 JP1151986U JP1151986U JPH037085Y2 JP H037085 Y2 JPH037085 Y2 JP H037085Y2 JP 1151986 U JP1151986 U JP 1151986U JP 1151986 U JP1151986 U JP 1151986U JP H037085 Y2 JPH037085 Y2 JP H037085Y2
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torch
detection
nozzle
stopper
terminal piece
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、トーチ本体の先端部にアーク発生用
の給電片と、給電片を覆うノズルとを着脱自在に
支持する加工用アークトーチに関する。
<従来の技術> 一般に、加工用アークトーチ(以下、アークト
ーチと称す)としては、例えば、第4図Aに示さ
れるごとくのプラズマアークトーチや第4図Bに
示されるごとくの消耗性電極式のアークトーチ等
が切断あるいは溶接などの適宜の加工用として汎
用されている。これらのアークトーチにおいて
は、給電片2にアーク発生用の電力が通電される
が、ノズル3を取外した状態では給電片2が外部
に露出するため、この状態で通電された給電片2
に誤まつて作業者が接触すれば感電により人身事
故を生起する。このため、アークトーチの補修を
行なう場合には、検知機構9′によりノズル3が
トーチ本体1より取外されたことを検知し、この
検知信号により給電片2への通電を遮断するよう
に制御して、作業の安全性に留意している。
従来、この種のアークトーチは、第4図A乃至
Cに示されるごとく、適宜に電気的に絶縁された
トーチ本体1の先端部に、リード線4の固着され
たターミナル片5と、トーチの長軸方向、即ちY
方向に移動自在な検出ピン6と、検出ピン6およ
びターミナル片5の間に配設された圧縮バネ7と
からなる検知機構9′をノズル3の当接位置に少
なくとも2組配設して、トーチ本体1に対するノ
ズル3の着脱状態を検知していた。即ち、トーチ
本体1にノズル3を装着した場合、圧縮バネ7の
バネ力に抗してノズル3が検出ピン6をY2方向
に移動させる。なお、ノズル3は、検出ピン6に
当接する円周部分が少なくとも良導電性部材によ
り形成されているため、このノズル3の良導電性
部材を介してターミナル片5、圧縮バネ7および
検出ピン6が導通して、例えば2組の検知機構
9′,9′が電気的に導通する。この導通状態で、
加工が行なわれるよう電気的に制御する。
一方、トーチ本体1からノズル3を取外した場
合、圧縮バネ7により付勢された検出ピン6は
Y1方向に移動され、“O”リングよりなるストツ
パ8′に当接して位置決めされる。この場合、
個々の検知機構9′,9′は電気的に遮断されるこ
とにより、検知信号が出力する。この検知信号に
より、加工不能の状態に制御されて、給電片2へ
の給電が遮断される。
<本考案が解決しようとする問題点> ところで、上記従来のアークトーチにおいて
は、ノズルの着脱作業が頻繁に行なわれることと
相俟つて、加工時の発熱が、“O”リングに伝達
されることにより、“O”リングが摩耗して劣化
する。
アークトーチ、特に“O”リングが新しいとき
には問題はないが、繰返し加工により、序々に摩
耗して劣化する“O”リングが破損したときに問
題が生起する。
“O”リングが破損した状態で、トーチ本体よ
りノズルを取外すと、圧縮バネにより付勢された
検出ピンがアークトーチより離脱するが、この
後、ノズルをトーチ本体に装着したとしても検出
ピンが存在しないため、当然、加工が行なわれな
くなる。
この原因を究明するために、加工装置各部、特
に制御器具や制御線の断線部などの不良個所のチ
エツクに時間を費すことが多々あり、加工作業を
有効に行なえないという欠点があつた。
<問題点を解決するための手段> 本考案に係る加工用アークトーチは、トーチ先
端側に開口する有底状でかつ開口側に半径方向の
ストツパを備えたターミナル片と、有底状側に配
設された圧縮バネと、圧縮バネにより有底状側か
らストツパ部側に付勢される検出ピンとからなる
検知機構を備えていることを特徴とする。
<本考案の作用> 有底状のターミナル片には開口側に半径方向の
ストツパが設けられていて、加工用トーチを長時
間に亘つて使用したとしてもストツパ機能が損わ
れることがない。このため、従来のごとく、スト
ツパ部材の破損による検知機構の部品を紛失する
こと、および部品紛失に伴ない加工作業を中断し
なければならないことは皆無となり、確実な検知
により加工作業を有効に行なうことができる。ま
た、ストツパを含む検知機構は一体的に構成され
るので、トーチ本体に対する複数組の検知機構の
組付作業が容易となる。
<実施例> 以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明
する。
第1図および第2図において、1はトーチ本
体、2はトーチ本体1の先端部に着脱自在に支持
されたアーク発生用の給電片、3はトーチ本体1
の先端部に着脱自在に支持されて、給電片2を覆
うノズル、4は検知用電流供給用のリード線、5
はリード線4の端部に固着されるターミナル片
で、トーチ先端方向、即ちY1方向に開口する有
底状に形成されている。6は、有底状のターミナ
ル片5内をY方向に移動自在な導電性の検出ピ
ン、7はターミナル片5と検出ピン6との間に配
設された圧縮バネ、8は有底状のターミナル片5
の開口側に配設された、半径方向に突出するスト
ツパで、図示の場合、ターミナル片5の所望部が
半径方向に絞られてストツパ8が形成されてい
る。勿論、ストツパ8としては、有底状のターミ
ナル片5の所望位置に半径方向に螺入するネ部材
あるいはターミナル片5の筒状内に半径方向に突
出してターミナル片5に固着された突出部材とし
たり、有底状のターミナル片5の開口側より小径
管あるいは棒材などの挿入部材を長軸方向に所望
量だけ挿入してこの挿入部材をターミナル片5に
固着させたりすることができる。
上記4乃至8により検知機構9が構成される
が、図示のごとく、この検知機構9は一体的に形
成され、かつ検知機構9は、トーチ本体1のノズ
ル当接位置に複数個、例えば2組配設されてい
る。
勿論、ノズル3は、検出ピン6に当接する円周
部分、即ち端面が少なくとも良導電性部材により
形成されている。11は、トーチ本体1の側部に
配設された、外方に開口する配線溝で、この配線
溝11内にターミナル片5とリード線4との固着
部が収納される。12は配線溝11を覆うカバー
である。
この配線溝11内にターミナル片5のY2方向
の端部を収納させた状態でターミナル片5とリー
ド線4との固着作業、即ちロー付、ネジ止メある
いはカシメ作業を行なう。このように、トーチ本
体1の側部に外方に開口する配線溝11が配設さ
れていれば、ターミナル片5とリード線4との固
着作業を迅速かつ確実に行なうことができる。な
お、この場合、適宜の接着剤を適量配線溝11内
に流し込んでトーチ本体1に対するターミナル片
5の固着を行なわせた方が好ましい。また、配線
溝11を覆うカバー12を取付けるために、トー
チ本体1のY1方向の端部まで切欠きを配設すれ
ば、第3図に示されるカバー12を用いることが
できる。
上記に拘わらず、外方に開口する配線溝11を
割愛して、従来のごとく、トーチ本体1にターミ
ナル片とリード線とを収納する長軸方向の孔とす
ることもできる。
上記アークトーチにおいて、ノズル3の装着時
と非装着時とを検知機構9,9により検知して、
加工可能の状態と加工不可の状態とに夫々制御す
ることは従来と同様である。
即ち、ノズル装着時には、ノズルの良導電性部
材を介して、ターミナル片5、圧縮バネ7および
検出ピン6が導通して、複数の、例えば2組の検
知機構9,9が電気的に導通する。
一方、ノズル3を取外した場合、圧縮バネ7に
より付勢された検出ピン6はY1方向に移動され、
ストツパ8に当接して位置決めされる。この場
合、検知機構9,9は電気的に遮断され、加工不
可の状態に制御される。
このように固定のストツパ8が設けられている
ので、加工用トーチを長時間に亘つて使用したと
してもストツパ機能が損われることがなく、ノズ
ル取外し時には検出ピンが確実に所定位置に位置
決めされつつ所望の状態を検知する。このように
ノズルの着脱状態を確実に検知することにより、
加工作業を有効に行なうことができる。また、ス
トツパを含む検知機構は一体的に構成されるの
で、トーチ本体に対する複数組の検知機構の組付
作業が容易となる。
なお、検知機構9において、ターミナル片5、
圧縮バネ7および検出ピン6により電気的に導通
すると説明したが、検出ピン6が有底状のターミ
ナル片5内の筒部を摺動自在に構成されていて、
ターミナル片5の筒部を介して検出ピンに電気的
に導通させることも可能である。
<考案の効果> 以上の説明で明らかなように、本考案に案る加
工用アークトーチは、トーチ先端側に開口する有
底状でかつ開口側に半径方向のストツパを備えた
ターミナル片と、有底状側に配設された圧縮バネ
と、圧縮バネにより有底状側からストツパ部側に
付勢される検出ピンとからなる検知機構を備えて
いるため、加工用アークトーチを長時間に亘つて
使用したとしてもストツパ機能が損われることが
なく、ノズル取外し時には検出ピンが固定のスト
ツパにより確実に所定位置に位置決めされつつ所
望の状態を検知する。このようにノズルの着脱丈
態を確実に検知することにより、加工作業を有効
に行なうことができる。またストツパを含む検知
機構は一体的に構成されるので、トーチ本体に対
する複数組の検知機構の組付作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す図であつ
て、左半分は一部断面正面図で、右半分はノズル
を取外した状態を示す正面図、第2図は、第1図
の−線断面図、第3図は第1図に示される一
部品(=カバー)の変形例を示す斜視図、第4図
Aおよび第4図Bは従来例を示す図であつて、
夫々第1図に相当する図、第4図Cは第4図Aお
よびBの要部拡大図である。 1……トーチ本体、2……アーク発生用の給電
片、3……ノズル、5……ターミナル片、6……
検出ピン、7……圧縮バネ、8……ストツパ、9
……検知機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トーチ本体の先端部にアーク発生用の給電片
    と、該給電片を覆うノズルとを着脱自在に支持す
    ると共に、リード線の固着されたターミナル片
    と、トーチの長軸方向に移動自在な検出ピンと、
    該検出ピンおよびターミナル片の間に配設された
    圧縮バネと、検出ピンの突出代を規制するストツ
    パとからなる検知機構をノズル当接位置に少なく
    とも2組配設して、ノズルの非装着時には検出ピ
    ンがストツパ側に付勢されつつ検知信号を出力す
    る加工用アークトーチにおいて、前記検知機構
    は、トーチ先端側に開口する有底状でかつ開口側
    に半径方向のストツパ部を備えたターミナル片
    と、有底状側に配設された圧縮バネと、圧縮バネ
    により有底状側からストツパ部側に付勢される検
    出ピンとからなる加工用アークトーチ。
JP1151986U 1986-01-29 1986-01-29 Expired JPH037085Y2 (ja)

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JPS62123369U JPS62123369U (ja) 1987-08-05
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