JP2711097B2 - プラズマトーチ - Google Patents

プラズマトーチ

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JP2711097B2
JP2711097B2 JP62212820A JP21282087A JP2711097B2 JP 2711097 B2 JP2711097 B2 JP 2711097B2 JP 62212820 A JP62212820 A JP 62212820A JP 21282087 A JP21282087 A JP 21282087A JP 2711097 B2 JP2711097 B2 JP 2711097B2
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JP
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nozzle
electrode
insulating cap
screwed
safety switch
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正 麻生
実 島田
茂 小杉
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日立精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶接あるいは切断作業に用いるプラズマト
ーチに関する。 〔従来の技術〕 プラズマトーチは用途に応じて種々の形状のものがあ
る。第3図は空気を作動ガスとして使用する、いわゆる
切断作業用のプラズマトーチを示すものである。同図に
おいて、1は導電材料で作られた内筒で、内部に空気を
通すための穴2を持つている。3は内筒1の端部に螺合
する電極。4は絶縁材料で作られたジャケット。5は外
筒。6は絶縁材料で作られたボデイで、内筒1、ジヤケ
ツト4、外筒5と一体にモールドされている。7は外筒
5に螺合するノズル。8,9はボデイ6に設けられた信号
線で、一端はボデイ6の外部に露出しており、他端は制
御線10により図示しない制御部に接続される。11はボデ
イ6に螺合するシールドカツプで、内筒1とは絶縁され
ている。12はシールドカツプ11の端部に固定された環状
の導電板で、信号線8と信号線9との3者で安全スイツ
チ13を構成している。14はボデイ6の外側に固定された
操作スイツチ。また、15は内筒1とジヤケツト4に同軸
に設けられた穴で、穴2と空気溜16とを連結する。17は
外筒5に設けられた穴。18はジヤケツト4に設けられた
穴。19は電極3とノズル7とに囲まれる空間。20はノズ
ル7の先端に設けられた穴。21はワークである。以下、
動作について説明する。 切断作業をする時には、まず、ノズル7をワーク21に
接触させ、操作スイツチ14を閉じる。すると、ワーク21
と電極3との間には図示しない電源により電圧が印加さ
れ、アークが発生する。一方、穴2から送り出される空
気は穴15を通り空気溜16で2方向に分れる。すなわち、
一部の空気はアークを維持するため、穴17から空間19に
入り、アークの外周を旋回流となつて流れ、穴20から外
部に放出される。また、残りの空気は、穴18を通り、シ
ールドカツプ11内部で軸流となり、ワーク21の溶融部を
吹きとばす。ここで、電極3とワーク21との間に印加さ
れる電圧は、作業時すなわち負荷時において略DC100Vで
あり、アークスタート時すなわち無負荷時において略DC
200Vである。そこで、消耗部品である電極3を交換する
とき、万一操作スイツチ14が閉じると、電極3には高電
圧が印加されるので危険である。このため、電源および
操作スイツチ14の制御回路(以下、制御回路と呼ぶ)の
両者を開にして、感電を防止するようにしている。さら
に、作業者が電源および制御回路を開にしなかつた場合
に備え、操作スイツチ14とは別に安全スイツチ13を設け
てある。すなわち、消耗部品である電極3を交換するた
めには、まず、シールドカツプ11をボデイ6から外さな
ければならないが、シールドカツプ11をゆるめると、シ
ールドカツプ11と一体の導電板12も下方に移動し、導電
板12と信号線8,9とは離れる。そこで、信号線8と信号
線9との間は絶縁状態となり、安全スイツチ13は開とな
る。従つて、操作スイツチ14を閉じても、電極3に無負
荷電圧が印加されることはない。また、電極3を交換
後、ノズル7、シールドカツプ11をボデイ6に螺合する
場合、ノズル7をボデイ6に螺合させた後、シールドカ
ツプ11をボデイ6に螺合させるから組込が完了してはじ
めて安全スイツチ13が閉じることになり、感電を防止す
ることができる。 〔従来技術の問題点〕 しかしながら、たとえば、電極3を交換後、直ちにシ
ールドカツプ11をボデイ6に螺合し、ノズル7をボデイ
6に螺合しなかつたとする。この場合、安全スイツチ13
は閉じているから、操作スイツチ14を閉じると、電極3
には無負荷電圧が印加される。ここで、電極3はノズル
7により覆われておらず、しかも、シールドカツプ11の
外部に突出しているから電極3に作業者が接触しやす
く、万一接触すると感電してしまうという問題点があ
る。 本発明の目的は、ノズル7をボデイ6に螺合し忘れて
も、安全スイツチが動作するプラズマトーチを提供する
にある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するための手段を、本発明の一実施
例を示す第1図ないし第2図により説明する。 3はボデイ30に螺合する電極。31はボデイ30に螺合す
るノズル。34はノズル31に保持される絶縁キヤツプ。39
は安全スイツチで、絶縁キヤツプ34に載置された導電板
36と、ボデイ30に載置された信号環37,38とで構成され
る。 〔作用〕 以上の構成であるから、電極3、ノズル31および絶縁
キヤツプ34をボデイ30に載置するときの順序は下記
(1)ないし(3)の順序となる。 (1) 電極3をボデイ30に螺合する。 (2) ノズル31をボデイ30に螺合する。 (3) 絶縁キヤツプ34をノズル31に保持させる。な
お、絶縁キヤツプ34がノズル31に保持完了すると、安全
スイツチ39が閉じる。 すなわち、ノズル31をボデイ30に螺合しなければ、絶
縁キヤツプ34を載置することができず、また、安全スイ
ツチ39も閉じない。従つて、ノズル31をボデイ30に螺合
し忘れることがないから、安全である。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第2図により
説明する。なお、第3図と同じものは同一の符号を付し
てある。 40は外筒で、複数の細径の穴41と座ぐり部42を持つて
いる。30は絶縁材料で作られたボデイで、内筒1、ジヤ
ケツト4、外筒40、信号環37、38および信号環43と一体
にモールドされている。44は環状の加圧導電ゴムで、信
号環38と信号環43と合わせ、3者で操作スイツチ45を構
成する。なお、加圧導電ゴム44は無加圧状態では絶縁状
態(10MΩ以上)であり、加圧状態では導電状態(100Ω
以下)である。46は弾性のある防塵のためのカバー。47
は穴48を持つ剛性のあるケースで、ボデイ30に対して回
転自在であると共に、上下方向に位置決めされている。
31はボデイ30に螺合するノズル。32は切欠き33を持つノ
ズル30のフランジ。34は絶縁キヤツプで、内部に切欠き
33に嵌合する突起35を持つている。36は絶縁キヤツプ34
の端部に保持された導電板で、端部の抜け止め部49によ
り絶縁キヤツプ34内部の突起50に係合し、絶縁キヤツプ
34から脱落することを防止されている。なお、導電板36
と信号環37、38との3者で安全スイツチ39を構成する。
51はOリングで、導電板36を付勢すると共に、絶縁キヤ
ツプ34も付勢する。以下、動作についで説明する。 切断作業をする時には、まず、ノズル31をワーク21に
接触させる。つぎに、穴48部のカバー46を指先で加圧す
ると、カバー46は弾性変形し、加圧力が加圧導電ゴム44
に加わる。前記加圧力により加圧導電ゴム44は導電状態
になると共に、信号環38と信号環43の両者に接続する。
すなわち、操作スイツチ45が閉じる。すると、ワーク21
と電極3との間には図示しない電源により電圧が印加さ
れ、アークが発生する。一方、穴2から送り出される空
気は穴15を通り、空気溜16で2方向に分れる。すなわ
ち、一部の空気はアークを維持するため、穴17から空間
19に入り、アークの外周を旋回流となつて流れ、穴20か
ら外部に放出される。また、残りの空気は穴41を通り、
座ぐり部42を経て、切欠き33から外部に吹き出し、ワー
ク21の溶融部を吹きとばす。 電極3を交換する時には、まず、電源および操作スイ
ツチ45の制御回路の両者を開にする。つぎに、絶縁キヤ
ツプ34を回し、突起35を切欠き33に合わせ、ボデイ30の
下方に引外す。このとき、導電板36と信号環37,38とは
離れる。すなわち、安全スイツチ39は開となる。引続
き、ノズル31、電極3の順で、両者をボデイ30から取外
す。 また、電極3、ノズル31および絶縁キヤツプ34をボデ
イ30に載置するときの順序は下記(1)ないし(3)の
順序となる。 (1) 電極3をボデイ30に螺合する。 (2) ノズル31をボデイ30に螺合する。 (3) 絶縁キヤツプ34をノズル31に保持させる。すな
わち、突起35を切欠き33に合わせ、上方に押上げ、突起
35が切欠き33を通過したら、絶縁キヤツプ34を回す。絶
縁キヤツプ34はOリング51により付勢されているから、
突起35はフランジ32に押当てられ、回り止めされる。ま
た、絶縁キヤツプ34がノズル31に保持完了すると、安全
スイツチ39が閉じる。 なお、本実施例においては、安全スイツチ39および操
作スイツチ45を直列に接続し、制御装置に接続するよう
にしたが、両者を並列に制御装置に接続してもよい。ま
た、絶縁キヤツプ34をノズル31に保持させる手段とし
て、フランジ32、切欠き33および突起35によるワンタツ
チ式の取付構造としたが、ねじ結合としてもよい。さら
に、操作スイツチ45をボデイ30に対して任意に位置決め
できる構造にしたが、一般のリミツトスイツチを用いて
もよいことは言うまでもない。さらに、ワーク21の溶融
部を吹きとばすための空気を穴41により上下軸方向に流
すようにしたが、第3図における穴18と同様のものを設
け、絶縁キヤツプ34の内側に沿わせて流しても良いこと
は言うまでもない。 〔発明の効果〕 以上詳述したように、本発明によれば、ノズル31をボ
デイ30に螺合させない限り絶縁キヤツプ34を載置するこ
とができず、安全スイツチ39も閉じない。従つて、電極
3が露出した状態で無負荷電圧が印加されることはな
く、安全であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す正面断面図、第2図は
先端部の平面図、第3図は従来例の説明図である。 3……電極、6,30……ボデイ、7,31……ノズル、11……
シールドカツプ、13,39……安全スイツチ、21……ワー
ク、34……絶縁キヤツプ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.電極と、ノズルと、ボディと、安全スイッチと、絶
    縁キャップとを備え、絶縁キャップをボディに載置する
    ことにより安全スイッチが閉じるように構成し、電極と
    ノズルあるいはワークとの間にアークを発生させるプラ
    ズマトーチにおいて、前記絶縁キャップの保持部材を前
    記ノズルとし、前記ボディに螺合され前記ボディと一体
    になった前記ノズルに前記絶縁キャップを係合させるよ
    うに構成したことを特徴とするプラズマトーチ。 2.絶縁キャップがシールドカップであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のプラズマトーチ。
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